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2023年のドラフト上位24人を予想してみる

ドラフト会議も明日ということで、今年もドラフト1位2位の計24人を予想してみたいと思います。

◆ドラフト1位
前田悠伍(大阪桐蔭)投手
真鍋慧(広陵)内野手
上田希由翔(明治大)内野手
廣瀬隆太(慶応大)内野手
西舘勇陽(中央大)投手⇐巨人が1位指名を公言
常廣羽也斗(青山学院大)投手⇐広島が1位指名を公言
武内夏輝(国学院大)投手⇐西武・ソフトバンクが1位指名を公言
草加勝(亜細亜大)投手
細野晴希(東洋大)投手
進藤勇也(上武大)捕手
古謝樹(桐蔭横浜大)投手
度会隆輝(ENEOS)外野手⇐中日が1位指名を公言

◆ドラフト2位
木村優人(霞ヶ浦)投手
日當直喜(東海大菅生)投
東松快征(享栄)投手
堀柊那(報徳学園)捕手
坂井陽翔(滝川第二)投手
明瀬諒介(鹿児島城西)内野手
下村海翔(青山学院大)投手
西舘昂汰(専修大)投手
岩井俊介(名城大)投手
松本凌人(名城大)投手
上田大河(大商大)投手
松本健吾(トヨタ自動車)投手


20230611青山学院大 常廣
広島が1位指名を公言している常廣(青山学院大)

20230918東洋大 細野
今年のドラフトの最大の目玉と思われる158㌔左腕細野

20230406国学院大 武内
西武とソフトバンクの2チームが1位指名を公言してくじ引き確定の武内

20230828高校日本代表 前田
U18日本代表のエースとしてW杯を制した高校No1投手の前田


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各球団におススメのドラ1を紹介してみる【セリーグ編】

いよいよ今月がドラフト会議ということで…プロ野球の各球団に対して、個人的に勝手にドラフト1位の選手をおススメしていきたいと思います。例えるなら自分がその球団のGMだったら、この選手をドラフト1位で指名するという話になります。個人の妄想も入っていますが、まずはセリーグ編をご覧ください。


阪神:坂井陽翔(滝川第二)
今年優勝を果たし、全体的に戦力が整っている阪神。投手陣は村上・大竹という救世主が2人も出てきており、野手も中野のセカンドコンバートで課題となったショートは木浪が安定した成績を出し、若い小幡も打率は良く、穴は少ない。昨年は森下を1位指名しており、2016年から続く各年の法則もあり、今年は投手、特に高校生に照準を当てるものと思われる。

そんな阪神におススメしたいのは、地元兵庫の加古川出身で、滝川第二の坂井。186㎝の長身から角度のあるMax149㌔のストレートに加えて、得意のフォークをはじめとしてスライダー・カーブ・2シームなど多彩な変化球を操る器用さも兼ねそろえる本格派右腕。春にはU18日本代表の1次候補合宿にも参加しており、その後の春季大会ではセンバツに出場した社から1失点完投勝利をあげるなどして、チームを兵庫準Vに導いた。今年の夏は2失点完投も明石商に敗れ、結局坂井は甲子園の土を踏むことはできなかったものの、ひそかに坂井の獲得を狙っているチームにとっては好都合だったかもしれない。

投手を本格的に始めたのは高校に入ってからであり、まだまだ伸びしろも大きく、4番打者を務めるなど打力もあり外野手としての評価も高い。高校生右腕としてはNo1といえる逸材で、大学生に指名が集中している間に、将来のエースを確保といきたいところだ。
20230503滝川第二 坂井3


広島:前田悠伍(大阪桐蔭)
広島は今年のドラフトにおいては白武スカウト部長が「高校生中心」「上位は投手」というコメントを出している。他球団では若い投手がローテーションに入ってくることが多くなっている昨今だが、実際に広島のローテーションをみてみると、1番若くて大卒4年目の森下ということで、次世代のローテーションを担う投手が欲しいところ…。ただ昨年も高校生投手をドラフト1位で指名しているので、昨年のドラフト1位である素材型の右腕の斎藤優汰とは正反対といえるタイプ、左腕であり実績が十分な大阪桐蔭の前田悠伍をおススメしたい。

