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4/30 木更津総合×東海大市原望洋【春季千葉大会】

個人的には千葉のNo1 VS No2だと思っているこの戦い。前日に東海大市原望洋のエースの島が153㌔を記録(阪神のスピードガンによると)とあって、さらに注目が集まった。

スタメン

木更津総合
SS 峯村 6
3B 井上 5
2B 小池 4
RF 鳥海 9
LF 野尻 18
CF 木戸 8
1B 山下 3
C 大澤 2
P 武田 10

東海大市原望洋
CF 倉石 9
SS 藤本 9
LF 荒川 7
C 峯尾 2
RF 塚本 15
1B 山本 3
P 金久保 11
3B 具志堅 16
2B 鯨井 4


残念ながら期待された早川(3年)・島(3年)の両エースは先発を回避しました。

試合経過

初回、先攻の木更津総合は先頭の峯村がヒットで出塁するも、後続が倒れ無得点。その裏、東海大市原望洋は先頭の倉石が2球で追い込まれるも、そこからアウトコースのボールを見極めてカウント2-3となる。木更津総合の先発:武田が投げた6球目もアウトコースのストレートであったが、倉石はそれをうまくレフト方向に打ち返すと、打球は伸びて伸びて、レフトスタンドに入る先頭打者ホームランとなる。(木0-1東)

4回裏、東海大市原望洋は峯尾の2ベースと2つの四球を絡めて満塁のチャンスを作ると、8番:具志堅が初球をとらえ、左中間走者一掃のタイムリー2ベースを放つ。(木0-4東)

5回表、木更津総合は武田→三石(3年)にピッチャー交代。しかし先頭打者に四球を与えると、続く4番:峯尾に右中間に運ばれ1点を追加される。さらに5番:塚本のバントが内野安打となり無死1・3塁となるが、そのピンチは三振→併殺打で切り抜ける。(木0-5東)

8回表、木更津総合の代打攻勢が結果を出す。まず先頭の代打:錦田(2年)が右中間を破る2ベースで出塁すると、続く代打:前田(2年)がライト前にタイムリーを放ち、木更津総合がようやく1点目を挙げる。しかしここで東海大市原望洋はエースの島を投入。島は威力のある速球で木更津総合の反撃を見事に断ちます。.(木1-5東)

8回裏に東海大市原望洋が1点を追加し、再び5点差とすると、最終回も島が3人で抑え、東海大市原望洋が6-1で木更津総合を破りました。

東海大市原望洋 具志堅
走者一掃のタイムリーを含む4打点の活躍の東海大市原望洋:具志堅

東海大市原望洋 峯尾
2本の2ベースも放った東海大市原望洋の扇の要:峯尾

木更津総合 前田
一矢報いるタイムリーを放った木更津総合:前田


スコア

木更津総合
20160430木更津総合

東海大市原望洋
20160430東海大市原望洋

Topic

現役最速高校生の実力
もともと東海大市原望洋のエース:島に対する個人的な評価は高く、昨秋見たときから千葉のNo1右腕だと思っていた。ただMax146㌔もさることながら、コントロールや打者との駆け引きなど総合力が高い投手というイメージであった。それがいきなり前日になって153㌔を投げたというニュースが入ってきた。

そんな島の投球を楽しみにしてきたものの、先発は前日に引き続き金久保。そしてこの金久保が見事なピッチングかつ東海大市原望洋が5点リードという展開だったので、島はお預け…という残念な雰囲気も出てきたが、金久保が8回に代打に連打を浴びて1点を返されると、相川監督はエースの島を投入した。

島はこの日もリリーフであったからか、速球でガンガン押していくスタイル。県営千葉球場は球速表示がないので分からなかったが、この日も150㌔越えを何球か記録していたそうだ。しかもそのボールがテイクバックの小さいスリークウォーター気味のフォームから放たれていて、それなりに低めにもいっているのでスゴい。正直、高校生でこのボールを打つのは厳しいだろう…。

冬の間にMaxが7㌔更新できた背景には、やはり昨秋の悔しさがあると思う。準々決勝の専大松戸戦、試合は島のタイムリーで東海大望洋(当時)が1-0でリード。投げても8回まで専大松戸をほぼ完璧に抑え、完封目前だった9回…4番の丸茂(専大松戸3年)に甘く入ったストレートをレフト場外まで飛ばされる逆転のサヨナラ2ラン…。まさに1球に泣いたという試合であった…。

さて今後の話に目を向けてみると、この150㌔ピッチングが先発した際にどうなるかということだ。大阪桐蔭の高山もそうであったように、短いイニング限定だから出せたという話もなくはない。千葉県内ではあまり島を見せたくないだろうから先発はないかもしれないが、もう1個勝てば出場が決まる関東大会では島の先発が見られるだろうから期待したい。またこれも高山も言っていたように150㌔を超えると、周囲の反応や警戒具合も大きく変わる。その中でも変わらず実力を発揮できるかということも1つカギになってくる。
東海大市原望洋 島


不甲斐ない木更津総合に五島監督も激怒
王者の木更津総合は、いいところがなく完敗。先発の武田は四球でランナーを溜めてタイムリーを浴びるというピッチング。打線も東海大市原望洋の2番手:金久保に完全に抑えられた。三石・和田がそこそこ投げれたのは収穫かもしれないが、全体的には「この日は早川(3年)が投げていないから…」と言い訳をするしかない状態である。

そんな不甲斐ない姿に五島監督も激怒していた。8回裏にファーストフライをエラーした山下を懲罰交代。代わりに出場した大久保(2年)はファーストミットでなく普通のグラブで守備についていたほどの緊急事態であった。さらに9回表に、その打席に入った大久保の手の付近に投球が当たるも、判定はファールとなると「音が違うだろ!」とベンチから審判に向かって声を荒げた(高校野球では監督は直接抗議できないルールです)。結局判定が覆らず2ストライクとなると、今度は大久保に代えて本来ピッチャーの大熊(3年)を代打に送った。

まぁ今年の木更津総合の実績ならば、練習試合のオファーは殺到しているだろうし、関東大会に出る必要もないだろう。その練習試合でさらに力をつけて、王者として夏の大会に挑んで欲しいものです。

1年生が浴びた洗礼
木更津総合はレフトのレギュラーの細田(2年)が(詳細は知らないが)春の大会ではベンチ外。相手が左投手のときには先発出場していた大木(2年)もいるが、この日5番レフトでスタメン出場したのは1年生の野尻であった。

野尻は1年生ながら堂々たる体格で、特に下半身がしっかりしていて、少しぐらい崩されてもしっかりしたスイングができていた。ちょうど同じく1年でレギュラーを掴んだ山下のようである。

この日は1打席目にライトに抜けようという当たりを放つ。これをセカンドがダイビングキャッチするも内野安打となり、チーム初安打を記録する。しかしその後の3打席はいずれも三振と、高校野球の洗礼を受けた形になってしまった。

ただそれでも上記のように五島監督が激怒した中でも代打を送られることなく、フル出場。期待の高さがうかがえます。また木更津総合打線に欠けている長打というピースを埋める意味でも期待です。
木更津総合 野尻
期待の1年生、木更津総合:野尻


