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球団別に甲子園のスターを勝手にランキング【中日編】

来月からプロ野球も開幕する可能性があるということで…
今日から各球団に属する甲子園のスター達を勝手にランキング形式で紹介してきます。

ランキングは、その他の実績などは関係なく、甲子園での活躍のみを基準として独断と偏見でつけているだけなので悪しからず…。

3回目は中日編です。

5位 藤嶋健人(東邦)
1年夏から甲子園に出場し、2試合に先発登板を果たすと、日南学園戦では8回3失点で勝利投手となり、世間からは坂本佳一2世として注目を集める。3年春のセンバツには4番エース主将として臨むと、初戦で関東一から完封勝利をあげるも、2回戦では吉高(明石商→日体大)との投手戦に敗れ敗退。3年夏は4番打者としては北陸戦でホームランを含む4安打6打点をあげるなど打でチームを牽引し、打率.571に9打点という活躍。ただ投手としては調子が上がらず、2回戦では先発するも3回途中に4失点で降板し、チームも最大7点差のビハインドを背負うも、最終回に5点をあげて大逆転サヨナラ勝ちを収めた。打者としての評価も高かったものの中日からは投手としてドラフト5位で指名を受けて入団すると、1年目からリリーフとして19試合に登板。2年目となった昨年は、血行障害の影響で1軍合流は7月となるも、そこから上原を彷彿とさせる投球スタイルで、リリーフとして32試合に登板して、21試合連続無失点も記録している。
20180513中日 藤嶋


4位 小笠原慎之介(東海大相模)
2年夏に初めて甲子園に出場した際には、リリーフで1回1/3を無失点に抑えるも、チームは松本(ソフトバンク)に完投を許して初戦敗退。エースとなった3年夏の甲子園では、初戦の聖光学院戦でリリーフとして登板すると左腕としては菊地に次ぐ甲子園歴代2位の151㌔をマーク。続く遊学館戦では8回2失点の好投を見せると、花咲徳栄戦では4回途中からリリーフ登板して無失点の好投でチームの逆転勝利を呼び込む。決勝の仙台育英戦では、9回表に自ら決勝点となるホームランを放ち、投げても完投勝利で甲子園を制した。ドラフト会議では外れ1位ながら強豪の末に中日に入団すると、1年目から1軍で勝利をあげ、3年目には開幕投手を務めた。ただその後はケガもあり、またシーズン通して勝ち越したことが1度もないなど、まだまだ本来の実力は発揮できずにいる。

3位 石川昂弥(東邦)
2年春には4番サードとしてセンバツに出場するも、花巻東戦ではノーヒットに終わり初戦敗退。3年春には今度は3番主将エースとしてセンバツに出場すると、投げては5試合全てに先発して、全試合で相手を2失点以内に抑える安定した投球を披露。打撃でも2回戦では河野(広陵)からホームランを放つ。圧巻だったのが決勝の習志野戦で初回に先制2ランを放つと、5回にも2本目となる2ラン、さらに投げては完封勝利をあげて、センバツ制覇の立役者となった。U18日本代表でも4番(サード)を務めた打撃の方がプロからの評価は高く、右の主砲として昨秋のドラフトでは3球団競合の末に、地元の中日にドラフト1位で入団。背番号2を背負い、将来の主軸として大いに期待されている。
20190331東邦 石川


2位 平田良介(大阪桐蔭)
初の甲子園となった2年春のセンバツでは4番打者として、初戦の二松学舎大付戦では2ランを放つデビューを果たすも、2回戦ではダルビッシュ→真壁のリレーの前にノーヒットと沈黙し敗退。3年夏にはエース辻内、5番の1年生中田翔とともにチームの中心として甲子園に帰ってくると、2回戦の藤代戦では3ランホームラン。そしての東北戦では、平田は第1打席でレフトスランドに先制ソロを放つと、第2打席では左中間にライナー性の1発、3打席目のライトフェンス直撃を挟んで、第4打席にはバックスクリーン右に逆転2ランホームランで、清原以来の夏の甲子園では2人目(ラッキーゾーンがなくなってからは初めて)の1試合3ホーマーを記録。続く準決勝では、駒大苫小牧の田中の前に3打数ノーヒット2三振と完璧に抑え込まれ敗れるも、その名を甲子園の歴史に刻んだ。この打撃が落合監督の目に止まり、中日にドラフト1位で入団すると、2015年にはベストナイン。2018年にはゴールデングラブ賞を受賞し、近年では打率を残すバッティングも身に着け主力として活躍している。
20190405中日 平田


1位 根尾昂(大阪桐蔭)
近年の甲子園の二刀流といえば間違いなく、この選手であろう。2年春に初めて甲子園に出場した際には、投手・ショート・センターと重要なポジションばかりオールラウンドにこなし、センバツ制覇に貢献。2年夏にはライトのレギュラーとして4番を務めるなどして、3回戦まで進出した。そして圧巻だったのが5番投手兼ショートとして活躍した最終学年で、3年春のセンバツでは打っては打率.500の8打点、投げては明秀日立戦で1失点完投勝利、準決勝の三重戦では8回無失点、決勝の智弁和歌山戦では2失点完投勝利をあげて優勝。3年夏の甲子園では、打っては打率.429、渡邊(浦和学院→西武)・吉田(金足農→日本ハム)からの1発を含む3ホーマー、投げては沖学園戦と浦和学院戦で先発を務め、それぞれ勝利投手となっている。プロの世界でも二刀流として期待されたが、4球団強豪の上に指名した中日では野手一本で勝負することを決意。今年はメインのショートに加えて、オープン戦ではセカンドや外野などマルチにこなしレギュラー獲得を狙う。
20190824中日 根尾


惜しくも5位に以内に入れなかったものの、他にも甲子園で活躍した中日の選手は以下の通り
・岡田俊哉(智弁和歌山)
・岡野祐一郎(聖光学院)
・清水達也(花咲徳栄)
・郡司裕也(仙台育英)
・溝脇隼人(九州学院)
・福田永将(横浜)
・堂上直倫(愛工大名電)
・渡辺勝(東海大相模)
etc



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球団別に甲子園のスターを勝手にランキング【オリックス編】

