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日程により球数制限が不公平になると言う人へ

今年のセンバツから、甲子園でも「1週間で500球」という投球制限が採用されている。そして準決勝まで勝ち上がってきている4チームのうち、天理のエース達、中京大中京のエース畔柳の2人はほぼ1人でここまで投げ抜いている。両チームともにプロ注目のエースを抱えるが、控え投手のレベルは高いとは言えない。また実力があるので、勝ちがっているために500球制限でエースが強制的に降板する可能性がでてきる。

20210320天理 達
天理のエース達


達(天理)のここまでの投球数
3/20 VS宮崎商 9回完投 161球
3/25 VS健大高崎 9回完封 134球
3/29 VS仙台育英 8回    164球
合計459球

畔柳(中京大中京)のここまでの投球数
3/25 VS専大松戸 9回完封 131球
3/27 VS常総学院 7回     110球
3/29 VS東海大菅生 9回完封 138球
合計379球

3/31に行われる準決勝でみれば、達は、初戦が早く準決勝の1週間以上前であるために、初戦の球数はもはや含まれずに準決勝では202球の投球が可能と、事実上の制限はないといえる。ただし畔柳は初戦も1週間以内にフックまれてしまうため、121球しか投げることができず、これは完投する上では致命的である。対する

4/1に行われる決勝に進出した場合でも、達は164+準決勝での球数が対象となるのに対して、畔柳は248+準決勝での球数が、500球の対象となり、達は投球制限にひっかかることがないだろうが、畔柳また投球制限の影響をうける可能性が大である。


つまり達と畔柳で比較してみると、準々決勝までの投球数が多い達は今大会で投球制限にひっかかる可能性はほぼなく、対照的に準々決勝の投球数が少ない畔柳の方は投球制限に引っ掛かる可能性が高いという状況になる。これに対しては、不公平という声が聞かれる。

この不公平は、初戦が大会2日目と早かった天理と、初戦の登場が最後だった中京大中京の差からくるものである。つまりはくじ運による差異である。ただくじは公平であり、天理が初戦が最終日に来る可能性も、また中京大中京の初戦が早くなる可能性も同様にあった。くじを不公平といってしまえばキリがないし、個人的にいえば球数制限による影響よりも、トーナメントである以上は初戦で強い相手に当たったチームの方がよっぽど不幸である。そういう意味では公平なくじで決めたことなので、この結果もある意味公平といえる。

つまりは個人的には、この天理と中京大中京の差について不公平とか言っても意味がないと思う。そもそも球数制限は、投手のケガを防止することが本来の目的であり、それが達成できればいいという話もある。

何度も言うが、球数制限の根本にあるのは、「1人のエースが投げ抜くことが美しい」という高校野球に対する偏った美学である。今回の500球ルールも、複数投手のいるチームであれば、早々に引っ掛かるようなルールではない。いい加減に小手先のルールでなく、上記の美学を変えられるような根本対策を講じないと、投球数の問題はいつまでも、「あ~でない。こうでない」と言い続けるだけになってしまうことだろう。


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大阪桐蔭×智弁学園【選抜高校野球大会】

3/23 選抜高校野球大会1回戦
大阪桐蔭×智弁学園 @阪神甲子園球場

試合経過

今年のセンバツでは同地区のチームは初戦で対戦しないという抽選ルールがなくなったせいで、大阪桐蔭と智弁学園という昨秋の近畿大会決勝の再戦となった対決が初戦から実現した。

智弁学園は1回裏、先頭の岡島がうまくレフトへ流し打って出塁すると、立ち上がり制球の定まらない大阪桐蔭のエース松浦が、2番垪和・3番前川に連続四死球を与えてしまい、いきなり無死満塁のチャンスを作ると、4番山下の犠牲フライで先制。さらにまたもや四球で満塁とすると、6番植垣はレフト線に走者一掃の2ベースを放ち、智弁学園が初回にいきなり4点を先制するスタートを切る。
20210323智弁学園 植垣2
走者一掃のタイムリー2ベースを放った智弁学園の植垣

大阪桐蔭のエース松浦は前評判では150㌔を越えると言われていたストレートは、この試合ではMax141㌔止まり。松浦は186㎝の大型左腕ということでもっと大胆なイメージがあったが、ややフォームも悪い意味でまとまった感があり、ボールを丁寧に投げすぎているようにもみえた。初回もそれがアダとなって、四球を出してしまったところはあるだろう。それでも2回以降は立ち直り、2~4回は3イニング連続で智弁打線を3者凡退に抑えたのは、さすがという投球であった。
20210323大阪桐蔭 松浦
2回以降は立ち直りをみせた大阪桐蔭の先発松浦

一方の智弁学園のエース西村は序盤から素晴らしいピッチング。ストレートはMax137㌔であるが、コンパクトなテイクバックのフォームは直前までボールの出どころが見えずに、スピード以上にキレが感じられた。右バッターのインコースはもちろんのこと、アウトコースにもしっかりと投げられていたのも大きかった。変化球はスライダー。カーブ、チェンジアップを投げていたが、この試合では100㌔台後半のカーブを有効につかってカウントをとれていた。西村は4回まで大阪桐蔭打線をパーフェクトに抑え、試合は智弁学園が4-0とリードしたまま進む。
20210323智弁学園 西村
4回まで大阪桐蔭打線をパーフェクトに抑えた智弁学園の先発西村

大阪桐蔭は5回になってやっと初安打をマークするなど徐々に西村にアジャストしていくと、6回表には2死から宮下・池田に連打が飛び出して、5番前田は四球とクリーンアップで満塁のチャンスを作る。6番花田の打球は三遊間深いところのゴロとなり、これを智弁学園のショート岡島が好捕するも、6-4と転送した送球が逸れてしまい、この間に2者が還って大阪桐蔭が2-4と点差を縮める。

大阪桐蔭は5回表のチャンスで松浦に代打を送ってしまった関係で、5回裏からは右のエースと評される関戸がマウンドに上がっていた。関戸はMax146㌔のストレートに、スライダーの鋭さは際立っていて、球自体の勢いは抜群であったが、この試合では如何せんコントロールが悪かった。5回裏はピンチを招いてもなんとか抑えたものの、智弁学園は6回裏に四球と植垣のヒットで1・3塁のチャンスを作ると、森田のタイムリーにセンターの悪送球が絡んで2点を追加。さらに関戸はキャッチャーがジャンプしても届かないように抜ける球があり、2個のワイルドピッチで森田が生還して、智弁学園が7-2とリードを広げ、西谷監督はたまらず関戸に代えて竹中をマウンドに送る。
20210323大阪桐蔭 関戸
制球難に泣いた大阪桐蔭の2番手関戸

ただ波に乗ってきた大阪桐蔭打線も食い下がる。7回には野間、繁永と1・2番の連打で1点をあげると、8回にはついに打線が爆発。池田・花田のヒットで1・2塁のチャンスを作ると、7番藤原が右中間に2点タイムリー3ベース。さらに代打小谷も1・2塁間を抜いて6-8と2点差に迫る。なおも1死1・3塁と一気に同点まで見えてくる場面であったが、1番野間の3球目に小谷はスタートを切るも打った野間の打球はファーストライナーとなりゲッツーとなり、この回の反撃は終わってしまう。
20210323大阪桐蔭 藤原
2点タイムリー3ベースを放った大阪桐蔭の藤原

智弁学園は捉えられてきた西村に代えて、9回には小畠をマウンドに送る。ただ小畠は先頭の繁永に四球を与えてしまい、大阪桐蔭の反撃ムードがまたもや高まるが、3番宮下の打球はベース上のファーストライナー。繁永も反応して戻るも、この場所の打球では間に合わないという位置であり、またもやファーストライナーゲッツー。4番池田がこの試合3安打目となる、3ベースを放って意地を見せるものの、最後は5番前田が三振に倒れてしまいゲームセット。智弁学園が8-6で勝利し、大阪桐蔭を返り討ちにした。
20210323智弁学園 小畠
最終回を締めた智弁学園のリリーフ小畠


20210323大阪桐蔭×智弁学園
※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください


敗れた大阪桐蔭であったが、5回までは完璧に抑えられていた西村を攻略し、終盤の追い上げは見事であった。8回・9回とファーストライナーゲッツーが2個という不運もあって、追いつくことはできなかったが、打線としては悪い結果がではなかっただろう。やはり敗因は投手陣にあり、ダブルエースと評されていた松浦・関戸の2人がやや自滅気味に計7失点というのが痛かった。また投手陣でいえば、大阪桐蔭ならではの悩みというものもあった。この試合で大阪桐蔭は、ビハインドを負っていたということもあり、まるでセリーグのようにピッチャーの打席の度に代打を送って、ピッチャーを代えていった。これができるのも大阪桐蔭の投手層の厚さだからであり、5番手で登板した2年生右腕の別所ですら140㌔をマークするのはさすがであった。ただ2番手の関戸が乱調したように、レベルが高いとはいえ高校生なら好不調の波があり、特に実戦不足と言われる今年はそのリスクが大きかったのは事実。2~4回は復調した松浦を続投させていれば…とも思ってしまう試合であった。
20210323大阪桐蔭 別所
5番手ながら140㌔をマークした大阪桐蔭の別所

