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【夏の代表予想】滋賀編

第11回目は滋賀になります。

有力校紹介
◎滋賀学園
○北大津
△近江


滋賀学園
何といっても秋の近畿大会準優勝、センバツベスト8と全国の舞台で実績のある滋賀学園が優位か。春はベスト8止まりであったが、4番の馬越(3年)をはずすなど色々な選手を試しながらの戦いであった。

エースの神村(2年)はMax144㌔にスライダー・チェンジアップが武器。秋は主島(報徳学園)に延長14回の末投げ勝ち、春も近江を1失点完投と2年生ながら実績十分でマウンドさばきは一流である。夏に向けては右腕の棚原(2年)・左腕の沖田(2年)らがどれだけ神村をさせられるかがポイントとなる。

センバツでは福留(3年)・井川(3年)の1・2番がいい感じにチャンスを作り出し、打線の中心ヘリコプター打法で話題となった4番の馬越と、3番のキャッチャー後藤(2年)が返すという得点パターンができていた。しかし春は後藤を1番、馬越をはずすなど大幅にテコ入れを行った。そこで台頭した新戦力を加えて、さらにパワーアップした姿で夏に挑みたい。

20160629滋賀学園 後藤
2年生ながら攻守の要となる後藤


北大津
昨秋は優勝、春は3位と滋賀県内では実績No1なのが北大津。

エースの竹村(3年)は140㌔近いストレートとスライダーのコンビネーションが持ち味でコントロールも悪くない。スタミナも十分であるが、やはり夏に向けては竹村に次ぐ投手が欲しいところ。

打線は昨年から出場機会のある浅岡(3年)・岡(3年)の両内野手が中心になる。春はこのチーム1のポイントゲッターである浅岡を1番に起用した。山口(2年)・春はケガでベンチ外の小西(2年)ら2年生にも力があり、さらには春大会では強肩捕手の古田(1年)もデビューを果たした。


近江
プロ注目のエース京山(3年)を擁する近江は秋ベスト8、春はベスト16と完全に波に乗れていない。

エースの京山はバランスのいいフォームからMax145㌔のストレートを投げ込む。しかし新チームになってから本来のピッチングをできずにいる。この間に左腕の内林(3年)、右腕の深田(3年)らが台頭して、投手の陣容は整ってきたものの、やはり京山の本来のピッチングが見たいところだ。

野手は3番の香水(2年)らが中心になるが、例年に比べてタレントは少ない。投手中心に守って、少ないチャンスを得点につなげるというスタイルになってしまうだろう。


展望&代表予想
予想:滋賀学園

春に準々決勝で敗れてしまった滋賀学園はノーシード。昨夏の覇者:比叡山、春の覇者:光泉という強豪2チームを倒さないとベスト4に入れないため、かなり抽選結果には恵まれなかったといえる。北大津ブロックには八幡商、彦根東がいるため、北大津は基本的にはこの2校を倒す必要がある。近江は滋賀学園と同じくノーシードだが、草津東のブロックで他に強豪もいないためかなり恵まれた抽選となった。

ただこのような抽選結果でも、実績のある滋賀学園が本命通りに突っ走ると予想した。

2016夏 滋賀

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テーマ : 高校野球
ジャンル : スポーツ

【夏の代表予想】京都編

関東はやっと終わったので、次は関西に移りたいと思います。
ということで第10回目は京都になります。

有力校紹介
◎龍谷大平安
○京都翔英
△京都外大西 福知山済美 塔南



龍谷大平安
秋の京都大会優勝、センバツではベスト4という圧倒的な実績を誇る龍谷大平安が大本命。是非とも甲子園に出場して、あと1勝と迫っている甲子園に出場通算100勝を達成したいものだ。

甲子園ベスト4の最大の立役者はエース左腕の市岡(3年)。秋まではいいピッチングをしながらも突如乱れえるという場面が見られたが、センバツでは38回4失点と抜群の安定感を見せた。春季大会では控え投手中心の起用であったために、リリーフのみの登板であったが、その投球は圧巻であった。その一方、春季大会では大野(3年)・西田(2年)・高平(2年)らが登板したが、2番手として目安が立たなかったのは残念だ。

打線はセンバツ初戦では明徳義塾相手に7得点を奪ったものの、その後は低調で市岡におんぶにだっこであった。西川(3年)・橋本(3年)・岡田(2年)・冨田(3年)らはセンバツで連続ホームランを打つなど1発があり、一振りで試合を決める能力を持つ。それだけにその前を打つ小川(3年)・久保田(3年)・竹内(3年)らがいかに出塁できるかがカギになる。特に本来1番の小川は非常に身体能力の高いセンターであり、センバツでは明石商からサヨナラ安打を放つもそれ以外いいところのなかったので復調が期待される。

20160629龍谷大平安 橋本
4番でダブル主将の1人橋本

京都翔英
昨年12月に浅井監督が就任し、春に準決勝で龍谷大平安を破り、京都大会を制したのが京都翔英だ。昨夏にも高橋奎(ヤクルト)らを擁した龍谷大平安に勝利しており、相性がいいといえる。

チームの中心は1年時から4番キャッチャーの石原(3年)。U-15日本代表字には藤平(横浜)、鈴木昭(常総学院)らの球を受けていた捕手の肩は一級品で、個人的には今年の高校生No1であると思っている。打撃も春はボール球に手を出してしまい不調であったが、本来は力強いスイングが売りの右の強打者である。i4番石原の前にも阿部(2年)・新田(2年)・山本裕(3年)と好打者が揃っていて期待できる。

エースの瀧野(3年)は球威・コントロール・変化球の全てにおいて穴のない総合力の高い右腕だ。控えには右の変則の内橋(3年)・左スリークの高向(3年)・兄に続いて甲子園出場を目指す右腕の平垣内(3年)など多様な投手が揃い、連戦にも耐えられる。

20160629京都翔英 石原
超高校級の肩をもつキャッチャー石原


京都外大西
近年甲子園から遠ざかっている京都外大西だが、今年は春季大会で龍谷大平安相手に延長戦までもつれ込むなど戦力が充実していいて、復活が期待される。

チームの中心はショートの緒方(3年)。打順は2番であるが、昨夏は4番を打つなど打力はチームNo1で、無視1塁でもバントはしない。50㍍は6秒を切る俊足で、守備力もあり、まさに三拍子そろっていてドラフト候補だ。緒方の前後を打つ1番の福尾(3年)・3番の大谷(3年)も昨年からの中心選手であり、負傷離脱中の4番麻生川(3年)も復帰すれば上位打線はかなり強力。1年正捕手の伊藤(1年)のリードにも注目だ。

