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ENEOS×JR東日本【オープン戦】

6/27 オープン戦
ENEOS×JR東日本 @JR東日本柏グランド


試合経過

ENEOSとJR東日本は、現役プロ野球選手の輩出数がともに11人であり、これは社会人野球でトップ。2012年には都市対抗の決勝で対戦するなど、少し前であれば社会人野球のゴールデンカードであった。近年では両チームともに、二大大会の優勝から遠ざかっているが、当時ENEOSを指揮していた大久保監督が復帰したこともあり、また楽しみな対戦である。ちなみにチーム名はこの試合からJX-ENEOS→ENEOSとなっている。

JR東日本は伊藤、ENEOSは山岡という独特なフォームの両左腕の先発で始まった試合は、両投手ともにランナーは出すものの、得点は与えない投球の序盤となる。R東日本で3回裏、左打ちに転向してこの日も9番でスタメン出場していた糸野がヒットで出塁すると、バントさらには3盗を決めて2死3塁のチャンスを作る。ここで3番長谷川の打球は、ENEOSのショート川口の手につかず、JR東日本が先制する。
20200627JR東日本 糸野
先制点のきっかけとなったJR東日本の糸野

先制を許したENEOSであるが5回表、先頭の1番田中がヒットで出塁すると、川口が送って1死2塁のチャンスを作ると、3番のルーキー佐々木がセンター前に目の覚めるようなタイムリーを放ち同点。この後ENEOSは2死3塁とすると、5番岡部のタイムリーで逆転に成功する。ENEOSはさらに6回にも、JR東日本の2番手須永から2四球でチャンスを作る。ここで伊藤との横浜同級生対決に敗れていた主将の川口に代わって、今年からコーチ兼任となった渡辺を代打に送ると、渡辺は代わった西居からライト前にしぶとくもっていき、ENEOSが3-1とリードを広げる。
20200627ENEOS 岡部
勝ち越しのタイムリーを放ったENEOS岡部

ENEOSの先発の山岡は、5回まで毎回ランナーを出していたが、散発で与えた得点はエラーも絡んだ3回の1点のみ。正直球自体が凄いというわけではないが、社会人も2年目になって打ち取るコツを覚えたのか、三振は0個であるが、結果的には6回を1失点(自責点0)の好投。先発投手に不安のあるENEOSだけに、これは大きな収穫であり、6回まで試合はENEOSペースであったといえる。
20200627ENEOS 山岡
6回1失点(自責点0)0の好投をみせたENEOSの先発山岡

ENEOSは7回から継投に入り、7回のマウンドには西島が上がると、これに対してJR東日本は手塚→吉澤と右の代打攻勢で2・3塁のチャンスを作り、好調の1番菅田に回るものの、セカンドゴロに倒れ無得点。ただ8回にマウンドに上がった柏原からは、先頭の杉崎が四球で出塁すると、3番長谷川はエンドランで見事に1・2塁間を破り、無死1・3塁。4番丸子の併殺崩れの間に1点を返すと、ここで5番佐藤がライト線に2ベースを放ったのが大きく、続く渡辺がライトへきっちりと犠牲フライを放ち、JR東日本が8回に同点に追いつく。
20200627JR東日本 佐藤
佐藤の2ベースから8回に同点に追いついたJR東日本

JR東日本は8回から、リリーフエースの西田がマウンドに上がると、圧巻のピッチングで8・9回とENEOSの攻撃を4奪三振パーフェクトに抑える。ただENEOSも9回にマウンドに上がった大場が、勢いに乗るJR東日本の攻撃を3人で抑え、試合は3-3で引き分けとなった。

20200627ENEOS×JR東日本
※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください


ENEOSの課題は柱となる投手(と2月のキャンプで大久保監督が、ソフトバンクの久保コーチに言っていた)。よって新たな先発の台頭に期待したいところであるが、そういう意味ではこの試合の先発山岡の好投は嬉しい材料であったことだろう。逆にリリーフ陣でいえば、西島・柏原といった都市対抗の補強選手にも選ばれた経験のある選手が控えている。よってこの試合でいえば、山岡が6回1失点と好投した時点で、試合は完全にENEOSのペースであった。ところが西島はピンチを招いて何とか無失点に抑えると、柏原に関してはストレートは150㌔をマークしていたものの、2失点を喫して同点に追いつかれてしまった。最終回にはこれまで主に先発を務めていた大場が登板。これは単なる調整の意味もあるかもしれないが、力のあるストレートに球速差の少ないものの曲がりのあるカットボールが武器の右腕は、元ヤンキースのリベラのような抑えになるポテンシャルを秘めており、大場が後ろに加わればENEOSのリリーフ陣は強固なものとなることだろう。
20200627ENEOS 大場
リリーフとして9回のマウンドにあがった大場

