【あのチームは今】~2014年大阪桐蔭~
大阪桐蔭の優勝で幕を閉じた夏の甲子園。ということで久しぶりの【あのチームは今】はその前に夏の甲子園優勝を果たした大阪桐蔭の2014年のチームです。
とはいえ、チーム結成当初から優勝候補大本命と言われていた今年のチームと違って2014年のチームは波乱万丈のスタートであった。秋季大会では投手陣が崩壊して、ライバル履正社に大阪大会の4回戦でコールド負け。近畿大会出場すらならずにセンバツ出場を逃した一方、ライバル履正社はセンバツ準Vという好成績を残した。
ただその悔しさを糧に冬場の練習を積むと、秋季大阪大会では履正社にリベンジを果たし優勝すると、その勢いで近畿大会も制覇。夏も準決勝で溝田(同志社大)・永谷(JR東日本)・寺島(ヤクルト)の3本柱を有する履正社を破ると、決勝でも中川(東洋大)が率いるPL学園を破って甲子園出場を決めた。甲子園では開星との初戦ではいきなり初回に4点を奪われるスタートも何とか逆転勝ちを納めると、2回戦では前年の甲子園で敗れた明徳義塾の岸(徳島インディコソックス)にリベンジを果たし、その後も健大高崎・敦賀気比といった強豪を撃破して決勝にコマを進めた。決勝では敦賀気比戦で160球完投の福島が連投で三重を3点に抑えると、打線は中村の逆転タイムリーで4-3と勝利した。
秋に崩壊した投手陣はサイド右腕のエース福島と2年左腕田中の2枚看板が確立。甲子園では完全に相手を抑えたというのは八頭戦だけであったように例年の大阪桐蔭投手陣に比べると投手力は低かったが、この2人で粘り強く投げ抜いて強力打線の援護を待った。その打線は前チームからのレギュラーである峯本・香月が中心となり、この2人は大会後にU18日本代表にも選出された。決勝で逆転タイムリーを放った中村は主将としての存在は大きく、ケガから復帰した正随も見事に4番を務めあげた。
そんな2014年の大阪桐蔭の現在がコチラ↓

※画像なので見づらい場合は拡大してみてください
大学では中村・峯本・正随・森といった主力は1年目から各チームでスタメンを張る一方、その後もレギュラー定着→チームの主軸選手とはなかなかステップアップできておらず、残念ながらこの秋のドラフト候補と言われる選手はいない状態だ。ただ福島は登板過多がなければ貴重なサイドスローとして社会人で活躍できるだろうし、正随も波さえなければ十分にドラフト候補となるレベルなのでこの2人には社会人経由でのプロ入りに期待したい。プロ入りした香月も徐々に階段は上りつつあるが、ロッテには安田も入団してきたこともあり、今後の1軍定着、さらにはレギュラー奪取に向けて正念場である。
その一方このときの2年生世代は大学球界屈指のエースへと成長した田中、この秋快進撃の法政大のサードを務める福田、春には首都大学野球リーグでMVPを獲得した藤井と活躍は目覚ましい。ただ彼らが主力となった次の夏は甲子園出場を逃すなど、この年は~というときに優勝できず、その前後の少し力が落ちる世代で優勝してしまうというのを象徴するような展開であった。

同志社大:福島

日体大:中村

ロッテ:香月

亜細亜大:正随
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とはいえ、チーム結成当初から優勝候補大本命と言われていた今年のチームと違って2014年のチームは波乱万丈のスタートであった。秋季大会では投手陣が崩壊して、ライバル履正社に大阪大会の4回戦でコールド負け。近畿大会出場すらならずにセンバツ出場を逃した一方、ライバル履正社はセンバツ準Vという好成績を残した。
ただその悔しさを糧に冬場の練習を積むと、秋季大阪大会では履正社にリベンジを果たし優勝すると、その勢いで近畿大会も制覇。夏も準決勝で溝田(同志社大)・永谷(JR東日本)・寺島(ヤクルト)の3本柱を有する履正社を破ると、決勝でも中川(東洋大)が率いるPL学園を破って甲子園出場を決めた。甲子園では開星との初戦ではいきなり初回に4点を奪われるスタートも何とか逆転勝ちを納めると、2回戦では前年の甲子園で敗れた明徳義塾の岸(徳島インディコソックス)にリベンジを果たし、その後も健大高崎・敦賀気比といった強豪を撃破して決勝にコマを進めた。決勝では敦賀気比戦で160球完投の福島が連投で三重を3点に抑えると、打線は中村の逆転タイムリーで4-3と勝利した。
秋に崩壊した投手陣はサイド右腕のエース福島と2年左腕田中の2枚看板が確立。甲子園では完全に相手を抑えたというのは八頭戦だけであったように例年の大阪桐蔭投手陣に比べると投手力は低かったが、この2人で粘り強く投げ抜いて強力打線の援護を待った。その打線は前チームからのレギュラーである峯本・香月が中心となり、この2人は大会後にU18日本代表にも選出された。決勝で逆転タイムリーを放った中村は主将としての存在は大きく、ケガから復帰した正随も見事に4番を務めあげた。
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大学では中村・峯本・正随・森といった主力は1年目から各チームでスタメンを張る一方、その後もレギュラー定着→チームの主軸選手とはなかなかステップアップできておらず、残念ながらこの秋のドラフト候補と言われる選手はいない状態だ。ただ福島は登板過多がなければ貴重なサイドスローとして社会人で活躍できるだろうし、正随も波さえなければ十分にドラフト候補となるレベルなのでこの2人には社会人経由でのプロ入りに期待したい。プロ入りした香月も徐々に階段は上りつつあるが、ロッテには安田も入団してきたこともあり、今後の1軍定着、さらにはレギュラー奪取に向けて正念場である。
その一方このときの2年生世代は大学球界屈指のエースへと成長した田中、この秋快進撃の法政大のサードを務める福田、春には首都大学野球リーグでMVPを獲得した藤井と活躍は目覚ましい。ただ彼らが主力となった次の夏は甲子園出場を逃すなど、この年は~というときに優勝できず、その前後の少し力が落ちる世代で優勝してしまうというのを象徴するような展開であった。

同志社大:福島

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