来月からプロ野球も開幕する可能性があるということで…
今日から各球団に属する甲子園のスター達を勝手にランキング形式で紹介してきます。

ランキングは、その他の実績などは関係なく、甲子園での活躍のみを基準として独断と偏見でつけているだけなので悪しからず…。

2回目はオリックス編です。

5位 田嶋大樹(佐野日大)
2014年春(3年春)のセンバツでは、Max145㌔を誇る注目の左腕として出場。初戦でいきなり鎮西相手に無四球12奪三振の完封勝利という最高の滑り出しをみせると、続く智弁学園戦では岡本から2三振を奪うなど10回まで力投しチームのサヨナラ勝ちを呼び込み、準々決勝では明徳義塾の岸と11回まで投げ合い7-5で勝利。疲労の蓄積もあったか、準決勝ではこの大会を制する龍谷大平安に敗れてベスト4で敗退となるが、前評判通りの素晴らしいピッチングをみせた。ここでプロの評価をあげドラフトでも十分に指名される力もあったものの、卒業後はJR東日本に入社するとそこでも順調に成長し、目玉として注目された2017年のドラフトではオリックスから1位指名を受ける。1年目には6勝をあげるも肘痛で離脱し、2年目の終盤には復帰。今年はシーズン通して先発投手としての活躍が期待される。
20180218オリックス 田嶋


4位 西浦颯大(明徳義塾)
1年夏こそ高知大会の不振が響いて甲子園ではベンチ外となったものの、そこから4季連続で甲子園に出場。特に4番ファーストとして出場した2年夏には、初戦の嘉手納戦で満塁ホームラン、準決勝でも優勝した作新学院から2安打を放つなど大会通じて打率.429の活躍でチームのベスト4入りに貢献した。その他は主に3番ライトとして出場していて、強肩を生かしたレーザービームでも観衆を沸かした。2017年のドラフト会議ではオリックスから6位指名を受けて入団。2年目となった昨年は1軍で77試合に出場しており、強肩・俊足はすでに高レベルにあるだけに、あとは打力をアップさせて、今年はレギュラー定着を目指したい。
20200224オリックス 西浦


3位 吉田凌(東海大相模)
2年夏に甲子園デビューとして、盛岡大付戦で2回を投げて3奪三振無失点。3年夏には小笠原(中日)との2枚看板として甲子園に返ってくると、Max151㌔のストレートと縦に大きく曲がるスライダーを武器に3試合に先発。初戦となった聖光学院戦では9回途中まで1失点の好投をみせ、準々決勝の花咲徳栄戦こそ4回途中で降板するも、続く準決勝では2三振を奪うなど核弾頭のオコエを封じて7回1失点の好投で、決勝戦の小笠原にバトンをつなぎ、チームの全国制覇に貢献した。ドラフト会議ではオリックスから5位指名を受けて入団し、昨年は中継ぎとして1軍で4試合に登板を果たしており、今年は1軍定着を目指したい。
20190215オリックス 吉田凌


2位 大城滉二(興南)
興南では1個上のエース島袋を擁して2年春夏と甲子園に出場。2年春は守備力を買われて、背番号は15ながらこの大会からショートのレギュラーをつかんだばかりで打順は9番であったが、好守で島袋を盛り立てるだけでなく、打撃でも決勝の日大三戦では現在はチームメイトとなっている山崎(日大三)から3安打を放つなど打率.318の活躍で優勝に貢献。夏も決勝の東海大相模戦ではタイムリーヒットを2本放つなど、春を上回る打率.421、さらに俊足を生かして4盗塁をマークする活躍をみせて春夏連覇に貢献した。その後は立教大に進学すると、1年春からレギュラーとなりリーグ戦通算112安打をマークし、ベストナイン2度、大学日本代表も経験するなど輝かしい実績を残して2015年のドラフト会議で3位指名を受ける。内野ならどこでもこなせる器用さで1年目から1軍に定着して活躍しているが、今年はレギュラーの座を確固たるものとしたい。
20190302オリックス 大城


1位 山崎福也(日大三)
2年夏の甲子園には5番ファーストとして出場すると、3年春のセンバツには今度はエースとして出場。このときのチームには1個下に高山(阪神)・横尾(日本ハム)・畔上(Honda鈴鹿)といった、翌年に夏の甲子園を制する強力メンバーがいた。山崎は187㎝からの角度と威力があるストレートに持ち味の安定した投球で、初戦の山形中央戦では4失点完投勝利、続く向陽戦では1失点完投勝利をあげると、準々決勝では現在のチームメイトでもある敦賀気比の4番吉田を併殺を含む3打数ノーヒットと完璧に抑えて完封勝利。有原(日本ハム)との投げ合いとなった準決勝では4回で降板するもチームは延長戦を制して決勝にコマを進めると、興南との決勝では島袋との投げ合いを繰り広げるも、延長12回に力尽きて準優勝に終わった。また打っても5番打者として5試合全てでヒットを放ち、大会を通じてはなったヒット13本はセンバツの最多タイ記録となっている。その後は明治大に進学すると、3年春秋はともにベストナイン(投手)に輝くなど、東京六大学通算20勝をあげて、2014年のドラフト会議でオリックスから1位指名。昨年は36試合に登板するなど先発にリリーフにとあれこれこなしているが、本来の力はまだ発揮できていない。



オリックスから来年から3軍制を設けることになっていて、昨年のドラフトこそ高校生を多く指名したが、それまでは社会人選手の指名が多い球団であったので、甲子園で実績を残してすぐに入団という選手はそれほど多くはない。

惜しくも5位に以内に入れなかった甲子園で活躍した選手は以下の通り
・宮城大弥(興南)
・山岡泰輔(瀬戸内)
・澤田圭祐(大阪桐蔭)
・福田周平(広陵)
etc



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球団別に甲子園のスターを勝手にランキング【ヤクルト編】

来月からプロ野球も開幕する可能性があるということで…
今日から各球団に属する甲子園のスター達を勝手にランキング形式で紹介してきます。

ランキングは、その他の実績などは関係なく、甲子園での活躍のみを基準として独断と偏見でつけているだけなので悪しからず…。

初回はヤクルト編です。

5位 奥村展征(日大山形)
2013年夏の甲子園では4番ショート主将としてチームを牽引し、日大三・作新学院・明徳義塾という名立たる強豪校を破り、山形勢初のベスト4進出を果たした。3試合で11打数3安打ながら、放ったヒット3本は全て長打であり、日大三戦では先制2ラン、明徳義塾戦では岸(西武)からタイムリー3ベースを放っており、さらに四死球も6個選ぶなど打撃での貢献度は高かった。ショートの守備でもグラブ捌きや三遊間の深い位置からの送球などで観客を魅了した。ここで名をあげると、ドラフト会議では巨人にドラフト4位で指名され、翌年には相川のFA移籍に伴う補償としてヤクルトに移籍し、今季は内野のレギュラー獲得を目指す。
20190803ヤクルト 奥村


