FC2ブログ

筑波大×桜美林大【首都大学野球リーグ】

首都大学リーグの開幕戦を見に平塚までやってきました。お目当ては大学日本代表のエースでもある佐々木(桜美林大)です。

スタメン

筑波大
1 CF 川端 彦根東 24
2 RF 汐月 熊本 6
3 LF 楠本 岡山城東 32
4 3B 種子島 膳所 3
5 1B 竹田 国立 5
6 DH 大崎 盛岡三 27
7 C 三木 神戸 10
8 2B 森永 川内 2
9 SS 桐蔭学園 21
  P 大場 日大三 17


桜美林大
1 CF 工藤誠 日野 5
2 LF 井橋 関東一 41
3 2B 山野辺 桐蔭学園 8
4 DH 穎明館 30
5 C 大平 桜美林 27
6 SS 沼田 平塚学園 10
7 1B 中村士 千葉経済大付 9
8 3B 徳満 日大三 6
9 RF 内田 高崎商 31
  P 佐々木千 日野 1


試合経過

【1回表】筑波大の1番川端の打球はピッチャーゴロも、マウンドから降りた佐々木千がバランスを崩して送球が逸れて1塁セーフ。バントと楠本のヒットで1死1・3塁とすると、4番種子島との勝負を避けて1死満塁とします。ここから佐々木千のギアが上がり、竹田・大崎が連続三振で、筑波大が初回の絶好のチャンスを逃します。(筑0-0桜)

【4回裏】桜美林大は1死から山野辺が左中間を破る2ベースで出塁。2死2塁となってから、5番大平が三遊間を破るタイムリーを放って桜美林大が先制します。(筑0-1桜)

【5回裏】先頭の中村士が出塁するも、徳満がゲッツーで2死ランナー無し。しかしそこから内田がライト前ヒットで出塁すると、1番工藤誠の打球はライトの右を抜けてフェンスまで到達。内田は一気に3塁を回りますが、筑波大の中継プレーの前にホームタッチアウトで追加点を奪えません。(筑0-1桜)

【6回裏】井橋・山野辺の連打で無死1・2塁とするも、4番島が三振、5番大平がサードゴロ併殺と中軸がチャンスにうてません。(筑0-1桜)

【9回表】2回以降、佐々木千の前に抑えられていた筑波大ですが、早めのカウントからの積極的なバッティングが功を奏して、楠本・種子島・竹田とクリーンアップの3連打で無死満塁のチャンスを作ります。しかしここで佐々木千がまたギアを上げると、6番大崎はサードフライ。続く松谷(3年:報徳学園)の打球は鋭く3塁線をつくも、これをサード徳満が掴んでベースを踏んでから、ホームに送球。サードランナーもタッチアウトとなり、ゲッツーで試合終了。桜美林大が1-0で筑波大との投手戦を制して開幕戦勝利です。

20160903桜美林大 山野辺
決勝点につながる2ベースを含む2安打を放った山野辺

20160903桜美林大 佐々木千2
見事6安打完封勝利をおさめた佐々木千

20160903筑波大 種子島
日本代表候補にも選ばれた種子島は新4番として意地の2安打を放った


スコア

筑波大
20160903筑波大スコア

桜美林大
20160903桜美林大スコア


Topic

170㎝からの角度のあるストレート
筑波大は春は石黒(4年:秋田南)がエースを務めていたが、秋の開幕戦を任されたのは春2番手の大場であった。その大場は初回全球ストレートで桜美林打線を3者凡退に抑えるとなど序盤は見事なピッチングであった。4回に初失点をしてからは、毎回のように得点圏にランナーを背負ったが、それでも粘り強く追加点を与えなかった。8回1失点完投と、佐々木千に劣らない見事なピッチングであった。

この大場の最大の武器はMax147㌔を計測したストレート。この試合は120球を投げたのだが、(手元の計算だが)そのうち95球がストレートという割合の多さ。大場の身長は170㎝しかないが、そこから腕をきれいに縦に振って、ゾーンの低めにストレートを投げ込むために角度のあるいいストレートであった。