課題は投手力。エース右腕の宮城(3年)はスタミナがあるものの、それに次ぐ投手が不在である。

20160629京都外大西 緒方
プロ注目の3拍子揃ったショート緒方

福知山成美
昨秋準優勝で、近畿大会ではセンバツベスト8の明石商に延長戦で敗れた福知山成美。春はまさかの1次予選敗退となったが、力はある。

春の1次予選敗退の大きな原因が1番の森下リ(3年)と3番の田中井(3年)という主力2人を欠いたことにある。この2人の復帰が夏の躍進には必要不可欠だ。特に森下リは名前の割にはハーフではないが、50㍍6秒を切るなど抜群の身体能力を持ち、タイプ的にはオコエ(楽天)に近い。

投手陣は川上(3年)・北野(3年)の2枚看板に加えて、藤山(2年)も台頭してきて楽しみだ。


塔南
春準優勝の塔南は豊富な投手陣が持ち味である。準優勝の最大の立役者は昨秋からピッチャーの練習を始めたばかりという築山(3年)。まだ荒々しさやフィールディングの問題はあるが、Max142㌔のストレートが最大の武器で伸びしろも大きい。春はケガだったものの、秋のエースの西原(3年)も186㎝から繰り出すストレートは140㌔を越える。この他春の準決勝では宮崎(3年)が完投した。

打線は打ってもチームの中心の築山と主将の尾崎が中心となるが、全体としての破壊力はまだまだである。


展望&代表予想
予想:龍谷大平安

福知山成美・鳥羽・立命館宇治と今年は注目ノーシードの強豪校は、福知山成美が龍谷大平安ブロックに、鳥羽と立命館宇治は京都国際ブロックに入った。せっかくシードを獲得した京都国際には何とも気の毒である。その一方、同ブロックに京都成章しかいない塔南はややついている。京都翔英も久御山→神前監督が就任した京都共栄と気の抜けないスタートとなる。

優勝予想はやはり大本命の龍谷大平安。キーとなるのは福知山成美戦であろう。京都翔英は龍谷大平安に相性がいいだけに、決勝まで進めば面白い。

2016夏 京都

テーマ : 高校野球
ジャンル : スポーツ

【夏の代表予想】茨城編

第9回目は茨城になります。

有力校紹介
◎常総学院
○霞ヶ浦
△明秀日立 藤代


常総学院
秋は関東大会準優勝でセンバツに出場し、春も茨城大会を制した常総学院が本命となる。

春の茨城大会はエースの鈴木昭(3年)がケガによりベンチ外。しかしそれでもMaX145㌔の長身右腕樫村(3年)、背番号1を背負った右サイドハンドの倉田(3年)、上から横からと投げ方を変えながら投げる左腕の伊藤(3年)らの活躍で茨城大会を制せたのは大きい。ただその一方、関東大会で復帰した鈴木昭は不調であった点がやや気がかりである。

打線は秋大会で藤平(横浜)から逆転ホームランを放つなど大ブレイクしたスラッガーの宮里(2年)が中心となる。センター陶山(2年)・セカンド有村(3年)・ショート中村(3年)のセンターラインは守備が固く、打っては足もあり、チャンスメークに優れている。懸念材料は関東大会での14失点の原因を作ったともいえる捕手陣。木村(3年)・清水(3年)のどちらが正捕手として1本立ちして欲しいところだ。

常総学院 鈴木2
エースの鈴木の復調が大きなカギとなる


霞ヶ浦
秋は茨城大会優勝、春もベスト4まで進んだ霞ヶ浦。昨年は夏の甲子園の呪縛を説いただけに、今年も勢いに乗って甲子園出場を果たしたいところである。

投手陣は右腕のエース飯村(3年)に、根本将(3年)・根本薫(3年)の左腕2枚を擁する。春のように根本(どちらか)が先発して、140㌔を越えるストレートをもつ飯村がリリーフするという展開が理想的である。

飯村・根本将・根本薫は野手としても昨夏の甲子園を経験していて、打撃面でもチームの中心となる。それに加えて佐野(3年)も春は2ホーマーを記録するなど好調。昨夏の甲子園に1年生ながら出場した益子(2年)も攻守が光る。


明秀日立
明秀日立は昨夏(今の3年生のみ)・昨秋と不祥事により大会不出場。春は2回戦で準優勝の石岡一に敗れたものの、チーム自体はまだベールに包まれているところがあり不気味な存在だ。

今年のチームはまさに細川(3年)・糸野(3年)のチーム。糸野は高校通算40を、細川は50を超えるスラッガー。特に細川178㎝84㌔とがっちりした体格から放たれる細川の飛距離は規格外であり、場外ホームランも少なくない。投げても細川はMax146㌔のストレートと高速スライダーが武器の剛腕、糸野も腕を下げて安定感のある投球をするようになった。この個人で言えば茨城のトップクラスに君臨する2人が引っ張るチームは上位進出の可能性が大いにある。


藤代
藤代は秋・春ともいにベスト8ながらも、例年夏には強い傾向がある。

チームの主役は双子の立松由(3年)と立松峻(3年)。特に左打ちの強肩捕手の立松由は高校通算30本を越えていて、昨秋の北関東選抜メンバーに選ばれていた。右打ちの立松峻は4番を打ち、こちらも強打が持ち味。この2人を中心に打線は悪くないだけに
、投手陣がどれだけ投げれるかが上位進出のカギとなる。

展望&代表予想
予想:常総学院

基本的には常総学院を霞ヶ浦が負う展開。常総学院は初戦からいきなり土浦湖北で、ブロックには鹿島学園・つくば秀英と常総学院を破るポテンシャルをもった好投手を擁する2校が入り、組み合わせ的にはついていない。霞ヶ浦は準々決勝まで特に強豪校と当たらず組み合わせ的にはだいぶ有利だが、それでも常総学院の優位性のほうが上と判断した。

注目の明秀日立は2回戦で春にコールド負けした石岡一と当たるが、これさえ突破すればベスト4が見えてくる。藤代もブロックには下妻二が入ったがそれ以外に強敵は見つからない。

