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秋の千葉総括(2016)

この前の土曜日に秋季千葉大会が終わりましたので、簡単に総括を…。


圧倒的であった本命:東海大市原望洋
プロ注目の153㌔右腕の島を擁し、前世代の千葉では唯一木更津総合を破り、春の千葉大会を制した東海大市原望洋。そのチームから島を押しのけて先発を務めた来年のドラフト候補右腕:金久保を中心にレギュラーメンバー5人が残ったチームはこの秋の千葉の本命とされていた。

しかし一次予選で志学館に敗退、敗者復活戦を経て、本大会にコマを進めたために、やや不安視される声もあったが、フタを上げてみれば圧倒的な実力。銚子商・千葉英和・専大松戸といった強豪までコールドで下す始末であった。

守ってはエース金久保がほぼ1人で投げ抜き、チームとして1試合に2点以上とられることがなかった。鯨井・藤本の二遊間を中心にバックも固く、まさに高い前評判通りの守備陣であった。それに対して、前評判以上の働きを見せたのが攻撃陣。長打力はそれほどあるわけではないが、1~9番のどこからでも点がとれる打線であり、連打連打でビックイニングを作ることができていた。打っても打順は6番ながら金久保が2ホーマーを放つなど今大会好調で打線を牽引した。

20161002東海大市原望洋 金久保3
千葉No1はおろか関東No1投手といっても過言じゃない金久保


投手力の目立った習志野・専大松戸
習志野は石川水・関口・古谷・戸村、専大松戸が川上・古川・浜名・小堺とそれぞれ4投手を使いながらも、最初の3試合までは互いに1失点ずつ。直接対決となった準々決勝でも、専大松戸の川上が1失点完投、習志野は石川水→関口とつなぎ2失点と見事な投手戦を演じた。秋に複数の投手を使いながらここまでの成績を残すのは簡単でないだろう。

しかしこの接線をモノにした専大松戸も、望洋の前にはコールド負け。望洋とこの2チームの間の実力差は大きいようだ。とはいえ現状この2チームが千葉の中では望洋に次ぐ存在であり、望洋と逆の山に入ってさえいれば関東大会出場も有力であっただろう。

20161002専大松戸 川上
習志野相手に完投勝利を納めるなど見事なピッチングをみせた川上


時間が足りなかったか木更津総合
ここのところ千葉をけん引してきた木更津総合。望洋の金久保とは春に敗れたものの夏リベンジを果したという因縁もあり、準々決勝で望洋との対戦が楽しみにされたが、その前の千葉英和の前に1-4で敗退してしまった。

ご存じ木更津総合は夏の選手権ベスト8であり、ほかのチームから1か月ほどスタートが遅れ、1次予選も免除であった。入学当初からレギュラーであった峯村・山下のコンビが最高学年となり、そのほかにも細田・野尻など戦力は整っていた。しかし山下ファースト→ピッチャー、細田レフト→セカンドなどチームの主要部分のコンバートがあったことを考えると準備期間が足りなかったのかなと思う。初戦であった東葛飾戦でも4-2と苦戦し、そのまま実力を発揮できずに千葉英和にも敗れてしまった。

ただチームの完成度さえ上がってくれば、上記の専大松戸・習志野とともに望洋の対抗馬となれる存在なので、ぜひとも春に期待したい。

20160723木更津総合 峯村2
新チームでは4番ショート主将の峯村


くじ運に恵まれた反対の山
この秋の千葉は望洋をはじめとして、上述の木更津総合・専大松戸・習志野の4チームが中心と思われていたが、まさかのこの4チームが同じ山のために、反対の山に入ったチームはこの4強を倒さなくても関東大会に出れるという幸運であった。

その反対の山の本命とされたのが千葉経大付。近年甲子園から遠ざかっている元千葉の雄は、前チームからのレギュラーはいないものの、エースの菅野は小さく手元で曲がるスライダーをコーナーギリギリで出し入れできる好投手で、チームとしての評判は高かった。しかしチームとしてどこかチグハグで、大雨という天も味方して相手投手のストライクが入らなくなるという天も味方して何とか八千代松陰を破るも、その次の試合で中央学院に敗れた。

そしてその中央学院がそのまま決勝進出を果たし、関東大会の切符をつかんだ。エースの大谷(1年)は、打っても5番でまさに「千葉の二刀流大谷」。投球フォーム・打撃フォームともにセンスを感じさせ、来年の千葉の主役候補だ。ただ準決勝では5回KO、打っては5タコとまだまだなところがあり、チームとしての関東大会の戦いも非常に難しいものになりそうだ。

20161002中央学院 大谷
千葉の二刀流大谷

公立の柏南躍進
その中央学院に準決勝で敗れて関東大会出場を逃した柏南だが、誰もが予想しなかった大躍進であった。初戦で柏南を1-0で破ると、3回戦では千葉黎明をコールドで破った袖ヶ浦を2-1、千葉敬愛とは延長再試合で破るなど接線を見事にものにした。

準決勝でも初回に5点を先制されるも、徐々に追い上げて大谷をKOして、一時は2点差まで迫り、球場の雰囲気を見事柏南に染め上げた。しかも本来はエースで4番の飯田が離脱した中でのこの成績であり、春にはさらなる期待もできる。

20161002柏南 武川
エース飯田の代わりに見事チームをベスト4に導いた1年生右腕の武川


今年は佐倉シニアの年
2年前に日本選手権大会とジャイアンツカップのダブル優勝を果たし、中学硬式野球2冠を果たした佐倉シニア。その当時のメンバーが以下の通りである。
金久保→東海大市原望洋エース
塚本→東海大市原望洋4番ライト
藤本→東海大市原望洋2番ショート
鯨井→東海大市原望洋7番セカンド
峯村→木更津総合4番ショートで主将
吉野→習志野4番センター
小安→習志野2番セカンド

まさにこの秋の千葉を席巻したメンバーです。春以降もこのメンバーが千葉を盛り上げてくれるでしょうし、また中学日本一の元チームメイト同士の対決にも注目です。

20160823習志野 吉野1
佐倉シニアでは4番を務めた吉野
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テーマ : 高校野球
ジャンル : スポーツ

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