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日本新薬×ソフトバンク【練習試合】

2/23 練習試合
日本新薬×ソフトバンク @生目の社第2球場

試合経過

ソフトバンクの先発は期待の2年目右腕の杉山。胃腸炎の影響もあってコンディションが上がっていないこともあり、初回いきなり先頭の船曳に四球を与えてしまう。ただ1死2塁となった後は、変化球をうまく駆使して3番久保田から三振を奪うと、4番福永もピッチャーフライに打ち取りピンチを脱する。2回も同じように先頭の井澤に四球を与えてしまうも、続く濱田のバントが併殺となり2回も抑える。コントロールにバラツキがあり、まだまだといったところだが、ヒットも許さずに無失点というところからも初期段階としてはまずまずといったところであろう。
20200223ソフトバンク 杉山
2回を無失点に抑えた先発の杉山

ソフトバンクは3回から2番手として、昨年は高知ファイティングドックスから完全試合を達成するなど売り出しつつある育成5年目の左腕の渡邊健が登板。持ち前のスライダーとチェンジアップを武器に3回は新薬打線を3者三振に仕留める最高のスタートを切る。しかし4回表、この回の先頭の大崎が甘く入ったストレートを捉え、ライトフェンス直撃の2ベース。さらに久保田のヒットと四球で無死満塁とすると、5番井澤がライトへ先制タイムリー。続く濱田もさきほどの汚名返上とばかりに1・2塁間を抜く2点タイムリーで続き、さらに9番の古川、打者一巡して大崎にもこの回2本目のヒットとなるタイムリーが飛び出し、新薬がこの回一挙に5点をあげる。
20200223日本新薬 濱田
2点タイムリーを放った濱田

日本新薬の先発の門前は、172㎝と小柄ながら全身を使った躍動感のあるフォームの左腕は、ストレートを臆せずに打者のインコースに投げ込んでいき、得意のスライダーやチェンジアップも使ったピッチング。初回にいきなり先頭の谷川原にヒットを浴びるも、明石・西田・野村といった実力者を切って取ると、2回以降は外野に飛んだのも1球のみと、全くソフトバンク打線を寄せ付けないピッチングで5回1安打4奪三振無失点という内容であった。
20200223日本新薬 門前
5回1安打無失点の好投を見せた門前

日本新薬は6回表に1死から代打の黒川が右中間に3ベースを放ちチャンスメイク。前進守備をひいたソフトバンクであったが、続く大橋のショートゴロをショート西田が後逸してしまい、新薬が6点目をあげる。

ソフトバンクの反撃は7回裏、この回から3番手としてマウンドに上がった齋藤に対して、1死から4番野村・5番田城が連打でチャンスメイク。さらに齋藤のワイルドピッチもあって2・3塁とチャンスを広げると、6番古澤が1・2塁間を破る2点タイムリーを放つ。
20200223ソフトバンク 古澤
反撃の2点タイムリーを放ったの古澤

しかし8回には岩本、9回には山上と新薬が誇る強力なセットアッパー・抑えを投入させると、明石・西田が引っ込み高卒ルーキーの多くなったソフトバンク打線では全く手が出ず…反撃は7回の2点のみとなり、日本新薬が6-2で勝利した。
20200223日本新薬 山上
最終回を3人で締めたストッパー山上

20200223日本新薬×ソフトバンク
※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください

日本新薬の投手陣のレベルの高さが見られた試合であった。特にリリーフ陣は強固で、6回藤川、7回齋藤、8回岩本、9回山上と自慢のリリーフ陣が予想通りの活躍。8回岩本、9回山上は昨年と同じで、セットアッパー・抑えがこれだけハイレベルで確立されているアマチュア野球チームはないだろう。これに加えて右のスリークウォーターの藤川、左腕の齋藤とバラエティに富んだリリーフ陣。失礼かもしれないが、ソフトバンクとは高卒1・2年目の選手ではこの3人には手も足も出なくて当然であろう。
20200223日本新薬 西川
6回に3番手として登板した藤川

日本新薬の攻撃陣では新人の船曳が1番センターでフル出場。三振を3個喫してしまった面もあるが、第4打席ではランエンドヒットでベースに入りかけたショートの逆をつく打球を放ちセンター前ヒットとした。船曳がセンターに入ることによって、両脇をレフト井澤、ライト久保田の平安コンビが固めた。この2人も大学時代はセンターを務めていた高い守備力を持っている2人で、通常のチームでさればセンターという守備力の3人で構成される外野は強固そのものである。
20200223日本新薬 船曳
センターを務めたルーキーの船曳

敗れたソフトバンクは、渡邊健が連打で4回に5点を失ってしまったことが敗因となったが、それ以外はほぼ新薬打線を抑えていたといえる。3番手として登板した大関は186㎝の大型左腕で、軽く投げているように見えるが、その球は威力十分で新薬打線が差し込まれていた。4番手川原は昨年開幕1軍を手にした実力者だけにさすがの一言で、こちらも横手に近いフォームからストレートは147㌔を記録していたらしく、2回を1安打無失点で、1軍に1番近い投手といえるだろう。前日に続いて登板した渡邊雄も、2個の三振んを奪って9回を無失点で締めて、支配下登録に向けてアピールができていた。
20200223ソフトバンク 川原
力の差をみせつけたソフトバンク4番手の川原


Pickup Player
大崎拓也 日本新薬 ショート
~ビックイニングは大崎に始まった~
この試合のポイントであったのは日本新薬が打者一巡で5点を奪った4回の攻撃。この攻撃の口火を切って、さらに締めたのも2番打者の大崎であった。

大崎では智弁学園時代から走攻守揃った内野手として活躍し、1年秋から1個上の青山、中道(ともに元オリックス)らを擁するチームの内野のレギュラー争いに参戦し、2年春のセンバツにも代打で出場している。2年秋からはショートのレギュラーに定着し、打っても3番打者として1個下の岡本(巨人)とクリーンアップを組んでいた。大学は法政大に進学し、1年春からリーグ戦出場を果たすも、なかなかレギュラー定着とはいかなかったが、3年秋には9試合に出場して打率.474というハイアベレージを残していて、大学通算打率も3割を超えている。日本新薬では1年目からショートやサードのなどのレギュラー争いに参戦し、2年目となった昨年は都市対抗で9番セカンドで、日本選手権では2番レフトと二大大会でともにスタメン出場を果たしていた。