2016夏 茨城

テーマ : 高校野球
ジャンル : スポーツ

【夏の代表予想】山梨編

第8回目は山梨になります。

有力校紹介
◎東海大甲府
○日本航空
△山梨学院



東海大甲府
山梨県内では7期連続で優勝の東海大甲府が大本命。

菊地(3年)・松葉(3年)の二本柱がチームの中心。菊地はMax146㌔のストレートにスライダー・チェンジアップという武器に加え、この春は投球術が向上した。松葉も140㌔を越えるストレートにチェンジアップがよく、秋は防御率0.73と抜群の安定感を見せた。1年時から競い合ってきたこの2人のどちらが背番号1を背負うのかが注目である。また小野寺(1年)・渡部(1年)という左右のスーパー1年生も加入し、注目である。

打撃陣はチャンスにも強い主砲松岡(3年)と昨年の甲子園で5割近い打率を残した福武(3年)が中心となる。この主軸2人の前を打つだろう、萩原(3年)・谷口(3年)は足も速くチャンスメークに優れる。捕手の亀田(2年)の強肩は目を見張るものがあり、菊地・松葉の好投を支えるリード面も上達してきている。

20160626東海大甲府 菊地
春季大会では背番号1を取り戻した菊地


日本航空
秋・春ともに東海大甲府に僅差で敗れ準優勝。秋ベスト8、春ベスト4と関東大会でも躍進を見せていて、東海大甲府さえいなKれば…という感がある。

昨年からエースの片岡(3年)がチームの中心。鋭い腕の振りからMax143㌔を繰り出し、秋の関東大会では15回を投げぬくなどスタミナも十分だ。そんな片岡がKOされた後に登板し、浦和学院打線を4回被安打1に抑えたのが西角(3年)。長身から繰り出す速球とカットボールを武器に、続く文星芸大付戦でも7回1失点と好投した。片岡は3期連続で東海大甲府に敗れているために、この西角の起用もあるかもしれない。

打線は長打力とミート力を兼ねそろえた3番の豊田(3年)、チャンスに強い5番でキャッチャーの片野(3年)が中心となる。浦和学院の榊原からホームランを放った上栗(2年)も売り出し中で、ここに春はケガで離脱していた主将の中渕(3年)が核弾頭として復帰すれば心強い。

20160626日本航空 片岡
エースの片岡


山梨学院
今年から校名から大学付属が抜け「山梨学院」に変わった。春はベスト4に入るなど、選手個々の能力は高く、上位2校に次ぐ存在である。

投手陣は左右の2年生のダブルエース。入学時から注目されていた栗尾(2年)は185㎝右腕の長身から繰り出すストレートが武器で、この春は安定感も出てきた。宮内(2年)は投げっぷりがよく、緩急が使える左腕である。

打線の中心はこちらも入学直後からレギュラーの瀧澤(3年)。バットコントロールがよく、この瀧澤にいかにチャンスで回せるかが鍵となってくる。

展望&代表予想
予想:東海大甲府

今年の日本航空は近年ではNo1というほどの実力をもつ。しかしそれでも王者:東海大甲府には勝てないと思われる。エース級のピッチャーが2枚いて彼らが離脱しない限り、投手陣には視角はない。もし倒すならロースコアの展開に持ち込む必要があるが簡単ではない。東海大甲府には今年も有望な1年生がたくさん入学しているし、山梨が東海大甲府の独壇場になってしまわないというに、帝京三・日川・甲府工らにも健闘を期待したい。

2016夏 山梨

テーマ : 高校野球
ジャンル : スポーツ

【夏の代表予想】埼玉編

第7回目は埼玉になります。

有力校紹介
◎浦和学院 花咲徳栄

△春日部共栄 


浦和学院
王者浦和学院は今年も戦力が充実している。関東大会では桐生第一に敗れてセンバツ出場は逃したものの、秋・春と埼玉を制していて県内では負けなしである。

昨春のセンバツベスト4に貢献した諏訪(3年)と幸喜(3年)がチームの軸。諏訪は昨春に2年生で唯一U-18の代表候補に選ばれた実力者で、走攻守と3拍子揃っていて、この春から守るショートの守備も問題なしだ。幸喜はセンバツでは5番を打つなど、高い能力を持ちながら、好不調の波が激しく背番号も2桁が続いていたが、最後の夏に向けて安定感も増してきた。その他に関東大会で4番を務めた蛭間(1年)など1年生を含めて選手層が厚い。

エースの榊原(3年)はMAX147㌔を誇る本格派右腕。馬力が持ち味であったが、この春にかけて変化球の精度を含めたコントロールが向上して安定感も増した。秋・春ともに関東大会では榊原が万全の状態でなかったことが大きな敗因であるために、夏は是非ともベストコンディションで臨みたいところだ。2番手以降は1年生ながら威力のある直球が持ち味の佐野もいるが、安定度から考えると故障により春の関東大会ベンチ外となった大澤(3年)・辻(3年)の両3年生の復活に期待したい。

20160625浦和学院 榊原
エースの榊原


花咲徳栄
昨夏の甲子園で優勝した東海大相模を最も苦しめた花咲徳栄。秋・春ともに埼玉準優勝、関東大会ではともにベスト8、センバツ出場と勢いはある。

春季大会ではエース高橋昂(3年)の登板はなかったものの、網脇(2年)・清水(2年)の2人の2年生右腕で関東大会のベスト8まで勝ち進んだのは大きな収穫。特に昨秋のベンチ外から急成長した網脇は球速以上にノビあるのストレートを武器に、センバツで強打の秀岳館相手にパーフェクトリリーフを見せると、関東大会の初戦でも東海大甲府を完封した。その一方センバツで不調、その後ケガのエース高橋昂が夏までに本来の姿を取り戻せない厳しい戦いになってしまう。

野手は昨夏甲子園ベスト8時のスタメンの岡崎(3年)・楠本(3年)が中心。特に岡崎はパワー・アベレージを兼ねそろえた打撃に、送球精度の高い守備でドラフト候補にも挙がる。これにケガから復帰した187㎝90㎏のスラッガー隈本が本来の力を発揮すればクリーンアップは盤石。秋・春とレギュラーは固定されていたが、センバツで隈本の代役で4番に座った西川(2年)がその牙城を崩せば面白い。

20160625花咲徳栄 岡崎
昨年から3番ショートを務める岡崎


春日部共栄
昨秋3位の春日部共栄も好選手が揃う。

チームの中心は2年前の夏の甲子園を唯一経験した主将の関谷。シュアな打撃で1番or3番を務め、高い守備力でショートストップとしてチームを牽引する。1番の好打者山崎、パワーのある4番の山本(2年)、昨年からマスクを被る5番の磯田(3年)にも注目だ。