4位 古賀優大(明徳義塾)
明徳義塾の正捕手として、2年夏・3年春・3年夏と3度も甲子園に出場。2年夏と3年春はともに初戦敗退であったが、4番捕手として迎えた最後の甲子園(2016年夏)では躍動し4強入り。エース中野を好リードし、セカンド送球1.78秒の強肩で3度も盗塁を刺し、打っても4試合全てマルチ安打を達成して、打率は.625をマーク。特に準々決勝の鳴門戦では河野(日本ハム)、準決勝の作新学院戦では今井と好投手と当たってのマルチ安打は評価できるものであった。ドラフト会議では5位指名を受け入団し、今季はオープン戦で9打数6安打と結果を残し、中村VS嶋の正捕手争いに若手の有望株が参戦する形となっている。
20160321明徳義塾 古賀

20180506ヤクルト 古賀



3位 高橋 奎二(龍谷大平安)
足を高くあげるフォームから左のライアンの異名ととった左腕は、2014年(2年春)のセンバツでは、元氏・中田とともに平安の3本柱として活躍。2回戦の八戸学院光星戦では9回途中まで2失点の好投、準々決勝の桐生第一戦ではリリーフで4回無失点、準決勝では佐野日大の田嶋(オリックス)との投げ合いを制して1失点完投勝利をあげるなど、3勝をあげてチームのセンバツ制覇に貢献。2年夏の甲子園では初戦の春日部共栄戦で無失点の好リリーフをみせ、完全にエースとなった3年春のセンバツでも浦和学院戦で10回まで無失点の好投をみせるも、11回に2点を失った敗れた。3年夏はケガもあり思うように投球ができなかったものの、秋のドラフトでは3位指名を受ける。昨年は19試合に先発しており、今年はローテの中心として期待される。
20190710ヤクルト 高橋


2位 近藤一樹(日大三)
2001年の春夏ともに日大三のエースとして甲子園に出場。チームは都築・内田・原島といった強力打線が準決勝まで全て7点以上をあげる猛打ぶりを発揮し、近藤も大会の序盤は失点を重ねることもあったが、徐々に調子をあげていくと、準決勝では横浜から完投勝利をあげ、決勝も「3本の矢」の近江とは対照的に1人で投げぬいて2失点完投勝利をおさめ優勝を決めた。ドラフト会議では近鉄にドラフト7位で指名されて入団。都築・内田・千葉も指名され、高校1チームから4人が指名されたのは史上最多である。その後近鉄の消滅によりオリックスに在籍し、トレードでヤクルトに移籍すると2017年から3年連続で50試合以上に登板するリリーフとして活躍。ちなみに近鉄に在籍していたプロ野球選手で現役なのは、岩隈・坂口とこの近藤だけである。
20190710ヤクルト 近藤


1位 奥川恭伸(星稜)
昨年の甲子園を沸かせた右腕は、2年春から4季連続でエースとして甲子園に出場。2年夏には開幕戦で勝利投手となると、2回戦の済美戦では4回まで1失点の好投をみせるも、その後足をつって降板するとチームは8点差を追いつかれ大逆転負け。3年春のセンバツでは初戦で履正社相手に3安打17奪三振完封う勝利をあげるも、サイン盗み騒動もあった続く習志野戦では2-3で敗れる。最後の甲子園となった3年夏には、初戦で旭川大を完封すると、リリーフとして登板した2回戦では154㌔をマーク。智弁和歌山戦ではタイブレークを含む14回1失点の熱投をみせ、準決勝の中京学院大中京戦では7回無失点の好投で決勝にコマを進めた。全試合で53㌔以上をマークし、変化球・コントロールの精度の高さも光って大会はおろか甲子園歴代でもトップクラスの投球をみせていたが、決勝では履正社にリベンジを許してしまい準優勝に終わった。ドラフト会議では3球団強豪の末にヤクルトが交渉権を獲得して1位で入団し、1年目ながら即戦力としての期待も高い。
20190813星稜 奥川


ヤクルトは王道ルートというよりは、他球団がマークしていないような意外な選手を指名することが多い。その影響もあってか他球団よりは甲子園の実績が多いという選手は少ない。ただ昨年に関しては甲子園の目玉であった奥川の交渉権をくじ引きの末に獲得し、奥川をランクでも1位とさせてもらった。

惜しくも5位に以内に入れなかった甲子園で活躍した選手は以下の通り
・寺島(履正社)
・原(東洋大姫路)
・山田(履正社)
・西浦(天理)
・武岡(八戸学院光星)
etc



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テーマ : プロ野球
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これを機に甲子園至上主義からの転換を…

夏の甲子園は中止になりましたね。
個人的にこの中止に関しても言いたいことは山ほどありますが、まぁ何を言ってもサジを投げた高野連が再検討するということはないでしょう…。8月に甲子園球場で高校野球の全国大会が開かれることはもうない。

甲子園中止の反響の大きさは、分かっていた話ではあったけど、とてつもないものだと改めて実感している。
スポーツの中のたかが1競技の全国大会の話なのに、約30競技にも及ぶインターハイが中止になったときをはるかに凌ぐ話題性というのは、他のスポーツ好きからすると、違和感を通り越すものがあるのではないか?

