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明治神宮大会(大学の部)のベストナインを勝手に選んでみた【2023】

慶応大の優勝で幕を閉じた明治神宮大会(高校の部)。そんな大会のベストナインを個人的に選んでみました。
なお選考基準はこの大会での活躍のみであり、ドラフト候補だとかそんなことは一切考慮しておりません。

ピッチャー
外丸東眞 慶応大2年(前橋育英)

初戦の環太平洋大戦では7回完封(コールド)勝利をあげると、決勝の青山学院大戦でも9回5安打完封勝利をあげて、下村・常廣といったドラ1投手に投げ勝った。2年生ながらその投球は完成度が非常に高く、今大会無失点でチームを優勝に導き、大会MVPと言える活躍であった。
20231118慶応大 外丸

キャッチャー
宮崎恭輔 慶応大4年(国学院久我山)

大学日本代表にも選ばれた強打の捕手は、環太平洋大戦では4回に貴重な追加点となる2ランホームランを放つなど3打点の活躍をみせた。守備でもエース外丸ら投手陣を巧みにリードして、相手打線を3試合でわずか1失点に抑えて、チームを優勝に導いた。
20231118慶応大 宮崎

ファースト
吉川海斗 慶応大4年(慶応)

内外野を起用にこなす慶応大のリードオフマンは、今大会はファーストとして起用されると日体大戦では先制点を防ぐファインプレー。打撃では決勝の青山学院大では2安打3出塁の活躍をみせた。
20231118慶応大 吉川

セカンド
廣瀬隆太 慶応大4年(慶応)

ドラフト会議ではソフトバンクから3位指名を受けた注目のスラッガーは、日体大戦では逆転3ランホームラン、さらにダメ押しのソロホームランの2発を放ち、決勝の青山学院大でも貴重な追加点となる犠牲フライを放ち、その実力を証明した。
20231118慶応大 廣瀬

サード
本間颯太朗 慶応大3年(慶応)

小柄ながら足を高くあげるフォームでパンチ力のある右打者は、今大会では2番打者として起用され、環太平洋大戦では2安打にバント・盗塁も決め、決勝では先制点となる押し出し四球を選ぶなど貢献度の高い活躍をみせ、打率.444をマークした。
20231118慶応大 本間

ショート
佐々木大輔 富士大3年(一関学院)

春季リーグでは本塁打・打点王の2冠に輝いた、外国人のような打撃フォームが特徴の富士大の強打者は、上武大戦では2安打を放ち、1-0で勝利したチームの唯一の得点をマークした。青山学院大でも2三振は喫したものの、常廣からヒットと四球で2出塁。
20231116富士大 佐々木

外野
中野波来 青山学院大4年(大阪桐蔭)
初戦の日本文理大戦で2安打を放つと、準決勝の富士大戦では主将の中島が欠場する中で代わりにセンターを守り(普段はライト)、打っても2ベース2本を含む3打数3安打3得点(チームが4得点)の大活躍で、副主将として勝利の立役者となった。
20231118青山学院大 中野

麦谷佑介 富士大3年(大崎中央)
準決勝の青山学院大戦では常廣から一時同点となるタイムリーに加えて、逆方向のレフトスタンドにホームランを放ち、今大会打率.429の活躍。春には下村からもホームランを放っており、これで青山学院大のドラ1の2人を攻略したことなり、来年のドラフト候補としての注目も高まっている。
2023116富士大 麦谷

酒井成真 日体大1年(東海大菅生)
天理大戦は1打席目に逆方向のライトスタンドに先制弾を放つと、2打席目にはレフトスタンドに2打席連続弾。チームが2-1で勝利したので、貴重な2発となった。その他にも中部学院大戦では犠飛、慶応大戦でもヒットを放ち、1年生ながら日体大の中軸としての役割を十分に果たした。
20231118日体大 酒井



惜しくもベストナインには選ばれなかったものの、各ポジションで候補としてノミネートされていた選手は以下の通りでした。
投手:常廣(青山学院大)、箱山(日体大)、佐藤(富士大)
捕手:高橋(日体大)
一塁:
二塁:島袋(日本文理大)
三塁:佐々木(青山学院大)、楠本(環太平洋大)
遊撃:粟国(日本文理大)
外野:中島(青山学院大)、猿渡(環太平洋大)、中溝(日本文理大)