前田は最強軍団大阪桐蔭で、1年秋からエース格として活躍している左腕で、1年秋と2年秋に明治神宮大会を連覇、2年春にはセンバツでも決勝の近江戦を含む2試合に先発して1点も取られることなく、センバツ優勝を果たしている。ストレートはMax148㌔で、左バッターのアウトコース・右バッターのインコースに角度のあるボールが投げられ、スライダー・カーブ・チェンジアップ・2シームといった変化球も全てが一級品。コントロールもよくボールを低めに集められ、投げミスも少なく、表情も変えずに淡々と打者を抑えていく安定感抜群の投手です。ただ春先からはケガもあり、今年の夏は大阪大会決勝で履正社に敗れ、甲子園出場を逃すという挫折を味わい、評価もやや下がりかけた。しかしU18日本代表ではエースとして決勝戦では台湾から1失点完投(7回制)をあげるなど、16回2/3を1失点という成績で、チームを初の世界一に導き、やはり前田は別格ということを印象付けた。

近年の高校生投手では、その完成度は間違いなくNo1といえる前田。完成度が高すぎて、伸びしろが少ないのではという声も上がるほどですが、スピードに関してはまだ上がる余地はあると思うし、手がプロの強打者となれば、投手としてさらなる引き出しをもっていそうと思わせる投手である。

広島のローテーションで、左腕として定着しているのは床田のみ。前田であれば、1年目からローテーションを担うことも可能であると思っているので、そういう意味でもうってつけの投手かもしれない。
20230828高校日本代表 前田


DeNA:廣瀬隆太(慶応義塾大)
DeNAでは今年で35歳になるサード宮崎の後継者問題が、数年前からささやかれている。そんな話をよそに宮崎は今シーズン首位打者獲得と健在だが、投手力に加えて、課題の外野手も関根が台頭してきて戦力が充実している今こそ、この宮崎の後継者を確保しておきたい。

そんなDeNAにおススメしたいドラフト1位は、慶応義塾大の廣瀬隆太。この秋のリーグ戦では東京六大学野球連盟で通算19号の本塁打をマークし、高橋由伸のもつ通算最多本塁打記録の23本も視野に入ってきている右のスラッガー。幼稚舎から慶応義塾という生粋の慶応ボーイは、慶応義塾高では2年夏の甲子園には4番ファーストとして出場するなど、高校通算41発をマーク。慶応義塾大でも1年秋からクリーンアップを務めると、1年秋・3年春・3年秋と3度のベストナインを獲得。2年春には全日本大学野球選手権を制し、3年夏には侍ジャパン大学代表にも選ばれ4番も務め、今年も2年連続で侍ジャパン大学代表に選出。スイングの強さが最大の魅力の大型スラッガーだが、身体能力も高く、これだけの実績がありながら、慶応義塾大の堀井監督が「持っているものを全部出しきれていない」と表現するポテンシャルの持ち主。内野であれば、ファースト・セカンド・サードと多様にこなすことができますが、肩が強くサードが1番合っていると思うので、宮崎の後継者に指名しました。ただ宮崎がまだまだ健在のようであれば、ソトの成績が落ちているDeNAにおいては、廣瀬をファースト、あるいは廣瀬セカンド・牧ファーストというオプションもとることができ、チーム力がアップすることは間違いない。
20220514慶応大 廣瀬


巨人:西舘勇陽(中央大)
エース菅野にも陰りが見え始めて、現状投手陣でフル回転している投手は戸郷くらいという巨人。今年のドラフトでも即戦力投手を指名して、何とか投手陣を充実させたいところである。

そんな巨人にドラフト1位としておススメしたいのは、中央大の155㌔右腕の西舘勇陽。花巻東では菊池雄星・大谷翔平も1年生のときには背負った、出世番号である「17」を背負い、1年秋の東北大会では3試合に先発登板して、防御率1.33の活躍でチームを翌春のセンバツ出場。中学時代は軟式でMax127㌔であったが、高1の冬には142㌔をマークするなど、その成長スピードとポテンシャルに、スカウトも大きな期待を頂いたが、その後はケガもあり、2年春・2年夏・3年夏と3度も甲子園に出場するも、本来の投球は披露できなかった。ただ中央大に進学すると、1年秋からリリーフ投手として150㌔を越えるスピードをマーク。3年春の途中から先発にまわり、中央大のエースとして活躍。3年秋までは全てのシーズンで、防御率が1点台と安定した成績で、3年秋はベストナインも獲得しています。今年の春や防御率3.43と不調に苦しみ、大学日本代表も落選。ただ現在の秋季リーグ戦ではきっちりと修正してきており、10/9現在で防御率1.16と抜群の投球をみせている。

