横浜×土浦湖北【春季関東大会】 ~横浜が7回コールド発進、万波は投げては145㌔をマーク~
5/20 春季関東大会1回戦
横浜×土浦湖北 @ひたちなか市民球場
春の関東大会が茨城で開幕。開会式が行われた水戸市民球場→ひたちなか市民球場に移動した横浜(神奈川2位)と土浦湖北(茨城3位)の試合です。
試合スコア
※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください

横浜は1回表にいきなり長南の先頭打者ホームランで先制。2・3回はノーヒットに抑えられるも、4回表に増田・万波でチャンスを作ると市村が2点タイムリー、さらに遠藤にもタイムリーが飛び出してこの回3点をあげる。
6回表にも市村の右中間へのタイムリー3ベース、塩原のスクイズ、代打角田のタイムリーで3点を奪って、この回で湖北のエース矢萩をKO。7回にも代わった池田を増田・万波・内海の3連打でKOすると、塩原の2打席連続スクイズや、遠藤の内野安打の間にも追加点をあげて、この試合3回目の1イニング3点。
投げては塩原が毎回ランナーを出しながらも安定したピッチングで、7回途中まで無失点。最後は万波がMax145㌔のストレートでアウト2個をとって完封リレー。横浜が7回コールドで、初戦突破。秋に続き関東大会で浦和学院と対戦することが決まった。

3回まで1安打ピッチングであった湖北のエース矢萩であったが4回に捕まってしまった

2本のタイムリーで3打点の市村

3打数3安打1打点の遠藤
Topic
◆増田が公式戦では1年秋以来の三振
横浜の4番の増田はどちらかというと強打が目立つ打者であるが、実は1年秋の関東大会で常総学院の鈴木昭(現:法政大1年)に三振を喫して以来、なんと1年半もの間公式戦えは三振をしていないというスゴい記録であった。しかしこの日の第3打席、この日もまともに勝負してもらえない増田に対してはカウントは3B0S。そこからストライク→ファールでフルカウントになると、最後はアウトコースのややボール気味の球にバットが空を切ってしまった。
それでも次の第4打席では三遊間を破るヒットを放った。これで実は公式戦では20試合連続ヒットらしい。そちらも波の大きな高校生としてはスゴすぎる記録。そのうちの1つのスゴい記録は終わってしまったが、横浜の4番のもつもう1つのスゴい記録は継続中だ。

公式戦では1年秋以来の三振を喫してしまった増田
◆安定感抜群の塩原
関東大会初戦の横浜の先発は背番号10の塩原。この春神奈川大会ではエース板川と交互に先発をしていた右腕は、この日もMax141㌔のストレートを中心とした安定したピッチング。6回まで毎回ランナーを出すも、安定したピッチングで見ていてランナーが還る気がしなかった。
打撃面でも6回と7回に2度もスクイズを決めるなどしっかりと貢献。咋秋の不安定さが嘘のようなピッチングに、こういう投手が2あ番手としているとチームとして非常に心強いと思わせる内容であった。

7回途中まで無失点の好投をみせた塩原
◆ピッチャー万波は145㌔
今日は塩原が完投かと思われた抑えればコールド勝ちという7回、塩原が先頭打者を三振に仕留めたところで、ライトを守っていた万波がマウンドに上がった。打者として注目されている万波だが、中学時代は138㌔をマークするなど投手としても活躍していて、咋秋に投手が課題であったときから投手も一部兼任していた。
マウンドに上がった万浪は、まるで野手がバッティングピッチャー始めたみたな感じで軽く投げているように見えたが、球速は145㌔をマーク(自己最速更新らしい)。またフォームもまだ固まっていそうではなかったが、189㎝の長い腕をいかしたスリークウォーター気味のフォームでこれも打ちづらそうであった。
スラッガーとしてのほうが名高い万波であるが、今日の内容を見る限り、まだまだ伸びしろがありそうであり、本格的に投手に専念すれば投手としても十分プロ入りを狙えるような存在だと感じた。

ピッチャーとしても145㌔をマークした万波
Pickup Player
長南有航 横浜2年 外野手
背番号18に奮起し、先頭打者ホームラン
咋春とともに1年生外野手としてデビューを飾った長南は、デビュー戦に1番で起用されるといきなりホームランを放つなど万波以上の活躍をみせいた。1年秋からは新チームでは中心として期待されていたが、打撃の調子が上がらずに打順は最終的には9番。この春も長南の調子は上がらずに、関東大会では1年生の小泉が背番号7、長南に与えられた背番号は18であった。
それでもこの初戦で1番打者として起用されると、プレイボール直後の打席で、長南の放った打球はライト後方へ上がる。ライトフライかと思われた打球は最後に伸びて、そのままライトフェンスを越える先頭打者ホームランとなり、チームに貴重な先制点をもたらした。ここまで期待されながらも長南自身とともに苦労してきたのだろうか、ベンチに戻ると長南本人以上に、平田監督が大喜びで長南を抱きしめていた。
長南は結局この試合3打数2安打で、点差がついたこともあり、他の選手に経験を積ませるためにお役御免。であるが、1番打者としてチームに勢いをつける見事な仕事をやってのけた。
ちなみにここまでずっと外野であった長南だが、この日はシートノックではレフトだけでなくショートも守っていた。体調不良なのかメンバー登録されている山崎がベンチ外で、この日は内野手が不足気味だったこともあるかもしれれなが、ひょっとしたら横浜に大型ショートが誕生する可能性もあるかもしれない。