以上です。異論は認めます。


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明治神宮大会(高校の部)のベストナインを勝手に選んでみた【2023】

星稜が松井秀喜が主将のとき以来の、優勝を果たした明治神宮大会(高校の部)。
そんな大会のベストナインを個人的に選んでみました。
なお選考基準はこの大会での活躍のみであり、ドラフト候補だとかそんなことは一切考慮しておりません。


ピッチャー
小川哲平 作新学院2年

初戦の北海戦では9回3安打無失点、準決勝の関東一戦では3回無失点リリーフ、決勝の星稜戦でも6回1失点の好投をみせ、大会通じて18回1失点で防御率は0.50。これまでの強いストレートに加えて、スライダーなども有効に使って余裕のある投球ができるようになっており、エースとしてチームを準優勝に導いた。
20231119作新学院 小川哲

キャッチャー
熊谷俊乃介 関東一2年

大阪桐蔭戦ではエース平嶋から2ランホームランを放つなど3安打3打点、準決勝の作新学院でも2本の犠牲フライを放つなど少勝負強さを見せつけ、関東一の5番打者として3試合全てで打点、打率も.500の活躍。守っても坂井・畠中・大後とタイプ異なる3投手を巧みにリードした。
20231115関東一 熊谷

ファースト
服部航 星稜1年

1年生ながら夏の甲子園も経験した野球センス抜群の好選手は、今大会は5番ファーストで出場。ヒットは2本のみであったが、決勝の作新学院戦では先制ホームラン、準決勝の豊川戦ではタイムリーヒットに3四死球と、価値のある打撃をみせた。
20231115星稜 服部

セカンド
中谷羽玖 星稜2年

豊川戦ではタイムリーを含む4安打を放つなど、4試合全てでヒットを放ち、打率.429をマーク。バントもしっかり決め、5得点をマークするなど2番打者として、星稜打線の潤滑油としての活躍が光り、セカンド守備も安定していた。
20231115星稜 中谷

サード
高橋徹平 関東一2年

目の覚めるような打球を放つ関東一の主将で4番打者の高橋は、大阪桐蔭戦では先制タイムリーを含む2安打を放ち、準決勝の作新学院戦でもレフト線へのタイムリー2ベースを含む2安打を放ち、大会通じて打率.455をマークした。
20231115関東一 高橋

ショート
吉田大吾 星稜2年

初戦こそノーヒットであったが、その後は3試合連続でマルチヒットをマークし、大会打率.400をマーク。準決勝の豊川戦と、決勝の作新学院戦では共に2安打に加えて3出塁で、大会通じて5得点をマークし、星稜のリードオフマンとしての役割をきっちりと果たした。
20231115星稜 吉田

外野
芦硲晃太 星稜2年
星稜の主将であり、3番打者を務める強打者は、準決勝の豊川戦ではライトポール直撃の2ランホームランを含む4安打6打点と大爆発。決勝の作新学院戦でも8回に決勝タイムリーを放ち、打率.438、大会トップの打点9をマークし、今大会のMVPともいえる活躍をみせた。
20231115星稜 芦硲

小川亜怜 作新学院1年
関東大会から好調の1年生は神宮大会でも3番に座ると、初戦の北海戦ではタイブレークで逆転サヨナラタイムリーヒット。準決勝の関東一戦でも同点タイムリーに、ダメ押しタイムリーを終盤で2本のタイムリーを放つなど要所での1本が光った。
20231116作新学院 小川亜

飛田優悟 関東一2年
新チームにも誕生した、関東一伝統の俊足の1番センター飛田は、3試合全てで1打席目にヒットを放ち先制のホームを踏んでおり、大阪桐蔭戦・作新学院戦ではマルチヒッも記録して、打率.455に5得点とまさに1番という働きをみせた。
20231115関東一 飛田


惜しくもベストナインには選ばれなかったものの、各ポジションで候補としてノミネートされていた選手は以下の通りでした。
投手:佐宗(星稜)、道本(星稜)
捕手:能美(星稜)
一塁:粒良(作新学院)
二塁:小島(関東一)
三塁:萩原(星稜)
遊撃:菊地(作新学院)
外野:成井(関東一)、モイセエフ(豊川)


以上です。異論は認めます。


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神宮大会(高校の部)で3年連続同一カードの決勝なるか!?