西舘の最大の魅力は、スピードのあるボールを安定して投げられるところ。よくMaxが150㌔台といっても、実際に見てみると150㌔越えのボールはわずかしかないという投手がいます。しかしMax155㌔の西舘は、先発しているときでも、150㌔越えのボールが大半をしめて、さらにSFFも140㌔越え、スライダーは130㌔越えと変化球にもスピードがあります。先発をしてもスピードが落ちないのは大きな魅力ですが、この140㌔のSFFとは抑えとしても通用しそうなボールである。

そして何といっても巨人は来年から阿部新監督が指揮を握るが、阿部監督は中央大の出身。初仕事として、是非とも母校の逸材を確保したいところだろう。
20230918中央大 西舘


ヤクルト:細野晴希(東洋大)
清水、奥川、木澤、山下、吉村とここ5年連続で投手を1位指名しているヤクルト。そろそろ野手を1位指名したい頃合いで、ヤクルトでプレーしていた度会博文氏の長男である、度会隆輝の指名などを期待したいところだが…チームの現状を見ると、やはり投手、特に即戦力の先発投手が最優先となるでしょう。

そんなヤクルトにおススメしたいドラフト1位は、東洋大のサウスポー細野晴希。ヤクルトの地元の東京出身の左腕は、東亜学園ではキレのあるボールが武器の左腕として活躍し、2019年には佐々木朗(ロッテ)・奥川(ヤクルト)・宮城(オリックス)らと共にU18日本代表候補合宿のメンバーに選出(合宿は春季大会と日程が重なり辞退)。東洋大に進学すると、一気にスケールアップして、140㌔程度だったストレートは150オーバーを連発するまでに成長し、大きく曲がるスライダーをはじめとして、SFF・カットボール・カーブなどの変化球も一級品。東洋大では2年春からエースとして活躍し、2年春のリーグ戦では8個もの牽制を刺しており、初見では盗塁は不可能と言われる牽制も大きな武器。今年は東都2部で、5勝0敗、防御率0.82という成績で、MVP・最優秀投手・最優秀防御率などのタイトルを総なめにし、入替戦では駒澤大から1失点完投勝利をあげ、チームを1部昇格に導いた。夏には大学日本代表として、日米大学野球選手権を制し、U18日本代表との壮行試合では、東京ドームのマウンドでなんと158㌔をマーク。秋のリーグ戦では、まだ本調子とはいかないものの、エースとして昇格即優勝を狙うチームを牽引している。

まだ好不調の波が大きい、球数が多すぎるなど課題はあるものの、それも逆に見れば伸びしろで、今年の大学生ドラフト候補としてはNo1といえる投手。ドラフト1位競合の可能性もあるものの、ヤクルトは競合も気にしない印象。またヤクルトは、1番若いのが高卒1年目の坂本、その次が大卒2年目の山下と若い世代に左腕が少なく、左腕の層を厚くする意味でも細野は適任といえる。
20230918東洋大 細野


中日:上田希由翔(明治大)
昨年は阿部・京田を放出し、ドラフトで二遊間の即戦力4人を指名した中日。今年は投手を上位で指名したいところだが、投手はまずまずなのに、チーム得点数がダントツに少なく、投手に勝ち星がつかないというチーム事情を踏まえると、1位では即戦力の野手を指名する必要があるかと思われる。

