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東京国際大×明治大【オープン戦】

明治大の今季初戦となる東京情報大とのオープン戦を観戦してきました。
明大のグランドに行ったのは初めてだが、ボールパークと銘打っているだけあって、グランド2面に室内練習場があり、メイングランドもバックネットのスタンドが大きくて、見るスペースがたくさんあった(でも高校野球の公式戦となると、応援するスペースないかな…という感じ)。

試合スコア
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
東京国際大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
明治大 0 0 0 0 0 1 0 3 X 4
東 柴田祐・●吉野・中村・池村ー柴田紘
明 水野・〇三輪・S市岡ー氷見・西野

水野、柴田祐という両チームの右エースの先発で始まった試合は序盤は投手戦。東京情報大は水野から4回まで7人ものランナーを出すも、ランナーを進めることができずに、また水野が要所を締めて無失点であった。

5回からともにリリーフ投手が登板すると、試合が6回に動く。明大は先頭の竹村がレフト前で出塁し、2死3塁のチャンスを作ると、4番越智のエンタイトル2ベースで先制。

8回に明大は新1年生の市岡が登板し、3連続四球で満塁のピンチを背負うも、宮内の打球はサードライナー。その裏に明大が守備の乱れからチャンスを作ると。奥山・西野に連続タイムリーが飛び出して東京情報大を突き放した。投げては水野→三輪→市岡の完封リレーであった。


※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください
※学年は4月からの新学年で表記しています

東京情報大
20170226東京情報大スコア

明治大
20170226明治大スコア


20170226東京情報大 柴田紘
4番キャッチャーとして出場し、鋭い牽制球でランナーを刺した柴田

20170225明治大 水野
悪いかがらも4回無失点で切り抜けた水野

20170225明治大 奥村
8回にダメ押しの2点タイムリー3ベースを放つ奥村


Topic
◆先制点は新4番のバットから
佐野(DeNA)・牛島(JR九州)といった主軸が抜けた明治大にとって、打線の核となるスラッガーの台頭は1番の課題である。そんな明治大にとっては初戦となるこのオープン戦で、4番に座ったのは越智であった。越智は神宮通算11打数2安打と実績はないものの、右打席からの鋭いスイングが武器で高校通算46本と高校時代から注目されたいた選手だ。

そんな明治の新4番越智は、先制のチャンスで迎えた4回1死2塁の打席では鋭い当たりを飛ばすもレフトライナー。そのまま両チーム無得点で迎えた6回にも2死3塁というチャンスで越智に打席が回ってきた。2球目の変化球を捉えて、3塁線に鋭い当たりを飛ばすも判定はわずかにファール…。東京情報大は命拾いして、0B2Sと追い込んだところで今度は低めボールともとれるゾーンに変化球を投じるも、越智はそれを完全に崩されながらもレフトへ運ぶ。レフトが取れないというあたりではなかったが、打球が伸びたこともあり、レフトの頭を超えると、そのままワンバンでレフトフェンスを越えるエンタイトル2ベースとなって明治大が均衡を破った。

この先制点で明治としては非常に試合を有利に進められるようになり、越智はこの試合ではひとまず4番の仕事を果たせたといえよう。しかし層の厚い明治大の外野陣、センターの日本代表候補の逢澤は確定だとしても、他はまだまだレース状態。残りの2枠をこの日3打数2安打と結果を出した内山、途中出場でヒットをはなった稲見、この日はベンチ外であったが4番に最も近いとされる東原もいて、そもそもレギュラー自体もまだまだ安泰とは言えない。

20170225明治大 越智
4番に座り先制のタイムリーを放った越智


◆インパクト抜群の市岡デビュー
明治大の新1年生でこの日唯一ベンチ入りを果たしたのが市岡。その市岡に1-0とリードした8回に大学デビューとなる登板のチャンスがやってきた。市岡は2連続三振という最高の入りを見せるが、ここからいきなり制球を乱して3連続四球で満塁。続く宮内には変化球をうまく合わせられるもサードライナーで何とかピンチを脱する。9回も続投した市岡は先頭打者に四球を出すも、後続を打ち取ってゲームセット。大学デビューは2回無失点4四球となんとも言い難い内容になってしまった。

市岡が突然乱れるのは高校時代からの課題であった。龍谷大平安の2年秋の近畿大会で初戦は7回1失点、準々決勝は8回無失点と完璧なピッチングを見せた市岡であったが、続く準決勝では6回10四死球と完全に自滅して、龍谷大平安のまさかのコールド負けという結果を作りだし、安定感のなさを露呈させた。翌春のセンバツでは、1試合で3点以上とられることなく、1人でなげきり課題であった安定感もついてきたかと思ったが、今日の市岡はまさに2年秋の市岡を凝縮したようなピッチングであり、安定感の"あ"の字もなかった。

それでも他にも有名選手が進学した明治大の中で、1年生で唯一ベンチ入りしたことには期待の高さがうかがえ、投げている球は素晴らしいものがあり、乱れた部分も含めて大学球界に大きなインパクトは残した。あとはこの球を常時しっかりコントロールすることさえできれば、1年生の神宮デビューも十分にあり得るだろう。

20170225明治大 市岡


◆もったいなかった東京情報大
敗れた東京情報大であるが、序盤は互角以上の戦いを見せた。先発の柴田祐は威力のあるストレートを武器に明大打線を4回無失点に抑えた。打線はプロ注目の水野から4回までランナー7人を出すなどしてチャンスを作ったが、ランナーがうまく進められずに、あと1本が出ないという状態で中盤を迎えてしまった。

そんな勝ちきれないところで流れを失うと、6回には越智の打球をレフトが判断をやや誤り先制を許す(記録は2ベース)。8回にも伊藤のエラーでランナーを出すと、2死から奥山の打球を今度はライトが判断誤り(こちらも記録は3ベース)貴重な追加点を与えてしまった。この日は風が強く、ホームの明治と違ってグランドにも慣れていない部分もあるが、それでも両方ともうまい外野手なら…という打球であった。

