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今年は守備職人のショートが多い今年のドラフト候補

今年のドラフト候補には、ショートを守るいわゆる守備職人が多い。ドラフト候補ともあれば、守備もさることながら、パワフルな打撃が注目されがちであるが、今年はまさに守備で飯を食べていくタイプの選手が多いのだ。プロ野球選手でいえば、元ヤクルトの宮本、最近だと西武の源田や日本ハムの中島といった系統の選手である。今日はそんなタイプのドラフト候補たちを紹介していきます。

まずその代表格であるのが九産大の児玉。身長165㎝と小柄な選手であるが、50㍍5.9秒の俊足を誇り、忍者のような身のこなし、さらには華麗なグラブ裁きの守備は一級品である。九産大では2年春にショートのレギュラーとなり、打ってもバットを短く持ち、粘り強く右方向にも打てる嫌らしい打者であり、打率.385をマークしてリーグ制覇に貢献。全日本大学野球選手権にも出場すると、そのまま大学日本代表候補合宿にも参加。ここで生田監督の目に止まり、代表の座を射止めると、日米大学野球選手権、ハーレムベースボールウィークとともに2年生ながら大学日本代表の正ショートとして活躍。3年生となった昨年も同様に大学JAPANの正ショートを務め、3年秋からはチームの主将にも就任している。今年は九産大の大久保監督が大学日本代表の監督に就任することもあり、大学日本代表の中心として期待されていただけに、大会が中止になってしまったのは残念な限りである。
20190622九州産業大 児玉


児玉を絶賛して日本代表に抜擢した生田監督であるが、自チームの亜細亜大でも素晴らしいショートを育てている。矢野はフットワークの良さに加えて、遠投120㍍の強肩を誇るショートストップで1年春から亜細亜大でスタメン出場を果たしていた。守備は一級品である一方、打撃に関しては選球眼の良さなどはあったもののやや物足りなさがあったが、昨秋にはその課題を克服して、リーグ戦で打率.415をマークして首位打者を獲得。さらに50㍍5.9秒の俊足で盗塁王も獲得し、ベストナインと合わせて飛躍の年となった。これによりスカウトの目も変わり、矢野本人からも(コロナ前ではあるが)「プロ一本」という言葉も出ていた。今年はチームの主将も務め、昨年の首位打者が一過性なものでないことを証明したかったが、春季リーグは中止となってしまったのは残念な限りである。
20190522亜細亜大 矢野2


同じく東都では国学院大の小川も、昨年は大学日本代表に名を連ねたショートストップである。もともと攻撃的守備で定評のある前橋育英でその守備力の高さで1年夏からショートのレギュラーを獲得した逸材は、国学院大でも2年春にショートのレギュラーを獲得すると、打率.400をマークしていきなりベストナインを受賞。同期には中山がおり、2年秋には1度レギュラーの座を失うも、3年春に再び奪還すると、3年夏には大学日本代表入り。フットワークの良さに加えて、捕ってから送球までのスピードが早く、見ていて花のあるショートは、走っても50㍍5.9秒の俊足である。こちらも矢野と同様に今年はチームの主将にも就任し、ドラフトイヤーを迎える。
20190622国学院大 小川


今年から慶応の主将をつとめる瀬戸西も、大久保前監督から大学トップクラスと評された守備力をもつショートである。瀬戸西は打球の反応がよく守備範囲も広いので、難しい打球も簡単に(見えるように)処理してしまう宮本タイプであり、送球の正確性でいえばこの4人の中でもNo1であろう。慶応大では2年春よりショートのレギュラーを務めるが、打撃に関しては8番などが多く、リーグ戦通算打率は.213。ただいいところで打てるバッターでもあり、昨秋の神宮大会では3試合で打率.500、6打点と活躍して、チームの日本一に貢献。さらに打力には力強さで出てきており、1番を務める今年はオープン戦で先頭打者ホームランを放つなど打撃開花の片鱗も見えてきている。
20200321慶応大 瀬戸西