そんな中日にうってつけなのは、明治大の主砲の上田。上田は中日のお膝元の愛知県出身で、高校は愛産大三河で2年夏には4番打者として甲子園に出場。細野の同じくU18日本代表候補合宿のメンバーにも名を連ね、高校通算は46本塁打をマーク。明治大に進学すると、何と1年秋から4番打者として打率.344をマークするなど活躍し、以降明治大の不動の4番打者として、3年春から3季連続でベストナインを獲得、3年秋には明治神宮大会優勝を果たし、3年夏には侍ジャパン大学代表で4番も務め、今年も同じく侍ジャパン大学代表に選出されています。上田は長打力もあり、アベレージも残せる打者ですが、何よりも凄いのは勝負強く、継続して安定して成績を残しているところだ。10/9時点での東京六大学野球で通算71打点は、鳥谷と同点で歴代7位タイであり、まだリーグ戦が残っているので、お半身岡田監督の最多記録81打点にもトライしてほしい。大学野球の1シーズンはせいぜい10試合ちょっとなので、プロに行くような強打者であっても、たまたま調子が悪く、数字を落とすシーズンがある。ただ上田は1年秋以降の最低打率は.231で、通算打率は.313、2年秋以降は全シーズンで10打点以上をマークするなど、打撃の安定感が際立っている。上田は現在はサードが主戦場だが、高校時代は投手としても名をはせていた肩力、また走力もあり、大学ではファースト・セカンド・外野なども守るなど守備面でも万能な選手。二遊間のレギュラーを放出していまい、ファーストのピシエドは衰えが激しく、外野も早く大島の後継者が欲しい中日にとっては、1年目から成績を残せそうな打撃にユーティリティーさを兼ねそろえる上田は3人くらい欲しい選手かと思う。
20230611明治大 上田

以上です。パリーグ編も書く予定なのでお楽しみに。


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2023年のドラフト1位12人予想(1月段階)

2023年の1発目として、今年のドラフト1位12人を、あくまで現段階での見立てにはなりますが、予想してみたいと思います。

①前田悠伍(大阪桐蔭) 投手
ストレートはMax148㌔をマークし、スライダー・2シーム・チェンジアップといった変化球も素晴らしく、コントロールも抜群と非の打ちどころがない左腕。近年の高校生では間違いなく完成度はNo1であり、2年春にはセンバツを制すると、2年秋にはチームを連覇に導くなど実績も十分。もはや完成度が高すぎて、伸びしろを危惧する声もあるが、それでもドラフト1位は固いと思われ、さらにセンバツで150㌔をマークするなど成長した姿を見せることができれば、競合も確実なレベルになるだろう。
20221118大阪桐蔭 前田

②平野大地(専大松戸) 投手
ストレートのMax151㌔は、来年の高校3年生世代では(現段階では)最速。ただ球が速いだけの投手でなく、スライダーやカーブといった変化球でしっかりとカウントもとれる。昨秋はコンディション不良などに見舞われてながらも、チームを関東大会準Vに導いており、本調子であれば、どれだけのピッチングを見せるのか、センバツでの投球が楽しみ。投手経験は少なく、まだまだ伸びしろもありそうで高校生右腕としてはNo1の評価であると思われる。
20220925専大松戸 平野

③佐々木麟太郎(花巻東) 内野手
花巻東の佐々木監督の息子としても注目され、183㎝117㎏という高校生は離れした体格から繰り出すスイングはすさまじいものがある。花巻東で1年春から主軸を務めると、高校通算は2年秋終了時点で106発を誇り、清宮(日本ハム)の持つ高校通算最多の111発の記録を更新することは確実な状況。ケガ多い、ここ最近は大一番で結果を出せていない、ファーストしか守れないなどの懸念点はあるものの、それでも高校生としては抜きんでた実力をもつスラッガーはであり、清宮レベルの評価が与えられると思われる。
20220323花巻東 佐々木


④真鍋 慧(広陵) 内野手
189cm91kgという体格を誇る左の大型スラッガーは、広陵では1年夏からクリーンアップを務め、昨秋は神宮大会で東海大菅生戦と大阪桐蔭戦でそれぞれホームランを放ち、高校通算は49発、チームを2年連続での神宮大会準優勝に導いた。ポジションは現在はファーストであるが、肩もよく、投手としても招待試合で142㌔をマークし、体格の割には走力もあり、プロでは他のポジションへの適用もできそうだ。佐々木という同じく超高校級の左のスラッガーが今年いることは、残念なところだが、2人ともドラフト1位になれる逸材である。
20221119広陵 真鍋

