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2023年の大学生ドラフト候補を勝手にランク付け(1月)

高校生に続いて、今年は豊作と言われている大学生のドラフト候補一覧です。
個人的に勝手にランク付けもしています。


Sランク:ドラフト1位筆頭
Aランク:ドラフト上位候補
Bランク:志望届出せば指名確実
Cランク:ドラフト境界線


~Sランク~
細野晴希(東洋大)投

~Aランク~
進藤勇也(上武大)捕
廣瀬隆太(慶応大)内
上田希由翔(明治大)内
西舘勇陽(中央大)投
常廣羽也斗(青山学院大)投
松本凌人(名城大)投
上田大河(大阪商業大)投

~Bランク~
滝田一希(星槎道都大)投
後藤凌寿(東北福祉大)投
大山凌(東日本国際大)投
冨士勇斗(平成国際大)投
池田陽佑(立教大)投
武内夏暉(国学院大)投
下村海翔(青山学院大)投
西舘昂汰(専修大)投
西村進之介(専修大)外
松浦佑星(日体大)内
有馬諒(関西大)捕
高太一(大阪商業大)投


~Cランク~
石澤大和(東農大北海道オホーツク)投
川和田悠太(仙台大)投
辻本倫太郎(仙台大)内
佐々木優征(東日本国際大)外
島村大樹(上武大)内
山田怜卓(白鴎大)投
福島圭音(白鴎大)外
宮崎一樹(山梨学院大)外
萩原義輝(流通経済大)捕
工藤康成(東京国際大)投
加藤孝太郎(早稲田大)投
熊田任洋(早稲田大)内
尾崎完太(法政大)投
今泉颯太(法政大)内
村田賢一(明治大)投
蒔田稔(明治大)投
石原勇希(明治大)投
草加勝(亜細亜大)投
天井一輝(亜細亜大)外
大栄陽斗(中央大)投
石井巧(中央大)内
中島大輔(青山学院大)外
友田佑卓(日本大)捕
大森廉也(駒澤大)外
石上泰輝(東洋大)内
関口航太(立正大)投
東海林航介(東海大)外
古謝樹(桐蔭横浜大)投
岩井俊介(名城大)投
磯貝和賢(中京大)投
赤塚健利(中京学院大)投
坂下翔馬(近畿大)内
藤本竜輝(立命館大)投
谷脇弘起(立命館大)投
桃谷惟吹(立命館大)外
真野涼風(同志社大)投
野中太陽(大阪商業大)投
伊藤岳斗(龍谷大)投
近藤遼一(天理大)内
田中大聖(太成学院大)投
坂元創(九州共立大)投
木村仁(九州共立大)投
村上裕一郎(九州共立大)外

20220622東洋大 細野
大学生ドラフト候補の中でもNo1との呼び声が高い細野(東洋大)

20220917青山学院大 常廣
上位候補の中でもポテンシャルの高さが光る常廣(青山学院大)

20220611上武大 進藤
大卒捕手としては15年ぶりのドラフト1位の期待がかかる進藤(上武大)


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2022年の大学野球のベストナインを選んでみる

社会人野球が年間のベストナインを発表したのをみて、何で大学野球はないのだろう?と思ったので…
個人的に勝手に選んでみました。

ピッチャー
青山美夏人 亜細亜大4年(横浜隼人)

亜細亜大のエースとして、春は6勝0敗、防御率1.40という成績を残し、最多勝・最優秀防御率・MVPとタイトルを総なめ。全日本大学野球選手権では近大戦で8回途中無失点、決勝でも上武大から1失点完投勝利をあげて、チームを春の日本一に導いた。ハーレムベースボールウィークでも大学日本代表のエースとして、オランダ戦ではあと1死でノーノーという快投をみせた。秋は本調子ではなかったものの防御率1.76の好投をみせ、ドラフト会議では西武から4位指名を受けた。
20221025亜細亜大 青山

キャッチャー
進藤勇也 上武大3年(筑陽学園)