そんなわけで昨秋日本一の明治相手に決して力負けはしておらず、むしろ互角の戦いができていたが、自らのミスで差をつけてしまったという東京情報大にとってはもったいない敗戦であった。

20170226東京情報大 柴田祐
先発して明大打線を4回無失点に抑えた柴田祐



Pickup Player
三輪昂平 明治大3年 ピッチャー
明治で見つけたカト拓の後継者
この日両チーム合わせて1番のピッチング見せたといえるのが、5回から明治大の2番手として登板した三輪であった。

三輪はオリックスのコーチである三輪隆氏を父にもち、その父を関東一高で指導した小倉監督の日大三に入学。日大三では1年秋からベンチ入りを果たすと、2年夏の甲子園で149㌔をマークした。2年秋にはエースとなり、22回連続無失点の好成績を残すも、二松学舎大付には満塁ホームランを打たれるなどして敗退。3年春には東海大菅生戦でノーヒットノーランを達成するも、夏はケガの影響もあって登板が少なく、チームも東海大菅生に返り討ちにあって敗れた。明大にも屈指の速球派投手として入学するも、コントロールに難があって2年時までは神宮での登板はなかった。

しかしこの日の三輪はコントロールにバラツキはあったものの、3イニングで四球は0.。威力のあるストレートもさることながら、大きく縦に曲がるスライダーもかなりの代物であった。6回にはポテンヒットなどで1死1・3塁のピンチを招くも、続く打者を完全に詰まらせてピッチャーゴロとすると冷静にセカンドに送球してダブルプレーを完成させてピンチを凌いだ。5回と7回はそれぞれ3者凡退の完璧な内容であった。

三輪のこのフォーム、威力のあるストレート、嫌な感じのバラツキはまさに昨年広島にドラフト1位で入団した加藤拓(慶応)を彷彿とさせるものであった。六大学ファンにとっては加藤拓という見てていてどこかワクワクする投手の後継者として是非とも期待したいところであろう。
20170226明治大 三輪
3回無失点の見事なリリーフをみせた三輪


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テーマ : 大学野球
ジャンル : スポーツ

桐蔭横浜大×立教大【オープン戦】

今年の初観戦!!
立教大球場での桐蔭横浜×立教大のオープン戦です。

試合スコア
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
桐蔭横浜大 0 5 0 1 0 0 0 1 0 7
立教大 0 0 0 2 0 0 0 2 3 7

桐 三浦・須永・利光・新名ー萩原
立 手塚・西山・中川・田中誠ー藤野・高田・小松

※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください
※学年は4月以降の新学年で表記しています

桐蔭横浜大
20170225桐蔭横浜大スコア


立教大
20170225立教大スコア

20170225立教大 山根2
9回2死から同点のタイムリーを放つ山根

20170225桐蔭横浜大 新名
9回2死のサヨナラのピンチに登板して見事三振を奪った新名


Topic
◆期待の証:手塚の続投
試合は2回に思わぬ展開を迎えた。立教大の先発の手塚に対して、桐蔭横浜大打線がなんと7連打を含むこの回8安打を放って5得点。正直このときは勝負が決まったかと思った。それでも手塚は3回も続投し、すべてストライクという攻めのピッチングで3者凡退。しかし4回にまた3連打を浴びて1点を失うと、さすがにこの回で降板となった。

立教大は田村・澤田圭という2本柱が抜けて、残っている投手で神宮で勝ち星を挙げているのは藤田(4券県立岐阜商)とこの手塚のみ。藤田も1年秋に3勝を挙げて以来勝ち星がないという状態であり、実績のある投手はいないといえる。そこで先発として期待がかかるのがもう1人の勝利経験のある手塚であった。

この日の手塚は変化球のときはやや腕が縮こまり気味で、その変化球が真ん中に集まっていた。投球が単調であったため、抑えればそのままいいテンポとなるが、打たれだすと止まらず2回の7連打につながってしまった。ストレートの威力はなかなかのものでもっとこのストレートを中心にピッチングができれば結果も大きく違っていたかもしれない。

それでも7連打の次の回も続投させたというのは溝口監督の期待の表れだと思う。立教大はこの後3月にキャンプを控えているので、シーズンに向けてもう1度調整して神宮の開幕マウンドに立ってほしいものだ。

20170225立教大 手塚
立教投手陣の中心として期待される手塚


◆中川はやはり投手か?
この日立教大では中川と竹葉(1龍谷大平安)が1年生でベンチ入りを果たした。中川は桐光学園でアンダスローのエースであり、また東海大相模の門馬監督から「神奈川No1」と評された打者でもある。中川が大学で投手でいくのか、野手でいくのかは注目であった(参照→投手なの?野手なの?どちらに絞るのか注目の選手たち)。

この日の中川は手塚が早々に打たれたこともあり、3回くらいから投球練習を始めた。立教大で今季No1とも言うべきルーキーということと、珍しい長身のアンダースローということで、投球練習をするだけで人が集まっていた。

そんな中川は6回から3番手でマウンドに上がる。最初はやや堅さがみられて、四球とヒットでピンチを招くも代打高下をセンターフライに打ちとってピンチを凌ぐ。続く6回は桐蔭横浜大の打順が下位打線ということもあり、全く相手を寄せ付けずに2三振を含む3者凡退に斬って取った。上記のように実績不足の立教大投手陣にとって、この中川の好投は1番の収穫であった。