今年も秋の高校日本一を決める明治神宮大会が、明日から始まる。既にセンバツ出場が事実上決まっているチームのみが出場する大会であり、優勝自体の価値が問われる大会ではある。ただ秋は、新チーム発足からの準備時間も少ないので、実力のあるチームでもひょんなことから大量失点して敗れるというケースも多い。夏に比べて、チームとしての本来の実力が結果に反映されづらいので、秋の大会を勝ち抜く、それも安定して勝ち抜くのは難しい。それを表すかのように、神宮大会(高校の部)では、53回目を迎える昨年、初めて連覇が達成された。


その連覇を達成したのは、ご存じの通り大阪桐蔭。最近の高校野球で1番強いチームといえば大阪桐蔭であるものの、甲子園で何度も優勝を果たしている大阪桐蔭ですら、意外にも神宮大会の優勝は一昨年が初であった。


そんな大阪桐蔭だが、今年も秋の近畿大会を3連覇して神宮大会に出場。今年は2回戦スタートということで、優勝までに必要な勝利数は、1回戦スタートだったここ2年よりも少ない上に、今年のチームは187㎝でMax154㌔のエース平嶋、189㎝でMax151㌔の1年生右腕森ら、スピードのある大型右腕が多数揃っており、連戦にも対応できる。打線では前チームからクリーンアップを務める徳丸やラマルが中心となり、他にも激しいレギュラー争いを勝ち抜いてきた新顔たちが躍動しており、大阪大会では履正社、近畿大会では報徳学園といった強豪を撃破して、危なげなく近畿を制しているあたりはまさに王者。今年の神宮大会でも優勝候補筆頭である。
20231028大阪桐蔭 平嶋
大阪桐蔭の新エース187㎝のMax154㌔右腕平嶋


大阪桐蔭が連覇を達成した直近2回の大会では、決勝の相手はいずれも広陵であった。その広陵も、今年も中国大会を勝ち抜き、3年連続での神宮大会出場を決めている。広陵の強みはなんといってもエース高尾で、1年春から名門の背番号1を背負った右腕は、ストレート・変化球・コントロールの全てにおいて完成度が高く、世代の中では昨年の前田(大阪桐蔭→ソフトバンクドラフト1位)のような存在となっている。前チームからバッテリーを組む只石も残っており、また1年生右腕の堀田が中国大会決勝では完投勝利をあげるなど力を発揮してきている。
20230811広陵 高尾
今世代完成度No1の広陵のエース高尾


大阪桐蔭と広陵は今年も決勝まで当たらない組み合わせだ。広陵は1回戦スタートになるので、優勝までには大阪桐蔭より1試合多く4試合に勝利する必要があるが、上記の堀田ら投手陣が奮闘し、高尾を万全の状態で決勝の大阪桐蔭戦に持ってくることができれば、3年目のリベンジもかなり現実味を帯びてくる。

何があるかわからない秋の神宮大会であれば、両チームともに順当にいけば決勝に進出する実力をもっており、3年連続で決勝が大阪桐蔭×広陵になることはあり得る。もしそれが実現すれば、本当に凄いことである。

それと同時に大阪桐蔭が3連覇するようなことがあれば、高校野球は戦国時代から、まさに天下統一されたような状況にもなるだろう。上述のように実力が結果に反映されづらい状況においても、3連覇を達成するとなれば、それほど大阪桐蔭の力がずば抜けているとうことになる。これが1年ならまだしも、3年もの間、代が変わっても継続するとなれば、まさに徳川幕府のようなもので、この先も簡単には揺るがないだろう。

個人的には大阪桐蔭の3連覇には大いに期待している。その一方、大阪桐蔭が3連覇をすれば、ミラクルありのどこが勝つか分からない高校野球を愛しているファンにとっては一大事となることだろう。


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惜しくも指名漏れしてしまった逸材たち(高校編) 2023年版

先週のドラフト会議で指名を受けてプロ入りに大きく前進した選手がいる一方、志望届を提出したものの残念ながら指名のなかった選手もいます。ただこの選手たちはアマチュア野球にとっては、次のフェーズのドラフト1位候補であり、今後の動向(進路)が要注目となります。そんなわけで指名漏れとなってしまった高校生の逸材を紹介していきたいと思います。


【投手】
仁田陽翔(仙台育英)
ハッブス大起(東北)
篠崎国忠(修徳)
天野京介(愛産大工)
黒野颯太(誉)
中山勝暁(武田)
髙橋快秀(多度津)
黒木陽琉(神村学園)
東恩納蒼(沖縄尚学)