全日本大学野球選手権ではチームを準優勝に導き、敢闘賞を受賞。大学日本代表でも3年生ながら正捕手を務めた。秋のリーグ戦では3年生ながら主将を務め、大所帯の上武大をまとめあげ、全勝でリーグ制覇。多彩な投手陣を好リードし、4番打者として15打点をあげる活躍で、春秋連続でベストナインを獲得。最終学年を迎える来年は、近年でも大学球界最高レベルの捕手として、さらなる注目が集まる。
20220611上武大 進藤

ファースト
廣瀬隆太 慶応大3年(慶応)

やや粗々しさは残るものの身体能力は高く、長打力・打球速度は大学球界でもトップクラスの右のスラッガーは、春のリーグ戦では打率.277・4本塁打・12打点でベストナイン(二塁)を獲得し、ハーレムベースボールウィークの大学日本代表でも選出された。秋も打率は.254と下がったものの、3本塁打をマークしてベストナイン(一塁)を獲得。来年はあと10本に迫った東京六大学野球連盟のホームラン記録へのチャレンジにも期待。
20220514慶応大 廣瀬

セカンド
山田健太 立教大4年(大阪桐蔭)

大学球界屈指の内野手として注目された今年は、春のリーグ戦では.310の高打率をマーク。大学日本代表の主将も務め、ハーレムベースボールではファーストのレギュラーとして主に上位打線を担った。秋のリーグ戦は打率こそ停滞したものの、2ホーマーをマークするなど、1年春から立教大の中軸として活躍し、現役トップの東京六大学通算85安打をマーク。ただ上位指名が期待されたドラフト会議ではまさかの指名漏れで、来年からは日本生命に入社し、2年後のプロ入りを目指す。
20220514立教大 山田

サード
上田希由翔 明治大3年(愛産大三河)

明治大の4番打者として、春は打率.368で15打点でベストナイン(一塁)、秋は打率.298で10打点でベストナイン(三塁)という1年を通して安定した打撃をみせ、春秋とリーグ制覇に貢献。大学日本代表でも4番を務めることもあり、秋は神宮大会を制して日本一にも輝いた。来年はチームの主将にも就任し、世代を代表する左の強打者として、プロからも注目される。
20221120明治大 上田

ショート
宗山塁 明治大2年(広陵)

メジャーリーガーのようなショート守備も魅力の、明大のヒットメーカーは春のリーグ戦では打率.429・3本塁打・13打点の活躍をみせ首位打者を獲得。2年生ながらハーレムベースボールウィークの大学日本代表でも正ショートを務めた。秋のリーグ戦でも打率.354・4本塁打・15打点と萩尾さえいなければ三冠王も視野に入る活躍で、春に続いてのリーグ制覇、ベストナインを獲得。神宮大会でもホームランを放ち、秋の日本一に貢献した。
20221120明治大 宗山

外野
萩尾匡也 慶応大4年(文徳)
慶応大の4番を務めた右の強打者は、春のリーグ戦では打率.339・5ホーマー・17打点で2冠(本塁打王と打点王)と獲得し、ハーレムベースボールウィークの大学日本代表にも選出。秋には明大との首位攻防戦で9回に同点3ランを放つなど奮闘し、チームとしてはあと1歩のところで優勝を逃してしまったものの、個人としては打率.400・4ホーマー・17打点で春の成績を上回る三冠王を獲得。これだけの成績を残せば、ドラフト会議で巨人から2位指名を受けたも納得である。
20220514慶応大 萩尾

渡部聖弥 大阪商業大2年(広陵)
2年生ながら大商大が誇る関西六大学野球連盟屈指の強打者は、春のリーグ戦では打率.394をマークして首位打者を獲得。秋のリーグ戦では、連盟新記録となる5本塁打を放ち、打点13もマークし2冠王。打率も春を上回る.447をマーク(2位)したので、三冠王でないのが不思議という数字であった。春の全日本大学野球選手権では打率.333、4強に進出した秋も神宮大会でも打率.429をマークするなど全国大会でも活躍した。
20221031大商大 渡部

杉澤龍 東北福祉大4年(東北)
春には驚異の打率.550、4ホーマー、14打点という成績で仙台六大学野球連目の三冠王に輝き、チームを優勝に導いてMVPも獲得。大学日本代表にも選出され、ハーレムベースボールウィークでも主にセンターのレギュラーとして活躍した。秋のリーグ戦では打率こそ下がったものの、3ホーマー12打点という活躍をみせ、4季連続となるベストナインを受賞。ドラフト会議ではオリックスから4位指名をうけた。
20201031東北福祉大 杉澤