それだけに甲子園という存在は大きいものになっているが、個人的には存在が大きくなりすぎていると感じている。甲子園は高校野球のうちの一部にすぎず、夏でいえば3800試合ほど行われる中の、ほんの48試合ほどである。それでもこの春のセンバツに限って投球制限が導入されたように、高校野球のルールは甲子園を中心に決められていく。

さらにに全国大会という意味合いでなく、甲子園という場所が過剰に神格化されすぎているのでは?と思っている。確かに甲子園球場という場所は素晴らしい野球場だ。プロでも人工芝が主流となる時代において、内野の黒土・外野の天然芝を阪神園芸の徹底した管理でキープした球場の美しさは芸術に近いものがあり、自分も初めて甲子園を自分の目で見たときには心の中で沸き立つものがあった。その反面甲子園が野球場という観点から見ると、収容人数がトップということはあるものの、他のプロ野球で使われている球場と比べて格別な機能をもっているかというとそうではない。最近では猛暑を避けるために、大阪ドームでやれというような意見もあるが、個人的にはそれはそれで大いに結構と自分は高校球児時代から思っていた。

ある程度の規模の球場は必須となるが、甲子園でなくても、高校野球の全国大会は開催可能であると思う。それでもそんな案を普段出そうものなら、高校球児を含む多くの人たちは反対するだろう。それはよく言えば文化の踏襲であるが、悪くいけばある種の先入観に基づく偶像的なものなのかもしれない。今年も甲子園は中止になった一方、県ごとの代替大会に関しては(状況次第ではあるが)許可されている。ただ県で優勝した先に甲子園がないとなると、その大会のモチベーションも気になるところである。

ではその県ごとの優勝チームを集めて、試合を行うのはどうなのだろうか?少なくともコロナの状況が許せば、練習試合と銘を打って、チームを集めること自体は禁止ではないはずだ。1ヶ所には…というのであれば、地方ごとに集まり春秋にやっているような地方大会を実施する。そしてこの優勝チームのみをどこかに集めて、1位のチームを決める大会を行う。これだけ甲子園で実施するくらいなら、甲子園側の調整もできなくはない。これが実現できれば、=全国大会の実施ということなり、このようなことをリーダーシップをとってやる人or団体がいれば、それは大歓迎されるだろう。

つまり例年では大反対される甲子園以外での全国大会実施が今年は大歓迎されるという状況だ。甲子園以外で全国大会が実施できれば、以下のようなメリットがある。

①暑さ対策
ドームで試合ができれば選手も、またそれを見ている観客も熱中症で倒れることはない。

②大会日程の短縮、混雑緩和
例えばメインの試合は甲子園でやるにしても、1・2回戦を舞洲やほっともっとフィールドとかで同時並行的にやれば、1・2回戦が早く終わり、大会全体としての日程短縮が見込める。また観客も分散することで、今の甲子園の大混雑の緩和にもつながる。さらには昼時に試合をしないなどとすることで上述の暑さ対策にもなる(実際にサッカーとは複数スタジアムでやってるよね)。

③大会運営の健全化
現在高野連は甲子園に対して球場使用料を払っていない。テレビの放映料を貰っていないことと同じで、これは旗から見れば、明らかに異様なことである。ただこの体制は甲子園オンリーで全国大会を行っている以上は続くと思われる一方、他の球場も使うとなるとそこはタダとはいかなくなるだろう。このほかにも高野連という古く腐った組織の根底を変えるには、=となりつつある甲子園球場の在り方を変えることが必要である。

1度やってしまえば、甲子園に対する思いが偶像的なものであることに気づくかもしれない。そして来年以降も「これでいけるじゃん」となれば、上記のような問題を解決した全国大会の運営が今後も可能となる。

世間ではコロナにより、これまでの先入観を転換させる新しい生活様式が求められている。リモートワークも実際にやってみたところ、「会社行かなくても仕事できるじゃん」という部分もそれなりにあったであろう。これを高校野球にも当てはめることはできないだろうか?今年甲子園が開催されないのは残念極まりないことだが、それはもう決定事項である。球児たちには代替大会の開催+αの提供を考えるべきであり、また甲子園に出場できなくても彼らが納得できる形を目指して欲しい。それに加えて今回の中止を今後の甲子園の在り方を変える上でのチャンスというような捉え方もして欲しい。



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テーマ : 高校野球
ジャンル : スポーツ

今年は守備職人のショートが多い今年のドラフト候補

今年のドラフト候補には、ショートを守るいわゆる守備職人が多い。ドラフト候補ともあれば、守備もさることながら、パワフルな打撃が注目されがちであるが、今年はまさに守備で飯を食べていくタイプの選手が多いのだ。プロ野球選手でいえば、元ヤクルトの宮本、最近だと西武の源田や日本ハムの中島といった系統の選手である。今日はそんなタイプのドラフト候補たちを紹介していきます。

まずその代表格であるのが九産大の児玉。身長165㎝と小柄な選手であるが、50㍍5.9秒の俊足を誇り、忍者のような身のこなし、さらには華麗なグラブ裁きの守備は一級品である。九産大では2年春にショートのレギュラーとなり、打ってもバットを短く持ち、粘り強く右方向にも打てる嫌らしい打者であり、打率.385をマークしてリーグ制覇に貢献。全日本大学野球選手権にも出場すると、そのまま大学日本代表候補合宿にも参加。ここで生田監督の目に止まり、代表の座を射止めると、日米大学野球選手権、ハーレムベースボールウィークとともに2年生ながら大学日本代表の正ショートとして活躍。3年生となった昨年も同様に大学JAPANの正ショートを務め、3年秋からはチームの主将にも就任している。今年は九産大の大久保監督が大学日本代表の監督に就任することもあり、大学日本代表の中心として期待されていただけに、大会が中止になってしまったのは残念な限りである。
20190622九州産業大 児玉


児玉を絶賛して日本代表に抜擢した生田監督であるが、自チームの亜細亜大でも素晴らしいショートを育てている。矢野はフットワークの良さに加えて、遠投120㍍の強肩を誇るショートストップで1年春から亜細亜大でスタメン出場を果たしていた。守備は一級品である一方、打撃に関しては選球眼の良さなどはあったもののやや物足りなさがあったが、昨秋にはその課題を克服して、リーグ戦で打率.415をマークして首位打者を獲得。さらに50㍍5.9秒の俊足で盗塁王も獲得し、ベストナインと合わせて飛躍の年となった。これによりスカウトの目も変わり、矢野本人からも(コロナ前ではあるが)「プロ一本」という言葉も出ていた。今年はチームの主将も務め、昨年の首位打者が一過性なものでないことを証明したかったが、春季リーグは中止となってしまったのは残念な限りである。
20190522亜細亜大 矢野2


同じく東都では国学院大の小川も、昨年は大学日本代表に名を連ねたショートストップである。もともと攻撃的守備で定評のある前橋育英でその守備力の高さで1年夏からショートのレギュラーを獲得した逸材は、国学院大でも2年春にショートのレギュラーを獲得すると、打率.400をマークしていきなりベストナインを受賞。同期には中山がおり、2年秋には1度レギュラーの座を失うも、3年春に再び奪還すると、3年夏には大学日本代表入り。フットワークの良さに加えて、捕ってから送球までのスピードが早く、見ていて花のあるショートは、走っても50㍍5.9秒の俊足である。こちらも矢野と同様に今年はチームの主将にも就任し、ドラフトイヤーを迎える。
20190622国学院大 小川


