神宮大会(高校の部)で3年連続同一カードの決勝なるか!?
今年も秋の高校日本一を決める明治神宮大会が、明日から始まる。既にセンバツ出場が事実上決まっているチームのみが出場する大会であり、優勝自体の価値が問われる大会ではある。ただ秋は、新チーム発足からの準備時間も少ないので、実力のあるチームでもひょんなことから大量失点して敗れるというケースも多い。夏に比べて、チームとしての本来の実力が結果に反映されづらいので、秋の大会を勝ち抜く、それも安定して勝ち抜くのは難しい。それを表すかのように、神宮大会(高校の部)では、53回目を迎える昨年、初めて連覇が達成された。
その連覇を達成したのは、ご存じの通り大阪桐蔭。最近の高校野球で1番強いチームといえば大阪桐蔭であるものの、甲子園で何度も優勝を果たしている大阪桐蔭ですら、意外にも神宮大会の優勝は一昨年が初であった。
そんな大阪桐蔭だが、今年も秋の近畿大会を3連覇して神宮大会に出場。今年は2回戦スタートということで、優勝までに必要な勝利数は、1回戦スタートだったここ2年よりも少ない上に、今年のチームは187㎝でMax154㌔のエース平嶋、189㎝でMax151㌔の1年生右腕森ら、スピードのある大型右腕が多数揃っており、連戦にも対応できる。打線では前チームからクリーンアップを務める徳丸やラマルが中心となり、他にも激しいレギュラー争いを勝ち抜いてきた新顔たちが躍動しており、大阪大会では履正社、近畿大会では報徳学園といった強豪を撃破して、危なげなく近畿を制しているあたりはまさに王者。今年の神宮大会でも優勝候補筆頭である。

大阪桐蔭の新エース187㎝のMax154㌔右腕平嶋
大阪桐蔭が連覇を達成した直近2回の大会では、決勝の相手はいずれも広陵であった。その広陵も、今年も中国大会を勝ち抜き、3年連続での神宮大会出場を決めている。広陵の強みはなんといってもエース高尾で、1年春から名門の背番号1を背負った右腕は、ストレート・変化球・コントロールの全てにおいて完成度が高く、世代の中では昨年の前田(大阪桐蔭→ソフトバンクドラフト1位)のような存在となっている。前チームからバッテリーを組む只石も残っており、また1年生右腕の堀田が中国大会決勝では完投勝利をあげるなど力を発揮してきている。

今世代完成度No1の広陵のエース高尾
大阪桐蔭と広陵は今年も決勝まで当たらない組み合わせだ。広陵は1回戦スタートになるので、優勝までには大阪桐蔭より1試合多く4試合に勝利する必要があるが、上記の堀田ら投手陣が奮闘し、高尾を万全の状態で決勝の大阪桐蔭戦に持ってくることができれば、3年目のリベンジもかなり現実味を帯びてくる。
何があるかわからない秋の神宮大会であれば、両チームともに順当にいけば決勝に進出する実力をもっており、3年連続で決勝が大阪桐蔭×広陵になることはあり得る。もしそれが実現すれば、本当に凄いことである。
それと同時に大阪桐蔭が3連覇するようなことがあれば、高校野球は戦国時代から、まさに天下統一されたような状況にもなるだろう。上述のように実力が結果に反映されづらい状況においても、3連覇を達成するとなれば、それほど大阪桐蔭の力がずば抜けているとうことになる。これが1年ならまだしも、3年もの間、代が変わっても継続するとなれば、まさに徳川幕府のようなもので、この先も簡単には揺るがないだろう。
個人的には大阪桐蔭の3連覇には大いに期待している。その一方、大阪桐蔭が3連覇をすれば、ミラクルありのどこが勝つか分からない高校野球を愛しているファンにとっては一大事となることだろう。
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その連覇を達成したのは、ご存じの通り大阪桐蔭。最近の高校野球で1番強いチームといえば大阪桐蔭であるものの、甲子園で何度も優勝を果たしている大阪桐蔭ですら、意外にも神宮大会の優勝は一昨年が初であった。
そんな大阪桐蔭だが、今年も秋の近畿大会を3連覇して神宮大会に出場。今年は2回戦スタートということで、優勝までに必要な勝利数は、1回戦スタートだったここ2年よりも少ない上に、今年のチームは187㎝でMax154㌔のエース平嶋、189㎝でMax151㌔の1年生右腕森ら、スピードのある大型右腕が多数揃っており、連戦にも対応できる。打線では前チームからクリーンアップを務める徳丸やラマルが中心となり、他にも激しいレギュラー争いを勝ち抜いてきた新顔たちが躍動しており、大阪大会では履正社、近畿大会では報徳学園といった強豪を撃破して、危なげなく近畿を制しているあたりはまさに王者。今年の神宮大会でも優勝候補筆頭である。

大阪桐蔭の新エース187㎝のMax154㌔右腕平嶋
大阪桐蔭が連覇を達成した直近2回の大会では、決勝の相手はいずれも広陵であった。その広陵も、今年も中国大会を勝ち抜き、3年連続での神宮大会出場を決めている。広陵の強みはなんといってもエース高尾で、1年春から名門の背番号1を背負った右腕は、ストレート・変化球・コントロールの全てにおいて完成度が高く、世代の中では昨年の前田(大阪桐蔭→ソフトバンクドラフト1位)のような存在となっている。前チームからバッテリーを組む只石も残っており、また1年生右腕の堀田が中国大会決勝では完投勝利をあげるなど力を発揮してきている。

今世代完成度No1の広陵のエース高尾
大阪桐蔭と広陵は今年も決勝まで当たらない組み合わせだ。広陵は1回戦スタートになるので、優勝までには大阪桐蔭より1試合多く4試合に勝利する必要があるが、上記の堀田ら投手陣が奮闘し、高尾を万全の状態で決勝の大阪桐蔭戦に持ってくることができれば、3年目のリベンジもかなり現実味を帯びてくる。
何があるかわからない秋の神宮大会であれば、両チームともに順当にいけば決勝に進出する実力をもっており、3年連続で決勝が大阪桐蔭×広陵になることはあり得る。もしそれが実現すれば、本当に凄いことである。
それと同時に大阪桐蔭が3連覇するようなことがあれば、高校野球は戦国時代から、まさに天下統一されたような状況にもなるだろう。上述のように実力が結果に反映されづらい状況においても、3連覇を達成するとなれば、それほど大阪桐蔭の力がずば抜けているとうことになる。これが1年ならまだしも、3年もの間、代が変わっても継続するとなれば、まさに徳川幕府のようなもので、この先も簡単には揺るがないだろう。
個人的には大阪桐蔭の3連覇には大いに期待している。その一方、大阪桐蔭が3連覇をすれば、ミラクルありのどこが勝つか分からない高校野球を愛しているファンにとっては一大事となることだろう。
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