4人とも素晴らしいショートであることは疑いの余地はないが、元来であればプロが好むのはパワフルで打撃も武器とできる選手。今年の大学候補でいえば、元山(東北福祉大)・大庭(専修大)・吉位(中京学院大)あたりが、そういったタイプのショートであろう。ただちょうど4年前には源田がそのような評価のショートであり、いまはゴールデングラブ賞はもちろんのこと、ベストナインを受賞するようなショートにまで成長している。今年はコロナの影響もあるので難しいところもあるが、この4人のショートにプロがどのような評価をして、ドラフト会議でどのような結果になるのかが楽しみである。


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高校時代控え投手からドラフト候補へ

分業制が進んできたとはいえ、エースという存在が際立つのが高校野球。力ただ大学野球ともなると、先発は2人は必要ですし、リリーフなども含めて必要な投手の枚数が増えるために投手の活躍の場が増えてくる。さらに高校時代は絶対的エースがいたためにエースでなかった実力者も、そのエースがいなくなれば大学ではエースとなったりもする。

そんなわけで今回は高校時代はいわゆる控え投手であったが、今年のドラフト候補となっている大学生投手を紹介していきます。

まずその筆頭格となるのが、ドラフト1位候補とされている東海大の山崎。明石商では149㌔右腕として注目されていたものの制球などに課題があり、明石商では3年春にセンバツ4強入りを果たしたときはエース吉高が全試合完投で、山崎に登板の機会はなかった。ただセンバツ後には課題を克服し、3年春の兵庫大会決勝では報徳学園から完封勝利をあげるも、ダブルエースとして期待された3年夏は肘痛の影響で外野手のみの出場となる。ただ東海大ではMaxを153㌔にまで伸ばし、カットボールを最大の武器とするなど、そのポテンシャルを開花させ、2年春から先発に定着すると、3年春秋は連続でリーグMVPに輝き、大学日本代表にも名を連ねた。今年は右肘の靭帯を断裂してしまい離脱しているのがプロとしても気がかりだが、プロ入りを希望すれば指名は間違いない。是非とも秋季リーグまでには復帰して、高校時代のエースであった日体大の吉高との投げ合いも見たいものだ。
20191031東海大 山崎


山崎が離脱したことによって、東海大の投手陣の中心として期待される松山も、東邦時代にはエース藤嶋(中日)がいたために、メインは3番ライトであり、投手としては2番手という扱いであった。それでも3年夏は藤嶋が不調気味だったこともあり、甲子園で3試合に登板し、最終回に5点差を逆転した伝説の光星学院戦でも、6回2/3のロングリリーフをみせ勝ち投手となっている。東海大ではサイド気味のフォームからのMax147㌔のストレートとスライダーが武器の左腕として活躍していて、ロングリリーフもこなすなど使い勝手の良さも際立ち、3年秋は5試合に登板して防御率0.79。プロの世界でも左バッターキラーになれそうな存在な投手である。
20190616東海大 松山


4年前の夏の甲子園を制した作新学院は、エース今井(西武)が全試合に先発して栄冠を勝ち取ったが、このとき控え投手であった2人も現在はドラフト候補になっている。このときの甲子園では4番ファーストとして3試合連続ホームランを放った入江は、そもそも春までは今井を抑えてエースであったこともあり、明治大に進学すると投手に専念。186㎝の長身から投げ下ろすMax151㌔のストレートを武器に1年春からリーグ戦で登板を重ね、3年秋には8試合に登板して防御率0.82という活躍をみせ、冬には大学日本代表候補合宿にも参加。今年は明治大のエースとして期待されている。甲子園では背番号10であった左腕の宇賀神も、Max143㌔のストレートにスライダー・チェンジアップを武器として、富士大では3年春に防御率0.61の活躍で、最優秀防御率と優秀選手賞を受賞している。
20181117富士大 宇賀神2