以上です。異論は認めます。


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青山学院大✕立教大【オープン戦】

12/3 オープン戦
青山学院大✕立教大 @立教大新座グランド

試合経過

神宮大会も終わり、各大学チームも新世代に突入して、一部オープン戦も始まっている。この日は立教大新座グランドに、青山学院大が来てのダブルヘッダーで、その1試合目のレポートをします。なお松山では大学日本代表候補合宿が行われており、青山学院大は常廣と中島、立教大は池田が不在になっています。

立教大の先発は、フレッシュリーグで決勝を含めて3試合中2試合に先発するなど売り出し中の1年生右腕の吉野。力のあるストレートに加えて、大きく曲がるスライダーでアクセントをつける投球で、次々に青学打線を打ち取っていく。仙台育英では4番打者で野手中心だったこともあり、どちらかというと球は速いが粗いイメージがあったが、立教大では投手に専念して成長しているようで、この試合ではコントロールもよく、与えた四死球は0。5回まで青学打線を2安打無失点と完璧に抑えて、池田に次ぐ先発2番手候補として大きくアピールした。
20221203立教大 吉野
立教大の先発吉野は5回2安打無失点と見事な投球

一方の青学の先発は、こちらも先発投手候補として期待のかかる2年生左腕の児玉で、キャッチャー佐藤英との日大三バッテリー。児玉はくストレートは130㌔台だが、スライダーやカーブに加えて、落ちの鋭いチェンジアップを武器に立教打線に立ち向かっていく。しかし4回裏、先頭の安藤の左中間への打球は、センター山本が追いついたかに見えたが、ボールはグラブからこぼれて2ベースヒット。5番齋藤が1球でバントを決めて1死3塁とチャンスを広げると、6番鈴木唯がライト線へタイムリー2ベースヒットを放ち立教大が先制する。ただ児玉は続くピンチを戸丸と柴田を打ち取って凌ぐと、こちらも5回1失点と先発としての役割をしっかりと果たした。
20221203青山学院大 児玉
青学大の児玉も5回1失点の好投

立教大が1-0とリードして折り返した後半は、それぞれピッチチャーが代わり、立教大は野口、青学大は松井とともにリーグ戦での登板実績も十分の実力者が登板。野口が6回のアウト3つを全て三振で奪う素晴らしい投球を見せたのに対して、松井は6回にいきなりピンチを招く投球。ここは何とか凌いだものの、立教大は7回裏に先頭の桑垣が右中間へ2ベースを放ち出塁。1番山形が送ると、2番菅谷の打球は高く跳ねたセカンドゴロはタイムリー内野安打となって立教大が2点目を入れた。
20221203立教大 菅谷
2点目となるタイムリーを放った菅谷

青学大はなおもランナーがいる場面で、4番の左打者安藤を迎えると、左ワンポイントのリリーフとして冨田を投入するなど、本番さながらの投手起用。冨田は安藤をセカンドゴロに打ち取ると、8回にはエース候補の下村が登板して、立教打線から3者三振を奪って、投手陣が流れを作って終盤の攻撃に繋げた。
20221203青山学院大 下村
8回に登板して3者三振に抑えた下村

ただ打線の方は、野口の投球の前に完全に沈黙してしまい、6回以降はノーヒット。野口は最後まで投げ切り、4イニングで出したランナーはエラーのみで、ノーヒットピッチング。両チームの投手陣の活躍が光り、オープン戦にも関わらず、2時間もかからなかったスピード試合は、立教大が2-0、吉野→野口の2安打完封リレーで青学大に勝利した。


20221203青山学院大✕立教大
※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください

立教大は投手陣の活躍が目立った一方で、この注目したいのは野手陣のレギュラー争いだ。前チームのレギュラーは4年生が多く、レギュラーで残ったのは新主将の西川晋のみという状況。西川晋のほかに確定といえるのは、キャッチャーの戸丸くらいであり、他のポジションに関してはレギュラー白紙に近い状態であろう。その中でもこの試合で活発であったのが外野陣で、4番に抜擢された安藤が先制点の起点となる2ベースを放つ。鈴木唯は先制タイムリーを含む2安打とこの試合の立教打線で1番当たっていたと言える活躍で、DHで出場した桑垣も四球に2点目の起点となる2ベースと活躍し、東邦・中京大中京と昨年まで愛知のライバルチームの4番を打っていた2人の外野手の活躍も目立った。
20221203立教大 鈴木唯
先制タイムリーを放つなどアピールに成功した鈴木唯