智弁学園は、昨秋の近畿大会に続いて大阪桐蔭から2連勝したが、果たして近年大阪桐蔭に同一年代に2回も勝利したチームがあっただろうか?今年の智弁学園は、1年夏から甲子園のマウンドに上がっている西村・小畠の2枚看板に加えて、同じく1年夏から4番に座った前川、前チームからの主軸で新チームでは4番主将の山下と選手が揃っている黄金世代である。大阪桐蔭も素晴らしい選手をそろえていたが、経験値の差という意味で智弁学園の方が勝ったともいえる試合であった。初戦で宿敵を倒し、5年ぶりのセンバツ制覇に向けて、いいスタートが切れたであろう。
20210323智弁学園 前川
1年夏から4番を打つ智弁学園の主軸前川

またこの試合では、2018年のWBSC U-15ワールドカップ日本代表も多く出場。大阪桐蔭では、3番手で登板した竹中、4番池田・6番花田の3人に加えて、樋上・坂とベンチ外にも2選手がいるから恐ろしい。対して智弁学園では9回のマウンドにあがった小畠が代表であった。この時のチームは、同じく今大会で注目の本田(東海大菅生)・畔柳(中京大中京)といった投手がおり、小畠は主に外野手であったが、智弁学園では投手に専念。この試合では小畠VS池田の対決が実現し、3ベースを放った池田が個人対決には勝利したものの、次の前田から三振を奪って試合を締めて、6番花田に回さなかった小畠がチームとしては勝利した。
20210323大阪桐蔭 池田
U15対決を制する3ベースを放つなど3安打の大阪桐蔭の4番池田


Pickup Player
植垣洸 智弁学園 新3年 捕手
~見事な流し打ちで大阪桐蔭の出鼻をくじく~
結果的に初回の4点が大きかった試合において、そこで走者一掃のタイムリーを放った植垣の1打は値千金であった。

植垣はリードに定評があり、2年秋から智弁学園の正捕手の座を獲得。打者としても俊足巧打の左打ちの選手で、2年夏の甲子園交流試合では代走として出場しており、昨秋は1・2番を打つこともあり、チーム3位の8打点、トップタイの4盗塁をマーク。近畿大会では肩の痛みもあって、センバツ出場が決まった後の準決勝以降は欠場したが、このセンバツの初戦では無事に6番キャッチーとしてスタメン出場。ちなみに兄の植垣裕は奈良大付の外野手として活躍し、2018年の夏の奈良大会決勝でサヨナラ打を放ちチームを甲子園に導いており、この度は兄弟での甲子園出場となる。

この試合で植垣の第1打席は、1回裏1死満塁という場面であり、追い込まれてから甘く入ったストレートを見事レフト線に流し打って、走者一掃のタイムリー2ベースを放つ。3打席目には、今度は関戸の143㌔(初球)を捉えて同じくレフト線へのヒット。これで無死1・3塁とチャンスを広げた智弁学園は、この回に3点を追加したために、このヒットも貴重な1打となった。2安打ともに、レフト線への打球であり、流し打ちの技術は素晴らしいものがあった。結果的に打っては、4打数2安打3打点という活躍の植垣。守っても西村に右バッターの外のボールを有効に使うなどして西村を好リードし、最終回のマウンドに上がって本調子でなかった小畠に対しても積極的に声をかけるなどして、投手陣を引っ張った。

先発した西村とともに、大阪桐蔭撃破の最大の立役者となった植垣。走攻守の全ての面でも、次戦以降の活躍が楽しみである。

20210323智弁学園 植垣1
走攻守でチームを引っ張る智弁学園の正捕手植垣



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東播磨✕明豊【選抜高校野球大会】

3/22 選抜高校野球大会1回戦
東播磨✕明豊 @阪神甲子園球場

試合経過

今大会に出場している21世紀枠の4校のうち、最後の登場となった東播磨がいきなり牙をむく。1回表、2番島津がレフト前ヒットで出塁すると、ボールが浮き気味の明豊先発京本から3・4番が四球を選んで1死満塁。ここで迎える5番鈴木は京本の浮いたストレートを捉え、ライトの頭上を越えるタイムリー2ベース。東播磨のエース鈴木がマウンドに上がる前にバットで貴重な仕事をして、3点を先制する。
20210322東播磨 鈴木1
走者一掃の先制タイムリーを放つ東播磨の鈴木

明豊は1回裏、先頭の1番阿南が四球で出塁すると、3番黒木のサード強襲ヒットなどで1死1・3塁のチャンスを作ると、4番米田が逆方向のレフト頭上を越えるタイムリー2点2ベース。さらに2死2塁から6番竹下もライト線へタイムリーを放ち、甲子園常連の明豊がさすがと言わんばかりにあっという間に3-3の同点に追いつく。
20210322明豊 米田
レフトオーバーのタイムリー2ベースを放った明豊の4番米田

東播磨は3回表、2番島津が死球で出塁して、俊足を生かして盗塁、送りバントで1死3塁のチャンスを作る。このチャンスで4番砂川に対して、なんと3球目に3塁ランナーがスタートを切り、砂川はヒッティングというエンドランを決行。打球は見事に転がり、さらに1・2塁間を抜けるタイムリーとなって、東播磨が4-3と勝ち越し。明豊はここで京本を諦め、京本とともにダブルエースと評される左腕の太田をマウンドに送る。

ただ明豊は3回裏、2番幸・3番黒木の連打、4番米田が送って1死2・3塁のチャンスを作ると、5番山本がセンター前に同点タイムリー。さらに6番竹下の当たりはセンターの前にポテンと落ちて、3塁ランナーの黒木が生還するも、1塁ランナーの山本はセカンドでフォースアウト。竹下の(記録は)センターゴロで明豊が5-4と逆転に成功する。播磨のエース鈴木もこの回でマウンドを降りて、レフトに回ることとなる。
20210322明豊 山本
同点タイムリーを放った明豊の5番山本

明豊の2番手の太田は、兄で本格派右腕の太田龍(巨人)とは正反対に、岡島(元レッドソックス等)を彷彿とさせるように角度をつけたフォームから勢いよくボールを投げこむ左腕。Max139㌔のストレートに、この試合では得意のチェンジアップやスライダーに加えて、カーブを有効に使いながら、4・5回と東播磨打線を完璧に抑えていた。しかし6回表に突如制球を乱し、先頭の高山にストレートの四球。さらに熊谷・田中にも四球を与えてしまい満塁となる。これには降り出した雨や、播磨のランナーが塁上からプレッシャーをかけていたことが要因と考えられるが、太田は修正できずにリリーフ登板していた8番若杉にまで1球もストレイクが入らずに四球を与えてしまい、押し出しで東播磨が5-5の同点に追いつく。
20210322明豊 太田
ヒットは打たれなかったものの6回に突如崩れてしまった明豊の2番手太田

それでも東播磨が得点すれば、その直後にすぐに得点を返すのがこの試合の明豊。6回裏に東播磨の2番手若杉が、太田と同じように制球を乱し3四球で満塁のチャンスを作る。ここで迎えた3番黒木は初球のスライダーを積極的に打ちに行き、右中間を破る走者一掃のタイムリー3ベース。たまらず東播磨はエース鈴木をマウンドに戻すも、4番米田が犠牲フライを放ち、明豊9-5とリードを広げ、勝負はあったかのように思えた。

ただ東播磨は7回表、この回から登板した明豊の3番手財原に対して。1番の主将原がいきなり右中間を破る3ベースヒット。これで出鼻をくじかれた財原は2四死球を与え満塁となると、東播磨は4番砂川の犠牲フライ、6番熊谷の押し出し四球、さらには7番田中のセカンドゴロの間にも得点をあげて、8-9と1点差に迫る。
20210322東播磨 原
7回表の攻撃の起点となった東播磨のリードオフマン原

さらに東播磨は9回表、先頭の3番高山が左中間に2ベースを放ち、同点のランナーが出塁。続く4番砂川のところで、なんとバントのために代打上野を送って1死3塁とすると、5番鈴木の初球にはまたもやエンドランを決行。鈴木がきっちりとサードゴロを打ち、高山が生還して、東播磨が土壇場で試合を振り出しに戻す。

初回から投手陣の乱調もあって、点の取り合いになっていた試合だが、7回裏以降は上記の9回裏を除いて得点が入らなくなる。明豊の財原は8回以降は、本来の投球ができるようになったようで、サイドからの力強いMax140㌔のストレートにスライダー・シンカーを織り交ぜた投球で東播磨打線を抑えていき、本当に上記の高山の2ベースさえなければ…という投球をみせる。一方再登板した東播磨のエース鈴木も、ストレートのスピードは落ちたものの、ボールを低めに丁寧に集めながら明豊打線を打ち取っていく。試合は9-9で延長に入るも、10回は両チーム無得点となる。

明豊は11回裏、先頭の黒木が四球で出塁すると、4番米田が(結果的にかもしれないが)エンドランでレフト前ヒットを放ち、この試合の東播磨のお株を奪う積極的な攻めで、無死1・3塁とサヨナラのチャンスを作る。続く5番山本の当たりは強烈でセンターに抜けようというところを、ピッチャー鈴木が何とかグラブに当てて、3塁ランナーの生還は許さなかったものの、これもヒットとなり無死満塁。ここで明豊は財原のところで、試合を決めるべく代打に田中を送るも、その初球、鈴木の合計137球目はワイルドピッチとなってしまい、黒木が生還して明豊がサヨナラ勝ちを決めた。