⑤西舘勇陽(花巻東→中央大) 投手
花巻東時代からその投手としての素質の高さを評価されていた右腕は、中央大に進学して、その素質が昨年ついに開花。春はリリーフエースとして活躍すると、入替戦から先発に回ってチームを1部残留に導き、秋はエースとして5勝1敗・防御率1.70という成績を残し、大学日本代表候補合宿にも参加。ストレートはMax155㌔をマークし、先発登板時でも150㌔超えを連発し、何といっても昨年からは安定感が出てきて、ゲームメイクにも定評が出てきおり、先発が欲しいチームにはうってつけであろう。
20220622中央大 西舘

⑥細野晴希(東亜学園→東洋大) 投手
東亜学園時代はどちらかというとキレで勝負するタイプの左腕であったが、東洋大進学後に球速がアップし、Max155㌔をマークするまでに成長。大きく曲がるスライダーをはじめとして、カットボールやSFFなども操り、奪三振率が高く、また1塁牽制も持ち味でスタートを切るのが難しい。2年春から東洋大のエース格として活躍し、3年春には東都2部の最優秀投手賞、3年春冬と大学日本代表候補にも選ばれた。成績以上にボールのすばらしさから、昨年でもドラフト1位と言われていた逸材である。
20220622東洋大 細野

⑦松本凌人(神戸国際大付→名城大) 投手
大胆なサイドスローのフォームから繰り出すストレートはMax151㌔をマークし、カットボールやSFFなど140㌔近いスピードで打者の手元で曲がる変化球も魅力。名城大では昨春はリーグ戦で5勝、防御率1.11という活躍でチームを優勝に導くと、全日本大学野球選手権では天理大から1失点完投勝利。秋はリリーフエースとして活躍し、神宮大会では3試合に登板して失点0の快投でチームは4強入り。リリーフとしての高い適正を示し、唯一無二の豪腕サイドスローとして欲しいチームは多いはずだ。
20210610名城大 松本

⑧上田大河(大商大高→大阪商業大) 投手
Max153㌔の力のあるストレートに、フォーク・カットボールが武器の本格派右腕は、大商大では3年秋までで通算防御率1.55と安定して好成績を収めており、夏には3年生ながら大学日本代表に選出され、ハーレムベースボールウィークではリリーフとして3試合無失点。秋のリーグ戦では3勝、防御率1.00という成績を残した。神宮大会では疲労からかスピードは出ていなかったものの、それでもゲームメイク能力を見せるつけ、先発でもリリーフでもこなせる右腕として人気は高い。
20221120大商大 上田

⑨進藤勇也(筑陽学園→上武大) 捕手
セカンド送球1.8秒の強肩に、落ち着いたリードが持ち味の捕手であったが、上武大に進学してからは打力もアップ。昨秋はリーグ戦で打率.364・4本塁打・15打点という数字を叩き出すなど、勝負強い4番打者として結果を残している。3年生ながら大所帯の上武大を率いる主将に就任したり、大学日本代表の正捕手を務めたりしており、大学生捕手としては近年で1番というレベルに達しつつある。昨年のドラフトでは即戦力捕手の指名が少なく、どのチームも欲している選手であり、進藤を獲得するのは1巡目でないと無理だと思われる。
20220611上武大 進藤

⑩上田希由翔(愛産大三河→明治大) 内野手
明治大では1年秋から4番を務めている左のスラッガーは、3年間で通算打率が3割を超えており、現役では最多の66安打・50打点をマーク。昨年も安定した成績を残し、春秋連続でベストナイン受賞・リーグ優勝を達成し、秋には神宮大会を制して日本一に輝いた。打つ方に目が行きがちだが、走力もあり、高校時代は投手としても注目されていた強肩で、ファースト・セカンド・サード・外野とどこでも守れるのも強みである。
20221120明治大 上田

⑪廣瀬隆太(慶応→慶応大) 内野手
東京六大学通算13発を誇る右のスラッガーは、昨年も春秋と連続ベストナインを獲得し、大学日本代表にも選出。打つだけでなく50㍍6.3秒と走力もあり、遠投110㍍の強肩で内野のスローイングはメジャーリーガーを彷彿させるなど身体能力が高い。成績を残しながらも、慶応大の堀井監督が「能力のほとんどを出し切れていない」というほどでの選手で、右のスラッガーということに加えて、ポテンシャルの高さから、ドラフトでは人気が出そうな選手である。
20220514慶応大 廣瀬

