2017年に個人的に観戦したベストゲームTOP3(高校・大学・社会人それぞれ)
今年もお陰様でたくさんのアマチュア野球の試合を観戦させていただきました。
高校野球:107試合
大学野球:53試合
社会人野球:29試合
ということで今年も最後はその中でもベストゲームTOP3を高校野球・大学野球・社会人野球ごとに発表したいと思います。
まずは高校野球編
3位:東邦×三重
10/31 秋季東海大会準決勝@岡崎市民球場
勝った方がセンバツ確定という東海大会の準決勝。試合は新チーム結成以来練習試合も含めて40連勝中と絶好調に対して、前チームからの2枚看板の定本・山本が不調の三重。試合は東邦が先行する形で進むも、三重も食らいついていくと、ついに7回裏に途中出場の伊藤の活躍などで逆転。そのリードを保ったまま試合は9回2死までいくも、東邦は3番洞田がヒットで出塁、続く4番石川が起死回生の逆転2ランを放ちセンバツ出場を確定させた。


(左)東邦:石川 (右)三重:伊藤
観戦記:東邦×三重
2位:日大三×早稲田実業
4/27 春季東京大会決勝@神宮球場
秋と同じ組み合わせとなった春の東京大会の決勝。6回までは早実が6-4とリードしていたが、7回からは想像を絶する打撃戦が開始。早実が14-10と4点リードして最終回を迎えるも、9回表に日大三が桜井のホームランを皮切りに一挙7点をあげて再逆転。しかし早実はその裏に清宮の2打席連続弾となる3ランで追いつき試合は延長戦へ。しかし延長戦に入ると早実5番手赤嶺、日大三はセンターから2度目のマウンドに上がった八木が粘りのピッチングを展開して、一転して0行進。最後は延長12回裏に早実が野田のタイムリーで18ー17とサヨナラ勝ちを納めた。


(左)日大三:八木 (右)早稲田実業:清宮
観戦記:日大三×早稲田実業
1位:東海大市原望洋×専大松戸
7/22 全国高校野球選手権千葉大会準々決勝@千葉マリンスタジアム
望洋のエース金久保(ヤクルトドラフト5位)であったが、この日はストレートの制球がイマイチで中盤以降専大松戸打線に捕まると7回裏にはまさかのKO。望洋は万事休すと思われたが、荒川のホームランなどで追い上げると、9回2死からワイルドピッチで同点。代打が出た関係で金久保がマウンドに戻って9回裏を抑え、試合は延長戦に突入すると、10回表に金久保が今度はバットで決勝2ランを放ち望洋が勝利した。


(右)東海大市原望洋:金久保 (左)専大松戸:川上
観戦記:東海大市原望洋×専大松戸
続いて続いて大学野球編
3位:名城大×九州共立大
11/11 明治神宮野球大会(大学の部)1回戦
名城大のエースは大学日本代表の常連でもあるMax153㌔右腕の栗林であったが、その前に立ちはだかったのが九州共立大の110㎏の巨漢スラッガーの片山。1回にスライダーをレフトスタンドに運ぶ3ランを放つと、5回裏には今度は高めの釣り球を右中間スタンドに運ぶ2ラン。しかし名城大打線も奮闘し6回に4点を奪うなどして逆転。ただ九州共立大は平良のソロで追いつくと、栗林が代打が出た関係で降板すると、最終回は望月のサヨナラタイムリーで九州共立大が勝利した。


(左)名城大:栗林 (右)九州共立大:片山
観戦記:名城大×九州共立大
2位:東北福祉大×富士大
7/2 東北地区大学野球選手権決勝 @仙台市民球場
試合は富士大が6回まで7-0とリード。決勝でも7回7点差でコールドとなるこの大会であったが、東北福祉大は7回2死から主将菊名のタイムリーでコールドを回避すると、8回表には楠本・清水のタイムリーなどで一挙5点を奪い逆転。東北福祉大は午前の準決勝でも登板したリリーフエース津森を投入するも、富士大が9回裏に追いついてタイブレークに突入。タイブレーク2イニング目に菊名のショートゴロの間に勝ち越した東北福祉大が大逆転勝利で優勝を果たした。


(左)東北福祉大:楠本 (右)富士大:小林
観戦記:東北福祉大×富士大
1位:立教大×天理大
6/8 全日本大学野球選手権準々決勝@神宮球場
天理大は先発中川の好投で7回まで3-0とリード。しかし立教大は8回表に山根の2ランで1点差と迫ると、土壇場の9回表には主将熊谷(阪神ドラフト3位)のタイムリーで同点。タイブレークとなった10回表にセカンドゴロの間に1点をあげると、4回途中からリリーフした1年生アンダースローの中川が、その裏を無失点に抑えて勝利。最大のピンチを脱した立教大はこの勢いのままに59年ぶりとなる全日本大学野球選手権制覇を果たした。