同じく4年前の甲子園では2回戦で履正社×横浜という超強豪対決が実現した。このときの横浜の先発はエース藤平(楽天)でなく、左腕の石川であった。その石川は法政大に進学すると、2年春からリリーフとして活躍し、2年秋にはリリーフながら3勝をあげ、防御率も0.63という活躍。ややシーズンごとに波が激しいが、左腕ながら正真正銘のオーバースローで投げ下ろすMax146㌔のストレートには角度があり、今年の活躍次第では十分に指名もあり得る逸材だ。履正社にはエース寺島(ヤクルト)、さらには日本ハムの指名を拒否した2番手山口(JR東日本)という左腕2人がおり、当時から140㌔を超える右腕であった大畑は何とベンチ外であった。しかし奈良学園大では182㎝90㎏という体格からのMax147㌔のストレートを武器に、2年春には5勝をあげて最優秀投手賞を獲得し、3年秋にもベストナイン(投手)を受賞し、今年はプロ注目の右腕となっている。
20180513法政大 石川


横浜に勝利した履正社であるが、次戦では常総学院のエース鈴木(法政大)の前に打線が沈黙し敗退。常総学院の2番手であったサイド右腕の倉田は、秀岳館戦で5回無失点の好投をみせるなど、履正社戦以外の3試合ではいずれもリリーフで甲子園のマウンドにあがった。倉田はサイドスローからのMax145㌔のストレートに、曲がり幅の異なるスライダーを操り、ツーシームなども駆使する器用な投手であり、立正大では3年秋に開幕投手を務めるなど活躍。3年春にはリーグ3位の防御率1.64をマークしているものの、なかなか打線の援護がなく、ここまでリーグ戦では勝ち星がないものの、舘山のような投手になり得る逸材である。
20190410立正大 倉田


昨年の明治神宮大会では4強入りを果たした城西国際大の舘も、平塚学園ではエースは高田(法政大)であり、3年夏は背番号19で3・4番手という扱いであった。ただ城西国際大では2シームやカットボールを駆使した投球を身に着け躍進すると、3年秋には4勝、防御率0.92でリーグ制覇に貢献。明治神宮大会の出場をかけた横浜市長杯では準決勝で白鴎大を完封し、決勝の東海大戦でも好リリーフをみせ最優秀選手賞を受賞。今年も中島と城西国際大の2枚看板として期待されていて、スカウトも注目している。
20191031城西国際大 舘


最後に紹介したい赤上は、高校時代はもはや投手ですらなかった。角館では絶対的エースとして小木田(TDK)がいたこともあり、赤上は1番ショートとして活躍していた。東北公益文科大にもショートとして入学するも、その肩の強さを見込まれて投手に転向すると、いきなり1年秋にはリリーフとして6試合に登板して防御率0.79といい成績を残す。2年秋からエースとなり、3年春にはリーグ2位の防御率0.09をマークすると、3年秋には4勝をあげてチームを10季ぶりのリーグ制覇に導き、MVPに輝いた。ストレートはMax153㌔をマークするまでになり、まだ投手経験が浅くコントロールなどに課題はあるものの、それがプロから見れば逆に伸びしろでもあり、ポテンシャルも含めて指名されることもありそうだ。


以上です。


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二刀流たちの進路は?

大谷の活躍により二刀流という言葉が流行ってきているが、プロ野球はもちろんのこと、社会人野球、さらには大学野球(でもトップレベル)となると、二刀流の選手というのはほぼいない。一方高校野球に関していえば、分業制により前よりは減ったものの、4番ピッチャーといった選手はまだ多く存在する。これらの選手は高校までは二刀流であるものの、次のカテゴリーに進む際に投手か野手かの選択を迫られるのが、ほとんどだ。

ドラフト会議で指名される選手であると、名鑑などにも投手/捕手/内野手/外野手といったカテゴリーがあるので、分かりやすい。
昨年のドラフト会議で指名された選手だと、以下のような選手がその例となる。
石川(東邦→中日)は内野手
遠藤(東海大相模→阪神)は内野手
浅田(有明→DeNA)は投手
小林(東海大札幌→ソフトバンク)は内野手
武藤(都城東→楽天)は投手
岡林(菰野→中日)は外野手

そこで今回は、昨年まで高校野球界で二刀流で活躍していた選手の中で、プロ入りした選手以外がどちらを選択したのかを書いてみます。
※実際には試合は行っていないので、投手登録や野手登録かという点で判断しています。