Pickup Player

金久保優斗(2年) ピッチャー
話題性ではエースの島に取られてしまったが、この日の主役は間違いなく先発した金久保であった。

昨秋は1番セカンド兼控え投手であったが、この春は背番号11をつけ投手がメイン。130後半は出ているだろうストレートに、コントロールも安定していて、スライダーもそれほど大きく曲がるボールでないがいいところに決まる。野手としても高い能力を持っているだけあってフィールディングが非常によく、また井上を刺すなど牽制もうまかった。総合力の非常に高い投手といえる。

総合力が高いといえばエースの島も同じで、タイプとしては非常に似ている。金久保のフォームもスリークウォーター気味で島によく似ているので、きっと色々な面でエースの先輩をお手本にしているのだろう。

東海大市原望洋にとっては、どこのチームにでも通用する2番手ができて、投手力は全国でもトップクラスとなっただろう。また金久保はまだ2年生とあって、来年には高校生トップレベルの投手にもなれる存在であるので、これからも期待して見ていきたい。

東海大市原望洋 金久保
7回1失点の見事なピッチングを見せた東海大市原望洋:金久保


余談

・明治神宮大会の大阪桐蔭戦
・センバツの秀岳館戦
・この春の東海大市原望洋戦
と木更津総合の今年のチームの公式戦での負け試合は全て生で見届けている。

もちろん勝った試合も見ているが、木更津総合にとってオレは疫病神なのかもしれない…。
夏も見に行ったらゴメンなさい…。


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テーマ : 高校野球
ジャンル : スポーツ

4/29 佐野日大×作新学院【春季栃木大会】

作新学院・佐野日大という栃木屈指の強豪が3回戦でぶつかってしまった。つまり作新学院か佐野日大のどちらかは夏ノーシードというわけだ。

そんな試合を見るために、東京から車で3時間ほど(GW初日で渋滞はまりまして…)、清原球場までやってきました。

スタメン

佐野日大
SS 五十幡 6
CF 中山和 8
RF 小島 9
LF 中山貴 7
C 須藤 2
3B 中根 5
1B 戸泉 15
P 永沢 10
2B 鈴木 16

作新学院
LF 鈴木 7
RF 山ノ井 9
SS 山本 6
1B 小島 3
CF 小林 8
2B 藤野 4
3B 篠崎 5
C 鮎ケ瀬 2
P 宇賀神 10



試合経過

1回表、佐野日大は先頭の五十幡がレフト前ヒットで出塁すると、バント→タッチアップで2死3塁。ここで4番:中山貴がレフトフェンス直撃の2ベースを放ち(この日の清原球場は風の影響でレフト方向の打球はやたらと伸びた)、佐野日大が先制する。(佐1-0作)

直後の1回裏、作新も先頭の鈴木がヒットで出塁す+2四球で満塁とする。まずセカンドエラーで同点に追いつくと、制球の定まらない先発の永沢は四球・死球と連続押し出しを与え逆転を許す。作新学院は鮎ケ瀬の犠牲フライでさらに1点を追加し、この回ヒット1本で4点という佐野日大の自滅により逆転に成功する。(佐1-4作)

佐野日大は背番号15の戸泉がホームランを放ち、点差を詰めると、2回から左腕の君島(2年)をマウンドに送る。君島は2回こそ無失点に抑えるも、3回に鮎ケ瀬にタイムリー、4回には小島に2ランを浴び、リードを広げられてします。(佐2-7作)

佐野日大は5回からレフトを守っていた4番の中山貴が登板。連続三振で2死を取り、やっとまともなピッチャーが出てきたかと思いきや…そこから3連続四球で満塁のピンチを招いてします。5番:小林にライト線に2点タイムリーを浴びると、6番:藤野が高めのボール球を大根切りした打球がセンター前に落ち、さらに2失点。さらに、篠崎にもヒットを浴びたところで、佐野日大は4人目のピッチャーとして背番号1の江田を送り出す。江田は8番:鮎ケ瀬を2球で簡単に追い込むも、3球目ストライクゾーンに入ってしまった真っ直ぐを左中間に持っていかれる。そしてこで10点差がつき、まさかの作新学院が12-2で佐野日大相手に5回コールド勝ちです。

佐野日大 中山貴
先制タイムリーを放った佐野日大:中山貴

作新学院 宇賀神
3回以降佐野日大打線をノーヒットに抑えた作新学院:宇賀神

作新学院 鮎ケ瀬
コールド決定となるサヨナラタイムリーを放つ作新学院:鮎ケ瀬


スコア

現在まだ調整中

Topic

佐野日大の投手陣の自滅
1回に1安打で4失点、5回に2死ランナー無しから3連続四球→4連打で5失点。5回で11四死球を与えたということで、今日の佐野日大の投手陣、今日の試合を物語っている。「また永沢か」で始まったが、それ以降の投手(特に期待されていた中山貴)まで、主力4投手を使って、このザマだから悲惨である。本来ならば、県内の最大のライバル相手にあまり投手を見せたくなかったはず。実際に作新もエースと思われる入江(3年)・今井(3年)が先発ではなかった。

佐野日大にしてみれば、夏に向けてとにかく投手を立て直すしかない。今日作新には見られてしまったが、そんなの関係ないというくらい別人にならなければ、文星芸大付や白鴎大足利にも好投手がいる栃木を勝ち抜くことは厳しいだろう。

ショート五十幡
サニブラウンらを抑えて中学自体に100m、200mの短距離2冠に輝いた五十幡も最終学年。この春からセンター→ショートにコンバートされています。

そんなショートの守備ですが…ほとんど打球も飛んできていないし、まだよくわからないですね…。ただ練習を見ていると動きはいいものの、腰がまだ高かったりと内野手っぽくない部分はありました。そんなわけで個人的にはショートが悪いわけではないけど、うやっぱセンターの方がいいと個人的には思います。代わりにセンターになった中山和はフライ落としたりしていたし…。

打撃の方はレフト前、ショートライナー、四球と1番としてよかったと思います。ただすぐに上でもできるレベルになるなら、やはりもっとパワーが必要であるとも感じました。

佐野日大 五十幡
ショート五十幡


左打者が8人打線
作新学院は、この日は先発がサウスポーの宇賀神だったこともあり、先発メンバーのうち小島を除く8人が左打者であった。まぁ今日の佐野日大の投手陣では真の実力が分からないところはあるが…2回以降のサウスポー3人からも得点を重ねているあたりを見ると、サウスポー相手でも大丈夫そうであった。

このままの打線で行くと、最近では夏にはあらゆるチームがサウスポーをぶつけてくることとなるかもしれないので、作新学院打線はどこまでサウスポーを攻略できるのかが1つカギになってくるでしょう。


Pickup Player

小島寛生(3年)
184㎝84㎏という立派な体格は作新学院の中でも目立ち、まさに4番ファーストに相応しいシルエットだ。しかし実は去年まではピッチャーで、秋季大会もスタメンでは出ていなかった。

そんな小島が秋季大会では4番に抜擢され、初戦でホームランを放つ。そして今日も君島からレフトスタンドに推定120㍍の2ランを放った。見た目だけでなく、正真正銘の作新学院の4番になったいえるだろう。

左打者ばかりの打線、長打を打てるだ打者が少ない(小林くらい)という打線において、右の大砲が開花すれば、夏の栃木大会6連覇がいよいよ見えてくる。

作新学院 小島


余談

今日の試合会場は清原球場。早稲田のグランドが王貞治記念球場だったみたいに、あの片を記念して作られたとも思われかなないですし、最近では何とも不謹慎な球場名です。ただプロの公式戦も行える球場ということで、外観は面持があるし、なかなかの球場でした。

周囲は工場地帯でキャノンやマルハニチロの工場などがありました。そこら辺に命名権売って、何かつけて貰えば?


