茨城の21世紀枠 日立一のサードはサウスポー
前の記事で関東の21世紀枠候補について触れましたが、今回はその中でも茨城の候補校である日立一についてです。
日立一を見たのは秋季大会茨城大会の準決勝。その試合で最も目立ったのは日立一のサード清水大海であった。この清水は背番号1をつけながらもサードを守っていたが、なんと左投げなのである。清水は4回裏に霞ヶ浦の4番河野の強烈な3塁線の打球を見事にキャッチすると、そのまま体を1回転させて1塁へ送球しアウト。まさに左利きの特性を生かした見事な守備であり、この試合でスタンドが1番の盛り上がりを見せたシーンであった。

左投げながらサードを守る日立一の清水
清水は164㎝と小柄な選手であるが、野球選手抜群で日立一では1年夏からライトのレギュラー。そして1年秋の新チームからは何とセカンドを務め、2年夏は3番サード。この秋は背番号1でマウンドに立つこともあるが、先発は技巧派の1年生サイド右腕の綿引が務めることが多く、その間清水は引き続きサードを守っていた。
この秋の日立一は3回戦で力のある水戸葵陵をコールドで破って波に乗ると、準々決勝ではシード校である水戸商から清水が1失点完投勝利。準決勝の霞ヶ浦戦では綿引が先発して見事なピッチングで5回までは0-0と善戦するも、終盤に3点を奪われて敗れてしまった。この試合でも清水がサード、背番号5の右投げの箕輪がレフトを守っていて、最初は「おい、逆だろ!」と突っ込みたくなるところであったが、上述した清水の3塁線のゴロをアウトにしたプレーはそんなツッコミを許さないほど見事なものであった。
バッティングでも3番を務めている通り、非常に打撃センスが感じられて、ヒットは1本のみであったが、アウトになった打球も鋭いライナー性のものであった。

清水は投げては準々決勝で水戸商を1失点完投した
ただ日立一はこの茨城ベスト4という成績が認められて、県の21世紀枠推薦校に選ばれた。前の記事でも書いた通り、日立一は成績では他県の高校よりやや下回るが、今年の関東の他県の推薦校はもともとの強豪校ばかりで、21世紀的な要素は少ない。ひょっとしたら日立一が選出されて、2000年の那覇高校以来の左投げのサードが甲子園の舞台で見れるかもしれない。
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日立一を見たのは秋季大会茨城大会の準決勝。その試合で最も目立ったのは日立一のサード清水大海であった。この清水は背番号1をつけながらもサードを守っていたが、なんと左投げなのである。清水は4回裏に霞ヶ浦の4番河野の強烈な3塁線の打球を見事にキャッチすると、そのまま体を1回転させて1塁へ送球しアウト。まさに左利きの特性を生かした見事な守備であり、この試合でスタンドが1番の盛り上がりを見せたシーンであった。


左投げながらサードを守る日立一の清水
清水は164㎝と小柄な選手であるが、野球選手抜群で日立一では1年夏からライトのレギュラー。そして1年秋の新チームからは何とセカンドを務め、2年夏は3番サード。この秋は背番号1でマウンドに立つこともあるが、先発は技巧派の1年生サイド右腕の綿引が務めることが多く、その間清水は引き続きサードを守っていた。
この秋の日立一は3回戦で力のある水戸葵陵をコールドで破って波に乗ると、準々決勝ではシード校である水戸商から清水が1失点完投勝利。準決勝の霞ヶ浦戦では綿引が先発して見事なピッチングで5回までは0-0と善戦するも、終盤に3点を奪われて敗れてしまった。この試合でも清水がサード、背番号5の右投げの箕輪がレフトを守っていて、最初は「おい、逆だろ!」と突っ込みたくなるところであったが、上述した清水の3塁線のゴロをアウトにしたプレーはそんなツッコミを許さないほど見事なものであった。
バッティングでも3番を務めている通り、非常に打撃センスが感じられて、ヒットは1本のみであったが、アウトになった打球も鋭いライナー性のものであった。

清水は投げては準々決勝で水戸商を1失点完投した
ただ日立一はこの茨城ベスト4という成績が認められて、県の21世紀枠推薦校に選ばれた。前の記事でも書いた通り、日立一は成績では他県の高校よりやや下回るが、今年の関東の他県の推薦校はもともとの強豪校ばかりで、21世紀的な要素は少ない。ひょっとしたら日立一が選出されて、2000年の那覇高校以来の左投げのサードが甲子園の舞台で見れるかもしれない。
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