今年から慶応の主将をつとめる瀬戸西も、大久保前監督から大学トップクラスと評された守備力をもつショートである。瀬戸西は打球の反応がよく守備範囲も広いので、難しい打球も簡単に(見えるように)処理してしまう宮本タイプであり、送球の正確性でいえばこの4人の中でもNo1であろう。慶応大では2年春よりショートのレギュラーを務めるが、打撃に関しては8番などが多く、リーグ戦通算打率は.213。ただいいところで打てるバッターでもあり、昨秋の神宮大会では3試合で打率.500、6打点と活躍して、チームの日本一に貢献。さらに打力には力強さで出てきており、1番を務める今年はオープン戦で先頭打者ホームランを放つなど打撃開花の片鱗も見えてきている。
20200321慶応大 瀬戸西


4人とも素晴らしいショートであることは疑いの余地はないが、元来であればプロが好むのはパワフルで打撃も武器とできる選手。今年の大学候補でいえば、元山(東北福祉大)・大庭(専修大)・吉位(中京学院大)あたりが、そういったタイプのショートであろう。ただちょうど4年前には源田がそのような評価のショートであり、いまはゴールデングラブ賞はもちろんのこと、ベストナインを受賞するようなショートにまで成長している。今年はコロナの影響もあるので難しいところもあるが、この4人のショートにプロがどのような評価をして、ドラフト会議でどのような結果になるのかが楽しみである。


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今年1番早くデビューしたルーキーはカナフレックスの安田

といってもピンとは来ないかもしれない。
なぜならKBO(韓国プロ野球)の話だからだ。

安田はヤクルトスワローズJr、浦和シニアでは全国ベスト8、そして早稲田実業に入学とまさにエリート街道であった。パンチ力のある打撃をはじめとして走攻守揃った外野手であり、早稲田実業でも1年夏から1番打者として活躍。2年夏には3番センターを務として活躍し、同じく2年生に重信(巨人)・真鍋(元JX-ENEOS)、1個上に小野田(東京ガス)・土屋(元JFE東日本)と有力選手の揃ったチームは西東京大会を制覇して甲子園に出場。甲子園ではネクストバッターサークルで腕立て伏せをする姿から、「腕立て王子」という愛称も獲得。2回戦では中京大中京と対戦すると4安打4打点3得点の活躍、1番重信・2番真鍋・3番安田の2年生トリオで合わせて14安打と爆発して、21-7と磯村(広島)率いる前年度の王者に完勝した(スコア)。

2年秋からはチームの主将も務め、重信・真鍋に加えてエース内田(元JX-ENEOS)に、1個下の八木(トヨタ自動車)と前チームから逸材の残った有望な世代であったが、西東京のライバルの日大三は吉永(元JR東日本)・横尾(日本ハム)・高山(阪神)・畔上(Honda鈴鹿)というそれを上回る最強世代であり、3年夏の西東京大会では安田自身も22打数12安打としっかりと結果は残したものの、決勝ではこの日大三に1-2と惜敗してしまった。この日大三がこの後、夏の甲子園を制したことは言うまでもないだろう。

早稲田実業ということでそのまま早稲田大に進学。同期には茂木(楽天)をはじめとして、吉永・重信・河原(トヨタ自動車)・丸子(JR東日本)・道端(明治安田生命)といった、早稲田の中でもそうそうたるメンツが揃った世代であり、この世代は4年時には春秋ともリーグ連覇をはたすなど結果を残している。その中でも安田は1年春からベンチ入りをはたし、早慶戦では初安打となる2ベースを放つなど早くから頭角を現していた。

ただ詳細は分からないものの1年夏に安田は早稲田大の野球を退部し、東京メッツというクラブチームでプレーすることになる。ここまでエリート街道まっしぐらから、安田のちょっと変わった経歴が始まる。早稲田大に在学しながら、3年時の2014年からは群馬ダイヤモンドペガサスでプレーし、1年目からリードオフマンとして打率.351、21盗塁という活躍をみせて一躍ドラフト候補に躍り出る。しかしまだ大学在学中であったことが暗黙のルール的に災いしたのかこの年の指名はなく、分配ドラフトにより新球団の武蔵ヒートベアーズに移籍した翌年は打率.288と前年ほどの活躍は見せられなかった。

この年で早稲田大を卒業したこともあり、翌年からは社会人野球の企業チームであるカナフレックスに入社。1年目からセンターとして活躍し、3年目には日本選手権に出場。昨年はJABA長野大会で3番打者として出場している姿を見て、個人的には3番安田4番北川(元楽天)というコンビには非常にテンションが上がったものであった。
20190413カナフレックス 安田1

20190413カナフレックス 安田2
↑カナフレックス時代の安田

ただ昨年で社会人野球も4年目となるとNPBからの指名も厳しいと本人もコメントしており、KOBのトライアウトに参加。実は在日3世ということもあり、韓国でも外国人にはならないということもあり、その後のドラフト会議で斗山でアーズに指名されて、今年からプロ野球選手となった。斗山ベアーズは春先に宮崎でキャンプをしており、宮崎球春ベースボールゲームズにも参加していたので、個人的にはニアミスしてしまった(安田がいるとは知らずに別の試合を見ていた)のは残念だ。

ご存じの通り日本より早く、5月5日にKBOは開幕すると、安田は開幕戦から代走で出場。10日の試合では4回から守備につくと、初安打となるヒットを含む2安打をマークしている。斗山は昨年の韓国チャンピオンであり、レギュラー獲得は容易でないものの、sの活躍には是非とも期待したい。

 早稲田実業(高校野球)
→早稲田大(大学野球)
→東京メッツ(クラブチーム)
→群馬ダイヤモンドペガサス(独立リーグ)
→武蔵ヒートベアース(独立リーグ)
→カナフレックス(社会人野球)
→斗山ベアーズ(KBO)

野球選手が多いが、1人で高校野球→大学野球→クラブチーム→独立リーグ→社会人野球とNPB以外のほぼ全てのカテゴリーを制覇した選手はなかなかいないだろう。今は上述のようにKBOで頑張っているが、ここで成績を残して、NPBに来るという姿には大いに期待したい。その場合はやっぱりマック鈴木とかと同じで、ドラフト会議での指名が必要になるのかな?