テーマ : 高校野球
ジャンル : スポーツ

4/24 慶応×桐光学園【春季神奈川大会】

第1試合で勝利した横浜の準決勝の相手を決める戦いが、この第2試合の慶応VS桐光学園。実は昨夏も、横浜の準決勝の相手を決める戦いは、慶応VS桐光学園でこのときは恩地(青山学院1年)が2失点で完投し2-5で桐光学園が勝ってしました。

そんな昨夏のリベンジとなる戦いです。

スタメン

慶応
RF 大串 9
2B 矢澤 4
1B 綿引 3
LF 正木 7
CF 堀内 18
3B 水久保 5
SS 瀬戸西 6
CF 西澤 2
P 木澤 10


桐光学園
LF 延命 7
CF 渡部 8
RF 斎藤 9
P 中川 1
C 大坪 2
3B 棒田 5
1B 小林将 13
2B 渡辺 4
SS 逢坂 6



試合経過

1回裏、桐光学園は1死から2番:渡部がライト線への3ベースを放ち、初回からビックチャンスとなる。続く斎藤はファーストフライとなるも、4番:中川が慶応のシフトの裏を書くようにレフト戦へ先制タイムリーを放つ。(慶0-1桐)

4回まで中川のストレートに押され、完璧に抑えられていた慶応打線だが、5回堀内・水久保の連打とバントで1死2・3塁のチャンスを作る。すると8番:西澤は初球を振り抜き、2点ライト前タイムリーヒットで逆転。さらにライト:斎藤が打球をそらす間に3ついまで進むと、次打者:木澤がアウトコースのボール球に必死にくらいついてスクイズを成功させる。(慶3-1桐)

5回裏、またもや渡部がライトへ長打を放ち、中川のヒットで1死1・3塁。大坪の犠牲フライで1点差とすると、木澤は続く棒田に死球を与えたとことで降板。2番手:森田は小林将に同点ライムリーを浴びるも、続くピンチを凌ぎ、同点止まりとする。(慶3-3桐)

8回表、2つの死球とバント処理のミスで慶応は2死満塁のチャンスを作る。ここで5番:堀内がセンター前にタイムリーを放ち、慶応が勝ち越しに成功する。(慶5-3桐)

8回裏、桐光学園は斎藤のヒットと中川の2ベースで無死2・3塁と絶好の同点のチャンスを作り出す。しかし得点は棒田の犠牲フライの1点のみ(これが非常に痛かった…)。9回裏にも、1死1・2塁で次の打者が中川というビックチャンスを作り出すが、3番:斎藤がまさかのセカンドゴロダブルプレーでジーエンド。慶応が5-4で桐光学園に勝利して、夏の第1シード当確となりました。


桐光学園 中川2
4打数4安打と打っても大活躍の桐光学園:中川

慶応 木澤
慶応先発の木澤

慶応 堀内
決勝点となる2点タイムリーを放った堀内

スコア

慶応
20160924慶応

桐光学園
20160424桐光学園


Topic

今年はチーム力の慶応?
残念ながら今年の慶応の選手個々の力は例年に比べると少し落ちるかと思う。しかしここまで鎌倉学園と法政二をともに3-2で破るなどチームとしての接戦の強さは例年以上であると思う。今日の試合も、内容では桐光学園の方が上回っていた。しかしヒット8本のうち、6本が得点に繋がるという効率的な攻撃と、ランナーを出しながらもあと1本を許さない守備は目立った。

また期待された2年生の3・4番(綿引・正木)は見事にノーヒットであったが、それを3年生の下位打線がカバーできたというのも大きかった。次の横浜戦は今日よりもまた難しい展開となるだろうが、今日のような試合ができれば横浜をひと泡吹かせる可能性は大にある。

投打の柱:中川
最近流行りの「二刀流」がまさに似合うのが今日の中川である。「4番ピッチャー」で出場し、打っては4打数4安打、投げても完投という活躍ぶりだ。

まず投球はストレートの威力が増したようで、序盤は見事なまでに慶応の各バッターが詰まらされていた。そんなストレートの割合が非常に多い投球で、タイプとしては大学日本代表の高橋礼(専修大2年)に近いものがあった。このままいけば2・3年後には安打スローで140㌔が出せると思う。

打撃ではレフト戦、センター前、ライト前、右中間と見事に打ち分け、パワーだけでなく、技術の高さも証明した。この日の桐光学園の得点は全てこの中川のヒットが絡んだものである。

そうなると少し早いが気になるのが進路だ。アンダースロー&強打者という組み合わせは今までになく、どちらにも力を発揮している中川が将来的にはどうなっていくのかは非常に見ものだ。

桐光の2年生野手陣
この日の桐光学園はスタメン9人中6人が2年生であった。といっても春大だからお試しとかでなく、これが現在のベストメンバーなのだと思う。

そんな2年生の中でも目を引いたのが渡部と小林将です。
渡部は1年生の昨夏からレギュラーで主に守備が武器の小柄の選手でしたが、この日は木澤・森田のボールを引っ張りライトに長打2本+フェンスギリギリのライトフライとパンチ力もあることを示しました。そのパンチ力で非常にインパクトを残したのが小林将。まだ粗さは目立ちますが、レフト戦に大きなファールを打つなどスラッガー候補です。今日も6回裏に同点タイムリーを放つと、その次の打席では敬遠されるほど慶応バッテリーに警戒されていました。

桐光学園 小林将
期待のスラッガー桐光学園:小林将



Pickup Player

森田晃介(2年) ピッチャー

接戦に強い慶応を象徴するようなピッチングをしたのが、この大会で背番号1を背負い、今日リリーフで登場した森田だ。6回のピンチで登板した際には同点タイムリーを許したが、それ以降はランナーは出すものの、無得点or最少失点で抑えれうなど、ゲームを作る能力の高さを証明してチームの勝利に貢献した。

タイプとしてはコントロールがよく、ストレート・スライダーをテンポよく投げる投手だ。特にスライダーは、曲がりが遅い(=より打者の手元で曲がる)ような感じで、肩口からストライクゾーンに入る変化球に桐光打線があまり手を出せていないような印象を受けました。コース自体はいいので、あとはもうちょっとボールを低めに集めることができれば、そもそもランナーを出さないようなピッチングができるでしょう。

今日は木澤→森田という順番であったが、個人的にはゲームメイキングに長けている森田が先発で、威力のある速球をもつ木澤が抑えという形が慶応にとっては良いのでないかと思う。

慶応 森田
6回途中からリリーフ登板した慶応:森田


テーマ : 高校野球
ジャンル : スポーツ

4/24 横浜×東海大相模【春季神奈川大会】

雨の中、保土ヶ谷球場に向けて車を走らせた。自分でも「アホやろ」と思いつつ、先週の神奈川高野連の強行っぷりを見ると、雨の中試合をやるんだろうという考えていた。そんな天気だったので、スタートは少し遅れたが、無事に試合開始の1時間ちょっと前には保土ヶ谷公園に着いた。

