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秋の神奈川総括(2016)

関東ではいち早く神奈川の秋季大会が終わりました。
ってことで簡単に総括を…。


エース不在の強豪
この秋の神奈川はとにかく投手力不足。横浜・桐光学園・桐蔭学園・横浜隼人はいずれも強力な攻撃陣を擁するも軒並み、エース不在で投手陣には苦しみました。

桐光・桐蔭・隼人は以下のように前チームから経験のあるエース候補を擁していたものの機能せず…多くの投手を起用して、調子のいい投手が投げてくれれば(=つまりエースを作らない)という戦法でした。しかしいずれのチームもその戦法では、隼人の青山や桐光の大工原のように好投しても、次の試合捕まるというケースが目立ち、大量失点で敗退することとなりました。

桐光:大工原→球速が出ず不調
桐蔭:徳永→ケガなのかベンチ外
隼人:秋元→肩肘に不安があるのかファーストのみで出場


一方、前チームでは藤平・石川という強大な2本柱がいたために、経験のある投手がいなかった横浜は1年生左腕の板川を先発に添えました。そしてリリーフを務めていた塩原が不調なこともあり、基本的には板川オンリーの采配。板川は投げる度に成長をしていき、失点も計算できるようになりました。まだまだいきない乱れるなど不安定なところがあり、決勝戦では増田・万波のピッチャーを試すなどしていましたが、エース板川とは呼べるようになりました。

打線の力もありますが、エースを作らずに戦った敗退した前者3チームと、エースを作って関東大会にコマを進めた横浜に大きな差が出てしまいました。


ただこれらのチームは強力打線という武器は持っているので、桐光・桐蔭・隼人も冬を越してエースが確立されれば、横浜・慶応に匹敵する存在となれるでしょう。

20160917横浜 板川2
横浜のエースへと成長した板川


夏準優勝の経験を生かし、安定した戦いで神奈川を制した慶応
上記の4チームとは対照的に、エース森田が健在で全ての試合で4失点以内と安定した戦いを見せたのが慶応。エース森田の他に、夏3ホーマーの4番正木、1年生ながら核弾頭を務めた下山、バッティングセンスがありクリーンアップを務めていた綿引と前チームの主軸が残り、本命とされていましたが、その評判通りの戦いぶりで神奈川を制覇しました。

エース森田は得意のスライダーだけでなく、ストレートで押すピッチングもできるようになり、4番の正木は秋も4ホーマーで、最後はなかなか勝負してもらえませんでした。ショートのレギュラーを獲得した1年生の宮尾の守備は一級品でトップバッターとしても機能したのは非常に大きかったと思います。

20160918慶応 正木
秋4ホーマーの正木

存在感稀薄の東海大相模
横浜と並ぶ神奈川の雄、東海大相模は桐光学園に敗れてベスト16止まり。桐光学園に敗れたという結果だけ見れば仕方ないとも言えますが、球速の出ない大工原から1点しか奪えずに敗退というのは厳しいところでした。

現1年生は昨夏の甲子園優勝を見て入ってきたこともあり、戦力層はおそらく神奈川No1。投手時はエース安里が好投するも、打線の核となる選手がいないという状態でした。1年生ながら夏に4番も経験した森下にその核としての期待がかかります。

20160727東海大相模 安里
東海大相模の新エース安里


古豪復活と新鋭校
横浜商大は久しぶりにベスト4まで進出して存在感を発揮しました。夏1回戦のサヨナラ負け
悔しさを晴らすがごとく、平塚学園にサヨナラ勝ち。またサヨナラ弾を浴びた左腕の古野が背番号9ながらも実質上のエースとしてチームをけん引しました。決して速いボールを投げられるわけではないですが、テイクバックの小さな独特のフォームと緩急で相手打線を翻弄して、強力打線のチーム相手にどうなるかは楽しみでした。それだけにノーゲームの翌日ということもありましたが、背番号1の鹿島を先発させて初回に7点を取られてしまった準決勝の慶応戦は残念でした。

元桐蔭学園の土屋監督が昨年から指揮をとる、通信制の学校の星搓国際湘南は鎌倉学園・向上をやぶってのベスト8。この2チームを完封したMax142㌔右腕のエース本田の好投が光りました。しかし横浜戦では萎縮した部分もあるのか、本来のピッチングができずに8失点…。試合は敗れはしましたが、最後は2点差まで詰め寄るなどして、この秋の神奈川に大きな爪痕を残しました。

20160917星槎国際湘南 本田2
2完封をあげた本田


関東大会に向けて
全国でもNo1といえるほどの激戦区と言われながら、秋の関東大会ではここ5年ほど4強入りしたチームがなく、2年連続でセンバツ出場校0という状態…。

色々あった秋の神奈川ですが、終わってみれば慶応・横浜という当初から最も実力があると目されていた2チームが関東大会出場。今年ころはこの2チームが躍進し、センバツで神奈川のチームが活躍するところを見たいものです。


秋の神奈川ベストナイン
勝手に選んでみました。異論は認めます。

【投手】森田(慶応)
【捕手】寺山(慶応)   
【一塁手】秋元(横浜隼人)
【二塁手】宮澤(横浜商大)
【三塁手】山崎(横浜)
【遊撃手】宮尾(慶応) 
【外野】正木(慶応)・増田(横浜)・万波(横浜)


以上おしまい。
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テーマ : 高校野球
ジャンル : スポーツ

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