先頭打者ホームランをはなった長南
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横浜×土浦湖北 @ひたちなか市民球場
春の関東大会が茨城で開幕。開会式が行われた水戸市民球場→ひたちなか市民球場に移動した横浜(神奈川2位)と土浦湖北(茨城3位)の試合です。
試合スコア
※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください

横浜は1回表にいきなり長南の先頭打者ホームランで先制。2・3回はノーヒットに抑えられるも、4回表に増田・万波でチャンスを作ると市村が2点タイムリー、さらに遠藤にもタイムリーが飛び出してこの回3点をあげる。
6回表にも市村の右中間へのタイムリー3ベース、塩原のスクイズ、代打角田のタイムリーで3点を奪って、この回で湖北のエース矢萩をKO。7回にも代わった池田を増田・万波・内海の3連打でKOすると、塩原の2打席連続スクイズや、遠藤の内野安打の間にも追加点をあげて、この試合3回目の1イニング3点。
投げては塩原が毎回ランナーを出しながらも安定したピッチングで、7回途中まで無失点。最後は万波がMax145㌔のストレートでアウト2個をとって完封リレー。横浜が7回コールドで、初戦突破。秋に続き関東大会で浦和学院と対戦することが決まった。

3回まで1安打ピッチングであった湖北のエース矢萩であったが4回に捕まってしまった

2本のタイムリーで3打点の市村

3打数3安打1打点の遠藤
Topic
◆増田が公式戦では1年秋以来の三振
横浜の4番の増田はどちらかというと強打が目立つ打者であるが、実は1年秋の関東大会で常総学院の鈴木昭(現:法政大1年)に三振を喫して以来、なんと1年半もの間公式戦えは三振をしていないというスゴい記録であった。しかしこの日の第3打席、この日もまともに勝負してもらえない増田に対してはカウントは3B0S。そこからストライク→ファールでフルカウントになると、最後はアウトコースのややボール気味の球にバットが空を切ってしまった。
それでも次の第4打席では三遊間を破るヒットを放った。これで実は公式戦では20試合連続ヒットらしい。そちらも波の大きな高校生としてはスゴすぎる記録。そのうちの1つのスゴい記録は終わってしまったが、横浜の4番のもつもう1つのスゴい記録は継続中だ。

公式戦では1年秋以来の三振を喫してしまった増田
◆安定感抜群の塩原
関東大会初戦の横浜の先発は背番号10の塩原。この春神奈川大会ではエース板川と交互に先発をしていた右腕は、この日もMax141㌔のストレートを中心とした安定したピッチング。6回まで毎回ランナーを出すも、安定したピッチングで見ていてランナーが還る気がしなかった。
打撃面でも6回と7回に2度もスクイズを決めるなどしっかりと貢献。咋秋の不安定さが嘘のようなピッチングに、こういう投手が2あ番手としているとチームとして非常に心強いと思わせる内容であった。

7回途中まで無失点の好投をみせた塩原
◆ピッチャー万波は145㌔
今日は塩原が完投かと思われた抑えればコールド勝ちという7回、塩原が先頭打者を三振に仕留めたところで、ライトを守っていた万波がマウンドに上がった。打者として注目されている万波だが、中学時代は138㌔をマークするなど投手としても活躍していて、咋秋に投手が課題であったときから投手も一部兼任していた。
マウンドに上がった万浪は、まるで野手がバッティングピッチャー始めたみたな感じで軽く投げているように見えたが、球速は145㌔をマーク(自己最速更新らしい)。またフォームもまだ固まっていそうではなかったが、189㎝の長い腕をいかしたスリークウォーター気味のフォームでこれも打ちづらそうであった。
スラッガーとしてのほうが名高い万波であるが、今日の内容を見る限り、まだまだ伸びしろがありそうであり、本格的に投手に専念すれば投手としても十分プロ入りを狙えるような存在だと感じた。

ピッチャーとしても145㌔をマークした万波
Pickup Player
長南有航 横浜2年 外野手
背番号18に奮起し、先頭打者ホームラン
咋春とともに1年生外野手としてデビューを飾った長南は、デビュー戦に1番で起用されるといきなりホームランを放つなど万波以上の活躍をみせいた。1年秋からは新チームでは中心として期待されていたが、打撃の調子が上がらずに打順は最終的には9番。この春も長南の調子は上がらずに、関東大会では1年生の小泉が背番号7、長南に与えられた背番号は18であった。
それでもこの初戦で1番打者として起用されると、プレイボール直後の打席で、長南の放った打球はライト後方へ上がる。ライトフライかと思われた打球は最後に伸びて、そのままライトフェンスを越える先頭打者ホームランとなり、チームに貴重な先制点をもたらした。ここまで期待されながらも長南自身とともに苦労してきたのだろうか、ベンチに戻ると長南本人以上に、平田監督が大喜びで長南を抱きしめていた。
長南は結局この試合3打数2安打で、点差がついたこともあり、他の選手に経験を積ませるためにお役御免。であるが、1番打者としてチームに勢いをつける見事な仕事をやってのけた。
ちなみにここまでずっと外野であった長南だが、この日はシートノックではレフトだけでなくショートも守っていた。体調不良なのかメンバー登録されている山崎がベンチ外で、この日は内野手が不足気味だったこともあるかもしれれなが、ひょっとしたら横浜に大型ショートが誕生する可能性もあるかもしれない。

先頭打者ホームランをはなった長南
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