またENEOSはこの試合で佐々木と安本のルーキーがスタメン出場。この日のENEOSの選手起用は、オープン戦とはいえかなりフルメンバーに近かったので、この2人はレギュラー格との見方もできる。3番ファーストで出場した佐々木は、5回には同点タイムリーを放っており、185㎝91㎏という大型スラッガーが立正大時代からの課題であった確実性を克服すれば、ENEOSの強力な中軸となることであろう。法政大時代は主に内野であった安本は、この試合では6番ライトでスタメン出場し、1打席目にはセーフティバントを決め、守備でもスライディングキャッチをみせていた。
20200627ENEOS 佐々木
新人ながら3番に起用され、タイムリーを放ったENEOSの佐々木

JR東日本は前の週から打線を組み替えて臨んだ。1番だった佐藤が5番に、5番の長谷川が3番に、3番の杉崎が2番に、2番の菅田が1番にと上位打線を入れ替えた形だ。相手がENEOSということもあり、この試合ではさらに正捕手兼主軸の渡辺をDHとして起用するなど、こちらもほぼフルに近い打線を組んだものの、8回にど2点をあげて同点に追いついた以外は、毎回のようにランナーを出しながらも山岡にのらりくらりとかわされてしまい、繋がりを欠いてしまったといえる。まだまだ打線に関しては、試行錯誤といった段階のようである。


Pickup Player
西田光汰 JR東日本 投手
~ドラフト候補筆頭のパーフェクトリリーフ~
今年もドラフト候補を多く抱える両チームにおいて、その中でもドラフト筆頭といえる西田が、パーフェクトリリーフをみせた。

西田は大体大浪商時代から本格派右腕として注目されており、2年夏には東大阪柏原、PL学園からともに1失点完投勝利をあげ、決勝では姫野(日本ハム)らの大阪偕星に3-4と惜敗するも大阪準Vを達成。3年夏には、その年の春の近畿大会を制した履正社相手に2失点で完投するも、チームは寺島(ヤクルト)の前に完封負けしてしまった。

高卒でJR東日本に入社すると、1年目は右肘の手術を受けるも、2年目には都市対抗デビュー。日本製鉄住金戦では5連続三振を奪うなど、3試合にリリーフ登板していて、いずれも無失点の好投。3年目(昨年)の都市対抗でも、ヤマハ戦で3回無失点、NTT西日本戦でも無失点リリーフを見せるなど、威力のあるストレートに、縦に大きく曲がるスライダー、ピンチの場面でも動じない度胸の良さでJR東日本のリリーフエースとして降臨した。高卒3年目で解禁となった昨年のドラフトでも候補に上がっていたが、再び肘の手術することもあり指名を凍結した。

この試合で8回からマウンドにあがった西田は変化球が冴えていて、先頭の小豆澤を低めのボールになるスライダーで三振に仕留めると、続く村上・田中も低めの変化球を打たせて連続ショートゴロとする。西田といえば、大きく曲がる縦のスライダーが最大の武器であるが、この日はカーブやチェンジアップなども駆使したピッチングであり、投球の幅が広がっていると感じた。ちょうど1週間前の東芝戦では先発して4イニングを投げており、このピッチング内容からも先発も十分に務められそうだ。そして圧巻だったのが9回で、渡邊・佐々木・高橋と3者三振を奪って、格の違いを見せつけた。

まだ高卒4年目ながらリリーフとしての経験は抜群で、プロでも即戦力となりえる右腕は、昨年も手術さえなければドラフトで指名されていた可能性が高い逸材であり、今年はドラフトの目玉となる。西田がこのままの投球を続けられれば、JR東日本からの11年連続でのプロ入りは固いであろう。
20200627JR東日本 西田
2回4奪三振パーフェクトリリーフをみせた西田