この試合では2番ショートでスタメン出場を果たした大崎は、第1打席ではバントを決めて、4回の先頭打者として迎えた第2打席…渡邊健の甘く入ったストレートを捉えると打球はライトフェンス直撃の2ベースとなり、チーム初ヒットをマーク。日本新薬打線はこれを皮切りに繋がり、4点を奪ってなおもに2死満塁というチャンスで打者一巡して再び大崎に打順がまわってきた。すると今度は1・2塁間を抜くタイムリーヒットを放ち、チームに5点目をもたらせた。まさに4回のビックイニングは大崎が先導し、大崎が締める形となった。

最終回の第5打席では四球を選んで、持ち前の俊足で盗塁を決めたみせた大崎。守ってもショート守備では、難しいバウンドのゴロをなんなく処理する姿が際立っていて、この試合では9個もの捕殺を記録した。前日の試合ではレフトで出場していて、他にもセカンド・サードもこなすユーティリティープレーヤーだが、やはり本職のショートで見たいプレーヤーだと改めて感じた。ショートには同じく名手の板倉、さらには新人の下小牧も入社してきているが、走力・打力も踏まえれば、まずは大崎がファーストチョイスになりそうだ。まだ社会人3年目かつ、足もあって、どこでも守れるので活躍次第では十分にドラフトも見えてくることだろう。

20200223日本新薬 大崎2

20200223日本新薬 大崎1
ビックイニングの起点となるなど走攻守での活躍が光った大崎


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JR西日本×ソフトバンク【練習試合】

2/22 練習試合
JR西日本×ソフトバンク @生目の社第2球場

ソフトバンクのキャンプ地である生目の社に、キャンプ終わりのJR西日本がやってきて行われたソフトバンクの2軍との練習試合。ただソフトバンクはこの日は1軍は試合がない日とあって、1軍からは昨年までJR西日本でプレーをしていた佐藤をはじめ、九鬼・リチャードと期待の若手も参加した。

試合経過

ソフトバンクの先発松本はストレートが威力もあり、コントロールも抜群で、いきなり1番田中をアウトコースいっぱいで見逃し三振に仕留める最高のスタート。2死から3番大倉に四球を与えるも、これを女房役の九鬼が見事に刺すと、出したランナーはこの大倉のみ。それ以降はストレートはいいのが分かったから、今度はスライダーを多めに試すという感じの投球で、2回・3回ともにJR西日本の攻撃を3人ずつで抑えて、3回を四球のランナー1人のみの9人で抑えるという完璧なピッチングをみせる。
20200222ソフトバンク 松本
3回無失点の好投をみせたソフトバンク先発松本

ソフトバンクは4回から板東がマウンドに上がり、JR東日本×JR西日本対決が実現。板東は先頭の田中に対しては制球が定まらずに四球を与えてしまうが、それ以降はストレートは低めに集め、また大きく曲がるカーブなども有効に使ってJR西日本打線を打たせてとる投球をみせて、こちらも3回を四球のランナー1人のみの9人で抑えるという投球をみせる。
20200222ソフトバンク 板東
こちらも3回無失点の好投をみせたソフトバンクの2番手板東

JR西日本の先発は齋藤が、初回の先頭打者としていきなりむかえた佐藤との元チームメイト対決を3球三振で制して、最高のスタートを切るも、2死から3番西田にヒットを浴びると、リチャードに死球、黒瀬にも四球と珍しく制球を乱し満塁のピンチを迎える。しかしここで6番九鬼をファーストフライに打ち取って、何とか初回のピンチを凌ぐと、2回以降はすべてソフトバンクの攻撃を3人ずつで抑えて5回まで無失点の好投をみせる。
2020022JR西日本 齋藤2
5回無失点の好投をみせたJR西日本の先発齋藤

前半戦は投手戦となった試合の均衡が破れたのは6回裏。この回から2番手としてJR西日本のマウンドに上がっていた、アンダーハンドの前元は明石・西田と1軍での実績もある2人を打ちとって2死とする。しかしここで迎えた売り出し中のソフトバンクの4番リチャードは、前元の球を捉えると打球はレフトスタンドに飛び込む先制ホームランとなり、ソフトバンクが先制する。
20200222ソフトバンク リチャード
先制弾を放つソフトバンクの4番リチャード

追いかけるJR西日本のチャンスは8回表、先頭の西山の三遊間よりの打球をショート川瀬が好捕するも、ハーフバウンドとなった送球をファースト三森が後逸してしまい無死2塁とする。蔵桝の進塁打で1死3塁としたところで、JR西日本は本来であれば4番を打つ田村を代打に送る。ただここはソフトバンク4番手の小澤がスライダーを武器に、田村をサードファールフライに打ち取ると、四球を挟んで奥谷もセカンドに打ち取り、JR西日本は絶好の同点のチャンスを逸してしまう。
20200222JR西日本 蔵桝
チャンスを広げる働きを見せた蔵桝

するとソフトバンクは8回裏、1死から明石が高めに甘く入ったストレートを捉え、右中間を破る3ベース出塁。JR西日本はこの回から3番手として岡田がマウンドに上がっていたが、続く3番川瀬の5球目にバッテリーミスが出てしまい明石がホームイン。ソフトバンクが貴重な追加点をあげ、リードを2点に広げる。
20200222ソフトバンク 明石
3ベースを放ち追加点となるホームを踏んだ明石

9回表、引き続きマウンドにあがった小澤の前に、四球でランナーは出すものの、後続が続かずに無得点で完封負け。気づけばJR西日本はヒット0本であり…ソフトバンクが継投ながらノーヒットノーランで2-0で勝利した。

20200222JR西日本×ソフトバンク
※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください


この試合の1番の注目といえば、昨年までJR西日本でプレーし、ドラフト1位で入団して、このキャンプからソフトバンクの一員となっている佐藤の凱旋であろう。キャンプでは1軍メンバーに名を連ねているものの、この日は1軍は実戦形式の練習ではない日とあって、リチャード・九鬼とともにこの試合に参戦したルーキーは1番センターでスタメン出場。ここらの演出はアマチュア野球ファンからいえば、非常に気が利いているとソフトバンクを賞賛したいところである。ただその佐藤は気合が空回りしてしまったのか、1打席目はボール球のスライダーを振らされ3球三振、2打席目はライトフライ、3打席目も最後はストレートにバットが空を切り、JR西日本では1個先輩の齋藤の前に3打数ノーヒットに抑えられ、その後ベンチに退くこととなってしまった。佐藤としては古巣の前で全くもって、いいところを見せられずに悔しい限りであろう。
20200222ソフトバンク 佐藤直
古巣に完璧に抑えられてしまった佐藤