西原健太(札幌大谷→法政大):投手
札幌大谷では2年秋に、打っては4番打者、投げては背番号1を背負い神宮大会の決勝では星稜相手に9回1安打1失点完投勝利と奥川に投げ勝ち、秋の日本一に輝いた。投手としてのポテンシャルは高いが、3年春のセンバツでも肩を痛めてファーストでの出場に終わるなど、星稜戦以外は目立った結果が出せておらず、183㎝91㎏という体格からも大学ではスラッガーとして活躍するのかと思っていたが、そのポテンシャルを開花させるべく法政大では投手として挑戦するようである。
20181111札幌大谷 西原


大栄陽斗(仙台育英→中央大):投手
仙台育英では3年夏に背番号1を背負い、夏の甲子園でベスト8。主に試合では2番手としてマウンドにあがり、Max145㌔のストレートにスライダーをはじめとして多彩な変化球を操り、分業制の仙台育英投手陣の中心を担った。登板時以外はサードを守り、打っては6番打者として甲子園で15打数10安打とその打撃センスを発揮していた。本格的に野手に専念すれば、この打力がさらに向上する可能性もあったが、中央大では投手に専念して150㌔を目指すそうである。
20190814仙台育英 大栄


中妻翔(常総学院→日体大):外野手
常総学院のスピードスターは、やると分かっていてもセーフにできるセーフティやそれを生かした守備範囲と強肩を誇る2番センターとして活躍したものの、そのセンターからマウンドにあがり、大きく曲がるスライダーを武器に投手としても活躍していた。常総学院では主にリリーフとしての登板が多かったが、大学野球では左のリリーフとしての需要は高まると期待されたが、やはり自慢の俊足を生かすべく、日体大では外野手としての活躍を目指すようだ。
20190720常総学院 中妻


村田賢一(春日部共栄→明治大):投手
春日部共栄では2年秋に4番エースを務める。投げてはMax147㌔のストレートに加えて、スライダーやSFFなどの変化球を交えて実戦的な投球をみせ、2年秋には8試合連続完投という鉄腕ぶりもみせ、チームを関東大会準優勝に導く。打っても関東大会では及川(横浜)から3ランを放つなど、その長打力と勝負強さを発揮した。明治大には投手として入学するようで、同じく明治大に進む石崎との春日部共栄バッテリー継続も期待される。
20191008春日部共栄 村田3


一栁大地(星槎国際湘南→法政大):投手
星槎国際湘南では1年夏からサードのレギュラーを務め、2年夏まではマウンドに上がることはあるものの背番号5でサードが主戦場の強打者として活躍し、高校通算22発を誇る。2年秋からは4番エース主将とまさにチームの大黒柱となり、投手としては右サイドからのMax145㌔の力強いストレートを武器としていた。もともと野手要素が強い選手であるが、パワータイプのサイドスローというのは貴重であり、法政大には投手として登録されている。
20180916星槎国際湘南 一柳


相澤利俊(山梨学院→日体大):投手
山梨学院では1年秋より、メインはファーストであるがマウンドにもあがるサウスポー、打っては4番も務める右の強打者という、珍しい左投右打選手として活躍。2年秋の新チームからは4番エース主将としてチームを春夏連続での甲子園出場に導いた。夏には熊本工戦で延長12回まで力投をみせるも、最後はサヨナラ弾を浴びて敗北。投手としては技巧派であまりスピードがないこともあり、敗北直後は大学には野手として挑むと話をしていたが、日体大では投手として登録されている。
20190325山梨学院 相澤


坪井悠太(大阪偕星→徳島インディコソックス):外野手
大阪偕星では力強い打撃を武器にセンターのレギュラーとして活躍していたが、2年秋の大阪大会準々決勝でMax145㌔のストレートに加えてスライダーやナックルを操り、大体大浪商から1安打完封勝利をあげて一躍注目される。ただ近畿大会では肘痛もあってマウンドには立てずに、4番センターとして活躍し、夏も短いイニングしかマウンドには立てなかった。一時期はメジャー挑戦という話もあったが、結局は徳島インディコソックスに外野手として入団することが決まった。
20181027大阪偕星 坪井