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Honda鈴鹿×西濃運輸【オープン戦】

6/26 オープン戦
Honda鈴鹿×西濃運輸 @西濃運輸野球場

試合経過

西濃運輸の北村、Honda鈴鹿の竹内という今シーズン先発としての活躍が期待される両投手の先発で始まった試合。1回は両チームともに2死から3番打者がヒットを放つも無得点に終わる。

2回表にHonda鈴鹿は先頭の5番長がセンター前ヒットで出塁すると、続く6番のルーキー貞光はバントで送らずに強硬策。捉えた打球はセンター後方に飛ぶも、これをセンター原田がフェンスにぶつかりながら見事にキャッチ。このフェンスにぶつかるのを見て、1塁ランナーの長は打球が取れていないと思い3塁へ向かうも、打球は原田のグラブに収まっておりダブルプレーとなり、Honda鈴鹿はチャンスを逃す。
20200626西濃運輸 原田
ファインプレーでピンチの芽を摘んだ西濃運輸のセンター原田

2回裏、西濃運輸は1死から6番谷がヒットで出塁すると、7番柏木は際どいボールを見極めて四球を選ぶと、8番細川も強烈なライト前ヒットを放つも、打球が早すぎて2塁ランナーの谷は3塁ストップで満塁。9番北野はファーストゴロホームフォースアウトで2死となり、ここで迎えるのは高卒ルーキーながらこの試合1番に起用されている住谷。住谷はカウント2B1Sからのボールをたたくと、打球はライナー性のセンター前ヒットとなり、2者が生還して西濃運輸が2点を先制する。

西濃運輸は3回裏にも、1死から4番岩城のレフト前ヒット、5番三浦は左中間に2ベースを放ち、左腕の竹内に対して、主軸の右打者2人で2・3塁のチャンスを作る。Honda鈴鹿はここで前進守備を敷き、6番谷はショート正面のゴロでランナー動けず。岩城・三浦にはその攻め方でやれれてしまったが、6番谷(左バッター)はアウトコースでショートゴロに打ち取る。この日の竹内は、ストレート系のボールが多く、特に右バッターに対してはインコースを攻める姿が多く見られた。岩城・三浦にはこの攻め方でやられてしまったが、7番柏木はインコースでサードゴロに打ち取り、このピンチを凌ぐ。
20200626Honda鈴鹿 竹内


Honda鈴鹿は4回表に2死から、長と貞光の連打、さらに松本も四球を選んで満塁のチャンスを作るも、最後は西村が北村に打ち取られてしまう。西濃運輸の先発の北村はスリークォーターから、145㌔前半~中盤のストレートを低めにコントロールすることができていて、スライダー・カーブ・フォーク(?)といった変化球も駆使して、奪った三振は1個のみであったものの、Honda鈴鹿打線を打ち取っていった。ランナーを出しながらも要所はしっかりと締めて、4回1失点と結果を出した。
20200626西濃運輸 北村


4回表が終わったところで、雨脚が強くなり、内野が土の西濃運輸野球場はそれなりにダメージを受けた。最後は西濃運輸の松本がパフォーマンスとして、ベーラン1週+ホームでヘッドスライディングというパフォーマンスをみせて、試合は雨天中止となった。4回までのスコアではるものの、西濃運輸が2-0と勝利した


20200326Honda鈴鹿×西濃運輸
※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください

Honda鈴鹿と西濃運輸はともに、東海地区のチームであるが、その出身者は対照的である。Honda鈴鹿は近年新人選手の獲得に力を入れていることもあり、今日のスタメンでいえば全員が甲子園経験者であり、関東の名門大学出身の選手が多い。それに対して西濃運輸はスタメンでいえば、甲子園での実績があるのは2年夏に首位打者を獲得した住谷くらいであり、その他の選手は九州の大学出身者が6人、東北の大学出身者が2人という構成である。エリート軍団に挑む形となった西濃運輸であるが、この試合では3回までに6安打を放つなど打線の強さが目立った。岩城・三浦という期待の右のスラッガーが中軸を務め、これまで中軸であった谷を6番に置けているあたりは充実している。岩城とともに今年ドラフト候補として注目される細川も8番であったが、強烈な打球を放っており、やはり打線の層の厚さが感じられた。
20200626西濃運輸 岩城
西濃打線の中心の4番岩城