しかし早くも、保土ヶ谷公園の前は駐車場待ちで渋滞…。

横でなでしこリーグ2部(でも田中陽子が出るらしい)の試合があるがこれはそんなに影響ない。

横浜VS東海大相模。
神奈川No1の高校野球イベントに対する、神奈川県民(だけではないだろうけど)のパッションを舐め過ぎていた。

結局、車は保土ヶ谷公園から徒歩15分ほどの相鉄の駅の駐車場に止め、なんとか試合の30分前には会場入り。まだ雨がぱらついているが、それでも席を確保するのがやっとであった(もちろん屋根なし席)。


スタメン

横浜
CF 向川原 8
3B 遠藤 6
2B 戸堀 14
LF 村田 7
RF 石川 1
1B 公家 5
P 藤平 10
C 福永 12
SS 渡辺 16

東海大相模
3B 加藤 5
CF 加賀 8
P 山田啓 10
C 今江 2
LF 赤尾 20
1B 戸崎 3
2B 喜友名秋 4
RF 横田 9
SS 小松 22


試合経過

1回表、横浜は先頭の向川原がセンター前ヒットで出塁すると、2死2塁で新4番の村田を迎える。その初球、村田はストレートを振り抜くと、打球は弾丸ライナーで左中間スタンドに飛び込む。横浜が新4番の活躍で2点を先制する。(横2-0東)

横浜先発の藤平は、東海大相模打線を3回までパーフェクトに抑える。一方、山田啓も2回以降立ち直り、横浜のクリーンアップから3者連続三振を奪うなど、2~4回を無失点に抑える。(横2-0東)

4回裏、東海大相模は1死から加賀の打球をショート渡辺がはじき、初めてのランナーを出す。2死から今江がセカンド後方に落ちる初ヒットでチャンスを広げると、5番:赤尾がレフト前にタイムリーヒット。なおも2死1・2塁で、横浜キャッチャーの福永は1塁へ牽制をするが、ファーストが入るのが遅かったこともあり、これが暴投となる。ボールがライト線を転々とする間に、セカンドランナーが生還し、東海大相模が同点に追いつく。(横2-2東)

5回表、山田啓はこの3回3つ目の四死球を出したところで交代。2死1・2塁で横浜クリーンアップを迎えるが、リリーフ登板したエース:北村が戸堀を三振にとり、ピンチを脱する。(横2-2東)

8回表、藤平と代打の松井(3年)のヒットで横浜は1・3塁のチャンスを作る。1番:向川原はファーストゴロでランナーはホームで憤死。流れが悪くなったところだが、続く遠藤が初球を打ち返し、それが前進守備のセンターの頭を超える3ベースヒットとなり、横浜が2点を勝ち越す。(横4-2東)

東海大相模打線がエラー絡みでしか藤平から点をとれていないことを考えると、これで勝負あったかに思えたが、8回裏…。先頭の加藤がポテンヒットで出塁すると、この日3番に抜擢された山田啓が振り抜いた打球はライトのポール付近に飛び込む2ランホームラン。東海大相模がまたもや同点に追いつく。横4-4東)

9回表に横浜は3本のヒットで満塁のチャンスを作るも無得点。試合は延長戦は入ります。(横4-4東)

延長11回表、1死から5番:石川がライト線に落ちる2ベースで出塁。続く公家の打球はレフトを襲うが、赤尾が背走しながらなんとか掴み2死。しかし、次打者:藤平は初球の低めのすストレートにうまく合わせ、これが左中間を抜けるタイムリー2ベースとなる。(横5-4東)

8回途中からリリーフした石川は打たせてとるピッチングで、9回以降東海大相模打線をヒット1本無得点に抑えました。神奈川最強のライバル対決は、横浜が接戦を5-4でモノにしました

東海大相模 山田啓2
8回に同点に追いつく2ランホームランを放った東海大相模:山田啓

横浜 藤平
決勝のタイムリーを放ってガッツポーズの横浜:藤平

横浜 石川
3回2/3を無失点と好リリーフを魅せた横浜:石川



スコア

横浜
20160424横浜

東海大相模
20160424東海大相模


Topic

包み隠さず素晴らしい戦い
夏の前哨戦となる春季大会では、同じ県のライバルチームにエースを見せない(=登板しない)というのはよくあることだ。この試合は準々決勝なので勝てば第1シード、負ければ第2シードというだけの試合なので、重要度はそこまで高くない。正直両チームとも3番手の投手を先発させてくるという事態も覚悟していた。

しかしふたを開けてみると、両チームとも藤平→石川、山田啓→北村と左右の2枚看板を両方とも登板させた。夏へ向けての損得でなく、最大のライバルには負けられないという気迫のこもった非常に白熱した試合であり、ファンとしてはありがたい限りであった。


点差以上にあった差
この対戦は秋には横浜がコールド勝ちを納めている。それから見ると、今日の東海大相模は善戦したと言える。

点差だけで見れば…。

ただ実際は何回もチャンスを作るけど点を取り切れなかった横浜と、少ないチャンスをモノにした東海大相模という内容であった。ヒットの数は14-6、出塁の数は22-9と横浜の圧勝なのである。最初は今日のノーヒットノーラン見れるんじゃないのか?というくらい藤平から点をとれる気がしなかった。山田啓の1発こそあったものの、それ以外ではほぼ藤平をとらえたとは言えず、2番手の石川にも見事に手玉に取られた。

そして1番の心配が、満を持してリリーフ登板したエースが北村が5回で8安打を浴びたことだ。3番~6番まで4連続三振を奪うなどいい場面も見せたが、やはりまだ波が大きく、現段階ではまだ横浜打線を抑えるというビジョンが見えない。

そんなわけで東海大相模の夏に向けての課題は多いです。

東海大相模 北村
5回で8安打を浴びてしまった東海大相模のエース:北村


横浜の1年生はまだまだ
話題沸騰中の横浜の1年生外野手の長南と万波。この2人を見るもの楽しみにして来たが残念ながら、2人とも出番はなかった。

この日組んだのが横浜の現時点でのベストオーダーであろう。外野は4番の村田、藤平・石川の投げない方、守備範囲の広い1番センター向川原であった。そして途中で代打で起用されたのも、松井であった。これに加えて、ケガ(?)でベンチを外れている昨年1年生として1・3番を務め大フィーバーをした増田(2年)もいる。つまり現段階では長南と万波の外野での序列は5・6番手となる。

この日はシートノックだけの登場であった2人だが、強肩を披露し、守備だけでもポテンシャルの高さはみせつけていた。まだまだ高校野球の水に慣れていない1年生、夏大会まで3ヶ月ほどあれば、どう化けるかは分からない。

横浜 万波
横浜:万波

横浜 長南
横浜:長南



Pickup Player

村田雄大(3年) レフト
横浜の新4番:村田雄大です。村田は昨年からレギュラーで、体の大きな選手ではありましたが、どっちかというと巧打者というイメージだったので、この春から村田が4番という話を聞いたときには、公家がそんなに調子悪いのか…と正直思ってしまいましたが、そんな思いをいい意味で裏切ってくれました。

