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各球団におススメのドラ1を紹介してみる【セリーグ編】

いよいよ今月がドラフト会議ということで…プロ野球の各球団に対して、個人的に勝手にドラフト1位の選手をおススメしていきたいと思います。例えるなら自分がその球団のGMだったら、この選手をドラフト1位で指名するという話になります。個人の妄想も入っていますが、まずはセリーグ編をご覧ください。


阪神:坂井陽翔(滝川第二)
今年優勝を果たし、全体的に戦力が整っている阪神。投手陣は村上・大竹という救世主が2人も出てきており、野手も中野のセカンドコンバートで課題となったショートは木浪が安定した成績を出し、若い小幡も打率は良く、穴は少ない。昨年は森下を1位指名しており、2016年から続く各年の法則もあり、今年は投手、特に高校生に照準を当てるものと思われる。

そんな阪神におススメしたいのは、地元兵庫の加古川出身で、滝川第二の坂井。186㎝の長身から角度のあるMax149㌔のストレートに加えて、得意のフォークをはじめとしてスライダー・カーブ・2シームなど多彩な変化球を操る器用さも兼ねそろえる本格派右腕。春にはU18日本代表の1次候補合宿にも参加しており、その後の春季大会ではセンバツに出場した社から1失点完投勝利をあげるなどして、チームを兵庫準Vに導いた。今年の夏は2失点完投も明石商に敗れ、結局坂井は甲子園の土を踏むことはできなかったものの、ひそかに坂井の獲得を狙っているチームにとっては好都合だったかもしれない。

投手を本格的に始めたのは高校に入ってからであり、まだまだ伸びしろも大きく、4番打者を務めるなど打力もあり外野手としての評価も高い。高校生右腕としてはNo1といえる逸材で、大学生に指名が集中している間に、将来のエースを確保といきたいところだ。
20230503滝川第二 坂井3


広島:前田悠伍(大阪桐蔭)
広島は今年のドラフトにおいては白武スカウト部長が「高校生中心」「上位は投手」というコメントを出している。他球団では若い投手がローテーションに入ってくることが多くなっている昨今だが、実際に広島のローテーションをみてみると、1番若くて大卒4年目の森下ということで、次世代のローテーションを担う投手が欲しいところ…。ただ昨年も高校生投手をドラフト1位で指名しているので、昨年のドラフト1位である素材型の右腕の斎藤優汰とは正反対といえるタイプ、左腕であり実績が十分な大阪桐蔭の前田悠伍をおススメしたい。

前田は最強軍団大阪桐蔭で、1年秋からエース格として活躍している左腕で、1年秋と2年秋に明治神宮大会を連覇、2年春にはセンバツでも決勝の近江戦を含む2試合に先発して1点も取られることなく、センバツ優勝を果たしている。ストレートはMax148㌔で、左バッターのアウトコース・右バッターのインコースに角度のあるボールが投げられ、スライダー・カーブ・チェンジアップ・2シームといった変化球も全てが一級品。コントロールもよくボールを低めに集められ、投げミスも少なく、表情も変えずに淡々と打者を抑えていく安定感抜群の投手です。ただ春先からはケガもあり、今年の夏は大阪大会決勝で履正社に敗れ、甲子園出場を逃すという挫折を味わい、評価もやや下がりかけた。しかしU18日本代表ではエースとして決勝戦では台湾から1失点完投(7回制)をあげるなど、16回2/3を1失点という成績で、チームを初の世界一に導き、やはり前田は別格ということを印象付けた。

近年の高校生投手では、その完成度は間違いなくNo1といえる前田。完成度が高すぎて、伸びしろが少ないのではという声も上がるほどですが、スピードに関してはまだ上がる余地はあると思うし、手がプロの強打者となれば、投手としてさらなる引き出しをもっていそうと思わせる投手である。

広島のローテーションで、左腕として定着しているのは床田のみ。前田であれば、1年目からローテーションを担うことも可能であると思っているので、そういう意味でもうってつけの投手かもしれない。
20230828高校日本代表 前田


