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日本生命×MHPS横浜【都市対抗】

今年も都市対抗の季節がやってきたので、さっそく開幕戦を見に東京ドームにやってきました。
昨年の2大大会王者の日本生命と、昨年は予選で敗退してしまったMHPS横浜の対戦です。

スタメン

日本生命
CF 伊藤 宇治山田尚 近畿大 7
LF 神里 糸満 中央大 28
3B 原田 天理 立正大 4
DH 高橋 九産大九州 東海大 8
1B 廣本 浪速 法政大 24
SS 山本 PL学園 東洋大 3
RF 上西 県立和歌山商 中部学院大 33
C 古川 大産大付 愛知学院大 26
2B 岩下 大阪桐蔭 龍谷大 1
P 清水 麗澤瑞浪 中京大 19


MHPS横浜
CF 中西 横浜創学館 八戸大 6
SS 栗林 横浜商大 日体大 0
3B 竹内 日大三 明治大 3
RF 常道 東海大菅生 東海大 13
LF 山田 早稲田実業 早稲田大 25
2B 久保 佐賀商 富士大 1
DH 対馬 駒大苫小牧 九州共立大 22
1B 村山 常葉菊川   5
C 前田 米子西 立教大 23
P 大野 星稜 専修大 17



試合経過

1回裏、MHPS横浜は2番栗林が左中間への3ベースを放ち、チャンスメーク。続く3番竹内の打球もレフトの頭を越える2ベースとなり先制。常道のヒットで1死1・3塁とさらにチャンスを広げるも、5番山田はセカンドゴロ併殺でこの回1点止まり。(日0-1M)

2回表、すぐに追いつきたい日本生命は廣本がバットを折りながらも内野安打で出塁すると、そこから大野が乱れて連続四球で満塁。ただここでタイムを挟んで大野がギアを入れ替えると、上西・岩下が連続三振を喫しチャンスを逃します。(日0-1M)

4回裏、1死から山田がセンターオーバーの2ベースで出塁。久保のレフト前ヒットで1・3塁とチャンスが広がると、続く7番対馬の打球は高く跳ね上がる。マウンド後方で清水がキャッチするも体制を崩して投げられず、タイムリー内野安打となります。ここで日本生命は清水から小林(八千代松陰→東京情報大)にスイッチ。小林は8番村山を三振に仕留めるが、前田に四球を与え満塁。続く1番中西にはレフト戦に弾き返されます。1塁走者はホームでタッチアウトとなるも、この回計3点を追加します。(日0-4M)

7回表、先頭の上西がレフト線への2ベースで出塁。代打阿加多(慶応→慶応大)の四球で1死1・2塁とチャンスを広げるも、続く伊藤の強烈な打球はベースよりに守っていたセカンドの正面。4-6-3のダブルプレーで日本生命がチャンスを逃します。

8回表、先頭の神里がヒットで出塁→ワイルドピッチで2塁まで進みます。1死2塁となったところでMHPS横浜は好投の大野から鈴木(木更津総合→JX-ENEOS)にスイッチ。高橋に死球を与えるも、廣本・山本を打ち取りこの回もピンチをしのぎます。

日本生命の小林は登板した回にタイムリーこそ浴びたものの、4回以降は無失点。ただ打線は最後までMHPS横浜の投手陣を捉えることができず、最終回も齋藤(成田→立教大→JX-ENEOS)に3人で抑えられて完封負け。MHPS横浜が4-0で日本生命を下し、前年度王者がまさかの初戦敗退となりました。

20160715日本生命 清水
日本生命は清水のピッチングが誤算であった

20160715MHPS横浜 中西
4回に2点タイムリーを放った中西

20160715MHPS横浜 斎藤
最終回を3人で抑えた齋藤(補強選手)


スコア

日本生命
20160715日本生命スコア

MHPS横浜
20160715MHPS横浜スコア


Topic

予選の勢いそのままに
昨年は都市対抗予選敗退のチームが、昨年の都市対抗優勝チームを破るという番狂わせ。だが、この結果は両チームの勢いを象徴したものであった。

MHPS横浜は、東芝・JX-ENEOSとの三つ巴合戦を2連勝で西関東第一代表を勝ち取った。その2勝もともに9回に追いついて逆転勝ちという劇的なものであった。一方の日本生命は昨年の優勝チームであるために予選免除。予選を勝ち抜いた勢いで来る他チームと違って、勢いはほぼ0という状態だ。