開幕戦を落としてしまった筑波大であるが、大場がエースとして計算できるピッチングを見せてくれたことは大きな収穫であった。

20160903筑波大 大場
敗れはしたものの1失点で完投した大場


佐々木の新女房は打力あり
桜美林の正捕手は昨年からずっと湯本(3年:日大三)が務めてきたが、春のリーグ戦の途中からこの正捕手の座を奪ったのが同学年の大平である。リードではやや単調になってしまう部分もあったが、変化球を駆使して見事に佐々木千の完封をアシストした。そして4回にはこの試合唯一の得点となるタイムリーを放って打でも貢献した。高校時代は桜美林高で2番を打っていた選手だが、この日は5番を打つなど見ていてもバッティング力強さを感じた。

佐々木千を中心として投手力はあるだけに、この日のように正捕手の大平がバッティングでもピッチャーを助けることができていけば非常に心強い。

20160903桜美林大 大平
決勝打に完封をリードした大平

4番がいない桜美林
桜美林大の4番は、春は村井諒(4年:日大三)、渡部(3年:日大三)、田口(3年:桜美林)、中村士といったパンチ力のある面々が務めたがどのバッターも4番に固定できるほどの成績を残せずに終わった。そんな4番にこの秋の開幕戦に座ったのは島であった。しかしその島もこの日は3打数ノーヒット。特に2・3打席目はランナーのいる場面だったが、ランナーを進めることすらできずに完全に打線のブレーキになってしまい、8回の第4打席では代打を送られた。

桜美林大には工藤誠、山野辺、沼田など巧打者は揃っているものの、1発で試合を決めれるような打者で成績を残している打者はいない。結局この秋も「4番という課題」は持ち越しになってしまいそうだ。津野監督はやはり4番にはパワーのある打者を添えたいようだが、もういっそうのこと山野辺とか安定感のある打者を置いたほうがいいのでは?と個人的には思う。

20160903桜美林大 島
4番を任された島であったが、ノーヒットに終わった


Pickup Player
佐々木千隼 桜美林大4年 ピッチャー
多彩なスピードの変化球投手?
桜美林大の開幕投手はもちろん、大学日本代表のエースでもある佐々木千。今日はドラフト前にこの佐々木を見ることが1番の目的でもありました。

佐々木といえばサイドとスリークの間くらいの高さから投げるにも関わらず、Max153㌔を記録するストレートが武器。ちょうど1週間前の壮行試合で見たときは、1イニング+相手が高校生ということでガンガンストレートで押すピッチングであったので、そのイメージも強かった。

しかしこの日の佐々木千は序盤は150㌔をマークすることもあったが、3回以降はストレートの球速は140㌔中盤で変化球の割合が増えた。その変化球も130㌔後半のカットボール(?)、120㌔台のスライダー・チェンジアップ、100㌔台のカーブと球速がバラエティに富んだ変化球で、筑波大打線もタイミングを合わせるのが非常に難しそうであった。

そしてピンチになるとさらにギアを上げるという余力も残していた。この試合、佐々木千が背負ったピンチは初回と最終回の1満塁の2つのみであるが、そのいずれも満塁となってから球の勢いが増したように見え(実際にストレートの球速は上がっていた)、2回の満塁のピンチを完璧にしのいで見せた。

球速だけでなく、多彩な種類・速度の変化球を操り、ピンチにも強い右腕。ドラフト上位指名はほぼ確実かと思います。ちなみにドラフト1位で指名されたら都立高出身者では初かね?

20160903桜美林大 佐々木千1
変化球の多彩さとピンチの強さが際立った佐々木千

スポンサーサイト



テーマ : 大学野球
ジャンル : スポーツ

コメントの投稿

非公開コメント

最新記事
ランキング
おススメ
カレンダー
04 | 2021/05 | 06
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
カテゴリ
プロフィール

ぶるーたす

Author:ぶるーたす
高校野球~社会人野球までアマチュア野球なら何でも好きです

アクセスカウンター
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

注目ブログ