まだ二刀流という可能性もあるが、中川はとりえあずは投手として大学で挑戦するようである。

20170225立教大 中川2
大学初登板で2回無失点の好投をみせた中川


◆1年生の大型4番打者:渡部
この日桐蔭横浜大の4番に座ったのはまだ入学前の1年生渡部であった。渡部は横浜商大高で入学時からベンチ入りを果たした逸材であり、その後日本ウェルネスに転向すると、体重100㎏を超える超大型ショートとして活躍し、咋夏の東東京大会では2試合連続ホームランを放つなど活躍。プロ志望届を提出するも指名漏れとなり、桐蔭横浜大に進んだ。

そしてこの日は、内山(1青森山田)・伊藤(1盛岡大付)・瀬戸(1仙台育英)ら全国でも名をはせた東北の猛者らもいる1年生の中で唯一ベンチ入りを果たすと背番号も1を与えられて4番を任された。

この日の渡部は4打数2安打1打点。まず2回の第1打席で左中間に2ベースを放つと、これを皮切りに桐蔭横浜大打線は手塚にさらに7本のヒットを浴びせて5得点。その後、手塚がやや立ち直ったところで犠牲フライを放ってマウンドからおろした。さらに6回には初見のアンダースロー中川をものともせずに、ランナー1塁の場面で1・2塁間を抜くヒットと理想的なバッティングを見せた。最終打席は田中誠の前に3球三振に終わってしまったが、4打数2安打1打点という結果以上に効果的なバッティングであった。

公式戦での1年生4番も大いにあり得ると感じた。

20170225桐蔭横浜大 渡部
4打数2安打1打点という数字以上の働きをみせた1年生4番の渡部



Pickup Player
山根佑太 立教大4年 外野手
~センバツ優勝の4打者がついに本領発揮~
昨年は外野手のベンチメンバーはほぼ4年生であった立教大。その中で唯一下級生で安定してベンチに入っていたのが山根であった。山根は浦和学院で2年夏から4番を務めた右の強打者で、3年春には小島(早稲田大3)らを擁してセンバツを制覇した。しかしその山根も期待に応えることができずに、十分な結果を出すことができなまま、その4年生たちは卒業してしまい、立教の外野陣はかなり不安であった。

山根はこの日は5番センターで出場。0-6と一方的な桐蔭横浜大リードで迎えた4回裏の第2打席ではレフト線に2点タイムリー2ベースを放って反撃の狼煙を挙げる。さらに2-7で迎えた8回の第4打席では、追い込まれたから高めのボール球のストレートを振りぬいて左中間スタンドにライナーで運ぶ2ラン。極め付けが9回裏、打線がつながった立教大は1点差とし、2死1・3塁で山根を迎える。桐蔭横浜大としては間違いなくこの日1番怖いバッターであった山根を敬遠したいが、敬遠すると逆転のランナーが2塁へ行ってしまうという状況なので、山根と勝負を選択。6球目をしぶとくライト方面に打つと、打球は低いライナーでライトのグラブに入ったかと思われたがこぼれ、土壇場で同点のタイムリーとなった。

結局この日は3安打5打点という大活躍。これまで期待に応えることのできなかった、センバツ優勝の4番が、最終学年を迎えるところで実力を発揮し、課題の外野の中心的存在として台頭した。

20170225立教大 山根
8回に2ランを放つ山根


余談
桐蔭横浜大の新ユニフォーム?
この日の桐蔭横浜大のユニフォームは下の写真のような感じです。桐蔭横浜大といえば、昨年の公式戦のユニフォームはまさに桐蔭学園高校そのままでしたが…。この新しいデザインのユニフォームは練習試合限定なのか?個人的にはこれでリーグ戦戦ってほしいですね。

20170225桐蔭横浜大 利光
背番号の後ろのあたりが斬新なデザインのユニフォーム
モデルは最後にはつかまるもこの日好リリーフをみせた利光







テーマ : 大学野球
ジャンル : スポーツ

甲子園優勝の4番が大学では投手に

前日に投手なのか野手なのか…という記事を書いたが今度は逆に大学での投手・野手の進路を決めた選手を紹介する。

昨年の夏の甲子園を制した作新学院。そこで4番ファーストを務めていたのが入江大生は甲子園で3試合連続のホームランを放つなどして主力として優勝に貢献。大会後にはU18日本代表にも野手として選ばれた。

そんな入江は明治大に進学するのだが、そこでは投手として勝負するらしい↓
明大の新入生が入寮 昨夏甲子園Vの作新学院主砲・入江は投手で勝負!

甲子園で3試合連続ホームランを打った4番ファーストが大学では投手と聞くと「えっ?」となってしまう。

しかしこの入江はもともとは投手であり、3年春には西武にドラフト1位指名された今井達也を抑えてエースを務めていた。本格的にファーストに挑戦したのはその春の大会後で、ファーストを主戦場とするようになっても投手は兼任していて、夏の栃木大会決勝では先発をしている。甲子園ではエース今井の大活躍により、1イニングのみの登板となってしまったがそこでも最速145㌔をマークしている。

身長186㎝から投げ下ろすMax147㌔のストレートに、縦スラをはじめとしてフォーク・カーブなども投げる右腕。そういえば大学で投手といっても不思議でないだろう。むしろ個人的には確かに投手としてのほうが素質はあると思う。

甲子園で3本のホームランを打ったバットを1度おいて、大学では投手に専念する入江。今の明治大の陣容を考えると、野手なら1年目から出番があってもおかしっくないが、斎藤(4桐蔭学園)・水野(4静岡)のダブルエースに森下(2大分商)・伊勢(2九州学院)らの層の厚い投手陣に入っていくのは簡単ではない。

それでも自分に合っているという投手に挑戦するという入江を応援していきたいと思う。

20160827作新学院 入江
昨年のU18日本代表には野手として選出された入江




テーマ : 大学野球
ジャンル : スポーツ

投手なの?野手なの?どちらに絞るのか注目の選手たち

「二刀流」という言葉はプロ野球だから珍しいのである。
近年は高校野球においても分業化が進んできて、いわゆる「4番ピッチャー」という選手は減ってきてはいる。それでもやはりエースを務めるような選手は打ってもそこそこの能力があるし、逆に打てる奴は投げてもそこそこの球を放る。高校野球においては二刀流など当たり前なのである。