20210322東播磨✕明豊
※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください


敗れたものの東播磨の戦いぶりは、積極的で素晴らしかった。ランナーが出塁すると、スタートを切る素振りを再三見せるなどして相手にプレッシャーをかけ続け、盗塁も試みる。ランナーが3塁に進めば、ヒッティングでのエンドランをしかけていく。その中には失敗するものもあったが、それでも果敢に挑み続けたことが、明豊に完全に流れを明け渡すことなく戦えた要因であろう。21世紀枠のチームだと、甲子園の雰囲気や相手チームに圧倒されてしまうことも多いが、自分たちの野球を貫き通しており、来年以降21世紀枠のチームはお手本としてほしいような戦い方だった。

対する明豊は勝ったものの、かなり焦った試合だったのではないだろうか?今年の明豊のチームはどちらかというと、打線というよりは投手陣を中心とした守りが武器のチーム。にも関わらず、京本・太田の2枚看板がKOされてしまったのは、非常に痛く、次戦以降に不安を残すこととなった。ただ太田に関して言えば球は素晴らしくヒットは打たれていないし、3番手の財原にしてもサイドから140㌔をマークするなど素晴らしい球を投げていた。あとはコントロールさえ調整できれば、右の本格派(京本)・左腕(太田)・右のサイド(財原)とタイプの異なった3枚を擁する強力な投手陣となることだろう。
20210322明豊 財原
サイドから140㌔のボールを投げた明豊の3番手財原


Pickup Player
黒木日向 明豊 新3年 セカンド
~抜群の打撃センスで貢献度の高い3安打の活躍~
10得点を奪った明豊打線の中でも、1番存在感を発揮したのは3番の黒木であった。

2年秋は3番サードとして活躍した黒木は、チームトップの10打点をあげる活躍で打線を牽引。172㎝とどちらかというと小柄な打者であるが、打席センスがあって、しっかりと強い打球を打つことができる。このセンバツではセカンドにポジションを移し、3番セカンドとしてこの試合でもスタメン出場を果たした。

まず1回裏の第1打席ではアウトコースのスライダーをうまく打ち、強烈な打球はサードを強襲するヒットとなって、初回の3得点における重要な1打を放った。逆方向にもしっかりと強い打球を打てるのは黒木の魅力である。3回の第2打席では同じくスライダーに対して、今度は当てただけのような形になるものの、レフト前に落ちるポテンヒットとなり、3回の逆転のホームを踏んだ。そして1番の見せ場は、5-5の同点1死満塁で迎えた6回の第4打席。相手投手の若杉は3四球で満塁とストライクが入らず苦しんでいたので、ボールを見ていってもいい場面であったが、初球のスライダーを果敢に振りに行くと、打球は右中間を抜ける走者一掃の勝ち越しのタイムリー3ベースとなった。相手投手からすると、本当に嫌な打者であったことだろう。

結局この試合での黒木は4打数3安打3打点で4得点。打った3本のヒットはいずれも得点に絡む重要なものであり、打撃での貢献度は非常に高かった。さらに2個の四球でも出塁して。積極的な走塁でサヨナラを含む4度のホームを踏んだことも評価できる。
例年に比べて力不足と言われていた明豊打線であるが、この試合では黒木を含むクリーンアップが全員猛打賞。次戦以降も今日のような打撃で明豊打線を牽引することを期待したい。

20210322明豊 黒木
全てが価値のある3安打の活躍をみせた明豊の3番黒木


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福岡大大濠✕大崎【選抜高校野球大会】

3/22 選抜高校野球大会1回戦
福岡大大濠✕大崎 @阪神甲子園球場

試合経過

昨秋は九州大会の決勝で対戦した福岡大大濠✕大崎。そのときは大崎が5-1で勝利して九州王者となったものの、センバツ出場が確定した後の試合とあって、福岡大大濠の毛利、大崎の坂本の両エースは登板回避していた。ただこの重要なセンバツの初戦ではその両エースが先発のマウンドに立った。

まずは先行の大濠が、大崎のエース阪本に襲い掛かる。1回表1死から2番友納、3番山下恭という来年のドラフトでも注目されるだろう新2年生コンビの連打で1死1・3塁とチャンスを作る。先制点を与えなくない大崎はここで前進守備をひくものの、4番川上の打球が2塁ベース付近のショートゴロとなると6-4-3と転送して併殺にして初回のピンチを切り抜ける。
20210322福岡大大濠 松尾
先制の2点タイムリーを放った福岡大大濠の松尾

2回表にも大濠は先頭の北嶋がエラーで出塁すると、バントと四球で1・2塁としたところで、大崎にバッテリーミスが出てしまい1死2・3塁とチャンスを作る。ここで迎えた8番松尾は、今度は前進守備の二遊間を抜くヒットを放ち、2者が生還して大濠が2点を先制。ただ続く2死2塁のチャンスで、1番古川が左中間に放った大飛球は、大崎のセンター池田が背走しながらキャッチするファインプレーをみせて、追加点を与えなかった。

対する大崎打線であるが、大濠のエース毛利の投球の前に完全に沈黙。2回には4番調の初ヒットを起点に1・2塁のチャンスを作るも、最後は8番村田が三振に倒れてしまう。5回まで放ったヒットはこの1安打のみで、それ以外のイニングは全て3人で攻撃が終わってしまう。

ただ大崎のエース坂本も、綺麗なフォームから繰り出すMax138㌔のストレート、スライダー・カーブを中心にフォークや2チームといった球をコントロール投げていき、本来の安定した投球を披露。4回以降は大濠打線にヒットを与えずに、試合は両投手の好投で2-0のまま膠着状態に入る。
20210322大崎 坂本
本来の投球で大濠打線に追加点を与えなかった大崎のエース坂本

均衡が破れたのは7回裏、大崎は1死から4番調が自身にとっても、チームにとっても2本目のヒットを放ち出塁。5番田栗のところでエンドランを決行すると、田栗はちょうど2塁へ入りかけたショートの逆をつく打球を放って1・2塁とチャンスを広げる。そこから2死になったものの、7番を打つエース坂本がストレートをセンター前に弾き返して、2塁から調が生還して大崎が甲子園初得点をあげる。
20210322大崎 調
2安打目となるヒットを放ち得点の起点となった大崎の4番調

九州大会では全試合逆転勝ちを収めるなど、逆転の大崎が発動しそうな場面であったが、ここで立ちはだかったのは大濠の主将でキャッチャー川上。続く8番村田の初球がボールとなったところで、持ち前の強肩で2塁へ牽制を投げるとタッチアウトとなり、大濠が最大のピンチを脱した。
20210322福岡大大濠 川上
強肩でチームのピンチを救った福岡大大濠のキャッチャー川上

守備の好プレーにも助けられた毛利は、8回裏は大崎打線から3者三振を奪い復活。最終回の2番から始まる大崎の好打順も、最後はこの試合2安打の調を詰まらせてセンターフライに打ち取るなど3者凡退に抑えてゲームセット。福岡大大濠が2-1で勝利し、昨秋の九州大会決勝のリベンジに成功した。
20210322福岡大大濠 毛利2
1失点完投勝利をあげてガッツポーズの福岡大大濠のエース毛利


20210322福岡大大濠×大崎
※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください


長崎の離島から昨秋の九州大会を制して、初の甲子園出場となった大崎。清峰のコーチとして、エース今村(広島)を擁してセンバツ優勝を達成した清水監督のもと、そのときの清峰と同じように投手を中心して、しっかり守るチームを作ってきた。2回の得点の場面こそ、ショート村田のエラーやバッテリーミスは絡んでしまったものの、この試合では3個もの併殺をとったり、センター池田のビックプレーがあったりと守備力の高さは見せつけられた。エース坂本も結局2失点(自責点1)で完投しており、ディフェンス面では思い通りの試合ができただろう。あとは攻撃面を強化して、また夏に甲子園に戻ってきて欲しいところだ。

大濠に関していえば逆に追加点のあげられないもどかしさがあり、流れが悪くなってしまう可能性もあったところで、こちらもエース毛利の投球もさることながら、背番号9だが1・2塁間の打球をうまく処理するなどセカンドで好守備をみせた古川、ポテンヒットとなりそうな打球でダイビングキャッチをみせた永井、上述の通りバズーカで牽制を刺した川上と守備力が非常に高いチームであった。攻撃面でも友納・山下恭・北嶋といった能力のある2年生がおり、この試合では打撃面ではブレーキとなってしまった4番川上を含めて実力はあるので、次戦での奮起に期待したい。


Pickup Player
毛利海大 福岡大大濠 新3年 投手
~エース登場で見事にリベンジ成功~
昨秋の九州大会決勝では登板のなかったエースが、満を持してセンバツ初戦でマウンドにあがり、見事大崎にリベンジを果たした。

毛利はソフトバンクJr、ボーイズ日本代表ともともと名の知られた左腕であり、福岡大大濠でも1年夏からベンチ入り。ただ1個上には山下(オリックス)をはじめとした強力投手陣がおり、また夏の独自大会はチームが3年生オンリーで臨んだこともあり、なかなか目立った活躍はなかった。ただ2年秋の新チームからはエースとなり、九州大会では大分商戦で1失点14奪三振完投勝利、さらにはセンバツで2回戦の対戦相手となる具志川商からは完封勝利をあげており、チームをセンバツ出場に導いた。ただ、敗れた決勝の大崎戦を含め、九州大会の準決勝以降の登板はなかった。