⑩度会隆輝(横浜→ENEOS) 外野手
高卒時には指名漏れを味わったものの、ENEOSに入社すると、高卒1年目からレギュラーとして活躍。持ち前のバットコントロールに加えて、体格もがっしりしてきて、フルスイングができるようになり、大きくパワーアップ。昨年の都市対抗では、打率.429に加えて、5試合で3ホーマーを放ってチームを優勝に導き、文句なしの橋戸賞を受賞。今年で高卒3年目と若いにも関わらず、これだけ打てる選手は貴重であり、1巡目で消えると予想される。
20220729ENEOS 度会


上記の他には、
東松快征(享栄) 投手
坂井陽翔(滝川第二) 投手
堀柊那(報徳学園) 捕手
武内夏暉(国学院大) 投手
常廣羽也斗(青山学院大) 投手
高太一(大阪商業大) 投手
松本健吾(トヨタ自動車) 投手
といった選手もドラフト1位候補になってくるとは思います。


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2022年のドラフト上位24人を予想してみる

ドラフト会議まであと3日ということで、今年もドラフト1位2位の計24人を予想してみたいと思います。

◆ドラフト1位
斉藤優汰 投 (苫小牧中央) ←広島が1位指名公言
安西叶翔 投 (常葉大菊川)
松尾汐恩 捕 (大阪桐蔭)
内藤鵬 内 (日本航空石川)
イヒア・イツネ 内 (誉) ←ソフトバンクが1位指名公言
浅野翔吾 外 (高松商) ←巨人が1位指名公言
曽谷龍平 投 (明桜→白鴎大) ←オリックスが1位指名公言
庄司康誠 投 (新潟明訓→立教大)
矢澤宏太 投外 (藤嶺藤沢→日体大) ←日本ハムが1位指名公言
山田健太 内 (大阪桐蔭→立教大)
蛭間拓哉 外 (浦和学院→早稲田大) ←西武が1位指名公言
吉村貢司郎 投 (日大豊山→国学院大→東芝)


◆ドラフト2位
門別啓人 投 (東海大札幌)
田中晴也 投 (日本文理)
山田陽翔 投外 (近江)
三塚琉生 外 (桐生第一)
西村瑠伊斗 外 (京都外大西)
金村尚真 投 (岡山学芸館→富士大)
青山美夏人 投 (横浜隼人→亜細亜大)
菊地吏玖 投 (札幌大谷→専修大)
野口泰司 捕 (栄徳→名城大)
友杉篤輝 内 (立正大淞南→天理大)
森下翔太 外 (東海大相模→中央大)
益田武尚 投 (嘉穂→北九州市立大→東京ガス)


20220831大学日本代表 曽谷
オリックスが1位指名を公言している曽谷(白鴎大)

20210515日体大 矢澤3
日本ハムが1位指名を公言している二刀流矢澤(日体大)

20220311高松商 浅野
巨人が1位指名を公言している浅野(高松商)

20220514早稲田大 蛭間
西武が1位指名を公言している蛭間(早稲田大)



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今年のドラフトは大阪桐蔭神宮大会世代に注目

昨年の明治神宮大会(高校の部)は、大阪桐蔭が制した。甲子園では春に3度、夏に5度優勝を果たしている大阪桐蔭であるが、意外なことにこの秋の日本一に輝くのは初めてのことであった。そもそも大阪桐蔭がこの神宮大会に出場するのも、まだ3回目であったのが、今年のドラフトはこの大阪桐蔭で神宮大会に出場した世代の選手が主役となりそうだ。

まず昨年神宮大会を制した、新高校3年生世代では、前チームからの唯一のレギュラーであるキャッチャーの松尾に注目だ。全国レベルの捕手が集まってくる大阪桐蔭において、1年秋にショート→捕手に転向したという異色の捕手であるが、2年秋には正捕手として甲子園に出場。強肩に加えて、もとはショートだっただけあり動きが非常に機敏な選手であり、打っても3番打者として
神宮大会決勝では2ホーマーを放つなど活躍し、捕手転向から1年足らずだが、高校生捕手ではNo1との呼び声が高くドラフト上位候補となる。他にも海老根はU15日本代表時代から定評のある強打に加えて、俊足・強肩で身体能力が高く、センター守備も一級品でドラフト候補となる。投手陣も秋は新2年生左腕の前田が実質上のエースであったが、183㎝でMax147㌔を誇る別所、188㎝でMax146㌔を誇る川原、186㎝左腕の川井と新3年生の3本柱もポテンシャルは十分で、今後の活躍次第では十分にドラフト候補となりえる。
20210926大阪桐蔭 松尾2
高校生捕手でNo1との呼び声高い松尾