しかしこれが高校野球が終わって、大学・社会人・プロとなるとどうであろうか?以前大学野球界での二刀流の選手たちを紹介したが→大学球界で活躍する二刀流たち、これは極めてレアなケースであり、社会人野球でもトップレベルでは皆無で、プロ野球でも大谷翔平だけである。つまり高校時代二刀流として活躍した選手のほぼ全員がトップレベルで野球を続けるならば、投手か野手かのどちらかを選ばなければならないのである。

今日はこの春高校を卒業する中で、投手・野手どちらを選択するのか注目の選手たちを紹介したい。


①中川颯(桐光学園→立教大進学予定)
二刀流で注目される選手は打っては強打者、投げては剛速球という選手が多い。この中川も打撃に関しては1年秋から桐光学園の中軸を担う強打者であるが、投げてはなんとアンダースローの投手である。

中川は桐光学園で1年夏から控え投手としてベンチ入り。慶応戦では1回無死満塁からリリーフ登板して、9回1失点の好投でチームを勝利(2-1)に導くなどリリーフ投手として活躍する一方、打席に立っても打率5割を残した。1年秋は投手兼ショートで4番打者としてチームを関東大会に導き、それ以降は投手兼ファーストで4番として常にチームの中心として活躍し続けた。

セオリーからいけば野手である。184㎝79㎏という立派な体格で、3年夏には石川(横浜3)から3ランを放つなど高校通算26発。パワーだけでなく逆方向にも打つことができてアベレージも高く、東海大相模の門間監督から神奈川No1打者と評された逸材だ。守備もピッチャーとしてのフィールディングのレベルが高く、1年秋にはショートも務めていた。

ただし大型アンダースローというのは非常に貴重な存在であり、こちらも捨てがたい。Max133㌔の浮き上がるストレートはまだまだ伸びしろがあり、スライダー・シンカーなどの緩急も使えてコントロールもよい。現在の高校野球界では間違いなくNo1アンダスローであり、オンリー1となれる存在である。

投手か野手かで1番迷える選手といえ、また立教大で二刀流として活躍する可能性も大いにある選手だ。

20160424桐光学園 中川4桐光学園 中川2
アンダースローの二刀流中川(桐光学園)


②松山仁彦(東邦→東海大進学予定)
東邦といえば藤嶋(中日D5)が4番エースの二刀流として注目されていた。この東邦において投打でこの藤嶋に次ぐ存在であったのが松山である。

2年夏までは控え投手としてベンチ入りしていた松山であったがもともと打撃もよく、2年秋の新チームでは5番ライトの座を獲得すると、打率.420本4点23という見事な活躍で東邦を明治神宮大会に導き、投手としても25回を投げて自責点1という好成績であった。3年春のセンバツは3番ライトで迎えるも、登板は1/3回のみ。3年夏の甲子園では投げては不調のエース藤嶋を毎試合リリーフして2勝をあげた。

松山に関しては投手が優勢なのかなと個人的には思う。左のサイドに近いスリークウォーターからのMax144㌔のストレートは角度もあり、スライダーも非常に切れるなど、今年の大学No1投手との呼び声高い斎藤(明治3)を彷彿とさせる。左バッターからしてみると相当打ちづらそうであり、大学ではリリーフという需要がありそうである。こまめな投手の継投を行う東海大(といっても最近監督代わってしまったが…)が獲ったということを考えても投手なのかなと思う。

その一方でパワフルさと左右に打ち分ける技術を兼ねそろえた打撃をはじめとして、ライトの守備も魅力的。高校時代は投手として過ごした期間が長い分、野手にもまだまだ伸びしろがありそうである。

20160322東邦 松山20160322東邦 松山2
東邦の二刀流は藤嶋だけなく、この松山も大いに注目


③堀江航平(秀岳館→JFE東日本入社予定)
昨年のセンバツでベスト4の秀岳館でエース格として好投したのが背番号4をつけた投手の堀江であった。背番号4をつけているだけあって投げないときはセカンドで強打も光る選手だ。

もともとはU15日本代表にも選ばれる投手であったが、肩のケガもあり2年秋の新チームではセカンド。投手復帰したのは秋の九州大会の決勝で、そこから冬場に状態を戻すと、ストレートもMax145㌔右腕としてセンバツでは主に先発を務めた。一方打っても木更津総合戦で早川からサヨナラ安打を放つなどの活躍で高打率を残した。3年夏は他の投手陣が台頭してきて枚数が揃ったこともありセカンドに専念するも、甲子園ではブルペンで練習する姿も見られた。

投手としてはMax145㌔のストレートに縦に大きく曲がるスライダーをはじめとした多彩な変化球をもち、相手打者に対して冷静にピンチングをすることができる。春以降は登板が少なかったが1本でやるのなら投手かと思う。ネックとなるのは2年春に痛めた肩の状態であろうか。

一方野手としても強打の右バッターのセカンドという存在は貴重である。春以降にマウンドに立つことが少なかったのも、鍛治舎監督が将来的な野手としての堀江の可能性を買ったからかもしれない。

20160327秀岳館 堀江20160328秀岳館 堀江2
投打で秀岳館の春夏連続甲子園ベストに貢献した堀江


以上の3名が個人的には投手になるのか、野手になるのか注目の選手です。

他にも
投げてはMax145㌔、打っては高校通算45発の旭川実業の外野手兼投手の陣翔大(専修大進学)、
聖光学園の4番センターであったが、夏初登板となる甲子園の東邦戦で2失点完投勝利をあげた鈴木駿輔(青学大進学)、
夏の甲子園準Vの大西ももとは北海の4番で進学する慶応大では二刀流に挑戦したいと言っているないて、
指名漏れした川越東の4番エース星野もMax146㌔にパワフルなバッティングでどちらでプロを目指したのかわからないくらいだ。