そんな勢いがそのまま表れたこの試合。スコア上は4-0であるが、日本生命は投げてはエースが清水の不調、打線も点がとれる気配がなく、スコア以上にMHPS横浜が圧倒した試合であった。去年の都市対抗MVP(橋戸賞)の藤井(天理→同志社大)を使わないまま東京ドームを去ることになるとは意外です。


完封を演出したENEOSの新人リリーフ陣
この日のヒーローはもちろん先発の大野ですが、大野の後を受け継いで完封リレーを達成した2人の補強選手の存在も心強かったです。

8回表1死2塁、疲れの見え始めた大野の代わりに告げられた名前が「鈴木」であった時には正直耳を疑った。高卒1年目の選手をここで出すかと…。しかも迎えるバッターは日本生命の4番で百戦錬磨の高橋。鈴木は果敢にインコースを攻めるも、高橋にぶつけてしまい、当てられた高橋がしばらくその場で鈴木を睨み付ける有様。普通の投手なら1年目でなくても動揺する場面だが、鈴木はサイドから勢いのあるボールを投げて続け、後続2人を打ち取りました。さすがは高卒1年目で補強選手に選ばれるだけのことはある見事な度胸でした。

そして鈴木の後を受けて最終回に登板したのがこちらも新人の齋藤(成田→立教大→JX-ENEOS)。大学の最後の方は勢いのあるストレートが影を潜めて、ゴロを打たせるようなピッチングが目立ったが、社会人となった斎藤は完全に復活。この日はリリーフということもあるが、Max149㌔のストレートを中心に、王者を押しまくり、1イニングを2奪三振パーフェクトに抑えて見事に試合を締めくくった。

投手陣が課題であったMHPS横浜に対して、補強選手が見事に役割を果たした試合でした。

20160715MHPS横浜 鈴木
2番手で登板した高卒ルーキー(補強選手)の鈴木


今年は日本生命からプロに
昨年は2大大会を制覇したものの、ドラフト会議での指名はなく、優勝の戦力を維持することができた日本生命。しかし残念なのか、いやいいことなのか今年はそうもいかなそうである。

大卒2年目で今年からドラフト解禁となる小林が4回途中から登板。この回はタイムリーを浴びるも、5~8回は被安打1、四死球0、6奪三振という見事なもの。187㎝の長身から投げ下ろすストレートはこの日のMax149㌔で、フォークもよく落ちていました。1番成長したと感じたのは、足をあげる時間を調節することで打者のタイミングをずらすなど、しっかりと相手を見て冷静に投げれるようになったいた点です。本人が残留を希望しない限り、今年のドラフトでも指名は間違いないと思います。

野球でたられば言ってもしょうがないのですが、今日もし清水でなく、小林が先発していたら…と言いたくなってしまうほど、素晴らしいピッチングでした。

20160715MHPS日本生命 小林
4回から登板して最後まで投げ切った小林


Pickup Player
大野亨輔 MHPS横浜 ピッチャー

新人ながらMHP横浜のエースの座を獲得した大野。ストレートは140㌔ほどで、カットボールなどのストレートに近い変化球を駆使して、打たせて取るタイプの投手ですが、今日はそれだけでないというところも見せました。

2回表、初の都市対抗で緊張もあったのか、1死1塁からいきなりコントロールを乱し、連続四球で満塁。ここで高安監督から声をかけられるとモデルチェンジ。それまではカットボール中心の投球でしたが、ストレートをどんどん投げ込んでいきます。球速自体は140㌔程度だが、キレのあるストレートにバットが空を切ります。結局古川・岩下を連続三振に仕留めて、この日最大のピンチをしのぎました。

その後はやはりカットボールが主体の投球ではありましたが、ストレートうやカーブの割合も増え、昨年の王者相手に8回途中まで無失点という見事なピッチング。ちょっと早い話かもしれませんが、都市対抗の新人賞レースで大きく先行しました。

20160715MHPS横浜 大野
8回途中まで無失点という見事なピッチングを魅せた大野

余談
この日の試合前に10回目の出場ということで表彰を受けた日本生命の高橋・山本・岩下のベテラン3人。ただ残念ながらこの日は3人ともノーヒットと残念な10回目の出場となってしまいました…。

20160715日本生命表彰
試合前に表彰を受ける高橋・山本・岩下ほ
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