【捕手】
日隈翔弥(東北)
八幡康生(東京学館新潟)

【内野手】
小野勝利(花咲徳栄)
真鍋慧 (広陵)
森田大翔(履正社)
竹内颯平(報徳学園)
江口翔人(西日本短大付)

【外野手】
菰田朝陽(拓大紅陵)
北川陸翔(立命館宇治)


今回のドラフト会議で1番の驚きであったのは真鍋(広陵)の名前が呼ばれなかったことだろう。下級生の頃から広陵の4番として結果を出し、高校通算62発を誇る189㎝93㎏で大型スラッガーは、佐々木鱗太郎がプロ志望届を提出しなかったことにより、今年の高校生打者としてはNo1の呼び声も高かった。3位までという順位縛りがあったにせよ、1位指名の可能性もあると思われていただけに、この衝撃は大きかった。履正社の4番として夏の甲子園では2ホーマーを放つなどして評価をあげた森田は、そのままU18日本代表でも4番を務めており、こちらも貴重な右のスラッガーとしての指名が濃厚であったが指名漏れとなった。真鍋は大商大、森田は帝京大への進学を予定している。当初は佐々木・真鍋とともに注目されていた佐倉(九州国際大付)も、育成指名であり、当初は豊作といわれた今年の高校生スラッガーにも厳しい評価がなされた形だ。
20230327広陵 真鍋
今年のドラフト1番の驚きは真鍋の指名漏れであった


投手でいえば、夏の甲子園で評価をあげた東恩納(沖縄尚学)と黒木(神村学園)の指名漏れが意外であった。東恩納はこの夏は、Max147㌔のストレートとスライダーにコントロールの良さが光り、沖縄大会から甲子園にかけて47イニング連続無失点を記録し、U18日本代表では5回参考ながらプエルトリコ戦で完全試合を達成し、大会のベストナインも受賞するなど活躍した。黒木も甲子園前は注目はあまりされていなかったものの、Max147㌔左腕というだけでなく、来ると分かっていても打てないモイネロカーブが大きな武器で、夏の甲子園での神村学園の4強進出に大いに貢献した。この2人に共通するのは、当初は大学進学の意向を示していたが、夏の活躍もあり、方針転換してプロ志望届を提出したことだ。そのせいで各球団のリストに当初はなく、スカウトの注目も集められなかったという見方もある一方、個人的には大学も内定している中なので、どこかの球団から話があって方針転換したのかと思っていたので、やはりこの2人の指名漏れは意外であった。東恩納は中央大に、黒木は亜細亜大に進学予定とのことなので、来年は東都での2人の戦いにも注目したい。
20230811沖縄尚学 東恩納
高校生投手の中では今年の夏No1のパフォーマンスをみせたといえる東恩納


昨夏には仙台育英の投手陣の一角として夏の甲子園を制した仁田は、そこから1年でストレートが151㌔まで伸びた。左腕で150㌔越えとなるとインパクトは大きいが、今年は本来の力を発揮できずに、強力仙台育英投手陣の中では出番が少なく、アピール不足だったこともあり、指名漏れとなった。その仙台育英を破るなどして、春のセンバツに出場したハップスは、188㎝の長身から繰り出すストレートに、多彩な変化球も操り、ハーフということもあって、スカウトからも人気のある選手であった。修徳の篠崎は192㎝102㎏という体格を誇り、Max148㌔ながら、まだまだスピードアップしそうなスケールの大きな右腕であり、そのポテンシャルも含めて指名があると思っていた。その他にも天野京介(愛産大工)・黒野颯太(誉)・中山勝暁(武田)・髙橋快秀(多度津)ら150㌔近いストレートをもつ投手も指名漏れしており、スピードのある選手が多くなってきている昨今では、スピードは大前提で、それにどれだけ+αを見せられるかが焦点なのかとも思った。
20230725修徳 篠崎
192㎝を誇りそのスケールの大きさはトップクラスであった篠崎


ちなみに一言付け加えておくと、真鍋のような順位縛りだけでなく、仙台育英の仁田のように育成はNGという方針の選手も多くいると思われる。なのでっ球団がその力を認めて、育成で指名したいと思っても、プロ入りいなかった選手も上記には含まれていることはご留意頂きたい。




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