ここまでは大学の新1年生が多かったですが、1人だけ今年2年生を迎える選手の番外編
濱内太陽(履正社→筑波大):投手
2年春にセンバツではファーストとして出場し、18打数9安打の打率.500をマークして準優勝に貢献。2年秋からの新チームでは主将も務め、3番ライトとしてチームを牽引していた。しかし3年夏の大阪大会準決勝の大阪桐蔭戦で、岡田監督はいきなり濱内を先発のマウンドに送るという大博打を打って出た。濱内はもともと投手として履正社に入学するも、1年のときに肩を痛めてから本格的に投手はやっておらず、公式戦では初登板であった。しかし濱内は力のあるストレートにスライダー・チェンジアップを交えて、根尾・藤原が率いいる強力大阪桐蔭打線を6回まで無得点に抑える。たださすがにスタミナが切れてきたのは7回には大阪桐蔭に先制を許してマウンドを降りるも、代打を出した関係もあって、8回からは再びマウンドに戻ると、それに奮起した履正社打線が8回裏に根尾から3点を奪って逆転した。9回もマウンドに上がった濱内は、相手のバント失敗がダブルプレーとなり、最強大阪桐蔭をあと1死というところまで追い詰めるも、そこから4連続四球を出してしまい、山田にとどめのタイムリーを浴びて敗北。勝利した大阪桐蔭はご存じの通り、甲子園に出場すると春夏連覇を成し遂げた。

筑波大に進学した濱内は、1年目から外野手としてレギュラーを獲得していた。いよいよ本格的に中軸としての期待がかかる2年目(今年)であったが、なんと濱内の登録は投手になっていた。筑波大は村木・佐藤の2本柱を中心に投手はそろっていて、打線の軸である濱内を外すとは考えにくく、二刀流に挑戦している可能性が高いと思われる。ただ首都大学野球連盟は開幕しても、コロナの影響で1試合ずつの総当たりで、週に1試合しかやらないこととなっている。となると投手陣の枚数は少なくて済むので、投手:濱内が見られる可能性は限りなく低い。ただ村木が卒業する来年以降を見据えれば、投手濱内の可能性はまだまだあり、二刀流としての活躍も見られるかもしれない。
20190907筑波大 濱内


以上です。
二刀流たちが今後大学野球でどのように活躍するのか注目です。


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亜細亜大新加入選手(2020)

大学の新入部員情報の7回目は亜細亜大です。

【投手】
草加勝(創志学園)
遠藤慎也(京都翔英)
鍵翔太(神戸国際大付)
金子晃大(岡山理大付)
岩本龍之介(岡山理大付)
市川大晴(常葉大橘)
坂本一樹(岩倉)
木戸瑛心(いなべ総合)

【捕手】
小山翔暉(東海大菅生)
永尾斗摩(尽誠学園)
船津伊吹(杵築)
尾崎友哉(静清)

【内野手】
福原大輝(大社)
宇田川己夢(八王子)
水谷留佳(沖縄尚学)
親泊泰誠(嘉手納)
松浦隆己(神戸国際大付)
浦林祐佑(小林西)
小室智希(聖光学院)
西村龍太郎(天理)

【外野手】
和久本澪(常総学院)
天井一輝(広島商)
染田棟皓(修徳)
右田稜真(二松学舍大付)
稲生賢二(愛工大名電)
古山慎悟(東北)
公文幸汰(高知)


投手陣は甲子園経験者こそいないものの、各地方では名を馳せていた本格派右腕が入学する。神戸国際大付の鍵は、Max145㌔のストレートにスライダー・フォークが武器の本格派右腕でケガから復活すると昨夏には松本との2枚看板で兵庫大会準優勝を果たした。京都翔英で1年秋からエースを務めた遠藤もMax145㌔のストレートに加えて、フォームのバランスがよく、コントロールもよい右腕である。常葉大橘の市川は3年春には常葉大菊川との兄弟対決で147㌔をマークした右腕であり、亜細亜大では先輩の高橋(阪神)に次ぐプロ入りを狙いたい。エース西(阪神)の影に隠れていたものの、創志学園の草加はMax146㌔をマークする好素材の右腕である。岩倉の坂本は、出どころのみづらいフォームの左腕であり、岩倉では背番号10ながら東京選抜のメンバーに名を連ねた実力者である。
20181014岩倉 坂本2
↑坂本(岩倉)

