東邦【センバツ出場校紹介③】
第3回目は、秋の東海王者で投打でプロ注目の藤嶋(3年)率いる東邦です。
愛工大名電、中京大中京と並ぶ愛知の超強豪校。OBには岩田(中日)、関根(DeNA)、今年のドラフト候補:丸山(東海大)らがいます。甲子園の出場は、藤嶋が1年生だった2014年の夏以来。意外なことにセンバツは11年ぶりの出場となりますが、優勝すれば史上最多の5度目となります。
--秋の成績--
愛知大会優勝
東海大会優勝
明治神宮大会ベスト8(3-4青森山田)
--投手--
エースはご存知、1年夏から東邦のマウンドに上がる藤嶋。1年時はボールをガンガン投げ込むタイプのピッチャーであったが、今ではMax146㌔のストレートとスライダーに加え、ナックルカーブやカットボールなども操るクレバーな投球もできるようになった。東海大会を1人で投げぬくなどスタミナも十分である。
こうなると藤嶋頼みの投手陣に見えるが、2番手以降にも実力者が揃っている。昨年から2番手である松山(3年)は左スリークウォーターから140㌔を超えるストレートを投げ込み、秋は25イニングで36奪三振を奪った。右腕の近久もMax145㌔を誇る右の本格派である。

エース 藤嶋
--野手--
鈴木理(3年)・濱嶋(3年)の二遊間はうまさと堅実さを兼ねそろえていて、センターの石橋(3年)を含めてセンターラインはまさに鉄壁である。捕手の高木(3年)は強肩だが、明治神宮大会では連続パスボールで決勝点を与えてしまうなど、キャッチングはもう少し向上して欲しいところだ。
チーム打率.379の強力打線の中心も藤嶋である。高校通算38本塁打を誇り、明治神宮大会の秀岳館戦での2ホーマーは、ともに飛距離が高校生離れしていた。藤嶋の前後を打つ、松本(3年)・松山(3年)もともに打力は十分で、打率は4割を超える。秋は1番を打つ鈴木光が.530ととにかく塁に出て、中軸に回せたのが大きかった。6番の小西(3年)も、秋は.200と伸び悩んだが、パンチ力があり、春には期待される。
秋季大会ではベンチ入り全員が新3年であった。新2年生がこれに奮起して、センバツではレギュラー陣を脅かすようになると、チームとしてさらに上に行けることだろう。

1番レフト 鈴木光

3番ファースト 松本
--センバツ制覇へのキーマン--
松山仁彦(3年)
上述の通り東邦は決して藤嶋のワンマンチームではない。ただエースで4番で主将の藤嶋が柱のチームであるというのもまた事実であり、藤嶋が崩れる=チームが崩れるとなってしまわないかが不安なところである。
そこでカギとなるのが、藤嶋を次ぐ選手:松山である。
5番ライト兼控え投手である松山は
・投で藤嶋が崩れたときに、登板し
・打で藤嶋が打てなかったときに、打席が回って来る
昨秋は、打率.420 本塁打4 防御率 0.36 と実績も残しているために、それが十分にできる実力は兼ねそろえている。他チームであれば4番でエースであってもおかしくない存在だ。
しかし昨秋の明治神宮大会2回戦の青森山田戦では、スタメンから外れる。これはあとのピッチングに備えた処置だが、本人にとっては悔しかったはずだ。松山は代打ですると2ベースを放ち、そのままマウンドに上がって勢いのあった青森山田打線を抑えた。最終的にはキャッチャー高木の連続パスボールで決勝点をとられ敗戦投手となってしまったが、存在感は十分に発揮した。センバツでも投打で「第2の藤嶋」松山の活躍に期待です。

5番ライト兼控え投手 松山
くじ運には恵まれた東邦はベスト8まで進出できる可能性は1番高いチームだと個人的には思っています。藤嶋が去年の敦賀気比:平沼(現:日本ハム)のようになることも、大いにあり得りえます。
愛工大名電、中京大中京と並ぶ愛知の超強豪校。OBには岩田(中日)、関根(DeNA)、今年のドラフト候補:丸山(東海大)らがいます。甲子園の出場は、藤嶋が1年生だった2014年の夏以来。意外なことにセンバツは11年ぶりの出場となりますが、優勝すれば史上最多の5度目となります。
--秋の成績--
愛知大会優勝
東海大会優勝
明治神宮大会ベスト8(3-4青森山田)
--投手--
エースはご存知、1年夏から東邦のマウンドに上がる藤嶋。1年時はボールをガンガン投げ込むタイプのピッチャーであったが、今ではMax146㌔のストレートとスライダーに加え、ナックルカーブやカットボールなども操るクレバーな投球もできるようになった。東海大会を1人で投げぬくなどスタミナも十分である。
こうなると藤嶋頼みの投手陣に見えるが、2番手以降にも実力者が揃っている。昨年から2番手である松山(3年)は左スリークウォーターから140㌔を超えるストレートを投げ込み、秋は25イニングで36奪三振を奪った。右腕の近久もMax145㌔を誇る右の本格派である。

エース 藤嶋
--野手--
鈴木理(3年)・濱嶋(3年)の二遊間はうまさと堅実さを兼ねそろえていて、センターの石橋(3年)を含めてセンターラインはまさに鉄壁である。捕手の高木(3年)は強肩だが、明治神宮大会では連続パスボールで決勝点を与えてしまうなど、キャッチングはもう少し向上して欲しいところだ。
チーム打率.379の強力打線の中心も藤嶋である。高校通算38本塁打を誇り、明治神宮大会の秀岳館戦での2ホーマーは、ともに飛距離が高校生離れしていた。藤嶋の前後を打つ、松本(3年)・松山(3年)もともに打力は十分で、打率は4割を超える。秋は1番を打つ鈴木光が.530ととにかく塁に出て、中軸に回せたのが大きかった。6番の小西(3年)も、秋は.200と伸び悩んだが、パンチ力があり、春には期待される。
秋季大会ではベンチ入り全員が新3年であった。新2年生がこれに奮起して、センバツではレギュラー陣を脅かすようになると、チームとしてさらに上に行けることだろう。

1番レフト 鈴木光

3番ファースト 松本
--センバツ制覇へのキーマン--
松山仁彦(3年)
上述の通り東邦は決して藤嶋のワンマンチームではない。ただエースで4番で主将の藤嶋が柱のチームであるというのもまた事実であり、藤嶋が崩れる=チームが崩れるとなってしまわないかが不安なところである。
そこでカギとなるのが、藤嶋を次ぐ選手:松山である。
5番ライト兼控え投手である松山は
・投で藤嶋が崩れたときに、登板し
・打で藤嶋が打てなかったときに、打席が回って来る
昨秋は、打率.420 本塁打4 防御率 0.36 と実績も残しているために、それが十分にできる実力は兼ねそろえている。他チームであれば4番でエースであってもおかしくない存在だ。
しかし昨秋の明治神宮大会2回戦の青森山田戦では、スタメンから外れる。これはあとのピッチングに備えた処置だが、本人にとっては悔しかったはずだ。松山は代打ですると2ベースを放ち、そのままマウンドに上がって勢いのあった青森山田打線を抑えた。最終的にはキャッチャー高木の連続パスボールで決勝点をとられ敗戦投手となってしまったが、存在感は十分に発揮した。センバツでも投打で「第2の藤嶋」松山の活躍に期待です。

5番ライト兼控え投手 松山
くじ運には恵まれた東邦はベスト8まで進出できる可能性は1番高いチームだと個人的には思っています。藤嶋が去年の敦賀気比:平沼(現:日本ハム)のようになることも、大いにあり得りえます。
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