これらの選手もこれから先は投打のどちらか、あるいは二刀流挑戦か?
投手・野手面のどちらかという意味で進路が楽しみな選手はたくさんいる。


テーマ : 高校野球
ジャンル : スポーツ

ヤマハ2017年度新人選手

ヤマハの2017年度新人選手です。

選手名 ポジション 出身
波多野 陽介 P 日本文理→東北福祉大
近藤 卓也 P 秋田商→青山学院大
藤岡 康樹 3B 富山商→東農大
萩原 英之 O 九州学院→明治大

昨年は日本選手権を制したヤマハ。この勢いで二大大会で優勝を争う地位をキープすべく、4人の新戦力が加わった。日本選手権を制したときにはもう決まっていただろうけど、日本選手権を制したせいか例年より豪華な面子に見える。

日本選手権優勝の立役者である池田が巨人入りをしてエースを失った投手陣には2人の実力のある右腕が加入。力感のあるフォームからMax152㌔のストレートを投げ込む波多野は4年時の肘のケガが原因で大卒でのプロ入りを断念。日本文理→東北福祉大と高校・大学の先輩である伊藤の誘いを受けてのヤマハ入りとなった。高校時代には秋田商の速球派エースとして名をはせた近藤は、青山諾院大でツーシームやシュートなどの多彩な変化球で打ち取るピッチングを覚えた。4年秋には東都2部で最優秀防御率を獲得した。

藤岡は体重100㌔の巨漢サードで東農大で5番を務めたパワフルなバッティングが武器だが、センター返しなどのシュアな打撃もできて、走っても50㍍6.2秒、守備も悪くない。萩原は九州学院で1年の4番として甲子園でホームランを放った。明治大でも期待されていたが、なかなか結果を出せず、4年秋にやっとレギュラーを獲得すると、打率.345の活躍でベストナインを獲得。明治神宮大会決勝では佐々木(ロッテD1)から決勝タイムリーを放つなど勝負強さもついてきた。ヤマハの先輩の萩原とややかぶりそうな感じである。


20160503東農大 藤岡
動ける巨漢の東農大のサード藤岡

20161113明治大 萩原
期待されながら4年秋にやっと活躍をみせた明治大の萩原

テーマ : 社会人野球
ジャンル : スポーツ

東京情報大2017年度新入部員

東京情報大の新入部員がHPで発表されていました。

選手名 ポジション 出身校
大塚 篤史 P 与野
河原 大地 P 白山
今野 大樹 P 日体大柏
齊藤 伸治 P 習志野
又木 鉄平 P 日川
宮崎 太基 P 銚子商
柳 優斗 P 正智深谷
吉田 昂平 P 二松学舎大付
長尾 怜央 C 弘前東
宮城 良隆 C 沖縄尚学
坂本 大希 1B 拓大紅陵
高城 千尋 3B 仙台育英
内藤 幹太 SS 日川
萩原 誉人 SS 鶴岡東
松本 海斗 SS/P 日体大柏
當眞 智也 ? 石川
呉 勝緑 ? ソウル
大江 駿介 O 高川学園
加藤 駿 O 習志野
川村 航輝 O 新発田農業
山崎 星夜 O 春日部共栄

一昨年の秋に千葉学生野球リーグを制した東京情報大。しかし昨年は中央学院ら上位高とは大差をつけられての3・4位。今年は再び優勝争いに絡むべく、野手を中心に実力者たちを集めた。

昨年はドラフトで有吉・小林(オリックスD5)と2人のOBがプロ入りした投手陣。残念ながら高校球界で有名だったといえる選手はいないが、そんな2人も高校時代はとりわけ有名というわけではなかったし、彼らに続けと言わんばかりの8人が入学する。日川のエース又木は182㎝の好左腕であり、打撃も魅力。高校時代は東海大甲府の壁を破れなかったが、大学では同じリーグに進んだ菊池(国際塚基金入学予定)に投げ勝ちたい。齊藤・吉田はそれぞれ習志野・二松学舎大付という厚い投手層の影響もあり登板が少なかったが、大学で開花する実力は十分に持っている。

野手陣では東都などに引っ張れてもおかしくない3人のセンターに注目。加藤は1年秋から習志野の1番を務め、ドラフト候補にも挙がる逸材。しっかりとした打撃ができる一方、俊足をいかしたセーフティなども武器で、守備ではダイビングキャッチを連発する。大江は高川学園で昨夏に、山口大会で.545を誇る1番打者として甲子園出場に貢献。甲子園出場では寺島(履正社→ヤクルトD1)相手に散々粘って四球→盗塁と存在感を見せつけた。春日部共栄の山崎は広い守備範囲に加えて、右打席からのパンチ力のある打撃も武器で、春日部共栄でも務めたように1・2番でも、5・6番でも打てる打者である。野手は全体的に現役の所属している高校から後輩を引っ張ってきたと思われるケースが多く、吉田→加藤(習志野)、佐野・倉井→山崎(春日部共栄)、太田→萩原(鶴岡東)、鈴木・伊藤→坂本(拓大紅陵)と強豪校にお得意様を形成しつつある。

20160724習志野 加藤
スピード感があふれる習志野の1番センター加藤

20160725春日部共栄 山崎
咋夏の埼玉大会準決勝の上尾戦でホームランを放つ山崎(春日部共栄)

テーマ : 大学野球
ジャンル : スポーツ

センバツ不出場校ベスト5【2017】

この春惜しくもセンバツ出場を逃してしまった中にも注目の高校があります。
ということでその中でも個人的に強いと思う高校ベスト5を発表していきます。
※学年は現在の進級前の学年を記載