今年の新入生の中で最大の目玉ともいえるのが、東海大菅生のキャッチャー小山。セカンド送球1.8秒の強肩に、左打席からのバッティングでは高校通算28発をマークし、U18日本代表の1次候補にも選出。さらに1年夏にはセンターとして甲子園に出場するなど、50㍍5.9秒の俊足も兼ねそろえていて、機動力を重視する亜細亜大にとっては、昨年は正捕手と呼べる存在がいなかったというチーム事情からも、うってつけの選手であるといえる。これで松本、田中に続いて3年連続で東海大菅生の中心選手が亜細亜大に入学することとなる。尽誠学園で主将も務めた永尾は、高校通算39発を誇る185㎝87㌔の大型捕手であり、四国選抜の正捕手を務めた実績ももつ。
20181103東海大菅生 小山3
↑小山(東海大菅生)

内野手では左の巧打者3人に注目。決勝戦では興南の宮城(オリックス)を打ち砕き、夏の甲子園に出場した沖縄尚学の中心であったのが、3番セカンド主将の水谷。身体能力が高く走攻守に優れた選手であり、特に打撃に関しては高いミート力と高校通算30発を超えるパワーを兼ね備えている。聖光学院では前チームからレギュラーを務めていた小室は、どっしりとした森友哉のような構えからの打撃に加えて、走力・守備力も高く、夏の甲子園ではリードオフマンを務めた。北野の不在時は主将も務めた天理を引っ張った西村は、関西中央戦でサヨナラ弾を放つなど打力のある二塁手である。神戸国際大付の1番ショート主将として春の近畿大会準Vに輝いた松浦は、軽快な守備力に加えて、対応力もあり高校通算21発をほこる打力が魅力である。
20190809沖縄尚学 水谷
↑水谷(沖縄尚学)

1番センターとして広島商を15年ぶりの甲子園出場に導いた天井は、50㍍6.0秒の俊足に加えて、高校通算20発を誇る打撃が武器であり、春のオープン戦ではAチームでスタメン出場を果たしていて、レギュラーに1番近い1年生かもしれない。U15日本代表時代から注目されていた稲生は、その打撃センスで愛工大名電でも1年夏からレギュラーを務め、3番打者として出場した2年夏には愛知大会決勝では東邦から2打席連続ホームランを放ち、チームを甲子園に導いた。二松学舎大付の右田はその名の通りの右の強打者で、2年夏の甲子園には1番打者として出場すると、2年秋からは4番センター主将を務め、東京選抜の4番も務めた。ただ優勝候補として迎えた夏は、修徳にまさかの初戦負け。その時の修徳の3番打者であった染田も入学予定であり、その染田は小室と中学時代のチームメイトという間柄でもある。
20180811愛工大名電 稲生
↑稲生(愛工大名電)

1年生でも積極的に使っていく方針の生田監督。今年のチームでは選手が決まっているのは二遊間と投手陣くらいであり、オープン戦ですでにスタメン出場をしている小山や天井をはじめとして、それ以外のポジションでは十分に1年生がレギュラー争いに食い込む余地がある。例年に比べれば高校時代に甲子園に出場して実績のある選手は少ないかもしれないが、いい素材の選手がそろっていて、亜細亜大のスパルタ教育での成長に大いに期待である。


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日体大新加入選手(2020)

大学の新入部員情報の6回目は日体大です。

【投手】
山田紘太郎(西尾東)
酒井海央(京都国際)
山田優太(大阪桐蔭)
上羽哲平(京都外大西)
渡辺敬太(藤沢西)
八田歩(大和)
相沢利俊(山梨学院)

【捕手】
高橋建心(桐光学園)
桜井仁生(愛知産大三河)
田代龍之介(東福岡)

【内野手】
中島優仁(佐賀商)
杉山弘将(愛工大名電)
重宮涼(明石商)
五味一朗(大冠)
松浦佑星(富島)
丸田輝(春日部共栄)

【外野手】
本間巧真(東海大相模)
中妻翔(常総学院)
溝尾海陸(明石商)
野田優人(筑陽学園)
岡部宇裕(明石商)