第1打席、山田啓の初球のストレートを振り抜いた打球はまさに弾丸ライナーと呼ぶひふさわしい軌道で、左中間スタンドに突き刺さりました。この日はレフト方向は戻されるような風だったので、その中で逆方向にホームランというのはスゴいパワーです。このホームランもそうですが、弾道はまだまだ低いところがあるのですが、3打席目のセンター前ヒットなどを見ても、とにかく打球が速かったです。

冬の間の練習で、やっと村田が本来持っているパワーを発揮できるようになったのでしょう。

この日、村田は6打数3安打だったのですが、アウトは全て三振と4番らしい豪快さも披露しました(まぁこれは披露して欲しくなかったけど…)。ただ横浜高校の4番という名に恥じない存在に成長した村田、夏に向けての活躍が楽しみです。
横浜 村田


余談

昨夏の渡辺監督勇退に伴って、新たに就任した横浜の平田監督。
この人のノックのキャッチャーフライがとにかく、美しい。今日もノックでキャッチャーフライ打っただけなのに、スタンドから歓声が上がって今いた。横浜の試合見に行くときは、是非注目してみてください。

テーマ : 高校野球
ジャンル : スポーツ

4/23 桐蔭横浜大×神奈川大【神奈川大学野球連盟】

神奈川大学野球連盟の試合を見るために、横浜スタジアムにやってきました。
第1試合は桐蔭横浜大VS神奈川大の好左腕対決です。

スタメン

桐蔭横浜大
RF 島田将 横浜隼人 5
LF 角井 平塚学園 ?
CF 鈴木聖 東北 8
2B 小野瀬 水城 10
1B 本夛 相洋 31
DH 山本 日南学園 7
SS 徳田 神戸国際大付 6
3B 武住 日南学園 25
C 北野 相洋 27
P 高橋拓 前橋育英 17


神奈川大
CF 濱元 柳川 23
LF 斎藤 武相 9
3B 小村 横浜隼人 10
1B 松下 鹿児島実 20
DH 井戸川 西武台千葉 7
2B 笹山 鹿児島実 6
RF 冨岡 下関商 25
C 長谷川 平塚学園 22
SS 夏井 東北 4
P 濱口 三養基 17


試合経過

1回裏、神奈川大は2死から小室・松下の連打でチャンスを作りますが、桐蔭横浜大の先発:高橋拓が5番:井戸川を三振にとり、ピンチを凌ぎます。(桐0-0神)

4回表、それまで3イニングをパーフェクトに抑えられていた桐蔭横浜大は、先頭の島田将がライトオーバーの2ベース。きっちり送って1死3塁から、3番鈴木聖のセカンドゴロで島田将はホームへ突入するも、タッチアウト…。桐蔭横浜大が最初のチャンスを逃します。(桐0-0神)

6回裏、神奈川大がそれまで2安打と唯一当たっている主将:小室が左中間を破る2ベースで出塁。1死3塁から、5番:井戸川の放った打球は飛距離十分のライトフライ。がライト:島田将の好返球に、小室はホームタッチアウトで得点ならず…。(桐0-0神)

延長突入間際の9回裏2死から、井戸川・笹山が連打で神奈川大がサヨナラのチャンスを作ります。ここで、代打:井原(4年:瀬戸内)が起用されるも、高橋拓が気迫の投球で三振に斬って取ります。試合は延長戦へ。(桐0-0神)

10回~は、1死満塁スタートのタイブレーク。

10回表、桐蔭横浜大は1番:島田将からの攻撃を選択。その島田将がセンターへきっちり犠牲フライを放ち、1点を先制します。しかし続く代打:高橋塁(3年:桐蔭学園)はセカンドゴロで1点止まり…。(桐1-0神)

10回裏、神奈川大はもちろん今日3安打の小室からの打順を選択。しかしこの小室がキャッチャーフライに倒れると、続く途中出場の鈴木郁(4年:水戸葵陵)が三振でゲームセット。見事な投手戦を桐蔭横浜大が1-0で制しました。

神奈川第 小室
3安打の活躍を見せた神奈川大:小室

神奈川大 濱口
9回を3安打無失点に抑えた神奈川大:濱口

桐蔭横浜大 島田将
決勝の犠飛を放った桐蔭横浜大:島田将


スコア

桐蔭横浜大
20160423桐蔭横浜大
神奈川大
20160423神奈川大


Topic

極上の左腕投手戦
桐蔭横浜大:高橋拓、神奈川大:濱口という2人の好左腕の対決を見たくて、今日は急遽予定を変更して、横浜スタジアムに来た。そんな感じで期待していた左腕対決だが、実際はそんな期待をさらに上回るハイレベルな投手戦であった。大学No1左腕を決める戦いといっても過言でなかったかもしれない。結局勝負が決まったのもタイブレークの犠牲フライの1点のみという内容で、タイブレークがなければ、ずっと0-0が続く気配しかしない試合であった。

濱口は昨年よりワインドアップ時には体を捻る(わずかだがトルネード気味)のホームに変わっていた。ストレートはMax147㌔で、これに最大の武器であるチェンジアップを駆使したスタイルだが、終盤にかけて多く使いだした縦のカーブ(?)も曲がりが大きく、とても簡単には打てない代物であった。高橋拓についてはPickUp Playerの欄で…。

あえていえば神奈川大有利だったが…
そんな感じでどちらも点が入る気配はなかったのだが、あえて言えば得点圏にランナーを5回進めた神奈川大の方が有利なのかな?と思っていた。また3番の小室は両チーム通じて唯一タイミングが合っているようで、3安打と期待できる打者であった。

そんなわけで神奈川大はタイブレークを当然のごとく、この小室から始めたのですが、結果はまさかのキャッチャーフライ。これが今日の試合のキーポイントだっと思います。まぁしょうがないですよね、タイブレークなんてPK戦みたいなものですから…。


Pickup Player

高橋拓己(4年:前橋育英) 投手
好左腕対決は豪の濱口VS柔の高橋拓だと思っていた。高橋拓己を生で見るのは初めてなのだが、実際に見てみるとこんなに球威のある投手なのかという印象をもった。

Maxは144㌔と聞いていたが、それを更新する146㌔をマーク。ホームといい、投球内容をいい、和田(ソフトバンク)のようなタイプなので、実際には打者から見れば球速以上の威力を感じていることだろう。そんなストレートがピッチングの中心で、その割合は濱口より多く、奪った三振もほとんどがストレートによるものであった。そしてこの三振がことごとくいい場面でとれていたのも、ピッチャーとしての才能を感じさせる。もともと評判通りのコントロール・変化球に、評判以上のストレート、全国レベルでも簡単には打てない投手だ。

濱口がプロ確定レベルなのに、対して高橋拓はドラフト候補レベルであった。身長175㎝と体が大きくないのは、プロ入りにとってはネックだが、今日のピッチングを見ている限り十分プロでも使える投手だと思いました。てかオレに指名権があったら、間違いなく指名するね。

桐蔭横浜大 高橋拓
9回+タイブレイクを無失点に抑えた桐蔭横浜大の先発:高橋拓


備考

会場が横浜スタジアムといえども、両チームとも応援は控え部員でした。

しかし神奈川大、なんと録音していた音楽をスピーカーから流し、それに合わせて応援。まぁ別に悪いことはないんですが、なんか野球応援のタブーを破ってしまった感はありました。

鳴り物禁止の九州大会でも、これやってみたら?