5位 日本文理
【秋】新潟優勝、北信越大会ベスト4

秋は新潟大会を大会通して2失点という圧倒的な力で制覇。西村(2年)、稲垣豪(2年)という前チームから経験のある2投手に加えて、Max148㌔のスーパー1年生鈴木(1年)の3投手は強力であった。しかし北信越大会では3試合18失点とその勢いを維持できなかった。1年春から4番を打つ川村(2年)率いる打線が初戦で富山第一のプロ注目右腕の森を攻略するも、準決勝では永田の3ランなど相手を上回る12安打を放つも富山商に敗れてセンバツ出場を逃した。


4位 花咲徳栄
【秋】埼玉準優勝、関東大会初戦敗退

高橋昂(広島D2)・岡崎(オリックスD3)が抜けた後も好調を維持し続けた花咲徳栄。埼玉大会では準決勝で春日部共栄を破り、決勝では浦和学院と延長戦の末に敗れるも安定した埼玉2強として関東大会進出。ノビのあるストレートを武器の網脇(2年)・140㌔を超えるストレートにフォークが武器の清水(2年)という2枚の大型右腕に、1番千丸(2年)・4番西川(2年)という前チームからの打線の核
が中心となっている。しかし関東大会初戦では慶応の前にまさかのコールド負けで2年連続でのセンバツ出場は夢と消えた。

20161009花咲徳栄 綱脇2
準決勝では春日部共栄を完封するなど実質エースの役割を果たした綱脇


3位 浦和学院
【秋】埼玉優勝、関東大会初戦敗退

秋には絶対的な強さをもつ浦和学院が秋の埼玉3連覇を達成した。エース左腕の佐野(1年)は準決勝で浦和実相手にあわやノーヒットノーランという7回完封劇であった。しかし関東大会初戦の横浜戦ではこの佐野がコントロールに苦しみ5回7失点で降板。夏に1年生ながら4番を打った蛭間(1年)や強打のセンター山本(2年)らが揃う打線も、毎回のようにチャンスを作りながらもあと1本が出ずに敗退。まさかの2年連続でのセンバツ不出場となった。

20161023浦和学院 佐野
横浜戦では佐野の不調が響いてしまった


2位 横浜
【秋】神奈川準優勝、関東大会ベスト8

神奈川の序盤は、法政二戦では延長までもつれ、相洋戦では再試合までもつれ、星槎国際湘南戦ではコールド勝ち寸前から接戦に持ち込まれるなど、投手陣が土壇場に弱く接戦を演じてきた横浜。しかしプロ注目の3番増田(2年)に加え、万浪(1年)もまだ粗いところはあるが4番としては十分な働きをするなど強力打線を持ち味に神奈川準V。関東大会でも初戦では浦和学院を倒すも、「打線は水物」という言葉を体現するかのように健大高崎投手陣を打ち崩せずに敗退となってしまった。

20161023横浜 増田2
プロ注目の横浜の3番増田


1位 慶応
【秋】神奈川優勝、関東大会ベスト8

エース森田・4番の正木ら昨夏の神奈川準Vのメンバーが多く残った慶応は攻守に完成度が高く、秋の神奈川の本命とされたが、その予想通りに危なげない戦いぶりで、決勝では横浜に夏のリベンジを果たすなどして神奈川優勝。関東大会の初戦でも正木の場外弾などで花咲徳栄からコールド勝ちを納めた。その勢いのままに続く前橋育英戦も中盤までは3-0とリードしていたが、エラーなどが絡んで追いつかれると最後は森田の暴投でサヨナラ負け。関東5校目としてセンバツ候補に挙がるも、インパクトの差で日大三に敗れて落選。これで神奈川からは3年連続でセンバツ出場校なしとなった。

20160918慶応 正木
右打者ではNo1スラッガーとの呼び声も高い慶応の正木


以上になります。
関西勢は割と順当だったこともあり、5チーム中4チームが関東勢。やはり関東大会1回戦の神奈川×埼玉の屈指の好カードでつぶし合ってしまったことが大きかった。ただこれらのチームの中から夏の甲子園出場チームが出ることはほぼ間違いなく、センバツの裏でもチェックしてみたら面白いと思う。

ちなみに昨年のランキング。
昨年の履正社や横浜が入っているランキングなので、これに比べれば今年は順当なセンバツ出場校。
センバツ不出場校ベスト5【2016】


テーマ : 高校野球
ジャンル : スポーツ

東邦ガス2017年度新人選手

東邦ガスの2017年度新人選手です。

選手名 ポジション 出身
栁川 優太 P 大垣日大→中京学院大
屋宜 駿杜 P 前原→九州共立大
柴田 圭輝 C/1B 東邦→法政大
水本 弦 O/1B 大阪桐蔭→亜細亜大

昨年は2年連続で都市対抗出場を逃してしまった東邦ガス。JABA静岡大会を制して出場した日本選手権も初戦敗退。やや低迷気味のチームに活を入れるべく、今年は4人と少数ながら、名の通った選手たちが入団する。

注目は何といっても大学野球選手権を制した中京学院のエース栁川。上体をややかがませたようなフォームから右バッターの膝元にMaX144㌔のストレートを投げ込むことのできる左腕で、スライダ・チェンジアップなどもコントロールできる。大学野球選手権では亜細亜大を1失点完投するなどして、計33回で自責点4の好投で最優秀投手に選ばれた。屋宜は沖縄出身のMax147㌔右腕でカーブも武器で兄は日本ハムの屋宜照悟である。

野手は中央球界でも名の知れた2人が入社予定。柴田は3年春から法政大の4番を務めた右の強打者でチャンスに強く、東京六大学でも2本のサヨナラ安打を放っている。大学3年以降はファーストを守っていたが、登録は捕手となっているので再転向か?東邦高出身ということでまさに凱旋であり、姉は元SKEの柴田阿弥というイケメンと話題性もある。水本は藤浪(阪神)のときの大阪桐蔭の3番ライトとして春夏甲子園連覇。亜大でも1年春からベストナインを獲得して、日本代表候補に選ばれるなど花々しいスタートを切ったが、その後はいいという成績を残せなかった。しかし自力はる強肩強打の外野手であり、大阪桐蔭・亜大で主将を務めたリーダーシップも注目だ。