DeNA:廣瀬隆太(慶応義塾大)
DeNAでは今年で35歳になるサード宮崎の後継者問題が、数年前からささやかれている。そんな話をよそに宮崎は今シーズン首位打者獲得と健在だが、投手力に加えて、課題の外野手も関根が台頭してきて戦力が充実している今こそ、この宮崎の後継者を確保しておきたい。

そんなDeNAにおススメしたいドラフト1位は、慶応義塾大の廣瀬隆太。この秋のリーグ戦では東京六大学野球連盟で通算19号の本塁打をマークし、高橋由伸のもつ通算最多本塁打記録の23本も視野に入ってきている右のスラッガー。幼稚舎から慶応義塾という生粋の慶応ボーイは、慶応義塾高では2年夏の甲子園には4番ファーストとして出場するなど、高校通算41発をマーク。慶応義塾大でも1年秋からクリーンアップを務めると、1年秋・3年春・3年秋と3度のベストナインを獲得。2年春には全日本大学野球選手権を制し、3年夏には侍ジャパン大学代表にも選ばれ4番も務め、今年も2年連続で侍ジャパン大学代表に選出。スイングの強さが最大の魅力の大型スラッガーだが、身体能力も高く、これだけの実績がありながら、慶応義塾大の堀井監督が「持っているものを全部出しきれていない」と表現するポテンシャルの持ち主。内野であれば、ファースト・セカンド・サードと多様にこなすことができますが、肩が強くサードが1番合っていると思うので、宮崎の後継者に指名しました。ただ宮崎がまだまだ健在のようであれば、ソトの成績が落ちているDeNAにおいては、廣瀬をファースト、あるいは廣瀬セカンド・牧ファーストというオプションもとることができ、チーム力がアップすることは間違いない。
20220514慶応大 廣瀬


巨人:西舘勇陽(中央大)
エース菅野にも陰りが見え始めて、現状投手陣でフル回転している投手は戸郷くらいという巨人。今年のドラフトでも即戦力投手を指名して、何とか投手陣を充実させたいところである。

そんな巨人にドラフト1位としておススメしたいのは、中央大の155㌔右腕の西舘勇陽。花巻東では菊池雄星・大谷翔平も1年生のときには背負った、出世番号である「17」を背負い、1年秋の東北大会では3試合に先発登板して、防御率1.33の活躍でチームを翌春のセンバツ出場。中学時代は軟式でMax127㌔であったが、高1の冬には142㌔をマークするなど、その成長スピードとポテンシャルに、スカウトも大きな期待を頂いたが、その後はケガもあり、2年春・2年夏・3年夏と3度も甲子園に出場するも、本来の投球は披露できなかった。ただ中央大に進学すると、1年秋からリリーフ投手として150㌔を越えるスピードをマーク。3年春の途中から先発にまわり、中央大のエースとして活躍。3年秋までは全てのシーズンで、防御率が1点台と安定した成績で、3年秋はベストナインも獲得しています。今年の春や防御率3.43と不調に苦しみ、大学日本代表も落選。ただ現在の秋季リーグ戦ではきっちりと修正してきており、10/9現在で防御率1.16と抜群の投球をみせている。

西舘の最大の魅力は、スピードのあるボールを安定して投げられるところ。よくMaxが150㌔台といっても、実際に見てみると150㌔越えのボールはわずかしかないという投手がいます。しかしMax155㌔の西舘は、先発しているときでも、150㌔越えのボールが大半をしめて、さらにSFFも140㌔越え、スライダーは130㌔越えと変化球にもスピードがあります。先発をしてもスピードが落ちないのは大きな魅力ですが、この140㌔のSFFとは抑えとしても通用しそうなボールである。

そして何といっても巨人は来年から阿部新監督が指揮を握るが、阿部監督は中央大の出身。初仕事として、是非とも母校の逸材を確保したいところだろう。
20230918中央大 西舘


ヤクルト:細野晴希(東洋大)
清水、奥川、木澤、山下、吉村とここ5年連続で投手を1位指名しているヤクルト。そろそろ野手を1位指名したい頃合いで、ヤクルトでプレーしていた度会博文氏の長男である、度会隆輝の指名などを期待したいところだが…チームの現状を見ると、やはり投手、特に即戦力の先発投手が最優先となるでしょう。

