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武蔵大×日本大【オープン戦】

12/3 オープン戦
武蔵大×日本大 @日大実籾グランド

試合経過

12月に入り大学野球のオープン戦も(知る限りでは)この日が最後で、日本大が実籾グランドに、武蔵大を迎えての試合となりました。

日大の先発榎谷は、ここのところ3週間連続で週末のオープン戦で先発を任されており、松山での日本代表候補合宿に参加しているエース市川に続く先発として、新チームでは期待されている。ただそんな榎谷に対して武蔵大は初回、2番種田がヒットで出塁すると、3番松本京の内野ゴロの間に進塁し、4番岩田がセンター前にタイムリーを放ち先制する。
2023123武蔵大 岩田
先生タイムリーを放った武蔵大の4番岩田

武蔵大の先発は、来年のドラフト候補でもある151㌔右腕の松崎。12月とは思えないストレートの力強さがあり、初回は2個の三振を奪って3者凡退と快調なスタートを切る。しかし日大は3回裏、先頭の大山の高く跳ねた打球は松崎が体制を崩しながらも捕るも送球が浮いてしまい1塁セーフ。9番渋谷は送らずにライト前ヒットで繋ぐと、1番瀬谷が初球のストレートを捉え、レフトオーバーのタイムリー2ベース。なおも無死2・3塁というチャンスであったが、ここで松崎が本領を発揮し、三振→セカンドゴロ→四球で2死とすると、最後は冨塚をファーストファールフライに打ち取り、日大に逆転を許さなかった。
20231203日大 瀬谷
レフトオーバーの同点タイムリーを放った瀬谷

すると武蔵大は4回表、2死から四球と9番仙庭の強烈な打球がエラーを誘い1・2塁のチャンス。日大はここで榎谷から左腕の松岡にスイッチするも、武蔵大の1番茂木は初球の変化球をレフト前に運んで勝ち越しに成功する。さらに武蔵大は5回表、3番松本京の2ベースから1死1・3塁のチャンスを作ると、6番芹田の打席で3塁ランナーも投球と同時にスタートを切り、芹田はゴロを打ちエンドランを決めて追加点をあげる。
2023123武蔵大 茂木
勝ち越しタイムリーを放った茂木

4回〜6回はノーヒットと、武蔵大の松崎→出口の前に抑えられていた日大打線だが、7回裏に先頭の今井が四球で出塁すると、8番大山がヒットで繋いで無死1・3塁のチャンスを作る。出口はワイルドピッチで1点を許すも、瀬谷・菊地の1・2番を打ち取り2死とする。武蔵大は3番山内を迎えるところで、廣田にスイッチするも、廣田は山内に四球を与え満塁としてしまうと、さらに4番谷端にも四球を与えてしまい押し出しで日大が3ー3と同点に追いついた。
20231203日大 谷端
日大は4番谷端が押し出しの四球を選び同点に

3ー3のまま最終回へ突入すると、日大は外野手として出場していた山内が登板。対する武蔵大は先頭の小木曽が打ち取られながらも内野安打で出塁すると、代走の中橋は牽制が逸れる間に一気に3塁まで進み無死3塁のチャンスを作る。山内は武蔵大1のヒットメーカー茂木は三振に仕留めると、武蔵大は続く三浦の打席でまたもやエンドランを決行。空振りをすれば一気にチャンスが途切れるところだったが、三浦が見事にショートゴロを打ち、武蔵大が勝ち越しに成功。日大もその裏に1・2塁のチャンスを作るも、最後は武蔵大のクローザー平澤が、自らのバットで挽回を目指す山内、さらには5番冨塚から三振を奪ってゲームセット。武蔵大が今年最終戦を勝利で飾った。
2023123武蔵大 平澤
最終回を締めた平澤