201600611中京学院大 栁川
昨年の大学野球選手権優勝投手の栁川

20161008法政大 柴田2
法政の4番を務めた勝負強い柴田




テーマ : 社会人野球
ジャンル : スポーツ

白鴎大の主将は新2年生

昨年は大山(阪神D1)、中塚(西武D2)と2人のドラフト上位選手を輩出して、波に乗りつつある白鴎大。
白鴎大の前チームの主将は大山。そしてその大山の後を継ぐ新主将はなんと新2年生の大下(2白鴎大足利)であった。

黒宮監督は「プロはサッカーも野球も年長がキャプテンではないし、学年の上下関係が少なくなった大学で、1年春から3番の大下を核にと考えた」と理由を述べる。これ自体は何も間違ったことを言っているわけではないが、実際に2年生が主将を務めるのは極めて異例なことで、野球のスポーツ推薦で選手を獲得するような大学の野球部では前例のないことなのではないか?

大下は175㎝とそれほど大きくはないが、80㎏のがっちしりとした体で高校時代から有名なスラッガーであった。中学では世界大会も経験した投手であり、それを見た白鴎大足利の藤田監督が何度も福岡に通って栃木に連れてきた逸材。白鴎大足利では入学直後にレギュラーをつかむと、1年秋には3番打者兼リリーフ投手として白鴎大足利を関東大会優勝に導く。翌2年春のセンバツでは1回戦の東陵戦で大会新の1試合4二塁打を記録。ちなみにこのときから2年生でありながら白鴎大足利では副主将を務めていたらしい。3年時にはチームの主将を務めるも、その後は甲子園に出場することはできなかった。それでも全国区の打者としてプロや有名大学への進学が予想されたが、高校の系列である白鴎大にそのまま進学した。白鴎大では1年春から3番DHでレギュラーを獲得すると、1年秋には5番ファーストとして打率.310本1点9の活躍でベストナインを受賞、チームも2位で横浜市長杯に進んだ。

そんな白鴎大でも注目の打者であり、主将としての適性もある大下であるが、大学生活2年目での主将というのは予想だにもしなかったこと。1年生も入って部員82人となる白鴎大だが、新主将の大下はこの大所帯を半分が先輩という状況でまとめていかなくてはいけないわけである。てっきり昨年からのセカンドのレギュラーである古川(4関東学園大付)あたりが主将になると思っていた。

実は昨年の主将大山も途中就任ということで、シーズン途中に主将を交代させるなどした黒宮監督。はたしてこの新2年生を主将に抜擢という奇策は吉と出るのか凶と出るのか?

そして大下は選手としても関甲新学生リーグ屈指の強打者として、上武大の独壇場に一石を投じる選手として期待です。また大下でもう1つ注目なのがポジションだ。大下は見た目はいかにもファーストという選手だるが、高校時代からファースト→レフト→サード→ショートとコンバートを繰り返して様々なポジションをこなす器用さがあり、さらにピッチャーとしても145㌔を投げる強肩を持ち合わせている。昨年はDH・ファーストと打撃に重きを置いたポジションであったが、主将としてチームを引っ張る立場の今年はどこを守るかも注目である。

というわけで
・2年生の新主将
・屈指の右の強打者
・どこを守るの?
そんな3つの観点で白鴎大の大下に注目してみるのもいいと思う。

このままいけば2年後には間違いなくドラフト候補には上がってくる選手だと思うので…。

20161031白鴎大 大下
新2年生ながら白鴎大の新主将に就任した大下


テーマ : 大学野球
ジャンル : スポーツ

センバツの注目選手をポジションごとに紹介

センバツ開幕まであと5週間となった。
今日はセンバツ出場選手の中で、個人的にベスト3だと思う選手をポジションごとに紹介していきます。
(学年は来春の新学年で表記しています)


①ピッチャー
(右腕)
1. 金久保(東海大市原望洋3)
Max147㌔のストレートにキレ味抜群のスライダー。咋秋はコントロール重視で抑えるすべも覚えて関東大会準V。センバツ出場投手の中で1番の実力者といえる。

2. 三浦(福岡大大濠3)
コントール抜群でコーナーの出し入れができる一方、Max144㌔のストレートで押すこともできる右腕。九州大会で3完封、明治神宮大会でも明徳義塾を完封した。

3 山口(熊本工3)
馬力のある右腕でMaX149㌔はセンバツ出場投手の中で最速。コントロールなどはまだまだであるが、それでも熊本工を10年ぶりにセンバツに導いた。

(左腕)
1. 黒田(神戸国際大付3)
166㎝と小柄であるが右打者の膝元に決められるスライダーをはじめとしてコントロール抜群。秋の公式戦では防御率1.02の好投でチームを近畿準Vに導いた。

2. 桜井(日大三3)
Max145㌔のストレートに鋭いスライダーで清宮から5打席連続三振を奪った左腕。2年夏から投手を始めたばかりで投手経験が少ない分、伸びしろもまだまだある。

3. 長谷川(仙台育英3)
Max143㌔のストレートにスライダー・カーブ・SFFなどの多彩な変化球を操る。コントロールに改善の余地があるが、咋秋の公式戦防御率は0.89(センバツ出場選手の中でNo1)。

20161002東海大市原望洋 金久保
東海大市原望洋:金久保


②キャッチャー
1. 後藤(滋賀学園3)
近畿大会では場外弾を放つなど高校通算25発。守っては安定した守備と送球で1年秋から滋賀学園の正捕手。咋秋もエース神村が不調の中、棚原をうまくリードした。