青学大も新チームは投手のチームだ。松井・下村という1年春から先発を担った両右腕が最終学年を迎え、抑えには来年のドラフト上位候補で、この試合は日本代表候補合宿で不在であった常廣が控える。それだけにこの試合では沈黙してしまった打線の奮起が、優勝への鍵となるだろう。この試合では、小田・松本という高校時代から注目されていた2人の強打打者を3番・4番で起用。そしてリーグ戦ではDHの多かった小田がサードに就き、サードであった佐々木はこの試合ではショート・セカンドを守った。再来年のドラフト候補である大型内野手の佐々木は、サードのイメージが強く、この試合ではショートでポロポロしているところもあったが、はまれば強打の内野陣が完成するために楽しみである。
20221203青山学院大 佐々木
本職のサードでなく、ショート・セカンドに挑戦している佐々木


Pickup Player
野口裕斗 立教大3年 投手
~復活を目指す左腕が4回ノーヒットピッチング~
2年生のときは立教大のリリーフ陣の一角として活躍したものの、今年はリーグ戦の登板は1試合に留まってしまった野口が、この試合では4回ノーヒットと素晴らしい投球をみせた。

野口は中学時代にはMCYSA全米選手権大会日本代表にも選ばれ、名門東海大相模でも1年春の関東大会でデビュー。スピードはなくてもコントロールがよく、また大きなカーブが持ち味の左腕であり、2年春のセンバツでは静岡戦・日本航空石川戦に先発して、それぞれ1失点の好投をみせる。準決勝の智弁和歌山戦では先発して打たれてしまったものの、齋藤との2枚看板としてチームの4強入りに貢献した。

ただその後は調子を崩し、2年夏は背番号19。エースとして期待された新チームでも背番号は10で横浜に敗れて2年連続でのセンバツ出場は逃した。3年夏は背番号11であり、遠藤(阪神)や紫藤(上武大)らとともに投手陣の一角をなし、神奈川大会決勝の日大藤沢戦では先発して5回1失点の好投でチームを甲子園に導き、甲子園では近江戦・中京戦でそれぞれリリーフとして登板した。

その後は東海大相模からは珍しく立教大に進むと、1年春からフレッシュリーグで経験を積み、2年春にはリーグ戦デビュ―。この時の立教大は継投主体であったために、リリーフとしての出番も多く、8試合に登板して防御率0.87という好成績を収めた。2年秋は4試合と登板数は減ったものの、リーグ戦初勝利もマーク。さらに活躍が期待された今年であったが、ケガなどもあったのか、リーグ戦での登板は秋の1試合のみにとどまっていた。

来年は大学ラストイヤーとなる野口は、この試合では6回から2番手として登板。寒い中で行われた試合であったが、ストレートは130㌔後半をマークするなど以前よりは力強さが増しており、スライダーのキレも鋭く、時よりカーブで緩急をつけていた。そして何よりもコントロールがよく、これらのボールを打者の内外に見事に投げ分けていた。6回に登板すると、いきなりエラーを挟んで3三振という投球をみせると、その後も許したランナーはエラーのみで、うち1人は自ら牽制で刺してアウト。ヒットもさることながら、4イニングの間で打球を外野に飛ばされないという圧巻の投球であった。

今年でリリーフとしてフル回転していた左腕の宮が卒業し、左腕の少ない立教大投手陣にとって野口は貴重な存在である。今日の内容であれば長いイニングもいけそうであるし、先発でもリリーフでもこなせると思う。昨年の活躍から一転、今年は活躍できなかった野口にとっても、ラストイヤーにかける思いは強いところだろう。ストレートも威力が増してきているので、冬場にさらに鍛えて、140㌔中盤などが出るようになれば、コントロールや変化球は一級品だけにプロからも注目される投手となるかもしれない。
20221203立教大 野口
4回ノーヒットと見事なリリーフをみせた野口