この試合で先発のマウンドに上がった毛利は、ストレートはMax139㌔をマークしたが、キレがありもっとスピードが出ているようにも見えた。変化球でいうと、この試合ではカーブが非常によく、各打者の初球からどんどん使ってカウントを稼ぐのに有効な球となっていた。その他はスライダー、決め球にもなったチェンジアップを投げており、試合の中盤以降は2チームの割合も増えていった。6回には3者三振を奪うなど、6回までは大崎打線を1安打に抑える好投。7回にヒット3本を浴びて1点を失ったものの、その後のピンチを女房役の川上のバズーカもあって乗り切ると、8回には再び3者三振を奪うなど、それまでの投球に戻り、最終的には9回1失点で完投した。

秋からの課題である球数は、この試合での143球とやや多めであったが、持ち前の奪三振率の高さをこの試合でも発揮して10個もの三振を奪っていることも影響しているであろう。ただ全てにおいて能力が高く、今大会でもトップクラスの左腕であるということは証明できた。高卒即プロというタイプでないかもしれないが、福岡大大濠が近年輩出している坂本(DeNA)濱地(阪神)、三浦(法政大)、山下(オリックス)といった投手陣に加わることのできる存在であろう。

20210322福岡大大濠 毛利1
1失点10奪三振完投勝利をあげた福岡大大濠のエース毛利


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東海大相模×東海大甲府【選抜高校野球大会】

3/20 選抜高校野球大会1回戦
東海大相模×東海大甲府 @阪神甲子園球場

試合経過

センバツ1回戦で実現した東海大対決。ユニフォームがそっくりというだけでなく、東海大甲府の村中監督は東海大相模で選手・監督として活躍している、昨秋の関東大会の準々決勝でも対決して、その時は東海大甲府がサヨナラ勝ちを収めているなど、色々と話題のつきない2チームの対戦となった。

まずスターティングメンバーで驚いたのは、相模の先発投手だ。当然プロも注目するエース左腕の石田で来ると思われたが、先発に指名されたのは昨秋はベンチ外であり直前のメンバー変更でベンチ入りしたばかりの背番号18の右腕石川。ただこの石川はMax144㌔のストレートを各打者のアウトコースに見事にコントロールできており、スライダー・SFFといった変化球も操る素晴らしい投手。「なぜこんな投手が今までベンチ入りしていなかったの?」と試合を見ていた誰もが思うような出来で、3回まではランナーを出しながらも甲府打線を抑えていく。さらに4~6回は甲府の攻撃を3人ずつで抑えるなど、公式戦の雰囲気にも慣れたのはどんどん調子をあげていく。
20210320東海大甲府 石川
東海大相模の先発に抜擢された石川

甲府の先発は予定通りのエース若山。体をひねって、コンパクトなテイクバックからサイドよりのスリークウォーターで腕を振り抜く左腕は、ストレートはMax138㌔をマークし、各打者の低めに決まる。スライダー・カーブ・チェンジアップといった変化球も投げており、特にスライダーに近い曲がりをする110㌔前後のカーブは有効に使えていた。昨秋には相模から1失点完投勝利をあげており、この試合でも順調に相模打線を打ち取っていく。試合は両投手の投手戦となり、0-0のまま6回まで終了する。
20210320東海大甲府 若山
譲らす6回まで相模打線を無得点に抑える東海大甲府のエース若山

7回表、相模は1死から4番柴田が強烈な打球で二遊間を、5番百瀬がうまく三遊間に流し打ち、連打で1死1・2塁のチャンスを作る。6番加藤のセカンドゴロの間にランナーが進塁して。2死2・3塁となったところで迎える7番綛田に対してカウント2B2Sからの5球目はアウトコースのボール球となるストレートであったが、これを甲府のキャッチャー三浦がまさかのパスボールしてしまい、相模が待望の先制点をあげる。

甲府は8回裏、1番猪ノ口がセンター前ヒットで出塁すると、2番桑島のバントはサード前にうまく転がり1塁もセーフとなる内野安打。3番木下は強硬策に出るも、ショートゴロの間にランナーがそれぞれ進塁して1死2・3塁という場面で4番久井を迎える。イニングこそ違えと、秋の相模戦では同じような場面で逆転サヨナラタイムリーを放っている久井は、初球のスライダーを捉えると打球は三遊間を抜ける。猪ノ口がホームインし、さらに桑島も逆転のホームを狙うものの、ここは相模のレフト門馬のストライク送球でタッチアウトとなり、同点止まりとなる。
20210320東海大甲府 久井
同点タイムリーを放った東海大甲府の4番久井

9回表には先頭の大津かが出塁したものの、バント失敗→牽制死で得点ができず、悪い流れで1点でも取られればサヨナラ負けという9回裏の守りについた相模は、流れを変えるべく、マウンドにエース石田を送る。石田は先発できなかった鬱憤を晴らすように力のあるストレートを投げ込み、自己最速を更新する146㌔をマーク。甲府打線を全く寄せ付けず、試合は1-1のまま延長戦へ突入する。
20210320東海大相模 石田
9回からマウンドに上がった東海大相模のエース石田

10回は両チームともに無得点で終わり迎えた11回表、相模は1死から1番門馬が左中間へ強烈な打球を放つと、甲府のレフト木下はスライディングキャッチを試みるも、ボールはグラブからこぼれてしまい2ベースとなる。続く2番の主将大塚は、低めのボールに食らいついて、1・2塁間を破ると、門馬が生還して相模が勝ち越し。さらに2死2塁から4番柴田は、変化球に体制を崩されながらもレフト線に強烈なタイムリー2ベースを放ち、相模が3-1と2点の勝ち越しに成功する。
20210320東海大甲府 柴田
タイムリー2ベースを放った東海大相模の4番柴田

これでさらに気合の入った石田は11回裏、3番木下・4番久井と甲府中軸を連続三振に仕留める。ここから5番中澤にセンター前ヒットを許し、石田としては初のランナーを背負うこととなるも、最後は6番後藤から見逃しの三振を奪いゲームセット。結局石田は3回をなげて、1安打7奪三振という圧倒的な投球であった。東海大相模が3-1で東海大甲府を破り、秋のリベンジに成功した。


20210320東海大相模×東海大甲府
※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください


甲府のエース若山は、延長戦では力尽きてしまったものの、9回までみれば、昨秋に続いての1失点の好投である。秋に対戦して、それから研究もされたにも関わらず、この甲子園という大舞台で同じピッチングができるのは本物である。決して球が凄い速いというタイプではないが、相模を2回も1失点に抑えられる投手がどれだけ全国にいるだろうかということを考えると、若山のレベルの高さが感じられる。甲府にしてみれば若山は期待通りの投球をしてくれたが、やはり打線が援護できなかったことが敗因であろう。

相模の門馬監督にしれみれば、してやったりであろう。門馬監督は石川の先発起用を奇策ではないと言っていたが、甲府にしてみれば完全に予想はしていなかっただろう。その石川が予想以上の好投をみせ、そしてリリーフに回した石田も完璧な投球内容をみせた。門馬采配が見事すぎるくらいに的中した勝利であり、石川のような投手がいることの相模の選手層の厚さ、次男を相模のリードオフマンに育て上げた父親としての能力まで踏まえて、門馬監督の手腕が際立った試合であった。

また相模で際立ったのはやはりショート大塚の守備だ。もともと今大会でもNo1ショートとの呼び声も高かったが、とくにかく動きが早く、捕ってから送球までがあっという間である。この試合では初回にいきなり甲府の1番猪ノ口(50㍍6.0秒の俊足)、センターに抜けようかという当たりをキャッチし、素早い送球でアウトにしてみせるなど、9個ものゴロを難なくさばいてみせた。石川の好投の影にはこの大塚の存在も大きかった。決勝打を放つなど打撃でも存在感を残した大塚は、主将としても相模に欠かせない選手である。
20210320東海大甲府 大塚
一級品の守備で東海大相模の投手陣を助けたショート大塚


Pickup Player
石川永稀 東海大相模 新3年 投手
~なぜこんな投手が公式戦初先発?~
まさかのサプライズでの公式戦初先発となった石川が8回1失点の好投をみせたことは、東海大相模にとって非常に大きかった。

今年で3年生になる東海大相模の石川であるが、公式戦での登板は1年秋の神奈川大会の藤嶺藤沢戦での1イニングのみ。その後はケガなどもあり、昨秋はベンチ外であり、このセンバツでも当初はメンバー登録されていなかったが、直前の登録変更により滑りこみで背番号18を手にした投手だ。門馬監督はそんな石川に、何とセンバツの初戦、それも相手は昨秋に敗けており投手温存の余地などない東海大甲府との試合の先発を任せた。

ただいきなりの甲子園のマウンドでも石川は落ち着いており、全身の反動を使って投げるフォームから繰り出すストレートはMax144㌔をマークし、右左にかかわらず、各打者のアウトコースに決まった。変化球は130㌔前後のSFFと、120㌔後半のスライダーを投げており、当初はカウントを捕るのに使っていたが、中盤以降はこの変化球の割合を増やすなどして、甲府打線に的を絞らせないようにしていた。また2回の1・2塁のピンチでは、9番赤井のサードゴロかと思われた、ボテボテの打球を素早く処理するなどフィールディングの能力も高く、全体として総合力の高い右腕である。

石川は1~3回は全てランナーを背負ったものの、4~7回にかけては4イニング連続で甲府打線を3者凡退に抑える投球をみせる。正直どこで石田にスイッチするのかと思っていたが、石川の投球内容が良すぎて、代え時が難しくなっていた。門馬監督もチャンスの場面でも石川に代打を送らず、信頼しているようであった。ただ8回には3本のヒットを浴びて同点に追いつかれると、このイニングで交代。それでも公式戦初先発で8回1失点という素晴らしい投球内容で、石川が8回も投げたことにより、9回からは石田が全開の投球をすることもできた。