ただ投手陣はやや力不足。コントロールのいい鈴木(3年)・140㌔を越える大道(3年)の右腕2枚が中心となるが、浦和学院・花咲徳栄の打線を抑えるにはもう1ランク上のピッチングをする必要がある。春にすでにベンチ入りした186㎝左腕の渡部(1年)にも注目したい。

20160625春日部共栄 関谷
攻守で中心となるのは関谷


展望&代表予想
予想:浦和学院

埼玉には上記に挙げた3校以外にも、上尾・埼玉栄・川越東・山村学園・聖望学園と強豪が揃う。それでも今年はそれらの高校にはほぼ可能性がないと思わせるほど、2強の浦和学院と花咲徳栄の力が群を抜いている。

この2校は秋・春の決勝で直接対決しているが、注目の花咲徳栄の高橋昂は登板がなく、浦和学院のエース榊原も採取回のみと両チームともに手の内を明かしていないので、あまり参考にはならない。総合力の浦和学院VS高橋昂という構図になるだろうが、高橋昂の状態にやや不安が残るために、予想は浦和学院とした。

2016夏 埼玉

テーマ : 高校野球
ジャンル : スポーツ

【夏の代表予想】栃木編

第6回目は栃木になります。

有力校紹介
◎作新学院 文星芸大付

△青藍泰斗 佐野日大 白鴎大足利 矢板中央


作新学院
夏5連覇中のまさに栃木王者。今年は秋・春とやや不甲斐ない姿を見せているが、個々の選手の力でいえば県内No1であろう。

打線は3番の主将の山本(3年)、昨春の関東大会で吉田凌(オリックス)からホームランを放った小林(3年)、U-15日本代表の経験もある藤野(3年)ら昨年の甲子園経験者が中心。それに小島(3年)は春の栃木大会では2ホーマー4番として台頭した。春は佐野日大から5回で12点を奪ってコールド勝ちを収めるなど打線は強力だが、小島が以外が全員左打者であるために、文星芸大の佐藤良らサウスポーへどう対応するかがカギとなる。

投手陣は昨夏甲子園でも登板した186㎝右腕の入江(3年)、Max146㌔を誇る今井(3年)、佐野日大を2得点に抑えた左腕の宇賀神(3年)、サイドスローの藤沼(3年)、期待の左腕大関(2年)と投手陣は数・タイプともに豊富だが、エースと呼べる存在がいない。この中でエースが誕生すれば、作新の6連覇に大きく近づくだろう。

20160625作新学院 小林
昨年からクリーンアップを打つ小林に今年も期待がかかる



文星芸大付
秋・春と栃木を制した文星芸大付は、実績・安定感でいえば県内No1である。

秋は準決勝で作新学院を1失点完投、春は決勝で青藍泰斗を10回完封したエース佐藤良(3年)がチームの中心。前に文星芸大付が甲子園に出場したときのエース佐藤祥(広島)と被るのも好材料だ。また春には同じく左腕の海老沢(3年)も台頭してきてサポート体制も整った。

野手陣は主将でミート力のある橋浦(3年)が1番、守備でもチームの中心であるキャッチャーの水野(3年)・センターの白倉(3年)が中軸を務める。佐藤良は打撃でも起用さを見せ、春大会では登板時は2番を務めるなどした。1年生ながらそのパンチ力を武器にファーストのレギュラーを獲得した葭葉(1年)にも注目だ。

20160625文星芸大付 小野
4番キャッチャーを務める小野


青藍泰斗
春準優勝の青藍泰斗は、秋・春ともに優勝した文星芸大付に1点差と力は拮抗している。

チームの武器は投手陣。エース板垣(3年)は140㌔を越えるストレートとコントロールを併せ持つ。関東大会で先発を務めた石川(2年)は球速の辛めの敷島球場で145㌔を計測(横浜の藤平でもMAX147であった)するなど馬力がある。この2人は栃木大会では見事なピッチングを見せたが、関東大会では前橋育英相手に2人とも打たれたのは懸念材料である。

打線は、昨年から3番を打つ野口(3年)とアベレージの高い4番の山ノ井(3年)が中心となる。だがやや迫力不足感はあり、夏までにどれだけ打力を向上させられるかが上位進出のカギとなる。

20160625青藍泰斗 石川
Max145㌔を記録した石川


佐野日大
佐野日大は春・秋ともに全く成績を残せていない。特に春はライバル作新学院に5回コールド負けというつ屈辱を味わった。しかし選手個々の能力は高く、それらが噛み合えば甲子園も狙える。

やはり注目は中学時代にサニブラウンを抑えて100㍍・200㍍で優勝した実績をもつ俊足の五十幡(3年)。この春から挑戦しているショートの守備も板についてきた。春は離脱していた主将の石山(3年)が復帰するだろうし、期待の4番中山貴(2年)が本来の力を発揮すれば打線は問題ないだろう。

課題は投手陣だ。140㌔を越えるストレートを誇る永沢(3年)、186㎝の大型左腕の江田(3年)、変則サイドスローの君島(3年)、昨年1年生ながら夏のマウンドを経験した左腕の中山貴と数はいるのだが、皆コントロールに今ひとつ安定感がなく、春はこの4投手が皆打たれて作新学院にコールド負けした。

20160625佐野日大 五十幡


白鴎大足利
昨秋優勝の白鴎大足利は、春は初戦敗退でノーシードとなってしまったものの、夏は期待できる。

その最大の要因は水野(3年)・伊澤(3年)とエース級のピッチャーが2人いることだ。2人ともストレートは140㌔を越えるが、馬力が持ち味の水野、腕の振りがシャープでキレもある伊澤とタイプが異なる。この2人が万全であれば、連戦続きの夏の大会でも問題はない。

打線でも水野・井澤が中心となり、4番のスラッガーの秋(3年)と形成するクリーンアップは強力。ただ打線全体として秋の関東大会で毎回チャンスを作りながらあと1本が出ずに、延長15回までいき日本航空に敗れるなど、チャンスでの1本が遠いところがあるのが課題。