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国学院大×亜細亜大【東都大学野球連盟】

試合経過

東都1部の秋季リーグ最終戦は、1勝1敗で迎えた国学院大×亜細亜大の3回戦。国学院大は勝てば優勝が決まるものの、敗れると優勝は中央大になるという大一番である。国学院大は2回戦で9回無失点の好投を見せた武内、亜細亜大はドラフト会議でソフトバンクから5位指名を受けた松本の両左腕の先発で試合は始まった。

国学院大は3回表、先頭の9番神里がレフト前にうまく流し打って出塁すると、そこからバントと四球で2死1・2塁となって4番青木を迎える。青木は2B2Sからのインローのストレートをうまく打つと、打球は三遊間を抜ける先制のタイムリーとなる。亜大はここで松本→エース青山にスイッチするも、5番田中大の打球はセンター追いついたと思いきや、右中間にポトリと落ちる2ベースとなり、ランナー2人が返って3点目。次の回の守備からセンター天井が代えられたことから察するに、何らかのミスがあったようだ。
20221025国学院大 青木
先制タイムリーを放った国学院大青木

亜大打線だが、国学院大の先発武内の前に序盤は手も足も出ないという状況で、4回までは内野安打1本のみで打者12人で片付けられ、2塁も踏めないという有様であった。ただ5回裏、先頭の4番松浦がレフト前ヒットを放つと、パスボールとバントで3塁まで進み、6番笠松のセカンドゴロの間に初得点をあげる。
20221025亜細亜大 松浦
4番松浦のヒットを起点に亜大が初得点

亜大投手陣は、青山がストレートはMAX144㌔止まりと本来の調子でないものの、4・5回と国学院大打線を無得点に抑える。6回からの後半戦は、鬼塚→齋藤→草加→田中大と1イニングずつの継投に入る。ただ打線は6・7回は再び打線が沈黙して3者凡退。特に7回は武内の力強いストレートの前に、3者三振を喫するなど反撃の糸口を見出せずにいた。
20221025亜細亜大 青山
2番手として登板した亜大のエース青山

8回表、亜大は中大戦で完封勝利をあげ、国学院大との2回戦でも8回途中無失点と好投をみせるなどこの秋ブレイクしている草加が登板。しかし国学院大は1死から5番田中大が12塁間を破るヒットで出塁し、盗塁を決めてチャンスを広げると、6パン伊東も三遊間を破るヒットで続いて1死1・3塁とする。ここでこの秋は代打の切り札となっている冨田を送ると、冨田はライトに犠牲フライを放ち、国学院大が待望の追加点をあげる。
20221025国学院大 冨田
犠牲フライを放つ国学院大の代打の切り札冨田

武内は8回3安打無失点と素晴らしい内容で降板し、国学院大の最終回のマウンドにはこの秋守護神として抜群の安定感を示している楠茂。しかし楠茂は先頭打者に死球を与えてしまうと、続く田中幹の打球をサードが後逸して、いきなり無死2・3塁というピンチを迎えてしまう。それでも楠茂は落ちついており、代打山下から三振を奪うと、3番藤江の犠飛で1点は失ったものの、最後は4番松浦をサードゴロに仕留めてゲームセット。国学院大が4-2で勝利し、秋季リーグ優勝を決めた。
20221025国学院大 優勝
優勝を決めた国学院大ナイン

20221025国学院大×亜細亜大
※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください


秋季リーグを制した国学院大の原動力は何といっても投手陣であろう。先発した武内はこの試合でも8回1失点で、4勝敗け無しの防御率0.68という数字を叩き出し、MVPに輝いた。守護神の楠茂も、10試合に登板して防御率は0.40とこの2人の左腕の活躍が光った。この試合は、前の試合から中5日であり、投手陣は休養十分であった。巨人からドラフト3位指名を受けた田中も控えており、ブルペンでも投げていたものの、出番がなかったのも、この2人の実力から見れば必然であろう。エースとしての期待もされていた坂口が不在の状態でもこの投手陣は、本当に層が厚いといえる。
20221025国学院大 楠茂
国学院大の守護神として今季抜群の安定感をみせた楠茂