西尾東の山田紘は184㎝の長身からの角度のあるMax145㌔が武器の本格派右腕。2年秋には享栄・至学館からともに1失点完投勝利をあげて、西尾東を強豪ひしめく愛知ベスト4に導き、冬には愛知選抜のメンバーにも名を連ねた。実績が十分なのは相澤で、山梨学院では1年秋より左投右打ちの強打者として主軸を務める一方、ファーストを守りながらマウンドにも上がった。スピードはないものの、スライダーやチェンジアップを交えた打たせて取るピッチングで3年夏の甲子園では背番号1を背負い、熊本工戦では延長12回まで140球の熱投も最後はサヨナラ弾を浴びて2-3で敗北。敗北直後には大学では野手一本と言っていたが、どうやら大学では投手登録のようだ。京都からは昨夏の京都大会準々決勝で投げ合った2人の右腕が入学。京都国際の酒井は独特なスリークウォーターからのMax147㌔が魅力で、2年秋には京都準優勝。京都外大西の上羽監督の次男である上羽も、力の抜いたようなフォームながらストレートには力があり、高校の先輩でもある辻コーチ(元中日)の元で成長を遂げたい。大阪桐蔭ではサードを務めていた山田優も投手登録となっているが、145㌔をマークするという噂もあり、また高校で投手をやっていないからこその伸びしろにも注目したい。
20190325山梨学院 相澤
↑相澤(山梨学院)

捕手では桐光学園で主将を務めた高橋が入部。1年秋から正捕手として、冨田・谷村らを安定したリードで引っ張り、また打撃面でも器用さが光る選手である。愛産大三河の桜井はセカンド送球1.9秒の強肩が武器で、2年夏には親子鷹として甲子園に出場。3年夏には愛知大会5回戦で西尾東を破っていて、その時の相手エースであった山田紘とのバッテリーも期待したい。

富島のリードオフマンとして春夏ともに甲子園に出場した松島は走攻守揃ったショート。甲子園ではともに初戦敗退ながら2試合ともマルチヒットを放つなど、夏の宮崎大会では打率.647をマークしたようにアベレージが高く、1塁到達のスピードもさることながら、敦賀気比戦では挟殺をかいくぐってホームインするなど走塁は目をひくものがあり、守ってもこの俊足で守備範囲が広い上に遠投110㍍の強肩を誇る。春日部共栄の丸田も、同じく肩も強く守備力が高いショートであるために注目したい。明石商の3番サード主将を務めた重宮は、181㎝82㎏の大型サードであるが、明石商らしくバントなどもこなせる器用なバッティングも光り、2年秋の近畿大会では、酒井が先発した京都国際戦で4安打を放つなど大会通じて驚異の打率.688をマークした。春夏ともに甲子園ベスト4に輝いた明石商はもはやお得意様で重宮の他にも、レフト兼投手を務めた溝尾、内外野をこなし守備力の高い岡部が入学する。
20190811明石商 重宮
↑重宮(明石商)

選手層の厚い東海大相模において、最後の夏は2番ライトとして活躍した本間は走攻守揃った外野手であり、3月まで行われたいオープン戦でもAチームの2番打者として出場するなど1年生の中ではいち早く活躍していた。東海大相模→日体大という進路も珍しく、リーグ戦では東海大相模勢の多い東海大との対決に注目だ。常総学院の2番センターとして活躍していた中妻は、大きなスライダーが武器の左腕としても魅力的だが、大学ではまず分かっていてもセーフティを決行できるレベルの俊足を生かすために外野手としてプレーするようである。筑陽学園のレフトとして春夏連続で甲子園に出場したのだは、福知山成美戦で決勝打を放った打力が武器である。
20190811東海大相模 本間
↑本間(東海大相模)
20190720常総学院 中妻
↑中妻(常総学院)


矢澤・小儀・稲本・大塚らがいきなりスタメンに名を連ねた昨年に比べれば劣るものの、今年も磨けば伸びそうな選手が多く入学したという印象だ。しかし2017年に明治神宮大会を制して以降は、ライバル東海大の後塵を拝する形となっており、今年こそ是非とも東海大を破って頂点に立ちたいところだ。


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