20160625白鴎大足利 水野
エース兼主軸の水野

矢板中央
春季大会で上述の白鴎大足利の2人のエースをとらえて完勝、ベスト8まで進出した矢板中央は抜け目のない野球をする。

打線の中心は3番ショートの吉田(3年)。ミート力が高く、左右に打ち分けることができてチャンスに強い。春に高アベレージをアークした1番の江尻はスピードでは五十幡に負けないとのうわさもある。とりわけ強打というほどの打線ではないが、抜け目なく、一気にたたみかける攻撃が持ち味。

春に背番号1を背負った鈴木(3年)は立ち投げのような変わったフォームだが、コントロールとフォークを武器にチームのベスト4進出に貢献。ケガの影響で春は背番号18となっていた本来のエース和久が完全に復帰すれば心強い。


展望&代表予想
予想:作新学院

佐藤良VS作新学院打線という構図であろう。春夏優勝の文星芸大付と、地力で勝り夏6連覇を狙う作新学院の争い.。この2チームは準々決勝でぶつかってしまうのだが、そこでは左腕の佐藤良が左打者の多く並ぶ作新学院打線を抑えられるかが大きなポイントとなる。ちなみに秋は佐藤良が作新学院を1点に抑えたために、文星芸大付は栃木を制した。作新学院は佐藤良を相当意識しているみたいなので、秋の悔しさを糧に今度は研究を重ね、佐藤良を小掠すると予想した。

他では上記6チームのうち、唯一が逆の山に入った青藍泰斗はくじに恵まれ、決勝までの障害は国学院栃木くらいであろう。例年以上に群雄割拠の栃木も楽しみです。



2016夏 栃木

テーマ : 高校野球
ジャンル : スポーツ

【夏の代表予想】西東京編

第5回目は西東京になります。

有力校紹介

○東海大菅生 日大三
△早稲田実業 日大鶴ヶ丘 創価


東海大菅生
西東京勢が大不調のなか、帝京を破り西東京勢として唯一春のベスト4に残ったのが東海大菅生。昨年はセンバツ出場も、夏は決勝で早稲田実に5点差をひっくり返された悔しさを晴らしたいところだ。

投打の中心として活躍した勝俣(国際武道大1年)の後を継ぐのが、昨年から5番を打つ伊藤(3年)。先は4番ピッチャーとしてチームを牽引する一方、伊藤頼りが懸念された。しかしこの春は小玉(2年)、牛山(2年)の2人の2年生右腕が台頭。特に小玉は球速以上にノビのあるストレートを武器に修徳を5回無安打に抑えた。

打撃面でも深澤(3年)が帝京戦では延長戦で決勝2ランを放つなど、伊藤に代わって見事に4番を務めた。その前の1~3番は、昨年から出場の多い杉本(3年)・郡(3年)・落合(3年)の内野手トリオが務める。3人ともシュアなバッティングと走力が武器でチャンスメイクには優れている。

20160623東海大菅生 伊藤
エース兼主軸の伊藤


日大三
春秋ともにベスト16と今年は元気のない日大三。だが選手の能力自体は高いために、チームとしてきっかけを掴めば、一気に全国レベルのチームとなりうる。

チームの中心は昨年から4番を務め、高校通算20本塁打以上を誇る坂倉(3年)。新チームになってから再コンバートされた捕手としての能力も高い。坂倉とともにクリーンアップを構成する山本(3年)・古田(3年)も打撃力がある。その一方、他の打者は例年の日大三打線に比べると物足りない。ただセンター宮木(3年)・ショート木村(3年)・セカンド谷田部(3年)らセンターラインは例年以上に高い守備力を誇る。

投手陣は春不調だったエース小谷野(3年)の復調が必須。手元で鋭く曲がるスライダーが武器で、昨年清宮(早実2年)から2三振を奪っているというのも強みである。控えは左腕の田口(2年)・185㎝右腕の阪井(3年)・アンダーハンドの洞口(3年)ら数は揃っているだけに、このうちだれかが一皮むけてほしいところだ。
20160623日大三 坂倉
4番キャッチャーの坂倉


早稲田実業
昨夏優勝の早稲田実業は、今年もチームがまたバタバタしている感がある。しかし昨年と同様清宮フィーバーに乗れば、地力はあるチームだけにまた西東京を制する可能性はある。

チームの中心は昨夏甲子園ベスト4を経験した金子(3年)と清宮(2年)。金子は左右に打ち分ける高いミート力とパンチ力を兼ねそろえ、ショートの守備もレベルが高く、春から本来の1番に復帰した。清宮は今年も過熱する周囲をよそに通算本塁打は2年生ながら早くも50本に達すると怪物ぶりを継続している。4番キャッチャーには野村(1年)が座ることになりそうで、昨年のU-18とU-15の日本代表4番の競演が見れそうだ。

投手陣は昨夏1年生ながら抑えとして活躍した服部(2年)がエース。スリークウォーターからストレートをどんどん投げ込むスタイルだが、先発としてペース配分や変化球でかわすピッチングもできるようになると見ていて安心だ。吉村(3年)・吉野(3年)の両右腕も控えるが、投手陣はやや不安。といっても昨年の投手陣に比べればまだマシな状態なので、夏に何が起きるかわからない。

20160623早稲田実業 清宮
1年以上経っても清宮フィーバーはとどまることを知らない

日大鶴ヶ丘
日大鶴ヶ丘は組み合わせの問題もあり、秋・春と早期敗退をしたが、昨年からの経験者も多く選手は揃っている。また例年に夏に強いというも点も期待できる。

投手は昨年からエースの山崎(3年)が中心となる。これに坪根(3年)・小山(3年)のサイド右腕トリオや投げっぷりのいい赤星(2年)も控えるが、やはり山崎の出来がカギとなるだろう。

4番ショートの羽根は春大会で大江(二松学舎大付2年)から2ベースを2本放つなど高い打力を誇り、チーム内でも1つ抜けている。これに昨年の4番の井上(3年)や、春は3番を打った木上(3年)が追随して核がしっかりしてくれば頼もしい。

20160623日大鶴ヶ丘 羽根
4番ショートの羽根


創価
秋は東海大菅生に延長15回引き分けののちの再試合で、春は都城東に僅差で敗れた創価。注目の谷井(3年)が最終学年を迎えるだけにこの夏に結果を出したいところだ。

エースの谷井はこの春投球から力任せ感がなくなり、変化球を低めに集めてカウントを稼ぐなど安定感が増してきた。これまでは谷井頼みだった面もあったが、この春は岸(3年)・上村(2年)の両再度右腕も安定したピッチングを見せていて、夏には谷井の負担を軽減できることだろう。