テーマ : 野球
ジャンル : スポーツ

無意味な自粛@九州大会

高校野球の春季九州大会は5月に延期されました。まぁ状況が状況だし、延期はしょうがない!

が…謎の追加のルールが鳴り物禁止

ゴメン、わけが分からない

鳴り物禁止して、何の意味があるのでしょうか?
被災者の人喜びます?

ちなみに調べてみたんだけど、鳴り物禁止ってトランペットとかだけで、別に太鼓とかいいみたね!
となると春の大会でわざわざブラバン動員するのなんて、地元校ぐらいだし、まぁそんな影響ないわな…ってのがオチw

でもこれで被災地に配慮したみたいに思ってるアホな高野連には腹立たしい限りです。



で、そんな九州大会の展望ですが、近年九州の高校野球を引っ張っていたのは熊本でした。今大会も秀岳館と九州学院が本命だと思っていたのですが、それどころではないですね…(練習もできないだろうし、出場も危ういですよね)。

そうなる優勝予想は、やはりセンバツで常総学院を倒した鹿児島実業です
それにセンバツベスト8で地元でもある海星と、野中(3年)らタレントを擁する佐賀商が続く形になるかと思います。

福大大濠:濱地(3年)、九産大九州:梅野(3年)の福岡のプロ注右腕も出てくるようですが春の大会なので、絶対的エースだけでは上位進出は厳しいかな…と。ただこの2チームと1回戦などで当たってしまうと、両エースは出てくると思うので、この2チームと1回戦で当たらないというのも、他のチームにとっては上位進出のカギとなってくるかと思います。


以上です。
がんばれ九州!!

テーマ : 高校野球
ジャンル : スポーツ

田端良基が野球界復帰

というニュースが飛び込んで来ましたね。

田端良基と言えば、藤浪と同期で大阪桐蔭では4番として春夏連覇(春は初戦で大谷(現:日本ハム)からの死球で骨折して、初戦しか出てないですが)。U-18の日本代表にも選ばれ、鳴り物入りで亜細亜大に入学と思いきや、野球部をすぐに辞め、入学辞退…。去年、弟が大阪偕成の4番キャッチャーとして甲子園に出たときは、「兄ちゃん何やってんだよ」ってまた話題にもなってしまいたが、消息不明でした。


そんな田畑がこの度、日本ウェルネススポーツ専門学校北九州校硬式野球部に入団したらしいです。

日本ウェルネススポーツ専門学校の本部は社会人チームとしてたまに聞きますが、北九州Verはほとんど聞いたことないですね…。専門学校だから社会人チームとして、都市対抗や日本選手権目指すんだろうけど、グランドスラムにも載っていないし、よくわからないな…。

でも田畑が野球界に戻ってきたってだけで、何か嬉しいですね…。

大学でレギュラーはとっているものの、澤田圭(立教大4年)以外はイマイチパッとしない大阪桐蔭の同期にとってもいい刺激になるのではないでしょうか?

あとはついでに近田(田畑の1個したの大阪桐蔭の4番、田畑と同様に亜細亜大をすぐに退部)も、野球界復帰してくれればな…ってとこですw

テーマ : 野球
ジャンル : スポーツ

平塚の洗礼

今日はバッティングパレス相石ひらつかへ行ってきました。
お目当ては第1試合の平塚学園VS桐蔭学園。

特に平塚学園の
エース高田が復活しているか?
持田・千葉の1年生コンビ
が見たかったわけです。

今日は雨がパラつくとの予報でしたが、何だかんだいってやるだろうと思い平塚へ行きました。試合は始まったのですが、あいにくの雨と風で(スタンドの屋根の下にいても風のせいで横降りの雨が直撃する様)で、中断。

平塚学園×桐蔭学園

この状態↑が2時間近く続いたのですが、結局中止となりました。
(明らかに無理なのに、神奈川の高野連粘ったよな…)

ちょっとしか見てないですが、以下感想です。

平塚学園のエース高田(3年)はまだまだという感じですね。真っ直ぐは去年の方が威力あった気がするし、変化球のときの腕の振りが明らかに縮こまっているような気がしました。そんな感じで打たれてもいるし、「復活はできていないかな~」とも思いましたが、そもそも今日の天候で普通に投げろって方がおかしいので、とりあえずは保留。

ただそんな天候の中でも、桐蔭学園のエース:小川隼(3年)は2イニングをパーフェクト。サイドからの威力のある直球が低めに集まっていました。いくつか平塚学園にいい当たりをされましたが、それも低めに集まっていたおかげでゴロにできていました。右サイドというと左バッターが焦点ですが、左バッターのアウトローギリギリにも決まっていたので、対左も問題ないかと…。あとは桐蔭学園の監督が、とにかくピッチャーをコロコロ代えずに、この小川隼にある程度託してくれることを願うのみです。

また桐蔭学園は土谷・柿崎・南木・林と2年生が元気だったのも好材料。特に柿崎は2打席とも初球をライト前に運ぶなど、打撃が良かったです。なので桐蔭学園は来年も楽しみですね。


ただ桐蔭学園にとってはせっかく5点もリードしたところでのノーゲーム。しょうがないですが、残念でしょうね…。平塚のアウェーの洗礼受けたってとこでしょうかw

まぁわざわざ東京から平塚まで行って、雨の中2時間近く待たされた、駐車場代金回収のためだけに軽く温泉入って、またすぐに東京帰るハメになったわたしも相当残念ですがね…。

保土ヶ谷は試合やったらしいので、今日も保土ヶ谷行っておけばよかった…。


テーマ : 高校野球
ジャンル : スポーツ

4/16 横浜隼人×相模原【春季神奈川大会】

第2試合は秋ベスト4の横浜隼人×昨春準優勝の相模原です。昨年の春も準々決勝で対戦していて、その際には相模原が8-4で勝利している。


スタメン

横浜隼人
RF 浅見 9
CF 吉川 8
3B 白井 5
2B 小泉 4
1B 高橋 3
C 柏木 2
SS 阿部 6
P 金澤 10
LF 日下部 7


相模原
3B 小野沢 5
RF 柴田 9
C 後藤寛 2
1B 後藤魁 3
CF 市川 8
SS 浅岡 6
LF 深澤 17
P 石井 1
2B 山口 4



試合経過

試合開始早々、横浜隼人打線が相模原の先発の2年生:石井に襲い掛かる。浅見・吉川の連打でいきなり無死1・3塁とすると。3番:白井のライト前タイムリーであっさりと先制。1死後に主将:高橋の犠飛でさらに1点を追加する。(隼2-0相)

このまま横浜隼人が圧倒するのかと思いきや、その裏…先頭の小野沢が死球で出塁→バントでチャンスを作ると、3番:後藤寛がレフトオーバーの2ベースで1点。さらに5番:市川もセンター前にタイムリーを放ち、相模原があっという間に試合を振り出しに戻す。(隼2-2相)

3回表、横浜隼人は2番:吉川がレフトオーバーの2ベースで出塁すると、4番:小泉がタイムリーを放ち、横浜隼人が勝ち越しに成功する。(隼3-2相)