佐藤を完璧に抑えただけでなく、JR西日本の投手陣については、2失点で被安打も4ということで、褒められる内容であった。近年はやはりエース加賀美に大きく依存している台所事情なので、この試合先発で結果を出した齋藤の投球などはまさに好材料であり、失点を喫したものの前元・岡田の両投手の投球内容も悪くはなかった。逆にいえばソフトバンク打線は得点に絡んだのはリチャードや明石といった1軍レベルの選手のみであり、2軍で光るものをみせられた選手はいなかったといえる。
20200222JR西日本 岡田
JR西日本の3番手で登板した岡田

この試合ではノーヒットノーランという残念な結果に終わってしまったJR西日本打線であるが、ここまでプロとの練習試合では広島(2軍)相手に7-5、巨人(3軍)相手に10-4と結果を残してきた。ただやはりソフトバンクの投手陣のレベルはこの2チームよりははるかに上であったということだろう。松本・板東といったあたりは実力的には1軍にいてもおかしくないレベルの投手なのでさすがの一言だが、3番手の渡邉雄も1イニングを3者三振、小澤もピンチの場面では素晴らしい投球をみせていた。負傷者が続出している投手事情からすれば嬉しい限りであろう。
20200222ソフトバンク 渡邉雄
1イニングを3者三振に仕留めた渡邉雄


Pickup Player
齋藤祐太 JR西日本 投手
~期待の加賀美に次ぐ先発に~
JR西日本の先発の齋藤は、ソフトバンク相手に5回2安打無失点と見事なピッチングをみせた。

齋藤は中学時代はオール枚方ボーイズに属し、今日対戦した九鬼はその時の1年後輩にあたる。智弁和歌山に進学すると、スライダーとテンポのいいピッチングが武器の好左腕として、2年春のセンバツ初戦の明徳義塾戦では先発のマウンドにあがり、岸(西武)との投げ合い、12回途中まで2失点の好投をみせた。以降は齋藤が先発、1個上の東妻(ロッテ)がリリーフという体制が出来上がるも、2年夏は決勝で市立和歌山に敗れて連続での甲子園出場はならず。ただ3年夏はエースとして和歌山大会の準決勝の簑島戦では6回無失点、決勝では和歌山商を完封してチームを甲子園に導いた。卒業後はバッテリーを組んでいた西山とともにJR西日本に入社。2年目には都市対抗で登板を果たすなど、貴重な左のリリーフとして活躍していた。ただ昨年から先発も務める機会も増えてきて、この試合でも先発のマウンドに上がった。

齋藤はいきなり迎えた、後輩の佐藤との対決をキレのあるスライダーで3球三振に仕留める最高のスタートを切るも、2死から西田にヒットを浴びると、そこから齋藤にしては珍しくコントロールを乱し、死球→四球で満塁とされてしまう。しかしこのピンチでオール枚方ボーイズの後輩の九鬼を打ち取りピンチを脱すると、2回以降は本来のピッチングを取り戻す。スリークウォーターから放たれる角度のあるストレートはコーナーに決まり、持ち味のスライダーはキレがあり、ソフトバンク打線が低めのボール球に手を出す姿も多く見られた。2回以降はすべてのイニング3人で片づけ、5回2安打無失点5奪三振という内容でマウンドを降りた。

JR西日本の投手陣はエース加賀美に依存しているところが大きく、加賀美に次ぐ先発の存在が必須。そこでリリーフから先発として白羽の矢が立てられた齋藤への期待は大きく、今年から湧川の背番号19を受け継いでいる。今日の内容であれば先発としては十分であり、まだ高卒5年目なので結果を残せば、リリーフもできるなど左腕としての使い勝手もいいのでプロへの道も見えてくることだろう。

20200222JR西日本 齋藤
5回2安打無失点と先発としての役割を十分に果たした齋藤


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JX-ENEOS新加入選手

社会人野球の新加入選手の7回目はJX-ENEOSです。

【捕手】
嘉門裕介(横浜商大)
【内野手】
篠原涼(筑波大)
安本竜二(法政大)
佐々木勝哉(立正大)

エースで4番の平沼(現;日本ハム)を中心として、2016年のセンバツを制した敦賀気比。その時の1番サード主将であった篠原、正捕手であった嘉門がJX-ENEOSでは再びチームメイトとなる。嘉門は身長は大きくないもののがっしりとした体格の捕手で、横浜商大では1年秋にフレッシュマン賞を受賞し、3年春にはベストプレイヤー賞、主将も務めた4年春にはベストナインを受賞。打撃もパンチ力があり、4年時にはチームの中軸を担うまでに成長した。篠原は筑波大でもヒットメーカーとして活躍し、4年夏には大学日本代表の正サードも務めた。実力もさることながら、敦賀気比とつっく馬代だけでなく、U18日本代表・大学日本代表でも主将を務めたリーダーシップにも注目である。
20190420横浜商大 嘉門
↑嘉門(横浜商大)
20190907筑波大 篠原
↑篠原(筑波大)

大学日本代表で篠原とサードのレギュラーを争ったのが安本。静岡高時代から強打の内野手として注目されていたが、法政大でレギュラーを獲得したのは4年春。ただそのシーズンには、5戦連続ホームランを放つなど、6本塁打16打点の活躍でベストナインを受賞し、一気に大学日本代表まで昇りつめた。秋のシーズンは不振で、ドラフト指名漏れとなったが、大学時代と同じ武蔵小杉のグランドで2年後のドラフトを目指したい。佐々木は185㎝85㎏の大型スラッガーで、立正大では3年春にファーストのレギュラーを獲得すると、3年秋には神宮大会制覇を経験。4年秋には打率.342、3本塁打の活躍をみせ、ベストナインを受賞している。
20190519法政大 安本
↑安本(法政大)
20190910立正大 佐々木勝
↑佐々木(立正大)

3年連続で都市対抗出場を逃した名門を再建すべく、同チームで3度の都市対抗制覇を成し遂げた大久保監督が復帰。さらに新主将には2年目の川口が就任するなど、まさに新たなスタートを切ったENEOS。このような年には新人が多いものだが、ENEOSとしては少ない4人でそれも全員野手。やはりチームを再建するには即戦力でエース格となれる投手が欲しかったところであった。また野手4人も個々のレベルは高く期待できるが、4人中3人がファースト・サードをまもる内野手としてのは偏っているともとれる。まぁスカウトの段階では大久保監督の復帰も決まっていなかっただろうし、致し方ないところはあるが、大久保監督にはまず現戦力でのやりくりが求められそうだ。