Honda鈴鹿では、5番長・6番貞光がバットでアピール。貞光は1打席目ではセンター原田の好守備に阻まれるも、フェンス直撃という打飛球を放ち、2打席目には今度は綺麗にセンターに弾き返してみせるなど、新人ながらレギュラー奪取に大きくアピール。Honda鈴鹿はエース瀧中(楽天)、正捕手柘植(西武)がともに抜けてしまったこともあり、その後釜が必須。そういう意味では長が捕手としてだけでなく、この試合では5番にはいって2安打を放つなど、打撃の面でも柘植の穴を埋めてくれそうなのは大きい。昨年の都市対抗ではリリーフとして登板していた竹内も、瀧中の穴を埋めるべく今年は先発準備。この日は3回で6安打を打たれてしまったが、ストレート系のボールでインコースを攻める投球が目立ち、今日は打たれてもあえてそこをテーマとしてるようにも見えた。現状は松本・平尾に次ぐ存在であろうが、今後の出来次第では竹内がその座を射止める可能性も大いにある。
20200626Honda鈴鹿 長
Honda鈴鹿の正捕手獲得に向けてのアピールとなった長


Pickup Player
住谷湧也 西濃運輸 外野手
~高卒ルーキーがレギュラー獲得なるか~
この試合唯一の得点である2点タイムリーを放ったのは、高卒ルーキーながら西濃運輸の1番に抜擢された住谷であった。

住谷は小柄ながらその巧みなミート力を武器に、近江では1年夏からレフトのレギュラーを掴むと、2年春には1番打者としてセンバツに出場。2年夏の甲子園では、敗れたものの準々決勝の金足農戦で吉田(日本ハム)から3安打を放つなど、大会新記録となる打率.769をマークして8強入りに貢献。力強さが増し3番打者を務めた3年春の近畿大会では、準決勝の智弁学園戦で逆転サヨナラ3ラン、決勝の神戸国際大付戦でもホームランを含む5安打の活躍で近畿制覇に貢献。3年夏にも3度目となる甲子園出場を果たすも、初戦で東海大相模に敗れた。

今年から近江のエースであった林とともに西濃運輸に入社した住谷は、この試合では高卒ルーキーながら1番レフトでスタメン出場。1打席目でも打球は捉えたもののセンターフライとなっていたが、見せ場は2死満塁で迎えた2回の第2打席。カウント2B1Sから竹内が投じたストレートを打ち返すと、打球はセンター前への2点タイムリーヒットとなる。高校を卒業するとバットはミートの難しい木製になり、さらに投手のレベルも社会人となると一気にあがる。そんな中でも住谷は対応力の良さを見せつけており。この試合以外でもオープン戦ではスタメンに名を連ねている。

レギュラー争いでいえば、清水や小中といったライバルもおり、その座を射止めることは簡単ではないが、住谷の対応力の高さなら高卒1年目からのレギュラーもあり得るのではないかと思わせる活躍であった。

20200626西濃運輸 住谷
満塁のチャンスで2点タイムリーを放った西濃運輸の高卒ルーキー住谷



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テーマ : 社会人野球
ジャンル : スポーツ

今年1番早くデビューしたルーキーはカナフレックスの安田

といってもピンとは来ないかもしれない。
なぜならKBO(韓国プロ野球)の話だからだ。

安田はヤクルトスワローズJr、浦和シニアでは全国ベスト8、そして早稲田実業に入学とまさにエリート街道であった。パンチ力のある打撃をはじめとして走攻守揃った外野手であり、早稲田実業でも1年夏から1番打者として活躍。2年夏には3番センターを務として活躍し、同じく2年生に重信(巨人)・真鍋(元JX-ENEOS)、1個上に小野田(東京ガス)・土屋(元JFE東日本)と有力選手の揃ったチームは西東京大会を制覇して甲子園に出場。甲子園ではネクストバッターサークルで腕立て伏せをする姿から、「腕立て王子」という愛称も獲得。2回戦では中京大中京と対戦すると4安打4打点3得点の活躍、1番重信・2番真鍋・3番安田の2年生トリオで合わせて14安打と爆発して、21-7と磯村(広島)率いる前年度の王者に完勝した(スコア)。