20231209武蔵大×日本大
※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください


武蔵大は現在は首都の2部にいるが、この前日にも立教大に勝利しており、東京六大学、東都1部と強豪から立て続けに勝利。特にこの試合で光ったのは、ランナー3塁の場面でスクイズではなく、サードランナーが走ってバッターがそのまま打つという形式のエンドラン。軟式野球などではよくある戦法だが、投手のレベルが上がって、空振りのリスクなどが高くなる、硬式野球のましてや大学野球トップレベルの世界では珍しい戦法だ。ただこの日大戦では、芹田・三浦の2人が見事に1発でこの作戦を遂行して、チームを勝利に導いた。来年のリーグ戦などでも見られれば、非常に面白い。

この日の日大は何と言っても、山内のリアル二刀流解禁だ。習志野時代から投打において高い能力を誇り投手をしながら、登板時以外は外野として出場していま山内。リーグ戦でも投手・野手としてそれぞれ出場経験はあるものの、1試合で両方の出場は、東都ではDH解除の必要もあり、難しいので、これまではない。ただ山内も来年は最終学年を迎え、リアル二刀流としてフル回転も期待される。DH解除に関しても、この試合のように終盤にリリーフ登板ということであれば、起用の制限も少なくなる。いずれにせよ、部員が多く、それも強豪校出身の逸材ばかりで、この試合でも野手は控え捕手を除けば全員が出場するなどレギュラー争いの激しい日大において、投打において突出した実力を持っているという意味では、本当に凄い限りである。
20231203日大 山内1
20231203日大 山内2
リアル二刀流を解禁した山内


Pickup Player
松崎公亮 武蔵大3年 投手
~復活に向けて威力抜群のストレートを披露~
武蔵大は先発した来年のドラフト候補の松崎が、4回1失点の好投をみせた。

調布シニア時代は同期に同じく来年のドラフト候補の森畑(創価大)らがいたこともあり外野手としてプレーしていが、聖徳学園に進むと2年春から投手に転向。2年夏には日大三を2回無失点に抑えるなど頭角を現し、2年秋からエースを務めるも。3年夏は創価に敗れて3回戦敗退。当時はMax143㌔であった。

武蔵大に進学すると、1年春からリーグ戦に登板し、2年春には先発として3勝1敗でリーグトップの防御率0.70をマークしてベストナインに選出。大学日本代表の選考合宿のメンバーにも選出されて、紅白戦では151㌔をマークした。ただ3年春には5敗を喫してしまいチームも2部降格。3年秋はリリーフ中心で4試合のみの登板と、本来の出来とはほど遠かった。

来年は最終学年となり復活を目指す右腕は、この日大とのオープン戦で先発のマウンドに上がった。序盤から185㎝の長身から繰り出すストレートは威力抜群で、初回いきなり瀬谷・菊地の1・2番から連続で3球三振。12月のこの時期にこれほどのストレートはなかなかの代物で、ストレートだけでいえばここでなくて、松山(大学日本代表候補合宿)で投げろというレベルであった。3回には自らのエラーからピンチを招いてしまい瀬谷にレフトオーバーのタイムリー2ベースを浴びるも、なおも無死2・3塁というピンチで本領を発揮。菊地から三振を奪うと、山内はセカンドゴロ、1塁が空いていたので4番谷端は歩かせたものの、5番富塚をファーストファールフライに打ち取り、このピンチを脱した。4回も日大の攻撃を3人で打ち取り、4回3安打5奪三振1失点という内容でマウンドを降りた。

ストレートのレベルでいえば間違いなくトップクラスの松崎。この試合では変化球はスライダー・SFFも投げており、こちらもストレートに近い軌道で悪くはなかった。ただ全体のコントロールとしては、甘い球もみられ、高めに浮くボールも多かった。この試合でいえば多少コントロールが甘くても、ボールの威力で押し切って抑えたが、来年のリーグ戦ではコントロールの精度向上が求められるだろう。ただそれさえ実現すれば、武蔵大のエースとしてチームを1部復帰に導き、ドラフト会議での指名も見えてくる逸材である。
2023123武蔵大 松崎


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