野手は1番の辻郷(3年)・3番の近内(2年)の好打者2人が中心となる。彼らを返す側として春は4番に背番号18の鳥井(3年)が座ったが、谷井以外にもう1枚しっかりとした主砲が欲しいところである。秋→春にかけていろいろとコンバートを行ったがキャッチャーが固定できていないのは懸念材料である。

20160623創価 谷井
1年時からエースの谷井も最終学年となる


展望&代表予想
予想:日大三

もともと本命不在な上に、早稲田実業・日大鶴ヶ丘・国学院久我山・佼成学園・明大中野八王子といった強豪校がノーシード。近年まれにみる読みづらさを呈しているのが今年の西東京だ。どのチームも力はあるものの、甲子園に行くためにはもう1ランクチームとしての力を向上させる必要がある。

春の段階でいえば唯一安定感のある東海大菅生が1枚リード。これにその他の強豪校がギアをあげて追いつけるかという展開だ。その中でも王者:日大三はやはり選手が揃っていて、本来の力で言えばNo1だ。毎年夏に向けては一段と協力なチームを作り上げてくる日大三だし、今年仕上げてくるという予想のもと、東海大菅生を抑えて日大三が優勝と予想する。ただまた清宮フィーバーに乗ると早稲田実業も怖い存在ではある。

2016夏 西東京

テーマ : 高校野球
ジャンル : スポーツ

【夏の代表予想】東東京編

第4回目は東東京です。

有力校紹介
◎二松学舎大付 関東一

△帝京 都城東



二松学舎大付
10度目の決勝で悲願の夏の甲子園出場を果たしてから2年。当時1年生トリオとして活躍した大江・今村・三口も3年生となった。秋・春とともに東京準優勝であったために、またシルバーコレクターに戻らないためにもこの夏は東東京を制覇したいところだ。

身長171㎝ながらもMax148㌔をマークする左腕の大江(3年)が大黒柱。投球の力配分がうまい分、たまに下位打線などには単調になってしまう部分を除けばほぼ視角はない。センバツ選考では「大江くんに頼りすぎ」と言われた投手陣も、3番打者でもある市川が春季大会ではほぼ投手に専念し、身長183㎝の左腕として台頭した。

野手のレベルの高さも東京ではNo1というレベル。今年も中沢(1年)が3番センターで、堀川(1年)が9番セカンドで関東大会に出場するなど即戦力の1年生が加わり、前年からレギュラーの2・3年生ですら確約されないほどレギュラー争いが激しい。その中でも打線の軸として安泰なのが、ミート力の高い1番の主将三口(3年)、状況に応じたバッティングのできる5番の正捕手今村(3年)、広角に打てるスラッガーの4番永井(2年)であり、相手投手には彼らを抑えることが求められる。

20160620二松学舎大付 大江
東京No1投手との呼び声高いエースの大江


関東一
昨夏の甲子園ベスト4のチームからベンチ入り2人しか残っていないものの、秋・春と東京を制覇した。その一方、甲子園では東邦に1安打完封負けを喫するなど全国の舞台では全く結果が出せていない。

投手陣はコントロールがよくゲームメイクに長ける河合(3年)、角度のあるストレートが武器の左腕佐藤奨(3年)、馬力があり140㌔の球速を誇る竹井(3年)の3本柱。タイプの異なる投手3人の他チームから見れば羨ましい陣容の一方、絶対的なエースが言えないともいえる。小川・高橋の2年生右腕コンビもポテンシャルが高く、化ければ面白い。

打線は1番宮本(3年)、4番佐藤佑(3年)、5番竹井(3年)らが中心となるが、こちらも昨年のオコエ(楽天)や伊藤(国学院大1年)のような主軸は不在。ただその反面、本橋(3年)のように簡単には終わらない打者が揃っていて、どこからでもチャンスが作れて、点がとれるという長所もある。

関東一 佐藤佑
4番主将キャッチャーとまさにチームの要の佐藤佑


帝京
名門の帝京が実に2012年夏以来甲子園に出場していない。近年は力のある選手はいるものの、どこかチームとして勝ちきれないが、今年もまさにそんな感じである。

チームの中心は主将の郡(3年)。強肩捕手である一方、昨年はセカンド・センターを守っていたなど器用な選手でバッティングもパワー・ミートを兼ねそろえている。この郡と4番を争うのが、昨年1年生ながら全試合で4番を務めた岡崎(2年)はケガがちだが、それでも出場さえできれば十分に中軸を打てる逸材だ。また下位打線ながらパンチ力のある浅野(2年)にも注目したい。

上記のような打線は問題ないが、今年は投手陣が大問題である。春季大会では捕手の郡がリリーフ登板するといった緊急事態である。昨夏に関東一戦に先発した安村(3年)、秋の背番号1の左腕高丸(3年)、1年時からベンチ入りしている大胡(2年)、春の背番号1の仁田(2年)、東海大菅生戦で先発した佐藤怜(3年)、春大会で好投をみせた松田(2年)、U-15代表にも選ばれていた松澤(1年)と数は揃っているが、最初の2人が春はベンチ外になるなど全員が安定していない。個人的にはスリークウォーターから140㌔を越えるストレートを投げ込む安村に期待したい。

20160620帝京 安村
投手陣は安村の奮起に期待したい


都城東
私立勢が上位を独占する中で、存在感を発揮したのが都城東だ。春は3回戦で創価を破ると、4回戦では関東一相手に引き分け。再試合で敗れるも、この春1番関東一を苦しめたチームであった。

その中心は4番でエースの関根(3年)。投げては140㌔を越えるストレートが武器で、波に乗ると相手打線が本当に手を付けられない投手となる。東東京No1右腕といえる。打っても春季大会で4本塁打と、まさに1人で強敵関東一を相手にした感じだ。チームとしてはどれだけ関根頼みにならず勝ち上がれるかといったところがポイントになってくる。

20160620都城東 関根
4番でエースの関根


展望&代表予想
予想:二松学舎大付

今年の東京は東に横綱が2人いるような構図である。秋・春ともに決勝は関東一×二松学舎大付という組み合わせになり、この2チームが実力では抜けている。春・秋ともに関東一が勝利しているが、いずれも1点差の勝利で、秋はボテボテの内野安打が勝敗を分け、春は二松学舎大付は大江の登板がなかったので、あまり参考にもならない。