(左)立教大:熊谷 (右)天理大:中川
観戦記:立教大×天理大
最後に社会人野球編
3位:九州三菱自動車×トヨタ自動車
7/14 都市対抗野球(開幕戦)@東京ドーム
前年度優勝のトヨタに対し、久しぶりの出場の九州三菱自動車という対戦でトヨタが圧倒的に有利と思われていた。しかし九州三菱自動車はエース谷川(阪神ドラフト5位)がトヨタの前に立ちはだかり、試合は延長戦へ。トヨタは延長戦からエース佐竹を投入すると佐竹・谷川の投げ合いで勝負は決まらず延長12回からはタイブレークに突入する。タイブレークでも佐竹が無失点で切り抜けると、トヨタはその裏に藤岡(ロッテドラフト2位)がサヨナラ満塁弾を放ち勝利した。


(左)九州三菱自動車:谷川 (右)トヨタ自動車:藤岡
観戦記:九州三菱自動車×トヨタ自動車
2位:三菱重工神戸高砂×フェデックス
11/2 社会人野球日本選手権1回戦@京セラドーム大阪
三菱重工の守安、フェデックスの金井の投手戦となった試合は1-1のまま両者譲らずに、延長戦でもなかなか試合が決まらず、12回からはタイブレークに突入する。それでも守安、さらにはタイブレークから登板した出羽の素晴らしいピッチングで1死満塁からのスタートにも関わらず4イニングも両者無得点。延長16回に三菱重工が國久・那賀の連続タイムリーで3点を勝ち越すと、守安が5イニング連続で1死満塁を無失点で凌いで勝利した。


(右)三菱重工神戸高砂:守安 (左)フェデックス:金井
観戦記:三菱重工神戸高砂×フェデックス
1位:明治安田生命×東京ガス
5/27 都市対抗東京2次予選@太田スタジアム
都市対抗の東京第2代表を目指す戦いは、明治安田生命が9回表に代打小川のソロで追いつき延長戦へ。明治安田生命の三宮、東京ガスの臼井と両チーム2番手投手の好投により、延長戦に入っても0行進。タイブレークのない試合はナイターに突入し、延長18回に明治安田生命が1点を勝ち越すも、その裏に疑惑の判定にライトがボールを見失うアクシデントもあり同点。最後は内野安打+暴投とあっけない幕切れとなったが、延長18回の死闘を東京ガスが制した。


(左)明治安田生命:三宮 (右)東京ガス:臼井
観戦記:明治安田生命×東京ガス
以上です。
今年も読んでくださった方ありがとうございました。
来年も少しでも役に立てることを色々書いきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
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高校野球:107試合
大学野球:53試合
社会人野球:29試合
ということで今年も最後はその中でもベストゲームTOP3を高校野球・大学野球・社会人野球ごとに発表したいと思います。
まずは高校野球編
3位:東邦×三重
10/31 秋季東海大会準決勝@岡崎市民球場
勝った方がセンバツ確定という東海大会の準決勝。試合は新チーム結成以来練習試合も含めて40連勝中と絶好調に対して、前チームからの2枚看板の定本・山本が不調の三重。試合は東邦が先行する形で進むも、三重も食らいついていくと、ついに7回裏に途中出場の伊藤の活躍などで逆転。そのリードを保ったまま試合は9回2死までいくも、東邦は3番洞田がヒットで出塁、続く4番石川が起死回生の逆転2ランを放ちセンバツ出場を確定させた。



(左)東邦:石川 (右)三重:伊藤
観戦記:東邦×三重
2位:日大三×早稲田実業
4/27 春季東京大会決勝@神宮球場
秋と同じ組み合わせとなった春の東京大会の決勝。6回までは早実が6-4とリードしていたが、7回からは想像を絶する打撃戦が開始。早実が14-10と4点リードして最終回を迎えるも、9回表に日大三が桜井のホームランを皮切りに一挙7点をあげて再逆転。しかし早実はその裏に清宮の2打席連続弾となる3ランで追いつき試合は延長戦へ。しかし延長戦に入ると早実5番手赤嶺、日大三はセンターから2度目のマウンドに上がった八木が粘りのピッチングを展開して、一転して0行進。最後は延長12回裏に早実が野田のタイムリーで18ー17とサヨナラ勝ちを納めた。



(左)日大三:八木 (右)早稲田実業:清宮
観戦記:日大三×早稲田実業
1位:東海大市原望洋×専大松戸
7/22 全国高校野球選手権千葉大会準々決勝@千葉マリンスタジアム
望洋のエース金久保(ヤクルトドラフト5位)であったが、この日はストレートの制球がイマイチで中盤以降専大松戸打線に捕まると7回裏にはまさかのKO。望洋は万事休すと思われたが、荒川のホームランなどで追い上げると、9回2死からワイルドピッチで同点。代打が出た関係で金久保がマウンドに戻って9回裏を抑え、試合は延長戦に突入すると、10回表に金久保が今度はバットで決勝2ランを放ち望洋が勝利した。