2年秋からはチームの主将も務め、重信・真鍋に加えてエース内田(元JX-ENEOS)に、1個下の八木(トヨタ自動車)と前チームから逸材の残った有望な世代であったが、西東京のライバルの日大三は吉永(元JR東日本)・横尾(日本ハム)・高山(阪神)・畔上(Honda鈴鹿)というそれを上回る最強世代であり、3年夏の西東京大会では安田自身も22打数12安打としっかりと結果は残したものの、決勝ではこの日大三に1-2と惜敗してしまった。この日大三がこの後、夏の甲子園を制したことは言うまでもないだろう。

早稲田実業ということでそのまま早稲田大に進学。同期には茂木(楽天)をはじめとして、吉永・重信・河原(トヨタ自動車)・丸子(JR東日本)・道端(明治安田生命)といった、早稲田の中でもそうそうたるメンツが揃った世代であり、この世代は4年時には春秋ともリーグ連覇をはたすなど結果を残している。その中でも安田は1年春からベンチ入りをはたし、早慶戦では初安打となる2ベースを放つなど早くから頭角を現していた。

ただ詳細は分からないものの1年夏に安田は早稲田大の野球を退部し、東京メッツというクラブチームでプレーすることになる。ここまでエリート街道まっしぐらから、安田のちょっと変わった経歴が始まる。早稲田大に在学しながら、3年時の2014年からは群馬ダイヤモンドペガサスでプレーし、1年目からリードオフマンとして打率.351、21盗塁という活躍をみせて一躍ドラフト候補に躍り出る。しかしまだ大学在学中であったことが暗黙のルール的に災いしたのかこの年の指名はなく、分配ドラフトにより新球団の武蔵ヒートベアーズに移籍した翌年は打率.288と前年ほどの活躍は見せられなかった。

この年で早稲田大を卒業したこともあり、翌年からは社会人野球の企業チームであるカナフレックスに入社。1年目からセンターとして活躍し、3年目には日本選手権に出場。昨年はJABA長野大会で3番打者として出場している姿を見て、個人的には3番安田4番北川(元楽天)というコンビには非常にテンションが上がったものであった。
20190413カナフレックス 安田1

20190413カナフレックス 安田2
↑カナフレックス時代の安田

ただ昨年で社会人野球も4年目となるとNPBからの指名も厳しいと本人もコメントしており、KOBのトライアウトに参加。実は在日3世ということもあり、韓国でも外国人にはならないということもあり、その後のドラフト会議で斗山でアーズに指名されて、今年からプロ野球選手となった。斗山ベアーズは春先に宮崎でキャンプをしており、宮崎球春ベースボールゲームズにも参加していたので、個人的にはニアミスしてしまった(安田がいるとは知らずに別の試合を見ていた)のは残念だ。

ご存じの通り日本より早く、5月5日にKBOは開幕すると、安田は開幕戦から代走で出場。10日の試合では4回から守備につくと、初安打となるヒットを含む2安打をマークしている。斗山は昨年の韓国チャンピオンであり、レギュラー獲得は容易でないものの、sの活躍には是非とも期待したい。

 早稲田実業(高校野球)
→早稲田大(大学野球)
→東京メッツ(クラブチーム)
→群馬ダイヤモンドペガサス(独立リーグ)
→武蔵ヒートベアース(独立リーグ)
→カナフレックス(社会人野球)
→斗山ベアーズ(KBO)

野球選手が多いが、1人で高校野球→大学野球→クラブチーム→独立リーグ→社会人野球とNPB以外のほぼ全てのカテゴリーを制覇した選手はなかなかいないだろう。今は上述のようにKBOで頑張っているが、ここで成績を残して、NPBに来るという姿には大いに期待したい。その場合はやっぱりマック鈴木とかと同じで、ドラフト会議での指名が必要になるのかな?