それまではほぼ無名であったが、甲子園のマウンドで一躍相模の全国に名をとどろかせた右腕。相模の投手陣に強力な1枚が加わったことが事実であり、今後の石川の投球が楽しみである。

20210320東海大甲府 石川2
公式戦初先発で8回1失点と好投した東海大相模の石川


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明徳義塾×仙台育英【選抜高校野球大会】

3/19 選抜高校野球大会1回戦
明徳義塾×仙台育英 @阪神甲子園球場

試合経過

昨秋の四国大会を制した明徳義塾と、東北大会を制した仙台育英という高校野球界では実績十分な名門同士の対決。明徳義塾はエース代木が、仙台育英は新2年生の古川とともに左腕の先発で試合は始まった。

2回裏、仙台育英は1死から5番秋山が放った打球は三遊間へのゴロとなり、明徳義塾のショート米崎はこれを捕ってジャンピングスローするも、俊足の秋山が勝って1塁は余裕でセーフ。さらに米崎の送球が逸れてしまい、カバーもあたふたする間に秋山は2塁へ進塁する。続く6番遠藤は2球目のカットボールをうまくレフト前に運び秋山が生還。スタメンに抜擢された背番号15の2年生のタイムリーで仙台育英が先制する。
20210319仙台育英 遠藤
先制タイムリーを放った仙台育英の遠藤

仙台育英の先発古川は3回まで四球を1個与えただけで、それ以外はパーフェクトという投球。しかし4回表、明徳義塾は1死から3番森松が四球で出塁すると、4番高松はチーム初ヒットとなるライト前ヒットを放ち、1死1・3塁のチャンスを作る。古川は5番加藤をアウトコースのストレートで三振を奪ったところで、仙台育英の須江監督はここでマウンドにエース伊藤を送る。ピッチャーであるために打順は6番だが、本来は中軸を打てるほどの打力をもっている代木という場面をエースに託したのだが、伊藤はその期待に見事に応え、代木から三振を奪ってピンチを脱する。

仙台育英のエース伊藤は、秋よりも足を高くあげて躍動感のあるフォームとなって、ストレートの威力が増していて、この試合では自己最速にあと1㌔と迫る146㌔をマークし、ストレートはほぼほぼ140㌔をオーバーしていた。これにカットボール、スライダー、カーブ、SFFといった変化球も織り交ぜ、早いテンポでどんどんボールを投げこんでいった。今日の投球内容であれば、プロのスカウトもニンマリといったところであろう。そんな伊藤から明徳打線はなかなかヒットを打つことができずに、試合は1-0のまま進んでいく。
20210319仙台育英 伊藤
リリーフとして登板した仙台育英のエース伊藤

対する仙台育英打線は、中盤以降は毎回のように得点圏にランナーを進める。ただ6回は1死満塁から6番島貫(今大会の選手宣誓)がファーストゴロホームゲッツー、7回には2死1・2塁から3番八巻の当たりをレフト前方の当たりを高松がダイビングキャッチ、8回にはバントのファールフライをサード梅原がダイビングキャッチ、キャッチャー加藤が3盗塁を刺すなどしてバックも代木を盛り上げ、追加点を与えないない。
20210319明徳義塾 加藤
この試合では2個の盗塁を刺すなどしてエース代木を盛り立てた明徳義塾のキャッチャー加藤

代木はMax139㌔のストレートに、ストレートにかなり近い120㌔後半のカットボール、さらには120㌔前後のスライダーを駆使したピッチング。コントロールもよく、与えた四球は2個のみでいずれも、浅野・遠藤とこの試合で当たっている打者との勝負を避けたものであった。入学当時から139㌔左腕として騒がれた代木だが、昨年のエースの新地のように投球術に長けた左腕に成長しており、結局この試合も仙台育英を1点に抑えて完投した。
20210319明徳義塾 代木
1失点で最後まで投げ切った明徳義塾のエース代木

ただ明徳打線は最後まで伊藤から得点はおろか、ヒットすら打つことができず…。仙台育英の古川→伊藤のリレーの前に1安打完封を許してしまい、仙台育英が1-0で明徳義塾を破った。


20210319明徳義塾×仙台育英
※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください


明徳義塾のショートは1年夏からレギュラーとして甲子園を経験して、現在はチームの主将も務める米崎でそのショート守備は全国でのトップクラスである。2回の秋山の打球は三遊間のゴロに対して、米崎はこれをメジャーリーガーのようなジャンピングスローをした結果、ファーストが取れずに、秋山は2塁まで進んでしまい、続く遠藤のタイムリーで生還したので、ここで2塁まで行っていなければ…という場面であった。ただいくら強肩の米崎といえど、あれはもう内野安打確定という当たりであり、送球自体が余計であり、さらにファーストも抑えることに集中すれば止められた送球、さらにカバーに入ったキャッチャー加藤もタイミングがずれて後逸してしまうという3つのミスが絡んでいた。試合の後半は素晴らしい守備を連発した明徳義塾だけに、このようならしくないミスが決勝点に繋がってしまったことは悔しいだろう。
20210319明徳義塾 米崎
明徳義塾の主将でショート米崎

ただスコアが1-0であっても、仙台育英と明徳義塾の実力差は顕著であった。仙台育英が10本なのに、明徳義塾が1本というヒット数が物語っているように、1点しか取れなかった仙台育英と、1点が取れる気配がしなかった明徳義塾である。馬淵監督も完敗を認めており、夏に向けては打線を強化していかないと、高知の森木は打って甲子園とはいかなくなるだろう。

またこのチームは、高校野球の新旧スタイルの対決でもあった。仙台育英の須江監督は投手の分業制を強く意識していて、この試合でも昨秋と同じくエース伊藤でなく古川を先発にして、伊藤はリリーフとした。その継投のタイミングも結果的には完璧であり、最初であるが最大であったピンチで伊藤を投入しており、結果的に2人で1安打完封と最高の結果を残して見せた。一方明徳義塾は昨秋もエース代木が1人で四国大会を投げ切るなど、未だに先発完投型が強く残っており、この試合でも代木が完投。この試合に限って言えば、そのスタイルが間違っていたとは言えないが、上記の1-0以上の実力差を埋めるためには、新しいスタンダードに転換していく必要があるのかもしれない。


Pickup Player
古川翼 仙台育英 新2年 投手
~初の甲子園で先発の役割をしっかりと果たす~
仙台育英の先発のマウンドに立った古川は、3回2/3を無失点としっかりとその役割を果たしてみせた。

仙台育英の付属である秀光中出身の古川は、中学2年のときに1個上の伊藤・木村らとともに全中準Vを達成。そのまま仙台育英に進学すると、1年秋には公式戦に4試合登板して、計10イニングで失点0という活躍をみせた。特に東北大会準決勝など重要な試合では古川が先発を任され、序盤を抑えて中盤以降はエース伊藤に代わるという形が多かった。

今年もそのパターンのごとく、この重要なセンバツ初戦でも先発のマウンドに上がった古川。上述の通り全国の舞台は中学事態から経験しているからか、初の甲子園のマウンドでも落ち着いており、3回までは明徳打線にヒットを許さないピッチング。Max140㌔をマークしたストレートをコントロールよくテンポよく投げこんでいく。変化球は130㌔前後の2チームと、110㌔後半のスライダーをよく使っており、時折100㌔ちょっとのカーブも投げていた。4回には四球→初ヒットで1死1・3塁と初めてピンチをつくってしまったものの、ここで5番加藤をアウトコースのストレートで三振に仕留めて2死としたところで、エース伊藤と交代になった。伊藤がこのピンチを凌いでくれたので、この試合の古川は3回2/3無失点ということとなり、見事に先発の役割を果たしたといえる。

この試合のピッチングをみえても、まだ新2年生ということを忘れてしまうくらいの完成度の高い投手である古川。仙台育英は投手の分業制+1個上にエース伊藤がいるために、このような起用方法となっているが、来年は高校野球界を代表するエース左腕となっているだろう。

20210319仙台育英 古川
先発して4回途中まで無失点の好投をみせた仙台育英の古川



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北海×神戸国際大付【選抜高校野球大会】

3/19 選抜高校野球大会1回戦
北海×神戸国際大 @阪神甲子園球場

試合経過

2021年のセンバツの開幕戦。北海の木村、神戸国際大付の阪上というプロも注目する両エースの投球に注目が集まった1戦は、この両エースがともに初回のアウト3個を全て三振で奪うという期待通りの立ち上がりをみせる。しかし2回表、初回は142㌔をマークしていた阪上の球速が、130㌔に届くかというレベルまで落ちてしまう。そんな阪上を、北海打線は5番林のヒットを皮切りに、四球、9番小原のヒットで2死満塁のチャンスを作り攻め立てる。阪上は昨秋の近畿大会は肘痛で登板を回避していることもあり、その影響などもあったかもしれないが、青木監督はここで早くも阪上から、2年生左腕の楠本にスイッチする。ただ楠本もいきなりの甲子園のマウンドで緊張したのか、1番杉森にはストレートの四球を与えてしまい、押し出しで北海が先制。ただ続く2番大津はインコースのストレートで三振に仕留め、神戸国際大付はエースの降板というアクシデントを最少失点で防いだ。
20210319神戸国際大付 阪上
まさかの2回途中で降板となってしまった神戸国際大付のエース阪上