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高校時代控え投手からドラフト候補へ

分業制が進んできたとはいえ、エースという存在が際立つのが高校野球。力ただ大学野球ともなると、先発は2人は必要ですし、リリーフなども含めて必要な投手の枚数が増えるために投手の活躍の場が増えてくる。さらに高校時代は絶対的エースがいたためにエースでなかった実力者も、そのエースがいなくなれば大学ではエースとなったりもする。

そんなわけで今回は高校時代はいわゆる控え投手であったが、今年のドラフト候補となっている大学生投手を紹介していきます。

まずその筆頭格となるのが、ドラフト1位候補とされている東海大の山崎。明石商では149㌔右腕として注目されていたものの制球などに課題があり、明石商では3年春にセンバツ4強入りを果たしたときはエース吉高が全試合完投で、山崎に登板の機会はなかった。ただセンバツ後には課題を克服し、3年春の兵庫大会決勝では報徳学園から完封勝利をあげるも、ダブルエースとして期待された3年夏は肘痛の影響で外野手のみの出場となる。ただ東海大ではMaxを153㌔にまで伸ばし、カットボールを最大の武器とするなど、そのポテンシャルを開花させ、2年春から先発に定着すると、3年春秋は連続でリーグMVPに輝き、大学日本代表にも名を連ねた。今年は右肘の靭帯を断裂してしまい離脱しているのがプロとしても気がかりだが、プロ入りを希望すれば指名は間違いない。是非とも秋季リーグまでには復帰して、高校時代のエースであった日体大の吉高との投げ合いも見たいものだ。
20191031東海大 山崎


山崎が離脱したことによって、東海大の投手陣の中心として期待される松山も、東邦時代にはエース藤嶋(中日)がいたために、メインは3番ライトであり、投手としては2番手という扱いであった。それでも3年夏は藤嶋が不調気味だったこともあり、甲子園で3試合に登板し、最終回に5点差を逆転した伝説の光星学院戦でも、6回2/3のロングリリーフをみせ勝ち投手となっている。東海大ではサイド気味のフォームからのMax147㌔のストレートとスライダーが武器の左腕として活躍していて、ロングリリーフもこなすなど使い勝手の良さも際立ち、3年秋は5試合に登板して防御率0.79。プロの世界でも左バッターキラーになれそうな存在な投手である。
20190616東海大 松山


4年前の夏の甲子園を制した作新学院は、エース今井(西武)が全試合に先発して栄冠を勝ち取ったが、このとき控え投手であった2人も現在はドラフト候補になっている。このときの甲子園では4番ファーストとして3試合連続ホームランを放った入江は、そもそも春までは今井を抑えてエースであったこともあり、明治大に進学すると投手に専念。186㎝の長身から投げ下ろすMax151㌔のストレートを武器に1年春からリーグ戦で登板を重ね、3年秋には8試合に登板して防御率0.82という活躍をみせ、冬には大学日本代表候補合宿にも参加。今年は明治大のエースとして期待されている。甲子園では背番号10であった左腕の宇賀神も、Max143㌔のストレートにスライダー・チェンジアップを武器として、富士大では3年春に防御率0.61の活躍で、最優秀防御率と優秀選手賞を受賞している。
20181117富士大 宇賀神2


同じく4年前の甲子園では2回戦で履正社×横浜という超強豪対決が実現した。このときの横浜の先発はエース藤平(楽天)でなく、左腕の石川であった。その石川は法政大に進学すると、2年春からリリーフとして活躍し、2年秋にはリリーフながら3勝をあげ、防御率も0.63という活躍。ややシーズンごとに波が激しいが、左腕ながら正真正銘のオーバースローで投げ下ろすMax146㌔のストレートには角度があり、今年の活躍次第では十分に指名もあり得る逸材だ。履正社にはエース寺島(ヤクルト)、さらには日本ハムの指名を拒否した2番手山口(JR東日本)という左腕2人がおり、当時から140㌔を超える右腕であった大畑は何とベンチ外であった。しかし奈良学園大では182㎝90㎏という体格からのMax147㌔のストレートを武器に、2年春には5勝をあげて最優秀投手賞を獲得し、3年秋にもベストナイン(投手)を受賞し、今年はプロ注目の右腕となっている。
20180513法政大 石川


横浜に勝利した履正社であるが、次戦では常総学院のエース鈴木(法政大)の前に打線が沈黙し敗退。常総学院の2番手であったサイド右腕の倉田は、秀岳館戦で5回無失点の好投をみせるなど、履正社戦以外の3試合ではいずれもリリーフで甲子園のマウンドにあがった。倉田はサイドスローからのMax145㌔のストレートに、曲がり幅の異なるスライダーを操り、ツーシームなども駆使する器用な投手であり、立正大では3年秋に開幕投手を務めるなど活躍。3年春にはリーグ3位の防御率1.64をマークしているものの、なかなか打線の援護がなく、ここまでリーグ戦では勝ち星がないものの、舘山のような投手になり得る逸材である。
20190410立正大 倉田


昨年の明治神宮大会では4強入りを果たした城西国際大の舘も、平塚学園ではエースは高田(法政大)であり、3年夏は背番号19で3・4番手という扱いであった。ただ城西国際大では2シームやカットボールを駆使した投球を身に着け躍進すると、3年秋には4勝、防御率0.92でリーグ制覇に貢献。明治神宮大会の出場をかけた横浜市長杯では準決勝で白鴎大を完封し、決勝の東海大戦でも好リリーフをみせ最優秀選手賞を受賞。今年も中島と城西国際大の2枚看板として期待されていて、スカウトも注目している。
20191031城西国際大 舘


最後に紹介したい赤上は、高校時代はもはや投手ですらなかった。角館では絶対的エースとして小木田(TDK)がいたこともあり、赤上は1番ショートとして活躍していた。東北公益文科大にもショートとして入学するも、その肩の強さを見込まれて投手に転向すると、いきなり1年秋にはリリーフとして6試合に登板して防御率0.79といい成績を残す。2年秋からエースとなり、3年春にはリーグ2位の防御率0.09をマークすると、3年秋には4勝をあげてチームを10季ぶりのリーグ制覇に導き、MVPに輝いた。ストレートはMax153㌔をマークするまでになり、まだ投手経験が浅くコントロールなどに課題はあるものの、それがプロから見れば逆に伸びしろでもあり、ポテンシャルも含めて指名されることもありそうだ。