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日本新薬新加入選手(2020)

社会人野球の新加入選手の6回目は日本新薬です。

【投手】
肥後皓介(関西大)
【内野手】
下小牧淳也(創価大)
【外野手】
舩曳海(法政大)

肥後はスリークウォーターからのMax149㌔のストレートとスライダーが武器でコントロールもよい右腕。関西大では1年春から登板を果たし、3年春からは先発を務めると、3季連続で防御率トップ10入りを果たし計6勝をマーク。4年秋にはケガの影響もあり、リーグ戦での登板は無しに終わったが、神宮大会ではリリーフとして復帰を果たすと東海大戦では5者連続三振を奪う投球をみせて、チームの準優勝に貢献。先発もリリーフもこなせて、使い勝手のいい投手として1年目から重宝されそうだ。
20191120関西大 肥後
↑肥後(関西大)

創価大で2年春からショートストップを務めた下小牧は、その守備のうまさに加えて、日大三出身らしく小柄ながらパンチ力と勝負強さのある打撃も魅力。ショートには板倉、大崎らがいるが1年目から十分にレギュラー争いを繰り広げられる逸材である。船曳は天理のリードオフマンとして高校ではU18日本代表にも選出され、法政大でも1年春から神宮デビューを果たし、また叔父はDeNAの万栄コーチという野球エリート。しかし2年秋には打率.500と絶好調の中でケガで離脱すると、その後は本来の実力を発揮できずに、昨秋はプロ志望届を提出するも指名漏れ。ただ50㍍5.8秒の俊足、強肩、巧みなバットコントロールが武器の外野手は本来の力を取り戻せば、中・福田と2人が勇退した外野の一角に1年目から食い込んでくることだろう。
20190611創価大 下小牧
↑下小牧(創価大)
20190525法政大 船曳
↑船曳(法政大)


今年は3人とやや少なめの日本新薬。ただ日本新薬はもともとプロ指名待ちの選手が多く、昨年のドラフト会議の結果として少なくなってしまった可能性もある。そんな中でもお得意様である創価大から下小牧、さらには昨年の福永・大橋に続いて天理高出身の船曳が加入するなどホットラインは健在。新たに松村監督が就任して、チームとしても新たにスタートを切るところに、即戦力の3人が加わった形となる。


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オール調布×明治大【オープン戦】

2/15 オープン戦
オール調布×明治大(Bチーム) @内海・島岡ボールパーク

明治大は絶賛沼津キャンプ中ですが、府中に残留となっているBチームが今季初のオープン戦を実施。相手は地元のクラブチームであるオール調布だが、選手が思うように揃わなかったのか、セカンド岩田・ショート岡田を相手の明治大に借りての試合となった。

試合経過

1回裏、オール調布の先発の右アンダーハンドの福原は、先頭の大高をセカンドゴロに打ち取るも、そこからストライクが入らずに北原・長南に連続四球。ベンチから相澤監督の怒号が飛ぶ中、4番冨田に対してストライクを取りに行ったところを、明治大の4番冨田は見逃さずレフトスタンドに飛び込む先制の、明治大の今年の対外試合初となる3ランホームランを放つ。そこから明治大は四球と三木のヒットで1・3塁とすると、7番小倉が左中間を破る2点タイムリー3ベース。9番中岡もタイムリーで続くと、満塁から今度はオール調布に守備のミスが出てしまう。さらに3番長南がレフトにエンタイトル2ベースを放ち10点目。投手のベンチ入りが少ないために、何とか福原を持たせたかったオール調布であるが、ここで2番手落合をマウンドに送る。しかし落合も2個の四球で押し出しとしてしまうと、小倉にはこの回2本目となる2点タイムリーを浴びてしまい、結局明治大が初回に13点をあげる形となる。
20200215明治大 冨田
先制3ランを放った冨田
20200215明治大 小倉
初回に2本のタイムリーを放った小倉

明治大は2回裏にも1番大高が内野安打で出塁、すかさず2盗を決めてチャンスを作ると、2番北原がセンター前にタイムリー。さらに3番長南もヒットで続いて1・3塁とすると、長南が2盗→送球間に北原がホームインして、この回2点を追加する。

明治大投手陣は先発の中山が2回を抑えると、3回からは明大中野リレー。まずは先輩のサイド左腕阿南(まるで元オリックスの阿南みたいだった)が3回・4回を6人で片づける。4回には後輩のサイド右腕石川がマウンドに上がると、いきなり死球を与えてしまい、そこから盗塁とワイルドピッチで無死3塁のピンチを招いてしまう。石川は制球こそバラツキがあったものの、サイドからのストレートにはかなり力があり、後続から2個の三振を奪ってピンチを脱した。個人的には伸びしろも含めて、この試合で投げた投手の中で1番楽しみであった。6回は鈴木涼が大きく曲がるカーブ(?)も武器に無失点で抑えて、結局明大中野3人衆が3~6回を無失点で切り抜ける。
20200215明治大 石川
サイドからの力のある球が魅力であった石川

オール調布の落合もここらでやっと落ち着きを取り戻したか、3・4回は明治大打線をいずれも3人で抑える。5回裏も代打原田を併殺に打ち取り2死となって、そこから四球を出すものの、代打秋野をセンターフライに打ち取ってチェンジかと思いきや、これをセンターが落球してしまい、1塁ランナーがホームイン。これで完全にリズムを崩したか、上岡にタイムリーを浴びてしまうと、そこから3連続四球を出してしまい、明治大はこの回3点を追加する。
20200215オール調布 落合
オール調布の2番手落合

オール調布の反撃は7回表、この回から明治大のマウンドにあがった高山はやや制球にバラツキがあり、1死から四球とワイルドピッチでチャンスを作る。ここで迎えた6番岩田がレフトへタイムリーエンタイトル2ベースを放ち初得点。さらに岡田がレフト前で続いて1・3塁とすると、7番井澤の犠牲フライで2点目をあげる。明治大からのレンタルコンビの活躍で一矢報いたオール調布であったが、この回も2点止まりで終了。試合はここで7回打ち切りとって、明治大が18-2で勝利した。