そんなヤクルトにおススメしたいドラフト1位は、東洋大のサウスポー細野晴希。ヤクルトの地元の東京出身の左腕は、東亜学園ではキレのあるボールが武器の左腕として活躍し、2019年には佐々木朗(ロッテ)・奥川(ヤクルト)・宮城(オリックス)らと共にU18日本代表候補合宿のメンバーに選出(合宿は春季大会と日程が重なり辞退)。東洋大に進学すると、一気にスケールアップして、140㌔程度だったストレートは150オーバーを連発するまでに成長し、大きく曲がるスライダーをはじめとして、SFF・カットボール・カーブなどの変化球も一級品。東洋大では2年春からエースとして活躍し、2年春のリーグ戦では8個もの牽制を刺しており、初見では盗塁は不可能と言われる牽制も大きな武器。今年は東都2部で、5勝0敗、防御率0.82という成績で、MVP・最優秀投手・最優秀防御率などのタイトルを総なめにし、入替戦では駒澤大から1失点完投勝利をあげ、チームを1部昇格に導いた。夏には大学日本代表として、日米大学野球選手権を制し、U18日本代表との壮行試合では、東京ドームのマウンドでなんと158㌔をマーク。秋のリーグ戦では、まだ本調子とはいかないものの、エースとして昇格即優勝を狙うチームを牽引している。

まだ好不調の波が大きい、球数が多すぎるなど課題はあるものの、それも逆に見れば伸びしろで、今年の大学生ドラフト候補としてはNo1といえる投手。ドラフト1位競合の可能性もあるものの、ヤクルトは競合も気にしない印象。またヤクルトは、1番若いのが高卒1年目の坂本、その次が大卒2年目の山下と若い世代に左腕が少なく、左腕の層を厚くする意味でも細野は適任といえる。
20230918東洋大 細野


中日:上田希由翔(明治大)
昨年は阿部・京田を放出し、ドラフトで二遊間の即戦力4人を指名した中日。今年は投手を上位で指名したいところだが、投手はまずまずなのに、チーム得点数がダントツに少なく、投手に勝ち星がつかないというチーム事情を踏まえると、1位では即戦力の野手を指名する必要があるかと思われる。

そんな中日にうってつけなのは、明治大の主砲の上田。上田は中日のお膝元の愛知県出身で、高校は愛産大三河で2年夏には4番打者として甲子園に出場。細野の同じくU18日本代表候補合宿のメンバーにも名を連ね、高校通算は46本塁打をマーク。明治大に進学すると、何と1年秋から4番打者として打率.344をマークするなど活躍し、以降明治大の不動の4番打者として、3年春から3季連続でベストナインを獲得、3年秋には明治神宮大会優勝を果たし、3年夏には侍ジャパン大学代表で4番も務め、今年も同じく侍ジャパン大学代表に選出されています。上田は長打力もあり、アベレージも残せる打者ですが、何よりも凄いのは勝負強く、継続して安定して成績を残しているところだ。10/9時点での東京六大学野球で通算71打点は、鳥谷と同点で歴代7位タイであり、まだリーグ戦が残っているので、お半身岡田監督の最多記録81打点にもトライしてほしい。大学野球の1シーズンはせいぜい10試合ちょっとなので、プロに行くような強打者であっても、たまたま調子が悪く、数字を落とすシーズンがある。ただ上田は1年秋以降の最低打率は.231で、通算打率は.313、2年秋以降は全シーズンで10打点以上をマークするなど、打撃の安定感が際立っている。上田は現在はサードが主戦場だが、高校時代は投手としても名をはせていた肩力、また走力もあり、大学ではファースト・セカンド・外野なども守るなど守備面でも万能な選手。二遊間のレギュラーを放出していまい、ファーストのピシエドは衰えが激しく、外野も早く大島の後継者が欲しい中日にとっては、1年目から成績を残せそうな打撃にユーティリティーさを兼ねそろえる上田は3人くらい欲しい選手かと思う。
20230611明治大 上田

以上です。パリーグ編も書く予定なのでお楽しみに。


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