5回表に横浜隼人は高橋のタイムリーで2点差とする。しかし6回裏に相模原も後藤寛の2本目のタイムリーで1点を返し、なおもチャンスというところで、横浜隼人は2番手:宇田川(3年)にスイッチ。この宇田川がピンチを凌ぎ、横浜隼人が1点リードのまま終盤を迎える。(隼4-3相)

8回表、横浜隼人は好リリーフの宇田川に代打を出してまで追加点を奪いに行くが、代打:加藤(3年)は三振に倒れ2死。しかしそこから途中出場の大森(3年)が四球を選ぶと、浅見の3ベース→吉川の2ベースと続き、2点を追加する。(隼6-3相)

3点差をつけた横浜隼人は、背番号は11だが実際はエースの林明(3年)がマウンドに上がり、盤石の体制で逃げ切りを計る。しかしこの林明が大誤算で、先頭の柴田にストレートの四球を与えると、後藤寛にはこの日3本目のタイムリーとなる2ベースを浴びる。さらに5番:市川の犠飛で相模原が再び1点差に詰め寄る。(隼6-5相)

1点差で迎えた9回裏、相模原は先頭::途中出場の水野谷が3塁線を破り、出塁し、すかさず盗塁。タイミング的には余裕でアウトであったが、キャッチャー:柏木の送球が逸れ無死2塁。バントで3塁に進めると、9番:山口が値千金の同点タイムリーを放つ。明らかに調子の悪い林明は柴田の頭部に死球を当てるなど、サヨナラのピンチを招くが、最後はこの日絶好調の後藤寛を三振に斬ってとり、試合は延長戦に進む。(隼6-6相)

しかし9回までに162球と投じていた石井にはもう力は残っていなかった。10回から明らかに球が抜けはじめ、四球と大森の2ベースで1死2・3塁のピンチを招いたところで、サードの小野沢がマウンドに上がる。昨年からマウンド経験のある右のサイドハンドの小野沢だが、この場面で横浜隼人の左の強打者2人を迎えるとなると罰が悪い。1番:浅見がフルカウントから放った打球は前進守備のセンターの頭の上を越え、ランニング3ランホームランとなってしまう。その後、石井がマウンドに戻るも、小泉にタイムリー3ベースを浴び、この回計4失点。その裏を4番手:斎藤(3年)が何とか抑えた横浜隼人が10-6で相模原を破りました。

横浜隼人 高橋
3安打2打点の横浜隼人の主将:高橋

相模原 後藤寛
3本のタイムリーを放った相模原:後藤寛

横浜隼人 浅見
決勝打となる3ランランニングホームランでホームインする横浜隼人:浅見



スコア

横浜隼人
20160416横浜隼人

相模原
20160416相模原


Topic

打順は打てる順?
この日の横浜隼人の打順は面白かった。大げさに言えば、打てる順にバッターを1番から並べたような打順であったからだ(ガチで白井と高橋入れ替えたらそうなるとわたしは思っている)。このチームでは昨年から1番を務める浅見が1番怖い打者であることは自明。この浅見が吉川とともに形成した1・2番はともに4安打、3番:白井は2安打で、小泉・高橋の4・5番は3安打と上位打線はその力を遺憾無く発揮した。

その一方で、6番以降の下位打線は沈黙した。今日チームが放った18安打のうち、この下位打線が放ったのは2本という残念な結果であった。夏に向けてはこの下位打線の底上げがキーとなってくるところだろう。

大誤算のエース林明
リードを3点に広げて、満を持して登場したエースの林明。まさかの2回3失点で同点に追いつかれ、次の打席では代打を送られました。この日の林明はコントロールが悪く、また変化球が入らないせいもあり、ストレート一辺倒。ストレート力はありましたが、来る球分かっていては、さすがに相模原打線につかまります。

W林のもう1人、身長194㎝の大型右腕:林俊がこの日はベンチ外とだけあって、この大会は重要な試合は林明に託すしかないと思います。背番号1は梅澤(3年)がつけていますが、これもどうなのかな?というところです。最後投げた斎藤とかは明らかに経験不足だったので、もし使えるなら明日とか言ってないで、今日のうちに梅澤使っていたよな…ってとこです。いずれにせよ、これからの戦いを考えると今日の林明の出来は不安でしかないです。

昨年の経験が生きた相模原
昨年は秋季大会準優勝で、関東大会に出場と大躍進をとげた相模原。今年のチームには昨年の宮崎(現:立教大1年)のような絶対的な存在がいるわけではないですが、全員で粘り強く戦う姿が印象的でした。特に昨年からのレギュラーの後藤寛はタイムリーヒット3本の大活躍で、やはり昨年の経験が生きているのかと思いました。

言い方が悪いけど、せっかく躍進を遂げても一発屋で終わる高校って少なくないと思います。そこでその経験を生かして、その翌年以降も強いチームを作れるかということが重要です。そういう意味では、昨年ほどのレベルにはないですが、相模原は昨年の経験を生かして本当にいいチームを作ってきたなと感じました。日本一ともいわれる激戦区の神奈川ですが、そこから公立の代表が出るところも見てみたいですね。


Pickup Player

吉川雄真(3年)  センター
1番から始まる強力打線の象徴が強者の2番打者:吉川です。

まず今日の第1打席。先頭の浅見が出塁し、無死1塁で回ってきますが、バントの構えなど全く見せずに、カウント3-1から強引に引っ張りライト前ヒットでチャンスを広げました。第2打席にはレフトオーバー(逆方向)2ベースを放つなど、ボールをしっかりと懐まで呼び込む打撃で、まさに強打の2番打者として4安打の活躍で勝利に貢献しました。

昨年夏からショート→キャッチャー→レフト→センターとコンバートされて迎えた春季大会。足も速いですし、判断なども悪くない、そしてなによりも少しくらい悪い体制でも強いボールを放れる肩の強さはセンター(もしくはライト)が1番向いていると感じました。

まぁ夏に向けてまだ打順もどうなるかわかりませんが、浅見と組む1・2番は神奈川でもNo1と言えるレベルなので、非常に楽しみです。

横浜隼人 吉川
4安打の活躍の横浜隼人:吉川

余談

保土ヶ谷球場のコスパが良すぎました!!
入場料:タダ
焼きそば:200円
タコ焼き:200円

やっぱり野球観戦すると、球場内で割高なものを買わざるを得なくなってコストがかさんでしまいますよね…。

そういう意味で、お財布に優しい保土ヶ谷球場。
来週も是非行きたいと思います。

テーマ : 高校野球
ジャンル : スポーツ

4/16 日大藤沢×東海大相模【春季神奈川大会】

春季神奈川大会、ベスト16(=夏のシード)をかけた戦い。昨夏の準決勝と同じ顔合わせとなった日大藤沢×東海大相模です。

スタメン

日大藤沢
2B 秋元 4
CF 菊地 8
RF 玉谷 9
C 堀口 2
SS 菅原 6
1B 櫻川 3
LF 半場 7
3B 穂積 5
P 大倉 1

東海大相模
3B 加藤 5
2B 喜友名秋 4
CF 加賀 8
C 今江 2
LF 赤尾 20
1B 戸崎 3
P 山田啓 10
RF 佐藤僚 17
SS 小松 22


試合経過


1回裏、東海大相模は先頭の加藤がいきなりレフトフェンス直撃の2ベースで先陣を切ると、死球とバントで1死2・3塁のチャンス。4番:今江は三振となるが、続く5番:赤尾・6番:戸崎に連続タイムリーが飛び出し3点を先制する。(藤0-3東)