※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください
2020-215オール調布×明治大

上述もした通り、明治大は絶賛沼津キャンプ中であり、この試合に出場しているメンバーは惜しくも、1軍のメンバーから漏れた選手たち。ただその中でも先発した中山、北原・長南・冨田とったメンバーは前年にはリーグ戦やフレッシュリーグのメンバーに名を連ねていたので、ここにいることが意外であった。中山はさすがというピッチングで2回を無失点に抑え、長南も2打数2安打と結果は残した。冨田も先制3ランと自慢の打力は見せつけたものの、その後は残念が多かった。ただ今日の試合の位置づけとしては、まず紅白戦でない実戦を経験することが第1といったことろであろうか…相手のレベルもありなかなかアピールとはなりづらいところもあった。またこの試合には1年生は出場していなかったが、推薦組の1年生はもう合流していて、試合中にブルペンでは期待の1年生村田が投げていて、善波前監督から指導を受ける姿も見られた。沼津組が帰ってきてから本格的に始まるオープン戦に向けて、しっかりとアピールをして、まずはAチームの切符を手にしたいところだ。
20200215明治大 長南
2安打と確実に結果を出した長南

一方のオール調布としてはクラブチームとしての調整の難しさが見えた試合であった。メンバー表の人数から見ると、この試合のベンチ入りメンバーは半数ほどであり、相手の明治大から二遊間を借りるという始末。それほど練習ができるわけでもないだろうし、まだ2月という時期もあって、チームとしての仕上がりは全然のようで、初回はストライクは入らない、エラーも重なって、アウト3つが取れなかった。今年はオリンピックの影響で、全日本クラブ野球選手権とその予選も前倒しされる。例年以上に早い仕上げが必要となっているために、この試合は貴重な実践の機会となったことであろう。


Pickup Player
中山晶量 明治大4年 投手
~なぜBチームにいたのかわからないピッチング~
この試合に出場した明治大の選手で、Aチームに1番で戦力になりそうであったのは先発した中山であった。

中山は鳴門高では1年夏から、同じく1年生の河野(日本ハム1位)・尾崎とともに1年生3本柱として活躍。威力のあるストレートを武器に主に抑えとして活躍し、徳島大会Vに貢献。甲子園でも近江相手に139㌔をマークした。1年秋には県大会初戦のつるぎ戦で5回参考ながら11奪三振ノーヒットノーランを達成し、2年夏前には146㌔をマークするまでに成長する。ただそこから調子を落とし、2年夏の甲子園でも登板するも目立った投球はできず…その後は肘痛もあって、外野手がメインとなった。3年夏にチームはエース河野の活躍で甲子園ベスト8まで進出し、中山は盛岡大付戦に6番ライトで出場し、左中間スタンドに2ランを放っている。

明治大にはその素質の高さを認められ投手として入学するも、当初は野手に転向という話もあるほどであったが、2年秋に神宮デビュー。登板した10回のピンチを無事に防ぐと、その裏にチームがサヨナラ勝ちをおさめ、初登板初勝利をマーク。3年春は再び登板なしに終わったものの、3年秋には立教戦で2試合に登板し、144㌔をマークしていた。最終学年を迎えて、大いに期待されていた中山であったが、なぜか沼津キャンプでなく、この試合で先発のマウンドに上がった。

中山は初回は3番岩佐をインコースのストレートで見逃し三振に取るなど3人で初回を終えると、2回には先頭の片岡にヒットを浴びるも、冷静に飛び出した片岡をアウトにすると、5番相澤からもすべてストレートで三振を奪うなど、この回も3人で片づけ、2回を無失点で投げ終えマウンドを降りた。中山はゆったりと足をあげてから、187㎝の長身を生かして真上から投げ下ろすフォームであり、ストレートには非常に角度がある。またそれほど変化球は多くなかったが、スライダーは切れも鋭い一級品であった。まだたまに甘いボールも見られたが、正直まだ仕上がっていないクラブチームレベルでは打てるレベルでないボールであった。ケガなどによる調整遅れもあったのだろうか?球だけ見ているとなぜこの投手が沼津でなくここで投げているんだ?というピッチングであった。

明治大は森下(広島1位)という大黒柱に加えて、伊勢(DeNA3位)も抜けて、今年は投手陣を整備しなおす必要がある。竹田、入江の2人が先発としてはチームの中心になるだろうが、この中山が抑えとしてチームのピースになってほしいところ。もし明治大の守護神として中山が君臨できれば、秋のドラフトでの指名も十分にあり得る話である。

20200215明治大 中山
2回無失点の好投を見せた明治大の先発中山



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明治大新加入選手(2020)

大学の新入部員情報の4回目は明治大です。

【投手】
村田賢一(春日部共栄)
石原勇輝(広陵)
森勝哉(広陵)
蒔田稔(九州学院)
渡部慎之介(桐蔭学園)
【捕手】
石崎聖太郎(春日部共栄)
菅原謙伸(花咲徳栄)
【内野手】
上田希由翔(愛産大三河)
大音壱汰(津田学園)
野波祐太郎(大垣日大)
堀内祐我(愛工大名電)
山崎大智(高知商)
【外野手】
斉藤勇人(常総学院)
西川黎(履正社)


投手陣の目玉は、秋に春日部共栄をを関東大会準優勝に導いた本格派右腕の村田。Max147㌔のストレートに加えて、スライダーやSFFといった変化球で打たしてとることもできる投手で、ほぼ1人で投げ切るなどスタミナも十分、4番を打った打撃も魅力で総合力の高い投手だ。秋の中国大会を制した広陵からは3本柱のうち、石原・森という左腕2枚が加入。石原は角度のあるストレートに大きなカーブが武器で中国大会決勝では米子東を7回無失点、先発した神宮大会の星稜戦でも4回途中まで6奪三振と三振が奪えるのが魅力だ。森も力のある140㌔を超えるストレートを投げ込む左腕であり、課題のコントロールがついてくれば、十分に戦力になり得る。その他九州学院のエース右腕である蒔田、桐蔭学園投手陣の一角を担った185㎝左腕の渡部が入学する。
20191008春日部共栄 村田3
↑村田(春日部共栄)

捕手は埼玉の強豪2チームの正捕手が加入。石崎はセカンド送球1.9秒の強肩に加えて、勝負強い5番打者としてチームを牽引。村田引き続きバッテリーを組んで、神宮で活躍する姿を見たいものだ。その春日部共栄を夏の埼玉大会の準決勝で破った花咲徳栄の正捕手の菅原は、セカンド送球1.82秒の強肩で守備力が高く、打順は9番ながら甲子園では中森からホームランを放っている。タイプ的には攻撃型の石崎、守備型の菅原という形になるだろうか?
20190811花咲徳栄 菅原2
↑菅原(花咲徳栄)