ただ以下の2点から二松学舎大付が来ると考える
①組み合わせ
関東一は堀越or成立→修徳→帝京or城東
二松学舎大付は日体荏原→都江戸川→東亜学園
と決勝までの道のりは二松学舎大付のほうがやや穏やかである。
②難攻不落の大江
選関東一が大江を打ち崩すイメージが沸かない。

2016夏 東東京

テーマ : 高校野球
ジャンル : スポーツ

【夏の代表予想】:群馬編

第3回目は春の関東大会の開催地の群馬になります。

有力校紹介
◎前橋育英
○健大高崎
△桐生第一 樹徳 前橋工



前橋育英
春の関東大会を制した前橋育英。昨年の夏は初戦で敗退という屈辱を味わっているだけに、高橋光(西武)らを中心に初出場初優勝を果たして以来の夏の甲子園出場を目指す。

エースの佐藤(3年)はMax144㌔のストレートに、スライダー・スローカーブ・フォークなどの変化球をコントロールよく投げ分ける。関東大会の決勝では強打の横浜打線を1失点完投するなど総合力の高さを見せつけた。同じく関東大会では、吉沢(2年)が花咲徳栄から、皆川(2年)が関東一から完投勝利をあげるなど結果を残し、さらにファーストの飯島(2年)やセンターの丸山(2年)もマウンドに上がることができるなど夏に向けてピッチャーの数は十分に揃っている。

野ではショートの小川(3年)、キャッチャーの森田(3年)が攻守でチームの中心となる。小川は1年からレギュラーをとる武器となった華麗な守備が健在で、打撃もこの春は4番を打つなどパンチ力が備わってきた。森田も177㎝87㎏の体格からのパワフルな打撃、2塁送球2秒を切る強肩、緩急をうまく使うリードが武器である。その他3番を打つ飯島もスラッガーとして実力を発揮しつつある。

20160619前橋育英 小川
守備だけでなく、打撃も力をつけてきた小川


健大高崎
昨秋は樹徳にコールド負けを喫するも、春には県準優勝、関東大会でも横浜相手に1点差と、3年連続の甲子園に向けて着々と実力を発揮してきたのが健大高崎だ。

2年前に1年生ながら甲子園で先発を務めるなどした石毛(3年)。昨年はほとんど名前を聞くことがなかったが、最終学年となりエースとして復活。横浜戦では惜敗するも3失点完投。特に横浜の中軸にはほぼ仕事をさせない投球であった。

「機動破壊」は今年も健在。その中心は昨夏の甲子園でも塁上をかき乱した1番の宮本であり、この宮本が出塁するだけで中軸への相手投手の投球も変わってくるはずだ。その中軸は3番安里(2年)、4番高橋翔(3年)の巧打者2人が中心で、5番にパワーのある川村(3年)が控える。セカンド安里に加え、サード渡口(2年)、ショート湯浅(2年)と内野を務める2年生トリオにも注目だ。


桐生第一
昨秋の関東大会では地元の浦和学院を破るという最大の番狂わせを成し遂げ、センバツに出場した桐生第一。春は4回戦で敗退しノーシードとなってしまったが、そのことが逆にシード校にとっては脅威である。

エース内池(3年)はMax140㌔のストレートにスライダー・スローカーブのコンビネーションが持ち味の左腕。センバツではやや慎重になってしまい本来の投球ができなかったが、群馬No1投手との呼び声も高い。これ右アンダーハンドの青木(3年)、センバツで2イニングをパーフェクトに抑えた金田(3年)が控える。

打線の中心は4番の2年生スラッガーの鏑木(2年)。センバツでは3安打を記録するなど、パワーだけでなくうまくボールに合わせる能力も高いことを証明した。3番の高田(3年)はキャッチャーで主将とまさにチームの要である。


樹徳
昨秋は準決勝で健大高崎をコールドで破るなどして優勝を果たした樹徳。この春は敗れてしまったが、前橋育英に対して相性がいいのも売りだ。

エースは2年生左腕の小寺(2年)。腕が遅れてくるようなフォームから、ストレート・スライダーなどをテンポよいう投げ込む。夏にかけて球威がさらについていれば、非常に面白い存在だ。

打線は嶋田(3年)・大関(3年)のスラッガーが軸となる。特に嶋田はキャッチャーとしても注目で、セカンド送球2秒を切る強肩に、気配りのできるリードで後輩の小寺ら投手陣からの信頼も厚い。

20160619樹徳 嶋田
樹徳の攻守の要の嶋田


前橋工業
春3位で関東大会に出場した前橋工業も注目だ。

ピッチャーはエースの八野田(3年)を中心に、塩浦・黒澤・萩原と4人の3年生左腕で構成されている。3番中林は、大江(二松学舎3年)から2本のヒットを放つなど鋭いスイングを見せていたが、全体としてはたくさん点をとれるチームではないために、やはり八野田が相手打線を抑えることが必須となってくる。

20160619前橋工 八野田
前橋工はエースの八野田の好投が必須となる



展望&代表予想
予想:健大高崎

センバツ出場から一転ノーシードとなった桐生第一は、前橋育英のブラックにはいった。初戦から相手が富岡と強豪同士の対戦となる。もう1つ初戦から樹徳×前橋商という強豪同士の対戦もある。こうして桐生第一・富岡・前橋商に加えて東農大二とノノーシードの強豪は全て前橋育英・前橋工側のブロックとなった。

その一方、反対側のブロックの健大高崎は準決勝までほぼ強豪とは当たらないという状況でくじ運に恵まれたといえる。ここ最近の夏の強さという要素も考慮して、健大高崎のほうが前橋育英より決勝に残る可能性は高く、健大高崎のほうが甲子園に近いと判断した。

2016夏 群馬

テーマ : 高校野球
ジャンル : スポーツ

【夏の代表予想】千葉編

第2回目は千葉です。

有力校
◎木更津総合
○東海大望洋
△専大松戸 習志野 千葉黎明 成田 



木更津総合
昨年の関東大会を制し、センバツでは大阪桐蔭を倒してのベスト8と実績はずば抜けている。

エース左腕の早川(3年)は出所の見づらいフォームから140㌔近いストレートをコーナーに投げ分けるコントロールがある。昨年から鈴木(JX-ENSOS)と共にダブルエースとして活躍していて、実績十分。今年のセンバツでは大阪桐蔭を1失点完投、秀岳館には最後はサヨナラ負けを喫したものの2失点完投と、全国でもトップクラスの強力打線を抑えた。2番手以降も左腕の武田(3年)・右オーバーの大熊(3年)と三石(3年)・右サイドの和田(3年)らタイプの異なる投手が揃っているが、春は結果を出せなかった点が懸念材料か…。