敗れた亜細亜大だが、この試合ではドラフト会議で指名を受けた選手が4人も出場した。先発の松本(ソフトバンク5位指名)はMax143㌔という数字以上に威力の感じるストレートやスライダー・2シームが魅力で、敗け投手となったものの球は悪くなかった。まだ手術を受けてから復活途上といえ、プロではレベルアップが期待できそうだ。2番手の青山(西武4位指名)は、ストレートはMax144㌔とスピードには物足りなさが感じられ、春に比べて調子を落としたことで順位は下がってしまったものの、春に日本一に輝き大学日本代表のエースとして活躍しているために、1年目からローテに入れる投手だ。1番ショートで出場した田中(中日6位指名)は4打数ノーヒットと、この試合ではいいところはなかったが、この秋のリーグ戦でも10盗塁をマークして盗塁王に輝き、ベストナインも受賞した。途中からセンターに入った重松(ソフトバンク育成9位指名)は2三振と結果は残せなかったものの、186cm92kgという体格で走力もあるので、そのポテンシャルの開花に期待したい。春の日本一から、秋はリーグ戦4位という結果に終わってしまった亜細亜大だが、4人もの選手をプロに送り出すのはさすがといえる。
20221025亜細亜大 松本
ソフトバンクでのさらなる活躍が期待される松本


Pickup Player
武内夏暉 国学院大3年 投手
~大一番で結果を残しMVP獲得~
勝てば優勝、敗ければ優勝を逃す大一番で先発のマウントに上がった武内は、8回3安打1失点という好投でチームを優勝に導いた。

武内は高校は八幡南で、2年秋からエースを務めるも、目立った成績は残せていない。ただ国学院大に進学すると、2年秋からリリーフとして登板機会を得ると、明治神宮大会の九産大戦では先発を任され、8回2死まで完全投球の完封勝利をあげて全国に名を轟かせた。2戦目の先発を務めた3年春は2勝2敗に終わったが、3年秋は主に1戦目の先発を務め、開幕戦では青山学院大から完封勝利をあげるなど3勝(敗け無し)をマーク。亜細亜大との2回戦でも先発して9回無失点の好投をみせており、中5日空いたこともあり、勝てば優勝というこの大一番のマウンドも、巨人ドラフト3位指名の田中もいる中で、鳥山監督は武内に託した。

武内は初回から素晴らしいピッチングをみせ、4回までは内野安打1本で打者12人で亜大の攻撃を終わらせる。テイクバックが小さく打者からは出どころの見づらいストレートはMax145㌔をマークし、ブレーキの効いたスライダー、右打者(亜大打線は右が多かった)から見ると130㌔台で逃げるように落ちる2シーム、そこから緩急をつけてチェンジアップで打者を打ち取ることも多く、変化球も一級品であった。5回には初失点を喫するも、それ以外は淡々と亜大打線を打ち取っていき、7回には3者三振。8回を投げて3安打8奪三振1失点と、しっかりと結果を残してマウンドを降りた。

チームは勝利し、この重要な試合での勝利も含めて今季は4勝敗け無し、防御率は0.68という数字を残した武内はMVPに選ばれた。左腕らしい出どころの見づらいフォームからのMax149㌔の力のあるストレートに、変化球・コントロールも一級品である。早川や隅田に象徴されるように、近年大学生左腕はドラフトでも人気があり、来年のドラフトでも上位候補となり得る投手である。
20221025国学院大 武内
8回1失点の好投でチームを優勝に導き、MVPも受賞した武内


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惜しくも指名漏れしてしまった逸材たち(大学編)

指名漏れしてしまった逸材たち…次は大学編です。
大学生の場合は、社会人チームに内定をもらっている関係で、順位縛りがあったり、育成指名はNGという選手もいるので、指名漏れになることも多いですね。

今回指名漏れしてしまった主な選手は以下の通りです。

【投手】
渡部雄大(東海大札幌)
坂根佑真(東北福祉大)
原田桂吾(国際武道大)
高坂綾(千葉経済大)
宮海土(立教大)
井澤駿介(東京大)
増居翔太(慶応大)
杉本幸基(日本大)
松澤海渡(東洋大)
羽田野温生(東洋大)
土生翔太(桜美林大)
谷井一郎(明星大)
神野竜速(神奈川大)
漢人友也(中京大)
堀本尚也(金沢学院大)
秋山凌祐(立命館大)
西隼人(関西学院大)
久保玲司(近畿大)
大石晨慈(近畿大)
伊原陵人(大阪商業大)
山口直哉(京都産業大)