内野手での注目は、高校通算46発の左のスラッガー上田。愛産大三河では2年夏に4番打者として甲子園出場を果たすと、3年春にはU18日本代表の候補合宿にも参加。ポジションは主にファーストであったが、エースも務めた実力者であり、大学では外野などを守りたいところだ。津田学園の1番打者として春夏連続で甲子園に出場した大音と、2年夏に愛工大名電のショートとして甲子園に出場していた堀内、さらには三菱自動車岡崎の野波監督を父にもつ大垣日大の野波と東海地域から3人の3拍子揃ったショートが加入する。
20190325津田学園 大音
↑大音(津田学園)

外野手では実績十分の打力をもつ2人が加入。履正社の5番打者を務めた西川は、夏の甲子園では霞ヶ浦の鈴木、津田学園の前とともにプロ入りする右腕から3安打ずつをマークするなどして、大会通算.500の活躍をみせて全国制覇に貢献。内外野を守り、さらにはマネージャーの仕事もこなす器用さも魅力である。常総学院の斉藤は185㎝85㎏という恵まれた体格の強打者であり、2年春の関東大会では東海大相模、日大三と2戦連続でホームランを放つなど下級生のころから打線の中軸として活躍していた。
20190813履正社 西川
↑西川(履正社)
20190720常総学院 斉藤
↑斉藤(常総学院)


昨年は春は全日本大学野球選手権を制するも、秋はまさかの勝ち点1でリーグ戦5位に沈んだ明治大。監督も善波監督→田中監督に代わり、チームとして心機一転スタートを切る形となる。そんな新しいチームでも引き続き、春日部共栄・広陵・履正社・常総学院といったお得意様から有望な選手が入学するなど明治ブランドは健在。やや投手陣に例年ほどの迫力はないものの、野手陣は久しぶりに花咲徳栄から(おそらく大塚以来?)選手も加入するなど充実しているといえる。



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東京ガス新加入選手(2020)

社会人野球の新加入選手の5回目は東京ガスです。

【投手】
高橋佑樹(慶応大)
山下雅善(東洋大)
【捕手】
馬場龍星(日体大)
【内野手】
北本一樹(明治大)
相馬優人(法政大)
【外野手】
加藤雅樹(早稲田大)
冨岡康宏(神奈川大)


即戦力投手としての期待が大きいのは、昨秋に神宮大会を制して日本一となった慶応大のエース高橋。Max144㌔のストレートに加えて、独特の大きな曲がりをみせるスライダー、さらに近年はカットボールも多投するようになり、投球術も高い。3年秋には6勝をあげるなどして、東京六大学では通算16勝4敗という圧倒的な勝率を誇り、神宮大会決勝では関大を7回までパーフェクトの完封勝利をあげるなど実績は十分。1年目から左のエースとしての活躍が期待される。山下は東洋大では1年春からリリーフエースとして活躍したが、それ以降は思うような成績を残せていなかった。ただ右サイドからの143㌔のストレートは魅力的であり、1年時の輝きを取り戻せれば東京ガスのリリーフ陣を担う存在にも十分なれるであろう。
20191130慶応大 高橋佑
↑高橋(慶応大)

馬場は日体大では1年時からマスクを被っていたキャッチャーで、松本(西武)・東妻(ロッテ)・吉田(ヤクルト)らとバッテリーを組み、2年秋には神宮大会を制した経験豊富なキャッチャー。タイプ的にも山内に似ているために、山内をお手本にして、1年目から山内の後継者争いに参戦したい。北本はどちらかというとアベレージヒッタータイプの打者であるが、明治大では昨年4番を務めた。春・秋のリーグ戦ではともに3割以上の打率をマークし、全日本大学野球選手権では.538の活躍で首位打者を獲得し、チームを優勝に導いた。中山の勇退で空いたサードのポジションの筆頭候補といえる。相馬はフットワークがよく守備力の高い内野手で、工なバッティングに、健大高崎らしい走塁も武器。2年春にはショート、3年秋にはセカンドでベストナインを受賞していて、東京ガスでも代走なども含めて使い勝手もよさそうである。もともと激戦区であった外野手には、今年も2人の強者が加入し、そのポジション争いはさらに激しさを究めることになるだろう。加藤は早実時代から清宮とのKK砲として夏の甲子園ベスト4に輝くなど注目されていたスラッガー。早稲田大では2年春から4番を担うと、いきなり首位打者を獲得したが、以後は春はいずれも打率が3割を超えるも、秋は2割台前半と安定して力を発揮できずに、また名門早稲田の主将で4番となると下位で指名しづらいという事情もあってかドラフト会議での指名はなく東京ガスに入社となった。神奈川大の主将であった冨岡も、2年春には打率.477をマークし、3年秋には打点王を獲得した強打をはじめとして3拍子揃った外野で、こちらも普通のチームなら1年目からレギュラーになれる逸材である。
20190616明治大 北本3
↑北本(明治大)
20180513法政大 相馬
↑相馬(法政大)
20191019早稲田大 加藤
↑加藤(早稲田大)

昨年は都市対抗は本戦出場を逃し、日本選手権でも初戦で日本生命に完敗といいところがなかった東京ガス。チームに新しい力が必要だったことに加えて、慶応のエース高橋佑、早稲田大の4番加藤がまさかのドラフト漏れをしたこともあり、計7人もの選手が加わることになった。エース臼井、主砲の笹川も「この成績ではプロに行けない」となったのかドラフトでの指名もなく、中山らが勇退したものの戦力ダウンがほぼないところに、それぞれ即戦力となり得る大学生の4人が加入。昨年のリベンジから一気に、頂点を狙える戦力が揃ったといえるだろう。


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センバツには出られなかった強豪5選

センバツに出場する32校が決まった。
今日は惜しくもセンバツには出場できなかったものの、個人的に力があると思うチームのトップ5を紹介します。


5位 常総学院
2年夏にはエース格として活躍し、東洋大牛久戦では150㌔もマークした菊地に加えて、188㎝からのしなやかな腕の振りからの143㌔のストレートが武器の一條というプロも注目する2枚看板を擁していた常総学院。野手陣も1番主将正捕手の中山らを中心に選手がそろっていて、秋季茨城大会では日立一、土浦日大、石岡一そして決勝ではライバル霞ヶ関に快勝して茨城を制覇。しかし関東大会では初戦で、(結果的に関東を制する)健大高崎から最終回までリードを奪っていたものの、足をつった一條が小沢に逆転弾を浴びてしまい初戦敗退。投手としての調子があがらない菊地は3番レフトで出場し、窮地で一條をリリーフできなかったのも厳しかった。
20190720常総学院 菊地
復活が期待される常総学院の150㌔右腕菊地