楠本は3・4回は落ち着いて北海打線を抑えたが、5回表…北海は先頭の3番江口が1塁線を破る2ベースで出塁すると、1死となってから5番林の打球はセンター後方へ飛び、センターに回っていた阪上があと少しというところでこれを捕球できずにタイムリー2ベースとなって北海が2点目をあげる。
20210319北海 林
タイムリー2ベースを放った北海の林

対する北海の木村は、しなやかな腕の振りから自己最速タイとなる145㌔をマークして、ときには130㌔台のものも混ぜたっ強弱のあるストレート、さらにキレのあるスライダーは右バッターが自らの体に当たる球を空振りしてしまい三振というケースが2度あるほどで、神戸国際大付打線を寄せ付けないピッチング。神戸国際大付打線が木村からやっと初ヒットをはなったのは5回で、前半戦は北海が完全にペースを掴んで2-0とリードして折り返す。
20210319北海 木村
5回まで1安打無失点の好投を見せた北海のエース木村

ただ緊急登板にも関わらず好投を続ける楠本に報いたい神戸国際大付打線は、6回2死から2番能登原がレフト前に弾き返して盗塁でチャンスを作ると、3番阪上もピッチャー強襲ヒットで続いて2死1・3塁。続く西川の打球は、風の影響や北海のセカンド・センター・ライトのちょうど間に落ちて、タイムリーヒット。昨秋は2位に倍以上の差をつける打線をあげた4番打者がセンバツでも勝負強さを発揮して、神戸国際大付が1-2と1点差に迫る。神戸国際大付は前半戦と変わって、ややバラツキの出てきた木村に対して、7回・8回もランナーを出すものの、あと1本が出ずに、1点ビハインドのまま最終回の攻撃を迎えることとなる。
20210319神戸国際大付 西川
神戸国際大付の初得点となるタイムリーを放った4番西川

9回裏、神戸国際大付は先頭の5番松尾が三遊間を破るヒットで出塁。6番板垣はこの試合2安打と当たっていたものの、バントのために代打として3塁ランナーコーチャーの坂本を呼び出したものの、このバントが木村の好フィールディングに阻まれ2塁フォースアウト。それでも残った坂本がバッテリーミスで2塁へ進むと、続く代打のノンステップオープンスタンス打法の勝木はしぶとくレフト前に落として1死1・3塁の同点、さらには1打サヨナラというチャンスを作る。ここで迎えた8番武本の3球目に、青木監督はスクイズを決行するも、木村の投球はワンバンのスライダーとなり武本は空振り、ただキャッチャーがわずかに弾いたところに、3塁ランナー坂本がヘッドスライディングでタッチを掻い潜ってホームに滑り込み同点。さらに2死1・2塁となってから、9番山里が三遊間を破るものの、2塁からサヨナラのホームを狙った勝木はホームでタッチアウトとなり、試合は2-2のまま延長戦へと突入する。

神戸国際大付は9回表のピンチから3番手として、ファーストを守っていた武本が左腕としてマウンドに上がっており、スライダーを中心とした投球で10回表の北海の攻撃も無得点で抑える。すると神戸国際大付は10回裏、先頭の栗原が四球で出塁するも、続く2番能登原のバントは、北海のキャッチャー大津の素早い送球に阻まれて2塁フォースアウト。ただここから3番阪上が死球、4番西川が1・2塁間を破り、1死満塁と球数が140球を超えてきた木村を攻め立てる。ここで迎えるのは9回から代走で出塁していた関であり、関は2球目を振り抜くと、打球は前進守備であったセカンドの横を抜けるサヨナラタイムリー。いきなり開幕戦から延長にもつれた激戦を神戸国際大付が3-2で制した。
20210319神戸国際大付 関
サヨナラ打を放った神戸国際大付の関


20210319北海×神戸国際大付
※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください

秋の防御率は0.34とセンバツ出場の中でもトップの数字を誇っていた、北海のエース左腕の木村であるが、146球の熱投も実らず、初戦で姿を消すこととなった。5回までは申し分のない投球であったが、6回以降はやや神戸国際大付打線に捕まってしまった。それでも9回までに失った2点はポテンヒットと、スクイズを外した球がワンバンとなってしまってのホームスチールと完璧に打たれたわけではない。10回まで投げて3失点という内容は、決して悪いものではなく、木村依存となってしまったチームの問題である。特に打線に関していえばエース阪上が緊急降板した神戸国際大付からはもっと点が取りたかったところ。特に1年時から4番に座る注目の宮下は、最終打席では強烈なセンター頭上を越えるライナーを放ったものの、序盤は3打席連続三振とブレーキになったことが、3番江口・5番林は当たっていただけに痛かった。夏に向けて脱木村依存のチームを目指して頑張って欲しい。
20210319北海 宮下
この試合では本来の力を発揮できなかった北海の4番宮下

神戸国際大付は2年生の新戦力の活躍が大きかった。この試合では5番レフト松尾、6番サード板垣、9番セカンド山里と3人の2年生がスタメンに名を連ねたが、3人とも昨秋の公式戦出場しておらず、板垣・山里に限ってはこのセンバツが初のベンチ入りという状態だ。だが松尾は最終回の同点の起点となるヒットを放ち、板垣は5回に木村からチーム初となるヒットを放つなど2安打、山里はあわやサヨナラというヒットに加え、セカンドの守備では1・2塁間のゴロをファインプレーでアウトにするなど素晴らしい動きを見せていた。さらに2番手として登板して、7回1失点の好投をみせた楠本も、昨秋は5番手であった2年生投手であり、エースの緊急降板というピンチを2年生の新戦力が救った形だ。
20210319神戸国際大付 山里
公式戦初出場ながら素晴らしい動きをみせた神戸国際大付のセカンド山里

ただ阪上に関していえば、非常に心配である。もう投手として今大会中にマウンドに立つのは厳しいだろうが、それだけではない。この試合ではマウンドを降りた後には、センターについたが、センターでも送球は山なりであった。高校通算20発を誇り、外野手としてもプロに注目されている阪上を、攻撃面でも欠くことはチームにとって大きな損失であるが、今日の様子をみている限りはセンターすら守らせない方が、今後のことを考えればよいだろう。


Pickup Player
楠本晴紀 神戸国際大付 新2年 投手
~エース降板のピンチを救った大型左腕~
エース阪上の2回で降板というピンチを救ったのは、新2年生の大型左腕の楠本であった。

186㎝の大型左腕である楠本は、神戸国際大付では1年秋からベンチ入りしていたが、秋の公式戦登板は2/3イニングのみであり、登板したイニングからいっても投手陣の中では5番目であった。ただ大会前の関西国際大との練習試合では、自己最速を更新する140㌔をマークするなど頭角を現しつつあった。

この試合ではエース阪上の球速が2回になって急激に落ちて、2死満塁というピンチの場面で青木監督は楠本をマウンドに送った。ただいきなりの甲子園で緊張もあったか、対する北海の1番杉林には1球もストライクが入らずに押し出しの四球。かなり暗雲が立ち込めたが、続く大津に関してはスライダーで追い込むと、最後は右バッターのインコースに食い込むストレートで三振を奪ってみせた。楠本は186㎝89㎏という立派な体格で、そこから繰り出すストレートはこの試合でもMax140㌔をマークし、スライダーを使ってうまくタイミングをはずすこともできていた。3回以降は落ち着いた投球で、5回には2長打で1点を失ったものの、それ以外はランナーを出しても粘り強い投球で追加点を許さず、結局9回途中まで計7イニングを1失点という内容であった。この試合において、この楠本の好投が逆転を呼んだといっても過言でないほどの、素晴らしい活躍であった。次戦以降も阪上が投げれない可能性は高く、楠本の今日のような投球は神戸国際大付が勝ち上がるためには必要となってくるだろう。

この試合での活躍は素晴らしかった一方、コントロールも含めてまだ球にはバラツキがあり、終盤はスピードも落ちてくるなど、まだまだという面もあった。ただ186㎝89㎏という体格をフルに生かせればスピードもまだ出るだろうし、変化球もこの試合ではほぼスライダーのみであったので、球種も今後は増えてくるころだろうし、まだ新2年生ということを考えれば伸びしろだらけである。今日の活躍で全国に名をとどろかせたことで、今後はその伸びしろも込みでスカウトから注目される投手となったことだだろう。

20210319神戸国際大付 楠本
7回1失点の好リリーフで神戸国際大付の逆転を呼びこんだ楠本



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NTT東日本✕かずさマジック【オープン戦】

3/14 オープン戦
NTT東日本✕かずさマジック @かずさマジック君津球場

試合経過

試合前には新人選手の紹介があり、始球式には副社長が登場するなど今年の出陣式を行っただけあって、オープン戦とはいえどもこの1戦にかける思いが強いかずさマジックは先発にエース山本を立てるなど、スタメンもフルメンバーに近い布陣で臨んだ。エース山本はMax155㌔の剛腕というイメージが強かったが、社会人3年目にもなり、ボール丁寧に低めに集める投球を覚え、スライダー・カーブ・SFF・2シームも織り交ぜながら、相手打線を打ち取る投球。ストライク先行の投球で1・2回をわずか12球で片づける素晴らしい立ち上がりをみせる。
20210314かずさマジック 山本
見事な立ち上がりをみせたかずさマジックの先発山本