以上です。


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社会人野球 各チームのドラフト候補筆頭は【近畿後編】

社会人野球の各チームの中で、ドラフトでの指名に1番近い(と個人的に思っている)選手を紹介していきます。
本日は関西のチームの後編です。

大阪ガス
阪本大樹 投手
昨秋の日本選手権MVP投手は、今年プロの世界に進むのだろうか?阪本は履正社では1年秋から東野・東とともに3枚看板として活躍し、2年春・3年春には甲子園に出場。関西大では、カットボールやスライダーを駆使した投球術に磨きがかかり、2年秋から本格的に先発投手として活躍すると、4年夏には日米大学野球で敢闘賞を受賞する活躍をみせ、4年秋に62イニング連続無失点で、防御率0.40、5勝という圧倒的な成績でMVPを獲得。大阪ガスでも入社当初から先発を務め、昨年の日本選手権では決勝の日本生命戦で1失点完投勝利をあげるなど先発として3勝をあげてMVPを獲得。日本選手権がドラフト後でなければ、昨年の時点で指名されていただろうという素晴らしい投球であった。今年は都市対抗がドラフト後で、その前の日本選手権は中止なので、実績という面ではドラフト候補の中で間違いなくトップクラスの投手である。
20190714大阪ガス 阪本2


NTT西日本
辻本勇樹 捕手
戸柱(DeNA)、大城(巨人)と続いたNTT西日本の捕手の系列を引き継ぐのが今年2年目を迎える辻本である。辻本は北海から仙台大に進学すると1年秋から正捕手を務めると、リーグ戦では4度のベストナインを受賞。打っても中軸を務め、3年秋には3ホーマーを放ち本塁打王、リーグ戦通算打率は3割を超えている。NTT西日本には入社直後のスポニチ杯から正捕手となり、都市対抗・日本選手権でもともにチームを8強まで導いた。冬にはAWBの日本代表のメンバーとしても、優勝に貢献した。プロから見ればキャッチャーとしての能力の高さも魅力だが、キャッチャーながら俊足も兼ねそろえている万能選手であり、場合によっては他のポジションでも使えそうな逸材であり、今年の社会人野球の捕手としては間違いなく1番人気であろう。
20190502NTT西日本 辻本

三菱重工神戸高砂
根来祥汰 外野手
高校時代からその名をとどろかせたスピードスターが、課題を克服しプロの世界に飛び込むか?滝川第二では3年夏の甲子園で.571というハイアベレージを残し、またその俊足が観衆を魅了し、当時からプロにも注目されていたが、三菱重工神戸高砂に入社。1年目から代走などで活躍するも、バッティングはまだ社会人野球の球を捉えられるレベルではなかった。しかし3年目を迎えた昨年は、その打撃がついに開花すると1番打者に定着し、都市対抗2次予選では打率.417をマークし、都市対抗の本戦でも1・2番打者としてスタメン出場を果たした。もともと50㍍5.9秒の俊足、強肩も兼ねそろえた守備はプロにアピールできる代物であるだけに、この打撃がプロでも通用すると評価されれば、まだ高卒4年目と若いこともあり、指名は十分にあり得るだろう。
20171102三菱重工神戸高砂 根来


日本製鉄広畑
川瀬航作 投手
社会人野球界で1年目から名をあげた変則右腕は、プロからの注目度も高い。川瀬は米子松蔭から京都学園大に進学すると、3年春からエースを務め6勝敗けなしの防御率0.98でMVPを獲得、4年春にも5勝敗けなしの防御率0.88でMVPを獲得すると、全日本大学野球選手権では日大国際関係学部から完封勝利をあげて、その名を全国に轟かせた。日本製鉄広畑でも1年目からチームの中心投手として活躍し、都市対抗2次予選では3勝、防御率0.42の活躍をみせた。川瀬の魅力は何といっても全身を使った独特なサイドスローのフォームから繰り出すMax148㌔のストレートであり、これにスライダーやサイドながらSFFを武器としている。足のあげ方も独特でタイミングも取りづらく、プロでもなかなかいない希少な投手であり、欲しがる球団はありそうである。
20190716日本製鉄広畑 川瀬



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社会人野球 各チームのドラフト候補筆頭は【近畿前編】

社会人野球の各チームの中で、ドラフトでの指名に1番近い(と個人的に思っている)選手を紹介していきます。
本日は関西のチームの前編です。

日本生命
越智達矢 外野手
1年目ながら日本生命の4番を務めたとなると、ドラフト解禁となる今年プロが放っておくわけはない。丹原高時代から高校通算47発の強打者として注目されており、明治大に進学すると3年春より主に4番打者を務め、4年春には打率.362、ホームラン3本、14打点という大活躍でベストナインを受賞し、4年夏にはFISU世界大学野球選手権大会の日本代表にも選出された。日本生命でも都市対抗2次予選か5番打者として定着すると、1年目にも関わらず都市対抗では4番に座った。日本選手権では、東京ガス戦でホームランを含む4安打5打点の活躍をみせて、4番打者として準優勝に貢献した。持ち前のスイングスピード・長打力に加えて、身体能力の高さを生かした強肩や走力も魅力であり、高校時代からプロに注目されていた逸材が、社会人野球での活躍も経て、ついにプロの門をたたくこととなるだろうか。
20190723日本生命 越智


パナソニック
片山勢三 内野手
社会人野球で1番スラッガーという言葉が似合う男(=片山)が、昨年の雪辱に燃える。門司学園では4番捕手として活躍し、3年夏には福岡工大城東戦でサヨナラ場外3ランを放つなど高校通算32発をマーク。九州共立大では打撃を生かすためにDHまたはファーストに専念しすると、体重が増えたおともあり、その長距離砲としての力をさらに開花させ、4年間でリーグ戦通算打率.339、14本塁打をマーク。4年秋の明治神宮大会では、今年のドラフト候補No1投手との呼び声高い栗林から2本のホームランを放っている。パナソニックでも1年目から中軸を務め、公式戦6ホーマーで1年目から社会人野球の年間表彰で本塁打王、ベストナインを獲得。しかしプロ入りが期待された昨年は、打率.228と精彩を欠き指名は見送られた。176cm105kgというややぽっちゃりした体格、ホームランを打った後のバット投げのかっこよさといった豪快な打撃は見る人を引き付けるものがあり、確実性さえ復調してくればプロとしては是非とも欲しい選手であろう。
20190713パナソニック 片山2