前回神宮大会に出場したのは、2018年に春夏甲子園を連覇し、根尾・藤原らを擁して最強と言われた世代である。高卒で根尾(中日)・藤原(ロッテ)・横川(巨人)・柿木(日本ハム)と4人もプロ入りしたものの、残りの選手たちは今年で大学4年生を迎える。そんな中でも最注目なのは、大阪桐蔭では6番セカンドであった立教大の山田。1発もあることながら、安打数は東京六大学の現役トップで、1年春からの通算打率も3割越えで、パワーとアベレージを兼ね備える右打ちの大型セカンドとして、大学生の野手の中ではトップクラスの評価を得ている。この世代の主将で3番サードを務めていた中川も早稲田大では1年春からレギュラーを掴み、3年秋にはベストナインを獲得して、今年は主将を務める。ポジションもサード→セカンドに転向して、山田とのベストナイン争いも注目で、こちらもドラフト候補である。さらに1番打者を務めていた宮崎(立教大)は立教大の俊足強打のリードオフマン、2番を務めていた青地(同志社大)は昨秋に首位打者を獲得しており、こちらは即プロというタイプではないかもしれないが、実績十分でドラフト候補に入ってくる。さらに大阪桐蔭時代は内野の控えであったが、天理大では体重を10㎏アップさせて、昨秋は4割越えの打率をマークした俵藤にも注目だ。
20210516立教大 山田
東京六大学で現役No1の安打数を誇る大型内野手の山田

そして最初に大阪桐蔭で神宮大会に出場したのは、その2年前に当たる2016年世代。日本ハム入りしたエース高山を擁する世代は、神宮大会では初戦で早川(楽天)を擁する木更津総合に勝利するも、センバツでは早川にリベンジを喫して、夏も大阪大会で敗れるなど大阪桐蔭としては不遇の年となってしまった。そんな世代の選手たちは、今年社会人野球でいえば大卒2年目となり、まさにドラフト解禁を迎える。昨年の日本選手権決勝で対戦した三菱重工East3番中山は先輩の浅村を彷彿とさせる強打の右打ちのセカンドであり、大阪ガスの5番三井は186cm96kgからフルスイングが魅力の左のスラッガーであり、この2人は今年の社会人野手でもトップ2といえる存在だ。他にも都市対抗ではHonda熊本の4番としてサヨナラ弾を含む2ホーマーをマークして若獅子賞を獲得した古寺、日本新薬で1年目からレギュラーを獲得した大石もドラフト候補といえる存在。また吉澤(大阪ガス)や永廣(明治安田生命)も今年の活躍次第では可能性はある。
20210630三菱重工East 中山
昨年はルーキーながら三菱重工Eastの3番を務めた中山

大阪桐蔭で神宮大会に出場した3世代が、今年はちょうどドラフトイヤーを迎えることとなり、それぞれドラフト候補が目白押しな状態。今年のドラフト会議では大阪桐蔭戦士から何人が指名を受けるのか楽しみである。

まとめ
【大阪桐蔭選手の今年のドラフト候補】
◆新高校3年生世代
別所孝亮 投手
川原嗣貴 投手
河合泰志 投手
松尾汐恩 捕手
海老根優大 外野手

◆大卒世代
中川卓也(早稲田大) 内野手
山田健太(立教大) 内野手
俵藤夏冴(天理大) 内野手
宮崎仁斗(立教大) 外野手
青地斗舞(同志社大) 外野手
※同期は藤原(ロッテ)、根尾(中日)、柿木(日本ハム)、横川(巨人)

◆社会人解禁世代
吉澤一翔(大阪ガス) 内野手
中山遥斗(三菱重工East) 内野手
永廣知紀(明治安田生命) 外野氏
三井健右(大阪ガス) 外野手
大石航輝(日本新薬) 外野手
※同期は高山(日本ハム)


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