NTT東日本の先発のルーキー上出も1・2回をパーフェクトに抑える上々の立ち上がりをみせる。しかしかずさマジックは3回裏、この回先頭の同じくルーキー佐藤がセンター前ヒットで出塁すると、8番中村が送ってチャンスを広げる。その後2死1・2塁となってから、楽天の奈良原浩ヘッドコーチの息子である2番奈良原稔也が1・2塁間を見事に破って、2塁から佐藤が生還してかずさマジックが先制する。
20210314かずさマジック 奈良原
先制タイムリーを放ったかずさマジックの奈良原

ただ3回には2四死球で満塁のピンチを招くなどややピッチングに暗雲の立ち込めてきた山本に対して、NTT東日本は4回表に1死からこの試合では喜納を抑えて4番に座った桝澤が三遊間を破り出塁。2死から6番内山がヒットで繋ぐと、7番中村がライト線にタイムリー2ベースを放ち、NTT東日本がルーキーの連打で同点に追いつく。さらに山本は続く保坂にストレートの四球を与えてしまったところで、かずさマジックの渡辺俊介監督はマウンドに2番手として深田を送り、深田が阿部をファーストゴロに打ち取ってこのピンチを凌いだ。
20210314NTT東日本 中村
同点タイムリーを放ったNTT東日本のルーキー中村

NTT東日本の上出は3回に1点を失ったものの、それ以外の3イニングはパーフェクトに抑える4回1失点の好投。ゆったりと足をあげて2段気味のフォームから、テイクバックを大きくとって投げこむ右腕は、力のあるストレートを中心にスライダー・チェンジアップなども織り交ぜた安定したピッチングで結果を残してみた。NTT東日本は5回以降は稲毛田→飯嶋→熊谷といった、昨年準優勝を果たした都市対抗でも登板を果たした実績のある投手陣が1イニングずつ登板して、かずさ打線に付け入る隙を与えなかった。
20210314NTT東日本 上出
4回1失点と先発としての役割を見事に果たしたNTT東日本の上出

1-1のまま迎えた7回表、かずさマジックはこの回から3番手として村上がマウンドに上がったものの、先頭の阿部はサード前に見事なセーフティバントを決めて出塁。続く1番下川は初球を捉えると、打球は右中間フェンスを越える2ランとなってNTT東日本が3-1と勝ち越しに成功する。さらに8回表にも2個の四球で1・3塁のチャンスを作ると、8番佐久本の打球がセカンドのえラーを誘い1点を追加する。
20210314NTT東日本 下川
勝ち越しの2ランを放ったNTT東日本の下川

9回表には、昨年の都市対抗敢闘賞3番向山に5打席目にしてやっと初ヒットが出ると、2死3塁から6番ルーキー内山が猛打賞となるセンター前へのタイムリーを放つ。さらに7番の途中出場の長澤は、インローの変化球をうまくはらうと、これが左中間を抜けるタイムリー2ベースとなって、NTT東日本が終盤の猛攻でリードを6-1と広げる。

NTT東日本は8回は沼田、9回は堀とともに立正大出身で、昨年の都市対抗では先発も務めた投手陣が登板。ともにヒットを2本ずつ浴びたものの、要所はしっかりと締めて無失点で切り抜ぬけ、NTT東日本が6-1で勝利した。

20210314NTT東日本✕かずさマジック
※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください


昨年の都市対抗準優勝のNTT東日本は、佐々木が西武にドラフト2位入団したものの、経験と実績のある選手たちが多く、盤石の戦いぶりであったといえる。特に投手陣については先発こそルーキー上出であったものの、5回以降は昨年の都市対抗のマウンドも経験した投手たちが全員無失点で繋いで見せた。本来であれば先発もできるような投手陣の豪華リレーであり、さすがの一言であった。その現有戦力に加えて、上出・内山・中村と大学野球での実績が十分なルーキーたちの活躍も目立った。上出は4回1失点と見事に先発の役割を果たしたし。内山はタイムリーを含む3安打で、コンバートされた外野守備も無難にこなしており、中村もライト線に強烈なタイムリー2ベースを放っている。盤石な現有戦力に、頼もしいルーキーたちも加わって、3月ながら早くもチームは仕上がっているという印象を受け、都市対抗優勝に向けて抜かりはないといえる。
20210314NTT東日本 内山
3安打の活躍をみせたNTT東日本のルーキー内山

一方のかずさマジックは、昨年は2大大会の出場を逃したとあって、大きく戦力の入れ替えがあった。元DeNAの松本啓二郎らをはじめとして12人の選手が勇退や移籍し、今年は栃木ゴールデンブレーブスからの入団の内山も含めると、6人の新人選手が加入した。そういう事情もあってか、NTT東日本とは対照的に、まだチームとして仕上がっていないという印象を受けた。チームが仕上がってくるには、やはり投手陣が確立してくることが必要であり、そういう意味ではエース山本が4回途中で降板というのは痛かった。オープン戦なので、ある程度はイニングが決まっていたはずであるが、今日でいえば、3回から突如不安定になり、渡辺俊介監督がなかば懲罰気味に交代させたというところであろうか?この試合では登板しなかったものの、リリーフには元広島のオスカル、補強選手として2年連続で都市対抗優勝を経験している橘がおり、さらに今日の試合で好投した深田もリリーフ適正のある投手であった。あとは山本がエースとして1人立ちすことに加えて、この試合では敗け投手となってしまったが村上ら若手がそれに続く先発として台頭してくれると心強いだろう。
20210314かずさマジック 深田
好リリーフをみせたかずさマジックの深田


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阿部健太郎 NTT東日本 セカンド
~新主将がチームを牽引する3安打の活躍~
今年からチームの新主将に就任した(?)阿部が3安打の活躍で、チームを牽引した。

俊足巧打の内野手として、帝京では2年夏に2番セカンドとして甲子園に出場。3年生には伊藤(元DeNAで現在は日本製鉄鹿島)・松本(日本ハム)がおり、1年生キャッチャーには石川(日本ハム)というチームで、初戦の花巻東戦では、リリーフした大谷(エンゼルス)からの2安打を含む3安打の活躍をみせている。2年秋からは3番ショートとしてチームを牽引した。

その後は東洋大に進学。1年春の開幕戦からスタメンの座を掴むなど、ケガのあった2年春を除けば、ほぼ4年間フルで東洋大のレギュラーとして活躍。3年秋にはエース原(ヤクルト)の活躍もあり、2部優勝→入替戦を制して1部昇格を果たすと、4年春秋は1部でともに3割を超すアベレージを残し、東都1部2部通算で95安打を放った。

NTT東日本では、1年目の夏に阿部の出場は2試合のみであったものの、トヨタ戦ではヒットを放ち、都市対抗優勝を経験。秋の日本選手権では9番セカンドとしてスタメン出場を果たすも、その後もなかなかレギュラー確保とはいかず、代走や守備固めでの出場も多く、昨年の都市対抗準優勝も阿部自身はノーヒットであった。

5年目を迎える今年は、チームの整列+挨拶を見る限り、阿部は主将に就任。この試合では9番セカンドとして出場した。3回の大1打席ではインコースのスライダーをうまくライト線に運び、チーム初安打となる2ベースをマーク。7回の第3打席では、かずさマジックの3番手村上の代わりっぱなの初球にセーフティバントを試みると、これがサードとピッチャーの間にいい感じに打球の死んだバントとなり、さらに俊足で1塁セーフにしてみせた。続く下川の2ランでNTT東日本は勝ち越したので、村上の出鼻をくじいたという意味でも貴重なバントヒットであった。8回の第4打席でもライト前ヒットを放ち、この試合では猛打賞をマークした。

もともと走塁と守備に関しては一級品であり、あとはどれだけ打てるかが課題の阿部。NTT東日本の内野陣は、下川は当確であるがものの、あとは二遊間を上川畑・丸山・朝田らと争うという構図。さらにその地位を確固たるものにしないと、昨年の小林(東京ガス)のように、都市対抗では補強選手がそこに入ってしまうこともある。そういう意味ではレギュラーを確実なものにする意味では、バッティングが重要であり、この試合ではいいアピールができたといえる。

20210314NTT東日本 阿部
3安打の活躍をみせたNTT東日本の新主将阿部



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センバツで注目のプロ野球選手関係者たち

アマチュア野球において、プロ野球選手の息子/弟といわれると、やはり注目したくなるものです。
ということで今日はセンバツに出場するプロ野球選手の親族となる選手を紹介したいと思います。


まずエース石田が注目されている東海大相模ですが、この石田を支える控え投手陣には2人のプロ野球関係者がいる。まずは巨人の金城龍彦コーチを父にもつ金城龍輝、ちなみに祖父の金城晃世さんも元近鉄の投手らしいです。次男の金城龍輝は、兄の金城飛龍に続いて東海大相模に入学すると、1年秋から投手陣の一角として活躍。俊足巧打の父とは異なり、170㎝80㎏というがっちりとした体格の右腕であり、大きく曲がるカーブをはじめとして、しっかりとゲーム作れるタイプの投手。本来であれば石田に次ぐ2番手であるが、昨秋はやや出番も少なく、センバツでも背番号18となっているので奮起に期待したい。金城が経験豊富ならば、逆にニューフェイスとして東海大相模の投手陣に加わるのが、新2年生の求航太郎。180㎝83㎏の大型左腕であり、中学時代にはリトルシニアの日本代表にも名を連ねた。昨秋はベンチ外だったが、冬場に成長を遂げたのか、センバツでは背番号10として登録されている。この求の叔父が、系列の東海大出身でオリックスや阪神で俊足巧打の内野手として活躍した平野恵一であり、金城どうようにタイプの異なる選手ではある。
20191021東海大相模 金城
金城(東海大相模)