打線も主将の小池(3年)・4番の鳥海(3年)・早川ら巧打者と、強打の峯村・山下の2年生コンビなど昨年からのレギュラーが6人残り経験十分。守備もリード に定評のある大澤(3年)、セカンドの小池・センター木戸らを中心に堅い。あえて言えばレフト以外はずっと固定メンバーとなっているので、それを脅かす存在の出現に期待したい。

20160617木更津総合 小池
主将で攻守の中心:小池


東海大望洋市原
今年から校名に「市原」が加わった。昨秋は勝利目前で専大松戸に逆転サヨナラ弾を浴びたものの、それをバネに春季大会は木更津総合に完勝するなどして、千葉大会を制した。

春季大会は金久保(2年)→島(3年)のリレーで千葉を制した。主に先発を務めた金久保(2年)は総合力の高い右腕で、王者の木更津総合を7回1失点に抑えた。抑えとして活躍したエースの島(3年)は現役高校生最速のMax153㌔をマーク。抑えだと150㌔を連発するピッチングは圧倒的で高校生では打つのは難しそうだ。その一方、先発した関東大会の関東一戦ではMax146㌔止まりで、最終回には逆転打を許してしまうなど、夏には復帰するだろう先発に向けてもやや不安を残した。

野手は1年生時に5番キャッチャーとして甲子園に出場した主将の峯尾(3年)が攻守でチームを引っ張る。春季千葉大会で3ホーマーの倉石(3年)や3番を打つ荒川(2年)も打力がある。また春季大会では具志堅( 3年)や鯨井(2年)などレギュラーを獲得した伏兵のここ1番での活躍も目立つなど選手層は厚い。

20160617東海大望洋 島
日本最速高校生のエース島


専大松戸
昨年夏に悲願の甲子園出場を果たした専大松戸も2連覇を狙う。

昨年の甲子園を経験した寺元(3年)・川添(3年)・永井(3年)らを擁する打線は今年も強力。中でも昨夏序盤は4番を任せられながら、どんどん調子を落とし、甲子園ではスタメン落ちという悔しさを味わった丸茂(3年)は、昨秋に島(東海大望洋市原)から逆転サヨナラ場外2ランを放つなど、4番としての地位を確立させて打線を引っ張る。

課題は春に成田相手に13-14で敗れるきっかけを作った投手陣。昨秋は東海大望洋と木更津総合に対して、ともに1失点完投のピッチングを見せた濵名(2年)が不調で、佐藤(3年)が背番号1となった。しかし佐藤も結果を出せなかったので、やはり夏には濵名の復調に期待するしかない。またMax142㌔のスリークウォーター右腕の川上(2年)にも注目だ。

20160617専大松戸 丸茂
4番の丸茂


習志野
秋は稲毛に、春はブロック予選で県立船橋に1点差で敗れていて、今年のチームは全く結果を出せていない。春ブロック予選敗退なので、夏はもちろんノーシードからの戦いとなる。一足先に8/27に大学代表と千葉マリンで戦う高校日本代表の応援団となった習志野応援団に続き、本体の野球部も維持を見せたい。

昨年の夏準優勝のチームから1番加藤(3年)、3番内山(3年)、4番吉野(2年)という打線の核が残っているのが強み。あとは斎藤(3年)・平野(3年)ら他の打者がどれだけ追随できるかによる。

1番の課題は経験の少ない投手陣であろう。昨年は3年生投手が4人いて、それ以外は並河(3年)が少し投げたくらいである。この並河が今年の中心となるのだろうが、正直1人で完投するタイプではない。秋のように蒲地(2年)との継投などが必要であろう。


千葉黎明
春は県2位で関東大会に出場した千葉黎明。そして常総学院に10点差で勝利するというサプライズを起こした。

昨年からエースの川口(3年)がチームの中心。今年に入りコントロールも安定してきて、185㎝から投げ下ろすストレートとスライダーのコンビネーションで相手を抑える。関東大会では敗れはしたものの、強打の横浜打線相手に7回まで2失点、途中4~6番を三者三振に仕留めるなど全国レベルでも十分に通用することを証明した。また川口は木更津総合のエース早川とは中学時代にエースを争った仲だけに、決勝で対戦できれば面白い。

川口頼みのチームかと思っていたが、打線も常総学院から14点をあげるなど元気がある。その中心は主将で1番の藤江(3年)、4番の島村(3年)、5番の川口となる。藤江は体は大きくないものの、常総学院からホームランを放つなどパンチ力もあり、島村は下半身がしっかりして1人藤平(横浜)の球にもアジャストしていた。

20160617千葉黎明 川口
エース川口


成田
2010年以来の甲子園出場を目指す成田も今年は戦力が揃っている。

春季大会では背番号1の鈴木(3年)、5の大川(3年)、9の尾身(3年)と3人の右腕がそれぞれ登板した。専大松戸戦こそ14-13と荒れたものの、ほかの試合は全て失点は2以内と安定していた。夏に向けて投手がしっかり3枚揃っているのは強みであろう。

打線も主将で3番の花嶋(3年)・4番の主砲酒巻を中心にどこからでも点がとれるのは魅力である。

20160617成田 酒巻
4番を務める酒巻


展望&代表予想
予想:東海大望洋市原

今年の千葉は秋の覇者:木更津総合に、冬場に力をつけてきた東海大望洋市原が迫るという構図で、夏もこの2強の戦いである。しかし春に準々決勝で東海大望洋市原が木更津総合を倒したために、木更津総合はBシード。その結果、東海大望洋市原と準々決勝であたることとなってしまった。その準々決勝までに東海大望洋市原は流通経済大柏ぐらいしか強豪校に当たらないのに対し、木更津総合は銚子商→検見川→千葉英和→専大松戸と全て力のあるチームとの対戦となった。残念ながら東海大望洋市原戦に早川が疲労0で臨むのは難しい状態で、そうなると東海大望洋市原が有利かと思う。

注目のノーシード習志野は成田ブロックにはいった。よってくじ運でいうと千葉黎明・千葉経済大付の2校はやや恵まれたかなという印象だ。

2016夏 千葉

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