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テーマ : プロ野球
ジャンル : スポーツ

社会人野球 各チームのドラフト候補筆頭は【近畿後編】

社会人野球の各チームの中で、ドラフトでの指名に1番近い(と個人的に思っている)選手を紹介していきます。
本日は関西のチームの後編です。

大阪ガス
阪本大樹 投手
昨秋の日本選手権MVP投手は、今年プロの世界に進むのだろうか?阪本は履正社では1年秋から東野・東とともに3枚看板として活躍し、2年春・3年春には甲子園に出場。関西大では、カットボールやスライダーを駆使した投球術に磨きがかかり、2年秋から本格的に先発投手として活躍すると、4年夏には日米大学野球で敢闘賞を受賞する活躍をみせ、4年秋に62イニング連続無失点で、防御率0.40、5勝という圧倒的な成績でMVPを獲得。大阪ガスでも入社当初から先発を務め、昨年の日本選手権では決勝の日本生命戦で1失点完投勝利をあげるなど先発として3勝をあげてMVPを獲得。日本選手権がドラフト後でなければ、昨年の時点で指名されていただろうという素晴らしい投球であった。今年は都市対抗がドラフト後で、その前の日本選手権は中止なので、実績という面ではドラフト候補の中で間違いなくトップクラスの投手である。
20190714大阪ガス 阪本2


NTT西日本
辻本勇樹 捕手
戸柱(DeNA)、大城(巨人)と続いたNTT西日本の捕手の系列を引き継ぐのが今年2年目を迎える辻本である。辻本は北海から仙台大に進学すると1年秋から正捕手を務めると、リーグ戦では4度のベストナインを受賞。打っても中軸を務め、3年秋には3ホーマーを放ち本塁打王、リーグ戦通算打率は3割を超えている。NTT西日本には入社直後のスポニチ杯から正捕手となり、都市対抗・日本選手権でもともにチームを8強まで導いた。冬にはAWBの日本代表のメンバーとしても、優勝に貢献した。プロから見ればキャッチャーとしての能力の高さも魅力だが、キャッチャーながら俊足も兼ねそろえている万能選手であり、場合によっては他のポジションでも使えそうな逸材であり、今年の社会人野球の捕手としては間違いなく1番人気であろう。
20190502NTT西日本 辻本

三菱重工神戸高砂
根来祥汰 外野手
高校時代からその名をとどろかせたスピードスターが、課題を克服しプロの世界に飛び込むか?滝川第二では3年夏の甲子園で.571というハイアベレージを残し、またその俊足が観衆を魅了し、当時からプロにも注目されていたが、三菱重工神戸高砂に入社。1年目から代走などで活躍するも、バッティングはまだ社会人野球の球を捉えられるレベルではなかった。しかし3年目を迎えた昨年は、その打撃がついに開花すると1番打者に定着し、都市対抗2次予選では打率.417をマークし、都市対抗の本戦でも1・2番打者としてスタメン出場を果たした。もともと50㍍5.9秒の俊足、強肩も兼ねそろえた守備はプロにアピールできる代物であるだけに、この打撃がプロでも通用すると評価されれば、まだ高卒4年目と若いこともあり、指名は十分にあり得るだろう。
20171102三菱重工神戸高砂 根来


日本製鉄広畑
川瀬航作 投手
社会人野球界で1年目から名をあげた変則右腕は、プロからの注目度も高い。川瀬は米子松蔭から京都学園大に進学すると、3年春からエースを務め6勝敗けなしの防御率0.98でMVPを獲得、4年春にも5勝敗けなしの防御率0.88でMVPを獲得すると、全日本大学野球選手権では日大国際関係学部から完封勝利をあげて、その名を全国に轟かせた。日本製鉄広畑でも1年目からチームの中心投手として活躍し、都市対抗2次予選では3勝、防御率0.42の活躍をみせた。川瀬の魅力は何といっても全身を使った独特なサイドスローのフォームから繰り出すMax148㌔のストレートであり、これにスライダーやサイドながらSFFを武器としている。足のあげ方も独特でタイミングも取りづらく、プロでもなかなかいない希少な投手であり、欲しがる球団はありそうである。
20190716日本製鉄広畑 川瀬