東海大相模は3回裏にも、2死から今江・赤尾の連打でチャンスを作ると、6番の主将:戸崎がレフトスタンドへ飛び込む3ランを放ち、またもや3点を挙げる。(藤0-6東)

4回まで毎回ランナーを出していた日大藤沢だが、5回についに得点が入る。秋元・菊池の連打で1・2塁のチャンスを作ると。3番:玉谷がセンターオーバーのタイムリー2ベースを放ち、反撃の狼煙をあげる。(藤2-6東)

5回裏から、日大藤沢は2番手:布施宏(3年)が登板するが、制球が定まらない。2死満塁から9番:小松にこの回3個目となる四球を与え、1点を追加されてしまう。(藤2-7東)

日大藤沢の布施宏は6回以降は立ち直り東海大相模打線を無得点に抑えた。しかし打線はランナーを出すものの、東海大相模の先発:山田啓から15三振を喫し、こちらも6回以降は無得点。東海大相模が7-2で日大藤沢を返り討ちにしました。

東海大相模 赤尾
3打数3安打2打点の活躍の東海大相模:赤尾

東海大相模 山田啓
2失点15奪三振で完投処理をあげた東海大相模:山田啓

日大藤沢 布施宏
5回からリリーフし、東海大相模打線を4回1失点に抑えた日大藤沢:布施宏


スコア

日大藤沢
20160416日大藤沢

東海大相模
20160416東海大相模

Topic

序盤は魅せた王者の風格
ディフェンディングチャンピオンとして夏を迎えなければいかない東海大相模だが、昨夏のレギュラーは誰も残っていない。ただ今日の初回から3得点は、昨夏のチームが甲子園で見せた初回からの大量得点で試合を決定づけるというお得芸を彷彿とさせるものであった。実際にこの3得点に加えて、3回の戸崎の3ランでこの試合は決まったといえる。この段階では今日はコールドだと思った。

しかし相手ピッチャーが代わったこともあり、それ以降は押し出しでの1点のみ。安打数も2と、序盤のチームはどこへ?という状態…。昨夏の全国制覇のチームと比べるのは酷だが、現段階ではその片鱗は魅せたものの、まだまだといった感想だ。

山田啓はナイスピッチングとは言えないが…
2失点15奪三振完投!この言葉だけを聞けば(マスコミもそう書きましたね)、今日の山田啓は素晴らしかったように思える。だが実際は3者凡退は1イニングだけで、それ以外は毎回ランナーを背負っていた。特に気になったのが、昨春にも見られたストレートが高めに抜けるボールの多さが変わっていないことで、コントロールというよりパワーピッチングをしているようだった。門馬監督が物足りなさを感じるのも納得だ。

ただ逆に言えば、改善点がある=伸びしろがあるということで、日大藤沢打線から15個の三振を奪う投手がさらにレベルアップすると思うと恐ろしい…。また何だかんだで2点に抑えたピッチングは、エース北村(3年)に頼り切らずとも夏を戦えるという手ごたえにはなったであろう。

東海大相模のショートは1年生?
今日の東海大相模のスタメンのショートは1年生の小松でした。体はそれほど大きくないものの、積極的な打撃が目立ち、初ヒットはお預けとなったものの、3回のチャンスでは強烈なファーストライナーを放っていました。その次の打席では、今度は冷静押し出しの四球を選び、初打点を記録していましたね。守備機会は1度しかなかったのですが、回の始まりの練習とかを見ていても、「1年生ショート」というのを忘れるくらい東海大相模のショートとして問題なくプレーしていました。

この小松の後に、ショートの守備についたのも山田拓(1年)でした。秋のショート:新井遼(3年)は背番号18で出場の気配はなく、背番号6の黒澤(2年)は代打で三振を喫し、そのまま守備につくことなくベンチに下げられました。ということで杉崎(現:東海大1年)に続く、夏の1年生ショートあるかもしれないです。

東海大相模 小松
東海大相模の1年生ショート 小松


完敗の日大藤沢の中の収穫は布施宏
日大藤沢は6回以降は東海大相模を抑え込むも、結果としては完敗で、昨夏の雪辱を果たせず…、夏もノーシードからのスタートとなりました。しかも頼みのエース大倉が打ち込まれたということで、そのダメージは大きいと思います。

そんな中で収穫となったのが、2番手で登板した布施宏です。登板した5回こそ、押し出しで1点を失うも、その後は徐々に調子をあげてき、最終回には東海大相模から3者連続三振を奪いました。結果としては4回1失点(被安打2、6奪三振)と見事です。ただこちらも山田啓同様、内容はいいとは言えませんでした。特にカーブが決まらず、ストレートに頼りっきりの投球で、制球もめちゃくちゃだった5回からは改善されましたが、いいとは言えない状態でした。ただストレートはしっかり指にかかっていて、球速以上のキレ威力がありそうで、なかなかの代物でした。そして逆に言えば、ほぼストレートだけで東海大相模打線を抑えたとも言え、夏に向けてこちらも伸びしろがありそうです。柔の大倉と、豪の布施宏の左腕2枚が活躍すれば、夏の神奈川に一石と投じることもできるでしょう。

Pickup Player
戸崎慶一(3年) ファースト

前年度の優勝チームの主将というのは大変なものだろう。そんな主将の一振りが今日の試合を決定付けた。

3-0とリードして迎えた、3回裏2死1・2塁。戸崎が初球の変化球にうまく合わせた打球はライト線へ…。ライト側の東海大相模スタンドからは大きな歓声があがるが、打球は惜しくもポールの外側を通過し、ファールであった。そしてその次の球、今度はストレートを引っ張った。打球は今度はポールの内側、レフトスタンドに飛び込む3ランとなった。

ギリギリファールの大飛球の後に、本物のホームラン!ピッチャーにしてみれば、マグレなどではなく、圧倒的に実力差を見せつけられるようで、打たれた大倉にとってはダメージが大きいだろう。このようなものを見せつけられるとは、さすが東海大相模の主将である。

昨年の全国制覇チームのレギュラーは全員が当時の3年生。ただし戸崎は県大会では背番号3で、甲子園でも代打出場を果たしているため、レギュラーに1番近かった2年生が戸崎だ。今日の打順は6番であったが、やはり戸崎がクリーンアップに座り、今日のようなバッティングをすることが、東海大相模の連覇のためには必要であろう。

東海大相模 戸崎
3ランを放った東海大相模の主将:戸崎


余談


保土ヶ谷球場と言えば、そう隼人園芸です.
IMG_0844-2.jpg

相変わらず勢いよく、一生懸命整備してくれるのはいいけど…
こいつらの整備スピードばっか気にしていて雑だよね

具体的に言えば、前後にトンボを動かすのですが、真ん中の部分を削るばかりで、その削られた土は山として、前後に残っている。
この山の部分でボールがバウンドすると、バウンドが変わりますね…。

結局のところ、保土ヶ谷の整備は隼人園芸が整備した後を通る整備カー頼みなのです。

あめトークのせいで注目されているのはしょうがないけど…
単なるパフォーマンスじゃないんだから、もうちょっと丁寧にやろうよ横浜隼人さん…。




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