日本新薬
藤川昴蓮 投手
日本新薬では2年目を迎える藤川は、その力を開花させられれば、すぐさまプロからの指名もあり得る逸材だ。京都外大西時代は控え投手であり、東北福祉大に進学しても3年秋まではリーグ戦登板は1試合のみであった。しかしここでフォームをオーバースローから、テイクバックの小さな独特のスリークォーターに変更すると、制球が安定して、さらにMaxも143㌔→152㌔までアップ。4年春にはリーグ戦で2勝をあげ、全日本大学野球選手権でも決勝戦で先発するなど3試合に登板して優勝に貢献した。京都に戻る形で日本新薬に入社した昨年は、二大大会での登板もなく、まだ実績としては乏しい。ただテイクバックの小さなこの手のフォームの投手はプロでもなかなかおらず、そこからさらに152㌔を投げられれば、簡単にはついていけないだろう。ポテンシャルはぴか一なだけに、リリーフとして結果を出せれば、すぐにプロ入りも見えてくるだろう。
20200223日本新薬 西川


ミキハウス
長谷川成哉 外野手
ミキハウスから約20年ぶりのプロ入りを目指すのが3番打者をつとめる長谷川である。履正社では走攻守揃ったリードオフマンとして活躍し、同期には同じく社会人野球で活躍する阪本(大阪ガス)・東野(Honda)・東(セガサミー)の3本柱がおり、3年春にセンバツ出場を果たすと、その後も近畿大会を制したものの、夏は大阪桐蔭の厚い壁に阻まれた。大工大でも4年時には1番打者として春秋通じて打率.368をマークしてベストナインやリーグ選抜に選出されるなど主力として活躍。ミキハウスでは181㎝88㎏という体格が示す通りパワフルなバッティングも武器に昨年は3番打者として活躍し、都市対抗ではパナソニックの補強選手に選ばれると、ここでも3番打者として活躍した。大阪府野球連盟ベストナインも受賞し、全国の舞台を経験したことで、またプロからの注目度も増し今年はプロ入りを狙う。
20190720パナソニック 長谷川




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社会人野球各チームのドラフト候補筆頭は【東海編】

社会人野球の各チームの中で、ドラフトでの指名に1番近い(と個人的に思っている)選手を紹介していきます。
今日は東海編のチームです。

トヨタ自動車
栗林良吏 投手
有力選手の宝庫であるトヨタにおいては、若手の中では社会人No1右腕との呼び声高いのが栗林。名城大では1年春から5勝をあげ新人王に輝くと、3年夏には大学日本代表にも名を連ね、3年秋には中京大戦でノーヒットノーランを達成するなど4年間でリーグ戦通算32勝をあげ、ベストナイン4度に輝くなどリーグを代表する投手として活躍。美しいフォームから繰り出すMax153㌔のストレートをはじめつぉいて、スライダーやツーシームなど多彩な変化球を操り、コントロールもいい総合力の高い右腕であり、大学4年時にはドラフト会議で指名漏れだったものの、これは上位縛りがあったからとしか考えられないほどの実力者。トヨタでも1年目から都市対抗で2試合に先発して準Vに貢献し、日本選手権でも2試合に先発していずれも無失点の好投をみせるなど、名門の主軸投手として活躍している社会人No1ドラフト候補である。
20190726トヨタ 栗林

ヤマハ
近藤卓也 投手
ヤマハでは昨年覚醒したエース近藤が、プロ入りへのラストチャンスに臨む。秋田商ではエースとして3年夏に甲子園に出場すると、進学した青山学院大では同期の岡野(中日)との2枚看板として活躍し、3年秋・4年春にはそれぞれ4勝をあげる活躍をみせた。ヤマハでは1年目にJABA静岡大会で最優秀新人、岡山大会で最優秀投手賞を受賞する好スタートを切るも、2年目は結果が出ず…。ただ3年目には持ち前のMax150㌔のストレートに磨きをかけ、また独特のタメのフォームでうまくバッターのタイミングを外して、カットボールなどで打ち取る投球もさえわたり、一躍ヤマハのエースとなるとチームを東海第1代表での都市対抗出場に導いた。4年目という年齢を考えると、今年がプロ入りへのラストチャンスと思われるが、昨年の投球をみせることができれば、その道も十分に開けてくることだろう。
20190714ヤマハ 近藤


西濃運輸
堀田晃 投手
こちらも大卒4年目ということで、おそらくプロ入りのラストチャンスを迎えるのが西濃運輸のエース堀田である。堀田は松山商→大阪学院大に進学すると、1年春から先発を務め、2年春には最優秀防御率(0.85)を獲得し、4年春には5勝に最優秀防御率(1.13)と投手のタイトルを独占。チーム事情もあり通算は負けの方が多いが、防御率は1.61という太成学院大の大エースであったものの、ドラフトでは指名漏れで西濃運輸に入社。西濃運輸では1年目よりいきなり都市対抗では東京ガスから2失点完投勝利をあげるなどエースとして活躍していた。プロ入りに向けて大きかったのが、昨年のヤマハの補強選手として出場した都市対抗であり、ここではリリーフとして150㌔を連発し、プロではリリーフでも使えることを証明している。
20180715西濃運輸 堀田


三菱自動車岡崎
中野拓夢 内野手
社会人1年目からショートとして安定したパフォーマンスをみせた中野も今年はドラフト候補に入ってくる。日大山形では2年夏に2番セカンドとして奥村(ヤクルト)と二遊間を組んで甲子園ベスト4に輝くと、3年夏は3番ショートとして活躍。東北福祉大では1年春よりショートのレギュラーとして活躍し、3年春にはショートとしてベストナインを獲得すると、元山の台頭によりセカンドに回っても4年春秋を獲得し、4年春には全日本大学野球選手権も制覇した。三菱自動車岡崎では1年目からショートのレギュラーを獲得し、日本選手権で3番打者を務め打率.421の活躍で4強入りし、冬にはAWBでも全体で2位の打率.371をマークし優勝に貢献した。バットコントロールと、高い守備力を誇る内野手であり、二遊間に即戦力の欲しいチームにとってはうってつけであろう。
20190715三菱自動車岡崎 中野



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