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社会人野球 各チームのドラフト候補筆頭は【近畿前編】

社会人野球の各チームの中で、ドラフトでの指名に1番近い(と個人的に思っている)選手を紹介していきます。
本日は関西のチームの前編です。

日本生命
越智達矢 外野手
1年目ながら日本生命の4番を務めたとなると、ドラフト解禁となる今年プロが放っておくわけはない。丹原高時代から高校通算47発の強打者として注目されており、明治大に進学すると3年春より主に4番打者を務め、4年春には打率.362、ホームラン3本、14打点という大活躍でベストナインを受賞し、4年夏にはFISU世界大学野球選手権大会の日本代表にも選出された。日本生命でも都市対抗2次予選か5番打者として定着すると、1年目にも関わらず都市対抗では4番に座った。日本選手権では、東京ガス戦でホームランを含む4安打5打点の活躍をみせて、4番打者として準優勝に貢献した。持ち前のスイングスピード・長打力に加えて、身体能力の高さを生かした強肩や走力も魅力であり、高校時代からプロに注目されていた逸材が、社会人野球での活躍も経て、ついにプロの門をたたくこととなるだろうか。
20190723日本生命 越智


パナソニック
片山勢三 内野手
社会人野球で1番スラッガーという言葉が似合う男(=片山)が、昨年の雪辱に燃える。門司学園では4番捕手として活躍し、3年夏には福岡工大城東戦でサヨナラ場外3ランを放つなど高校通算32発をマーク。九州共立大では打撃を生かすためにDHまたはファーストに専念しすると、体重が増えたおともあり、その長距離砲としての力をさらに開花させ、4年間でリーグ戦通算打率.339、14本塁打をマーク。4年秋の明治神宮大会では、今年のドラフト候補No1投手との呼び声高い栗林から2本のホームランを放っている。パナソニックでも1年目から中軸を務め、公式戦6ホーマーで1年目から社会人野球の年間表彰で本塁打王、ベストナインを獲得。しかしプロ入りが期待された昨年は、打率.228と精彩を欠き指名は見送られた。176cm105kgというややぽっちゃりした体格、ホームランを打った後のバット投げのかっこよさといった豪快な打撃は見る人を引き付けるものがあり、確実性さえ復調してくればプロとしては是非とも欲しい選手であろう。
20190713パナソニック 片山2


日本新薬
藤川昴蓮 投手
日本新薬では2年目を迎える藤川は、その力を開花させられれば、すぐさまプロからの指名もあり得る逸材だ。京都外大西時代は控え投手であり、東北福祉大に進学しても3年秋まではリーグ戦登板は1試合のみであった。しかしここでフォームをオーバースローから、テイクバックの小さな独特のスリークォーターに変更すると、制球が安定して、さらにMaxも143㌔→152㌔までアップ。4年春にはリーグ戦で2勝をあげ、全日本大学野球選手権でも決勝戦で先発するなど3試合に登板して優勝に貢献した。京都に戻る形で日本新薬に入社した昨年は、二大大会での登板もなく、まだ実績としては乏しい。ただテイクバックの小さなこの手のフォームの投手はプロでもなかなかおらず、そこからさらに152㌔を投げられれば、簡単にはついていけないだろう。ポテンシャルはぴか一なだけに、リリーフとして結果を出せれば、すぐにプロ入りも見えてくるだろう。
20200223日本新薬 西川


ミキハウス
長谷川成哉 外野手
ミキハウスから約20年ぶりのプロ入りを目指すのが3番打者をつとめる長谷川である。履正社では走攻守揃ったリードオフマンとして活躍し、同期には同じく社会人野球で活躍する阪本(大阪ガス)・東野(Honda)・東(セガサミー)の3本柱がおり、3年春にセンバツ出場を果たすと、その後も近畿大会を制したものの、夏は大阪桐蔭の厚い壁に阻まれた。大工大でも4年時には1番打者として春秋通じて打率.368をマークしてベストナインやリーグ選抜に選出されるなど主力として活躍。ミキハウスでは181㎝88㎏という体格が示す通りパワフルなバッティングも武器に昨年は3番打者として活躍し、都市対抗ではパナソニックの補強選手に選ばれると、ここでも3番打者として活躍した。大阪府野球連盟ベストナインも受賞し、全国の舞台を経験したことで、またプロからの注目度も増し今年はプロ入りを狙う。
20190720パナソニック 長谷川




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高校野球~社会人野球までアマチュア野球なら何でも好きです

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