4位 横浜
秋季大会後には暴力騒動で平田監督と金子部長が解任されるなどチームとしては窮地に立たされている横浜。ただ個々の選手でみると、前チームからエース格の右腕木下、2年生ながらU18日本代表候補に選ばれた左腕の松本の2枚看板に加えて、たぐいまれなる打撃センスをもつ度会・走攻守揃ったショートの津田・前チームから4番も打つ冨田と下級生のときからレギュラーで、プロも注目するような逸材が揃っている。秋季大会は桐光学園に敗れてしまったが、相手が次に紹介する安達とあればやむを得ないところもあり、来年チームの体制さえ整えば、その実力は十分に全国レベル。ただ夏の甲子園に向けては、現世代でもトップ3には入る力をもつ東海大相模という大きな壁が立ちはだかることになる。
20190602横浜 度会
抜群の打撃センスが光る横浜の度会

3位 桐光学園
神奈川大会では上述の横浜を破ったのが桐光学園。チームの中心はエース兼主軸の安達であり、投手としてはロッテ小島を彷彿とさせるフォームと投球で、前チームから谷村・冨田という2人を差し置いてエースを務め、横浜を2失点完投。打者としても1年春から4番を務めるなど、広角に打ち分けられる強打者である。秋は横浜だけでなく、初戦から横浜隼人→鎌倉学園→慶応→横浜→三浦学苑と強豪ひしめくブロックを勝ち上がり、準優勝。ただ安達依存が影響したか、連戦となった関東大会では安達が桐生第一打線につかまり敗退。打撃陣は馬込、仲亀ら選手はそろっているので、あとは安達に次ぐ投手が台頭さえしれくれれば、夏は東海大相模に一泡吹かす可能性も大いにある。
20190908桐光学園 安達1
桐光学園の投打の柱である安達

2位 習志野
昨年のセンバツでは準優勝に輝いたチームから、山内・櫻井・小澤・和田・角田・高橋と6人のレギュラーが残る習志野。千葉大会では夏に続いて木更津総合との大激戦を制するなどして優勝。関東大会でも初戦で前橋育英に快勝するなど、その力を示したものの、2回戦では東海大相模に当たるという不運もあって6-12で完敗。それでもセンバツの関東補欠1位に選ばれる当たりはその実力が評価されたのであろう(スコア的には習志野より西武台の方がかなり優勢であった)。ただ野手陣は上述の通りに経験豊富で、勝負強さも兼ねそろえている。投手陣に関してはエース山内に次ぐ存在の台頭に期待したく、140㌔を超える本格派右腕である堀井らに期待したい。
20191021習志野 山内
習志野のエース左腕の山内

1位 敦賀気比
昨夏の甲子園では富島を1失点完投、3回戦でも仙台育英相手に3-4と善戦した笠島ー御簗のバッテリーが残る敦賀気比。決勝では敦賀を27-4で破るなど、全試合快勝といえるスコアで福井大会を制した。北信越大会でも、星稜と並んで優勝候補とされていたが、準々決勝では笠島が日本航空石川打線につかまってしまい敗退。それでもスリークウォーター気味のフォームから投げ込むMax145㌔のストレートを武器にした完成度の高いピッチングを展開する笠島への評価は高く、キャッチャーとしての能力に加えて新チームでは4番も務める御簗に加えて、1年生ながら夏の甲子園でもリードオフマンを務めた大島なども含めて戦力が整っていて、評価が下がることはない。
20190813敦賀気比 笠島
敦賀気比のエース笠島


5校中4校が関東という結果になってしまったが、最近の傾向として関西は強いところは強いが、強豪チームに偏る傾向があり、さらに今年はトップ6といっても過言でないほど強豪が順当にセンバツに出場した。それに対して関東は、突出しているのは東海大相模くらいなものの、強豪といわれるチームが多く、また関東大会で波乱が起きたこもあり、このような結果になった。他にも木更津総合、帝京、日大三、創志学園あたりは(あくまで自分の中ですが)ノミネートされていた。

まだセンバツも始まっていない時期だが、これらのチームに関しては春、そして夏と是非とも注目していきたい。


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NTT西日本新加入選手(2020)

社会人野球の新加入選手の4回目はNTT西日本です。

【投手】
田村孝之介(日本大)
林直人(報徳学園高)
【外野手】
藤井健平(東海大)

日大の田村は1年春のリーグ戦で4番デビューを飾る一方、終盤にはリリーフとしてもマウンドにあがる。結果的に4年間で28試合に登板して、58打席に立つなど正真正銘の二刀流であったが、どちらでも目を見張るほどの成績は残せていないのは残念である。ただ投手としてはスリークウォーターからのMax150㌔のストレートを投じるなど馬力があり、投手を始めたのも日大三の2年秋からなのでまだまだ伸びしろもありそうで、まずは投手登録となったようだ。日大三でも日大でも二刀流をこなしながら主将を務めるなど、会社員としての評価も高そうだ。報徳学園のエースであった林は140㌔のストレートにスライダー・チェンジアップが魅力の
左腕らしい投手。2年夏の甲子園では愛工大名電戦で7回2失点の好投をみせると、エースとなった2年秋には近畿大会で優勝候補であった近江から2失点完投勝利をあげる活躍をみせた。
20170510日大 田村

↑田村(日大)
20181028報徳学園 林
↑林(報徳学園)

勝負強い打撃が魅力の藤井は、大阪桐蔭では2年夏に全国制覇を経験すると、3年時にはクリーンアップを務めた。東海大では3年春に優勝を決める1戦でサヨナラ3ランを放ってリーグ戦MVPを獲得すると、4年春にも全日本大学野球選手権の宮崎産業経済大戦で延長11回にサヨナラ打を放つなど、ここ1番での勝負強さが光り、4年秋にはリーグ戦で打率.323をマークしベストナインを獲得。大阪桐蔭時代には投手としても143㌔をマークしているだけあって、ライトからの強肩も魅力である。
20191031東海大 藤井
↑藤井(東海大)

田村が枚方ボーイズの出身であることを考慮すれば、報徳学園の林、大阪桐蔭の藤井とNTT西日本らしく関西の3選手が入社。3選手ともにまだまだ伸びしろがありそうであり、NTT西日本ではさらに化ける可能性もあるし、以前はベテラン頼みであったNTT西日本も若手が活躍して徐々に世代交代しつつあるので、この3人もその波に乗ってほしいところである。