2. 古賀(福岡大大濠3)
夏からキャッチャーに転向したとは思えない選手で、セカンド送球は脅威の1.8秒。高校通算41発の打撃に加え、三浦を見事にリードして九州大会3完封を演出。

3. 猪田(神戸国際大付3)
こちらも新チームになってから転向した、逆方向にもホームランの打てるパワーが魅力の強肩強打のキャッチャー。投手陣をうまくリードはできたが、キャッチングにはまだ課題あり。

20161029滋賀学園 後藤
滋賀学園:後藤


③ファースト
1. 清宮(早稲田実業3)
高校通算は2年秋終了時で78本の、言わずもがなの高校野球界のスター。咋秋は東京大会の終盤で桜井相手に5三振など初のスランプを経験も明治神宮大会で克服。

2. 木本(秀岳館3)
昨年は2年生ながら強打の秀岳館打線の3番として甲子園春夏連続のベスト4に貢献。強打はもちろんのこと、追い込まれるとノンステップ打法でしつこく粘ることもできる。

3. 金成(日大三3)
193㎝110㎏という日大三の誇る超大型スラッガー。咋秋は東京大会の準決勝・決勝で2試合連続で3ランを放つなどして、その後は日大三の4番を務めるようになった。

20161112早実 清宮
早稲田実業:清宮


④セカンド
1. 安里(健大高崎3)
ミート力が高く、高校通算22発の長打もある健大高崎の3番打者。秋の関東大会では明秀日立戦で3ラン、横浜戦で勝ち越しのタイムリー2ベースと大活躍。

2. 北川(福井工大福井3)
165㎝と小柄ながら咋秋は.462の高打率に加えて3ホーマーを放っている福井工大福井の1番打者。守備も堅実であり、主将としてチームを北信越大会に導いた。

3. 後藤(神戸国際大付3)
神戸国際大付で1年春からベンチ入りをした内野手でミート力が高く咋秋は.455をマーク。バントがうまく、四球も選べて出塁率も高いなど2番打者としてはうってつけの選手。

20161023健大高崎 安里
健大高崎:安里


⑤サード1. 安田(履正社3)
東の清宮、西の安田と評されるほどの188㎝92㌔を誇る左のスラッガー。咋秋は3番打者として明治神宮大会決勝で3ランを放つなどしてチームを秋の王者に導いた。

2. 野村(早稲田実業2)
1年夏から早実の4番を打つ右のスラッガー。清宮の後というプレッシャーを受けながらも、東京大会決勝ではライトスタンドにサヨナラホームランを放った。

3. 廣部(秀岳館3)
咋年は春夏それぞれ甲子園でホームランを放った高校通算18発の強打者。新チームでは4番打者として、打率4割をマークしてチームを3季連続の甲子園に導いた。

20161030履正社 安田
履正社:安田


⑥ショート
1. 嶋谷(宇部鴻城3)
三遊間の深いところの打球を強肩でアウトにしたりとメジャーリーガーのような守備が魅力の選手。打っても4番を務め、咋秋の中国大会では16打数10安打の大活躍。

2. 太田(智弁学園3)
パンチ力のある打撃をはじめとして走攻守揃ったセンス抜群の内野手。昨年のセンバツでは3番ショートとして智弁学園のセンバツ優勝に貢献した。

3. 西巻(仙台育英3)
1年夏に甲子園全試合に出場して準Vに貢献した、走攻守揃っている内野手。投手としても140㌔を投げる強肩を持ち、守備はまさに一級品。

20161112宇部鴻城 嶋谷
宇部鴻城:嶋谷


⑦レフト
1. 若林(履正社3)
履正社の4番を務める右のスラッガー。咋秋は.452、3本塁打、24打点という見事な活躍で、主将としてもチームを牽引して、チームを明治神宮大会Vに導いた。

2. 山岸(福井工大福井3)
鋭い打球を放つ福井工大福井の4番打者。北信越大会準々決勝の富山東戦では50年ぶりとなるサイクル安打を達成する活躍で、北信越大会Vに貢献。

3. 高階(札幌第一3)
綺麗なスイングからライナー性の打球を連発する左の強打者。1年秋から札幌第一の4番に座り、咋秋は2年連続での北海道大会優勝、明治神宮大会出場に貢献。

20161115履正社 若林
履正社:若林


⑧センター
1. 植田拓(盛岡大付3)
身長165㎝ながら背筋力240㎏という高い身体能力を持ち走攻守揃った外野手。咋秋には1番打者として東北大会でも9打数6安打2ホーマーで準Vに貢献。

2. 藤原(大阪桐蔭2)
類いまれなるバットコントロールを筆頭に走攻守3拍子揃った外野手。大阪桐蔭では1年夏からレギュラー獲得で、咋秋は1番センターとしてセンバツ出場に貢献。

3. 鈴木(作新学院3)
昨夏はスーパーサブとして作新学院の甲子園制覇に貢献。咋秋は1番打者として50m5.9秒の俊足を武器に8盗塁の活躍で関東大会制覇に貢献。

20160813盛岡大付 植田
盛岡大付:植田


⑨ライト
1. 福元(智弁学園3)
パンチ力が武器の右の強打打者で、智弁学園では4番打者として2年春にセンバツ優勝。咋秋は強打の1番として、大阪桐蔭からホームランを放つなど活躍。

2. 西浦(明徳義塾3)
1年春から明徳義塾で3番を務めた強打者で、俊足・強肩も武器。咋秋は4番打者としてチームを牽引し、四国大会を制覇し、3度目の甲子園に挑む。

3. 山本(大阪桐蔭3)
豪快なパワーをはじめとして走攻守揃った米国とのハーフ外野手。咋秋は大阪桐蔭の3番打者として、チームトップの打率.487、17打点を記録した。

20161029智弁学園 福元
智弁学園:福元


以上です。
センバツってまだ情報少ないからわかんね~よって人はよかったら見るときに注目してみてください。

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