【捕手】
蓑尾海斗(明治大)
野口泰司(名城大)
石伊雄太(近大工学部)

【内野手】
中川卓也(早稲田大)
山田健太(立教大)
齊藤大輝(法政大)
野尻幸輝(法政大)
朝日晴人(慶応大)
下山悠介(慶応大)

【外野手】
上崎彰吾(東日本国際大)
道原慧(立教大)
阿久津怜生(東京大)
山本晃大(慶応大)
松下豪佑(武蔵大)
鷲田亮太(横浜商科大)
小中健蔵(西南学院大)


大学野球界の1番の花形といえば、東京六大学であるが、今年は東京六大学の主将でいうと、下山(慶応大)・中川(早稲田大)・村松(明治大)・齊藤(法政大)・山田(立教大)と東大以外の5人の主将がプロ志望届を提出したものの、指名されたのは村松(中日2位)のみという結果に終わった。特に山田に関しては、1年春からコンスタントに結果を残しており、大学日本代表でも主将、大型セカンドとしてドラフト1位も予想されていたために、今回のドラフトで1番の驚きであった。東京六大学の主将ほどの実績があると、下位では指名しづらいという事情もあったのかもしれない。また最近のドラフトでは、(特に野手は)1つでも特化した武器を持っている選手が好まれる傾向にあり、走力という秀でた武器を持っている村松が予想以上の2位で指名され、万遍なく高い能力を持っているものの、これに特化というタイプでない4人が指名漏れしたことも、この傾向には一致する。
20220514立教大 山田
山田(立教大)


山田の次に驚きだったのは、今年の大学捕手ではNo1との呼び声が高かった名城大の大型捕手である野口の指名漏れだ。捕手はどのチームも欲しいところだろうが、即戦力捕手(大学・社会人)として指名されたのはソフトバンク6位の吉田(桐蔭横浜大)のみ。貴重な存在であったはずだが、指名がなかったのは上位縛りがあったと予想したい。ちょうど遡ること4年前に名城大の先輩にあたる栗林という投手は、まさかの指名漏れした(上位縛りがあったと言われている)。その投手は社会人を経て、2年後にドラフト1位で広島に入団し、翌年に日本代表の守護神としてオリンピックで金メダルを獲得したことは言うまでもない。野口にも同じような活躍を期待したいところだ。
20220831大学日本代表 野口
野口(名城大)


また大学での実績が十分な左腕投手の指名漏れも目立った。東北福祉大のエース坂根、慶応大のエース増居、昨年は毎試合登板していたと言っても過言でない立教大のリリーフ宮、国際武道大のサイドスロー原田、大商大のエース井原、近畿大の左右2枚看板の久保と大石らがそれにあたる。これらの投手はプロではリリーフも含めて即戦力としても期待できたはずだ。ただ投手としての実績は十分だが、投球術に秀でるタイプで、スピードがあるといった突出したものがあるタイプでないために、こちらも近年の傾向に沿う形でなかったのかもしれない。
20220514慶応大 増居
増居(慶応大)


また関西勢では上記の井原・久保・大石に加えて、秋山(立命館大)・西(関西学院大)・山口(京都産業大)と各チームの右のエースがプロ志望届を提出したものの、関西の大学からの投手の支配下指名は0。支配下指名が有力視されていた才木(大阪経済大、オリックス育成2位)と、京大の長身右腕の水口(京都大、ソフトバンク育成7位)が育成で指名されたくらいである。野手でも友杉(天理大)と久保(大坂観光大)くらいの指名に留まり、関西学生野球連盟と関西六大学野球連盟の2大リーグからはまさかの支配下指名0という憂き目に遭うこととなった。
20210925関西学院大 西
西(関西学院大)


この中のほとんどの選手が社会人野球に進み、即戦力としての活躍が期待される。来年東京ドームで彼らのプレーが見られることに期待したい。


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