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2020年のドラフト1位を予想してみる(セリーグ編)

まだ2020年の野球シーズンも始まっていない中で、気が早いかもしれないですが、勝手に2020年の各球団のドラフト1位を予想してみます。それぞれ視察情報や各球団の補強ポイントなどから、個人的に出している予想にすぎないですが、よろしければご覧ください。

前回のパリーグに続き、今回はセリーグの6球団について予想しています。


【巨人】
山崎伊織(東海大)投
村上頌樹(東洋大)投
西川僚祐(東海大相模)外

今年は山口がポスティングで抜けて、来オフは菅野も同様の形で抜ける可能性があり、即戦力の先発投手が必須。巨人といえば原監督の出身でもある東海大との結びつきは強く、その象徴でもある菅野が抜けるとなると、大卒の先発投手としてはNo1との呼び声高い東海大のエースである山崎(東海大)が是非とも欲しいところである。巨人は大卒投手のドラフト1位が多く、山崎でないとすると、東都No1投手の村上(東洋大)。ややケガが多い山崎と違って、こちらはタフさが売りであり、即戦力としては村上の方が期待できるかもしれない。ただ巨人としてはどうしても放っておけないのは西川(東海大相模)。こちらも原監督の出身校である東海大相模のスラッガーで、岡本を高卒ドラフト1位で獲ってに育てた実績からも、チーム内で指名を推進しやすいと思われる。
20191031東海大 山崎
山崎(東海大)


【DeNA】
伊藤大海(苫小牧駒澤大)投
佐藤輝明(近畿大)内外
西川僚祐(東海大相模)外

来年は絶対的守護神の山崎がポスティングでメジャーに移籍する可能性が高いDeNA。その後釜は必須であり、大学日本代表で昨年は抑えを務めた伊藤が1位筆頭となってくる。山崎も大卒ドラ1位で入団すると、1年目から抑えとして活躍したこともあり、伊藤には同様に1年目から抑えとしての活躍が期待される。ただ筒香の後継者も必要であり、そうなると佐藤(近畿大)はタイプとしてはうってつけ。近畿大では昨年はサードであったが、もともとは外野手であり、筒香の分だけでなく外野のレギュラーが固まっていないDeNAにはあっている。またファーム施設として「DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA」を作り、育成方針にシフトするのであれば、地元神奈川のスラッガーである西川(東海大相模)を指名して、将来の主砲に育てるプランもある。
20190622苫小牧駒澤大 伊藤
伊藤(苫小牧駒澤大)


【阪神】
佐藤輝明(近畿大)内外
中森俊介(明石商)投
高橋宏斗(中京大中京)投

仁川学院高が出身の佐藤は阪神の地元西宮の選手であり、また近大ではその身体能力の高さから、大学の先輩でもある「糸井2世」との呼び声も高い。糸井・福留と主軸の打者、さらには外野手が高齢化していることもあり、外野も守れるスラッガーという意味でも補強ポイントに合致していて、是が非でも獲得したいところであろう。昨年のドラフトでは甲子園で活躍した選手を中心に高校生を多く指名した阪神だが、この傾向が今年も続くようであれば、中森(明石商)・高橋(中京大中京)といった、センバツ出場が決まっている高校球界屈指の投手の指名もありそうだ。特に中森はこちらも地元の兵庫の明石商の選手であり、4季連続での出場が決まっている甲子園のまさに申し子としたいところである。
20190506近畿大 佐藤
佐藤(近畿大)


【広島】
佐藤輝明(近畿大)内外
中森俊介(明石商)投
今西拓弥(早稲田大)投

菊池も残留し、野手に関しては現状穴はない広島だが、あえていえば鈴木のメジャー移籍に備えて、スラッガーの佐藤(近畿大)を獲得しておきたいところ。佐藤に関しては広島スカウト陣の評価も高く、ここのところ小園を引き当てて、さらには森下を1本釣りした勢いで、ドラフトの注目No1選手に行く可能性も高い。そうでないと、高校生の指名が濃厚と思われ、高校No1右腕の中森が筆頭候補になってくる。そして大穴として注目したいのは今西(早稲田大)。指名すれば日本人としては球界最高身長となることが間違いない2㍍左腕は、早稲田大では中継ぎとして実績を残りつつあり、左の中継ぎのいない広島にとっては地元の広陵高出身ということもあり欲しい選手である。
20190331明石商 中森
中森(明石商)


【中日】
高橋宏斗(中京大中京)投
栗林良吏(トヨタ自動車)投
森博人(日体大)投

ここ2年は根尾、石川と地元の高校生スターを指名している中日。この路線からすれば、今年は神宮大会を制した150㌔右腕の高橋(中京大中京)で決まりとなる。ただ高橋自身が兄もいた慶応大進学を希望しているとの情報もあり、センバツの結果などにもよるがそもそもプロ志望届を出すかという点も焦点になるかもしれない。社会人投手の中でNo1との呼び声高い栗林(トヨタ自動車)は、愛知黎明→名城大→トヨタ自動車とまさに愛知一色の経歴であり、こちらも中日としては見逃せないところである。森(日体大)はこちらも豊川高と地元の出身であり、スリークウォーターからの155㌔のストレートが魅力であり、ロドリゲスも抜けて抑え・セットアッパーが手薄な投手陣にとっては魅力的である。
20191117中京大中京 高橋
高橋(中京大中京)


【ヤクルト】
早川隆久(早稲田大)投
村上頌樹(東洋大)投
五十幡亮汰(中央大)外

ヤクルトはなんといっても投手力が課題で、昨年のドラフトでも奥川も含めればドラフト4位までが全員投手という指名であった。この4人の活躍にもよるが、投手出身の高津監督としても今年も投手の指名が予想され、即戦力の投手として神宮で投げている2投手をあげたい。まず早川(早稲田大)は、昨年の指名4人がいずれも右腕だったこともあり、不足している左腕という意味でも補強ポイントにマッチしている。村上(東洋大)は高校時代のセンバツ制覇から実績が十分であり、本当の意味での即戦力を欲しているならふさわしい投手だ。投手が揃っていれば、高齢化している外野手に後釜が欲しいところだ。中学時代に陸上の100㍍を制した圧倒的な走力をもつ五十幡は、ヤクルトJr・東京神宮シニアという経歴をもっていることもあり、課題の打力さえアップすれば1位指名もありそうだ。
20190522中央大 五十幡
五十幡(中央大)


以上です。
まぁ個人的な勝手な予想ですので、「ふ~ん」って程度に見て下さい。


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