田浦が堀になろうとしている件について
開催中のU18野球W杯の日本代表チームの中で1番の活躍をみせているのは田浦(秀岳館)であろう。

甲子園のときの秀岳館:田浦
ここまでリリーフで4試合に登板して成績は以下の通り
アメリカ戦→2回1/3 42球 被安打1 奪三振5
キューバ戦→2回2/3 44球 被安打1 奪三振5
オランダ戦→4回 67球 被安打0 奪三振9
オーストラリア戦→1回 21球 被安打0 奪三振2
合計 10回 被安打2 奪三振19(奪三振率18.9)
と、これまで脅威の成績をみせている。
秀岳館では2年春より3季連続甲子園ベスト4に輝いた田浦はMax148㌔のストレートに大きく横に曲がるスライダーや魔球といわれるチェンジアップなどの多彩な変化球が武器の左腕であった。この夏も川端との2枚看板で秀岳館を牽引し、九州大会では全試合でリリーフ登板し無失点の好投で、チームを4季連続の甲子園に導いた。
しかし甲子園では、1回戦の横浜戦では7回から登板するも両足がつるアクシデントもあり3回3失点、続く広陵戦でも中村にトドメの3ランを浴びて3失点と本来のピッチングができなかった。それでも川端とともにU18日本代表に選出されると、秀岳館と同じくリリーフとして素晴らしい活躍をみせた。
特にこの夏の田浦で素晴らしいのがチェンジアップ。もともとは大きく横に曲がるスライダーが最大の武器であったが、このチェンジアップにも磨きをかけるとセンバツで大阪桐蔭から4連続三振(うち3個がチェンジアップ)を奪った。
このチェンジアップの凄さが感じられたのは横浜戦の最終回。上記のように両足がつって、ストレートに全然威力がでない田浦のピッチングが変化球ばかり。本来チェンジアップというのはストレートがあるからこそ生きる球であり、ストレートがなければ単なる棒珠に近いところはある。思いっきり腕を振って投げ、さらに落差もある田浦のチェンジアップは、このような来るとわかっている状況でも威力を発揮し、横浜の山崎・齊藤を連続三振に斬って取り秀岳館に勝利をもたらせた。
このU18W杯での活躍を見て思い出すのが、昨年のU18アジア選手権3試合9.2回で18三振という大活躍をみせた堀(広島新庄)だ。堀はMax150㌔のストレートにキレ味抜群のスライダーで海外の打者から三振の山を築いた。もちろん堀は2年夏より広島新庄エースとして甲子園に出場するなど実績のある素晴らしい投手であったが、ドラフト上位という投手ではなかった。しかしこの日本代表での活躍が光り、最終的には日本ハムからドラフト1位指名を受けて、1年目の今季は早くも1軍で登板機会を得た。
チームメイトで2枚看板として活躍した川端が早々に大学進学を表明した一方、田浦はプロ志望と言われている。田浦自身はもちろんもともといいピッチャーであったが、この大会前であればドラフト上位という投手ではなかった。しかしこの大会の圧巻のピッチングでスカウトの評価も急上昇し、ドラフト1位候補と言われるまでになった。まさに昨年の堀と同じケースである。
U18W杯も残すところ最大あと3試合。もう1試合も負けられない日本代表だが、田浦がこのピッチングを続けれていけば後ろは安心であり、またそのようになれば田浦自身のドラフト1位というのもどんどん現実味を帯びてくる。
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甲子園のときの秀岳館:田浦
ここまでリリーフで4試合に登板して成績は以下の通り
アメリカ戦→2回1/3 42球 被安打1 奪三振5
キューバ戦→2回2/3 44球 被安打1 奪三振5
オランダ戦→4回 67球 被安打0 奪三振9
オーストラリア戦→1回 21球 被安打0 奪三振2
合計 10回 被安打2 奪三振19(奪三振率18.9)
と、これまで脅威の成績をみせている。
秀岳館では2年春より3季連続甲子園ベスト4に輝いた田浦はMax148㌔のストレートに大きく横に曲がるスライダーや魔球といわれるチェンジアップなどの多彩な変化球が武器の左腕であった。この夏も川端との2枚看板で秀岳館を牽引し、九州大会では全試合でリリーフ登板し無失点の好投で、チームを4季連続の甲子園に導いた。
しかし甲子園では、1回戦の横浜戦では7回から登板するも両足がつるアクシデントもあり3回3失点、続く広陵戦でも中村にトドメの3ランを浴びて3失点と本来のピッチングができなかった。それでも川端とともにU18日本代表に選出されると、秀岳館と同じくリリーフとして素晴らしい活躍をみせた。
特にこの夏の田浦で素晴らしいのがチェンジアップ。もともとは大きく横に曲がるスライダーが最大の武器であったが、このチェンジアップにも磨きをかけるとセンバツで大阪桐蔭から4連続三振(うち3個がチェンジアップ)を奪った。
このチェンジアップの凄さが感じられたのは横浜戦の最終回。上記のように両足がつって、ストレートに全然威力がでない田浦のピッチングが変化球ばかり。本来チェンジアップというのはストレートがあるからこそ生きる球であり、ストレートがなければ単なる棒珠に近いところはある。思いっきり腕を振って投げ、さらに落差もある田浦のチェンジアップは、このような来るとわかっている状況でも威力を発揮し、横浜の山崎・齊藤を連続三振に斬って取り秀岳館に勝利をもたらせた。
このU18W杯での活躍を見て思い出すのが、昨年のU18アジア選手権3試合9.2回で18三振という大活躍をみせた堀(広島新庄)だ。堀はMax150㌔のストレートにキレ味抜群のスライダーで海外の打者から三振の山を築いた。もちろん堀は2年夏より広島新庄エースとして甲子園に出場するなど実績のある素晴らしい投手であったが、ドラフト上位という投手ではなかった。しかしこの日本代表での活躍が光り、最終的には日本ハムからドラフト1位指名を受けて、1年目の今季は早くも1軍で登板機会を得た。
チームメイトで2枚看板として活躍した川端が早々に大学進学を表明した一方、田浦はプロ志望と言われている。田浦自身はもちろんもともといいピッチャーであったが、この大会前であればドラフト上位という投手ではなかった。しかしこの大会の圧巻のピッチングでスカウトの評価も急上昇し、ドラフト1位候補と言われるまでになった。まさに昨年の堀と同じケースである。
U18W杯も残すところ最大あと3試合。もう1試合も負けられない日本代表だが、田浦がこのピッチングを続けれていけば後ろは安心であり、またそのようになれば田浦自身のドラフト1位というのもどんどん現実味を帯びてくる。
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