東海大菅生のサードは新2年生の小池祐吏の父は、DeNAのコーチを務める小池正晃。横浜高時代には強打の1番バッターとして、エース松坂とともに春夏甲子園を連覇した、甲子園の申し子である。昨秋は1年生ながら5番打者を務めると、東京大会では目黒日大戦では先制の満塁ホームラン、準決勝の関東一戦では決勝タイムリー、決勝でもダメ押しのタイムリーを放つなど勝負強さを発揮して、チームトップの12打点をあげており、親子でのセンバツ制覇に期待がかかる。
20201115東海大菅生 小池
小池(東海大菅生)

大阪桐蔭のエース左腕である松浦慶斗の従弟は、ソフトバンクの古谷優人。非公式ながら左腕では日本最速となる160㌔をマークした従弟と同じく、Max150㌔のストレートを武器とする左腕であり、186㎝94㎏という体格はすでに古谷を凌ぐものがある。ちなみに松浦の父の吉仁さんもプロ経験こそないものの、北海ではエースとして甲子園に2度出場、社会人野球では日本製紙石巻の監督も務めたほどの人である。昨秋は大阪桐蔭のエースナンバーを背負い、剛腕というイメージだけでなく、投球術にも磨きがかかってきており、大阪大会の準決勝では履正社から完投勝利、近畿大会でも天理戦で勝利投手なっている。決勝の智弁学園戦では打ち込まれた上に、負傷交代しているために、センバツの初戦(相手は智弁学園)ではリベンジに期待したいところだ。

交流試合を除けば、数少ない甲子園経験者であるのが、1年夏から明徳義塾のショートストップを務める米崎薫暉。父は1988年の近鉄のドラフト1位である米崎薫臣であり、同じくショートストップである(今回の紹介で唯一、父とプレースタイルが似ている選手である)。米崎の武器である強肩も、父譲りといわれおり、打球に対するスタートや、その身のこなしも素晴らしく、守備力には定評のある選手である。2年秋からの新チームでは、主将も務め、打撃でも公式戦打率.500をマークして3番打者としてチームを牽引し、明徳義塾を四国大会連覇に導いた。
20191117明徳義塾 米崎
米崎(明徳義塾)

福岡大大濠の永井大斗は、昨秋は九州大会ではレフトとしてスタメンの座を掴むと、準々決勝ではタイムリーヒットを放つなど活躍した。父は元ソフトバンクの投手で現在はスカウト部長を務める永井智浩、さらに従弟は巨人ドラフト1位の平内龍太という2人も親族がプロ野球選手のエリートである。ちなみにこの2人は甲子園出場経験がないために、親族ではこの永井大斗が初の甲子園出場となる。センバツでは背番号10であり、まずは外野手としてスタメンの座を勝ち取りたいところである。

明豊の左腕太田虎太郎の兄は、巨人の太田龍である。兄が193㎝の大型右腕であるのに対し、虎太郎は175㎝の左腕ということで、同じ投手ながらもタイプとしては全く異なる選手だ。太田は140㌔を超えるストレートに、スライダー・チェンジアップを武器とした左腕らしい投手で、2年夏には甲子園交流試合で登板を果たすと、2年秋には背番号10ながらエース格として活躍し、チームを九州大会4強に導いた。センバツでは背番号1は復調してきた右腕の京本に譲ったものの、左右2枚看板としての期待がかかる。


以上です。
プロ野球ファンの方はこういう観点から、高校野球を見てみても面白いかもしれないですね。


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現役プロ野球選手でみるセンバツ出場校

センバツ出場校出身のプロ野球選手を学校別に調べてみました。
※現役選手のみを対象としてます
※育成選手も含みます

◆北海(6人)
鍵谷陽平(巨人)
戸川大輔(西武)
川越誠司(西武)
阪口皓亮(DeNA)
佐藤龍世(西武)
大窪士夢(西武)
20211021巨人 鍵谷
↑鍵谷


◆仙台育英(9人)
上林誠知(ソフトバンク)
平沢大河(ロッテ)
松原聖弥(巨人)
西巻賢二(ロッテ)
馬場皐輔(阪神)
熊谷敬宥(阪神)
梅津晃大(中日)
郡司裕也(中日)
入江大樹(楽天)
20200820ソフトバンク 上林
↑上林


◆柴田(1人)
佐藤優悟(オリックス)
20200224オリックス 佐藤優2


◆健大高崎(6人)
三ツ間卓也(中日)
長坂拳弥(阪神)
湯浅大(巨人)
山下航汰(巨人)
柘植世那(西武)
下慎之介(ヤクルト)
20190821巨人 山下
↑山下


◆常総学院(4人)
内田靖人(楽天)
宇草孔基(広島)
鈴木昭汰(ロッテ)
菊田拡和(巨人)
20200224巨人 菊田
↑菊田


◆専大松戸(5人)
上沢直之(日本ハム)
渡邉大樹(ヤクルト)
原嵩(ロッテ)
高橋礼(ソフトバンク)
横山陸人(ロッテ)
20180417日本ハム 上沢
↑上沢


◆東海大相模(12人)
大田泰示(日本ハム)
菅野智之(巨人)
田中広輔(広島)
小笠原慎之介(中日)
渡辺勝(中日)
吉田凌(オリックス)
大城卓三(巨人)
田中俊太(DeNA)
菅野剛士(ロッテ)
遠藤成(阪神)
山村崇嘉(西武)
西川僚祐(ロッテ)
2021304西武 山村
↑山村


◆東海大甲府(3人)
高橋周平(中日)
渡邉諒(日本ハム)
髙部瑛斗(ロッテ)
20201023中日 高橋
↑高橋

◆東海大菅生(3人)
髙橋優貴(巨人)
勝俣翔貴(オリックス)
戸田懐生(巨人)
20201021巨人 高橋
↑高橋優

◆敦賀気比(10人)
内海哲也(西武)
山田修義(オリックス)
西川龍馬(広島)
平沼翔太(日本ハム)
吉田正尚(オリックス)
山﨑颯一郎(オリックス)
黒田響生(巨人)
木下元秀(広島)
笠島尚樹(巨人)
長谷川信哉(西武)
20190302オリックス 吉田正
↑吉田正

◆上田西(1人)
高寺望夢(阪神)

◆中京大中京(6人)
嶋基宏(ヤクルト)
堂林翔太(広島)
磯村嘉孝(広島)
伊藤康祐(中日)
中山礼都(巨人)
髙橋宏斗(中日)
20201004広島 堂林
↑堂林

◆県岐阜商(2人)
三上朋也(DeNA)
高橋純平(ソフトバンク)
20200225ソフトバンク 高橋純
↑高橋純


◆智弁学園(3人)
岡本和真(巨人)
廣岡大志(巨人)
村上頌樹(阪神)
20201021巨人 岡本
↑岡本


◆大阪桐蔭(21人)
中村剛也(西武)
平田良介(中日)
岩田稔(阪神)
中田翔(日本ハム)
浅村栄斗(楽天)
江村直也(ロッテ)
藤浪晋太郎(阪神)
森友哉(西武)
岡田雅利(西武)
香月一也(巨人)
高山優希(日本ハム)
澤田圭佑(オリックス)
山足達也(オリックス)
横川凱(巨人)
藤原恭大(ロッテ)
根尾昂(中日)
正隨優弥(広島)
柿木蓮(日本ハム)
福田光輝(ロッテ)
中田惟斗(オリックス)
仲三河優太(西武)
20210304西武 仲三河
↑仲三河


◆市和歌山(2人)
川端慎吾(ヤクルト)
益田直也(ロッテ)
20201013ロッテ 益田
↑益田


◆京都国際(4人)
曽根海成(広島)
上野響平(日本ハム)
釣寿生(オリックス)
早真之介(ソフトバンク)
20190321広島 曽根
↑曽根


◆神戸国際大付(6人)
坂口智隆(ヤクルト)
石岡諒太(中日)
宗接唯人(ロッテ)
蔵本治孝(ヤクルト)
小深田大翔(楽天)
平内龍太(巨人)
20201023ヤクルト 坂口
↑坂口


◆天理(4人)
西浦直亨(ヤクルト)
中村奨吾(ロッテ)
太田椋(オリックス)
森浦大輔(広島)
20200823ロッテ 中村奨
↑中村


◆広島新庄(3人)
田口麗斗(ヤクルト)
堀瑞輝(日本ハム)
畝章真(広島)


◆下関国際(0人)

◆鳥取城北(1人)
能見篤史(オリックス)

◆明徳義塾(6人)
伊藤光(DeNA)
石橋良太(楽天)
古賀優大(ヤクルト)
西浦颯大(オリックス)
市川悠太(ヤクルト)
岸潤一郎(西武)
20200930DeNA 伊藤光
↑伊藤光


◆大崎(0人)

◆福岡大大濠(4人)
川原弘之(ソフトバンク)
浜地真澄(阪神)
坂本裕哉(DeNA)
山下舜平大(オリックス)
20190526ソフトバンク 川原
↑川原


◆明豊(3人)
今宮健太(ソフトバンク)
濱田太貴(ヤクルト)
居谷匠真(ソフトバンク)
20200225ソフトバンク 今宮
↑今宮


◆宮崎商(0人)

◆八戸西(0人)

◆三島南(0人)

◆東播磨(0人)


以上です。
こいつの母校なんだよな~とか言いながら、センバツ見るのも楽しいかもしれませんね。


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