(右)東海大市原望洋:金久保 (左)専大松戸:川上
観戦記:東海大市原望洋×専大松戸
続いて続いて大学野球編
3位:名城大×九州共立大
11/11 明治神宮野球大会(大学の部)1回戦
名城大のエースは大学日本代表の常連でもあるMax153㌔右腕の栗林であったが、その前に立ちはだかったのが九州共立大の110㎏の巨漢スラッガーの片山。1回にスライダーをレフトスタンドに運ぶ3ランを放つと、5回裏には今度は高めの釣り球を右中間スタンドに運ぶ2ラン。しかし名城大打線も奮闘し6回に4点を奪うなどして逆転。ただ九州共立大は平良のソロで追いつくと、栗林が代打が出た関係で降板すると、最終回は望月のサヨナラタイムリーで九州共立大が勝利した。



(左)名城大:栗林 (右)九州共立大:片山
観戦記:名城大×九州共立大
2位:東北福祉大×富士大
7/2 東北地区大学野球選手権決勝 @仙台市民球場
試合は富士大が6回まで7-0とリード。決勝でも7回7点差でコールドとなるこの大会であったが、東北福祉大は7回2死から主将菊名のタイムリーでコールドを回避すると、8回表には楠本・清水のタイムリーなどで一挙5点を奪い逆転。東北福祉大は午前の準決勝でも登板したリリーフエース津森を投入するも、富士大が9回裏に追いついてタイブレークに突入。タイブレーク2イニング目に菊名のショートゴロの間に勝ち越した東北福祉大が大逆転勝利で優勝を果たした。



(左)東北福祉大:楠本 (右)富士大:小林
観戦記:東北福祉大×富士大
1位:立教大×天理大
6/8 全日本大学野球選手権準々決勝@神宮球場
天理大は先発中川の好投で7回まで3-0とリード。しかし立教大は8回表に山根の2ランで1点差と迫ると、土壇場の9回表には主将熊谷(阪神ドラフト3位)のタイムリーで同点。タイブレークとなった10回表にセカンドゴロの間に1点をあげると、4回途中からリリーフした1年生アンダースローの中川が、その裏を無失点に抑えて勝利。最大のピンチを脱した立教大はこの勢いのままに59年ぶりとなる全日本大学野球選手権制覇を果たした。



(左)立教大:熊谷 (右)天理大:中川
観戦記:立教大×天理大
最後に社会人野球編
3位:九州三菱自動車×トヨタ自動車
7/14 都市対抗野球(開幕戦)@東京ドーム
前年度優勝のトヨタに対し、久しぶりの出場の九州三菱自動車という対戦でトヨタが圧倒的に有利と思われていた。しかし九州三菱自動車はエース谷川(阪神ドラフト5位)がトヨタの前に立ちはだかり、試合は延長戦へ。トヨタは延長戦からエース佐竹を投入すると佐竹・谷川の投げ合いで勝負は決まらず延長12回からはタイブレークに突入する。タイブレークでも佐竹が無失点で切り抜けると、トヨタはその裏に藤岡(ロッテドラフト2位)がサヨナラ満塁弾を放ち勝利した。



(左)九州三菱自動車:谷川 (右)トヨタ自動車:藤岡
観戦記:九州三菱自動車×トヨタ自動車
2位:三菱重工神戸高砂×フェデックス
11/2 社会人野球日本選手権1回戦@京セラドーム大阪
三菱重工の守安、フェデックスの金井の投手戦となった試合は1-1のまま両者譲らずに、延長戦でもなかなか試合が決まらず、12回からはタイブレークに突入する。それでも守安、さらにはタイブレークから登板した出羽の素晴らしいピッチングで1死満塁からのスタートにも関わらず4イニングも両者無得点。延長16回に三菱重工が國久・那賀の連続タイムリーで3点を勝ち越すと、守安が5イニング連続で1死満塁を無失点で凌いで勝利した。



(右)三菱重工神戸高砂:守安 (左)フェデックス:金井
観戦記:三菱重工神戸高砂×フェデックス
1位:明治安田生命×東京ガス
5/27 都市対抗東京2次予選@太田スタジアム
都市対抗の東京第2代表を目指す戦いは、明治安田生命が9回表に代打小川のソロで追いつき延長戦へ。明治安田生命の三宮、東京ガスの臼井と両チーム2番手投手の好投により、延長戦に入っても0行進。タイブレークのない試合はナイターに突入し、延長18回に明治安田生命が1点を勝ち越すも、その裏に疑惑の判定にライトがボールを見失うアクシデントもあり同点。最後は内野安打+暴投とあっけない幕切れとなったが、延長18回の死闘を東京ガスが制した。



(左)明治安田生命:三宮 (右)東京ガス:臼井
観戦記:明治安田生命×東京ガス
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