スポニチ大会総括
第71回(2016年)JABA東京スポニチ大会日程は、日本新薬の優勝で幕を閉じました。日本新薬は早くも11月の日本選手権の出場権を獲得したということですねw
ということで大会の総括をしていきたいと思います。
優勝:日本新薬
5戦全勝、失点は合計6と圧倒的な成績を残し、スポニチ大会を制しました。その原動力は、全員がプロにいてもおかしくないレベルの7人の新人が加入したことです。
課題であったエース榎田(日本文理大)に次ぐ先発投手として、西川(立命館大)と小松(創価大)が登場。
特に西川は予選リーグで初先発初勝利を飾ると、決勝戦ではかずさマジック相手に1失点完投勝利をあげ、新人賞を獲得しました。それに触発されるかのようにエース榎田も2試合連続完封で、最高殊勲選手賞を受賞しました。
小松は負傷により、降板してしまいましたが、その後登場した榮(日本文理大)が、見事なリリーフを見せると、その後チームが逆転し、榮は初勝利をあげました。
中(上武大)は全試合4番で出場し、西川と同じく新人賞を受賞。初戦は濱田(専修大)、その後は正木(創価大)もサードのスタメンで出場しました。
準優勝:かずさマジック
エース加藤(日本ハム)が抜けた分、投手陣には苦しむかと思いましたが、投打ともに配置転換が功を奏して、準優勝です。
昨季はそれぞれリリーフ登板の多かった本多(白鴎大)と玉井がそれぞれ先発に回ってゲームを作り、
新リリーフ陣の新ケ江(国学院大)・橘(日本文理大)・山川(城西国際大)・谷口(鳥取城北高)らが受け継ぐというスタイルが確立していました。特に玉井は2戦2勝で、このままいけば今年のドラフトも大いにあり得ると思います。また渡辺(元ロッテなど)も2試合で無失点ピッチングとまだ十分すぎるほどにやれることを証明しました。
打線は4番に座った土門が2本塁打と、高卒2年目ながらチームを引っ張る打者に成長しました。その前の3番には、それまで1番を打っていた米田が座り、.462で首位打者を獲得しました。
JR東日本
予選リーグを合計3失点と圧倒的な投手力で3戦全勝で勝ち上がりました。
先日紹介した田嶋(JR東日本×ジェイプロジェクト【第71回東京スポニチ大会】)に加えて、
ベテランの片山が完封勝利、田嶋と同じく高卒3年目の坂東が1失点完投勝利と、予選リーグではリリーフを使う必要すら、ありませんでした。
準決勝では吉永(早稲田大)・鈴木(立教大)の両新人が日大三甲子園優勝以来のバッテリーを形成して、挑みましたが、まだ時期早々といったところで序盤にノックアウトされてしまいました。
打線は松本(横浜商大)や畑中(横浜商大)を時には温存して臨みました。3番に抜擢された高卒2年目國松や新人の渡辺・丸子はいい経験を積んだと思います。

JR東日本 國松
全体として
日本新薬の優勝の要因は、
・新人の活躍
・エースの仕上がり
の2点にあると思います。
日本新薬の今年の新人は、もともと評判は高かったのですが、これがしっかりと機能するとなると、都市対抗優勝や日本選手権の優勝も大いにあり得るレベルになると思います。
その一方、JR東日本やJX-ENEOSなどはまだ新人を試しながらで、フルメンバーではないという印象です。
JR東日本では松本・畑中の温存や、準決勝での吉永の先発
JX-ENEOSでは大城(名桜大)・山田(早稲田大)という投打の柱が出ていないあたりがその所以です。
富士重工・東京ガス・大阪ガスといった当初の優勝候補は、それぞれ小野(桐蔭横浜大)、山岡(瀬戸内高)、酒居(龍谷大)といあったエースの仕上がりが今一つであったのが、優勝できなかった要因かと思います。ここがエースが2完封した日本新薬との差でそう。
まとめますと、
日本新薬の力は今大会では抜きんでていたが、その他の強豪チームは仕上がっていないために、今後チーム力がまだまだ上がって来る見込みです。
以上
ということで大会の総括をしていきたいと思います。
優勝:日本新薬
5戦全勝、失点は合計6と圧倒的な成績を残し、スポニチ大会を制しました。その原動力は、全員がプロにいてもおかしくないレベルの7人の新人が加入したことです。
課題であったエース榎田(日本文理大)に次ぐ先発投手として、西川(立命館大)と小松(創価大)が登場。
特に西川は予選リーグで初先発初勝利を飾ると、決勝戦ではかずさマジック相手に1失点完投勝利をあげ、新人賞を獲得しました。それに触発されるかのようにエース榎田も2試合連続完封で、最高殊勲選手賞を受賞しました。
小松は負傷により、降板してしまいましたが、その後登場した榮(日本文理大)が、見事なリリーフを見せると、その後チームが逆転し、榮は初勝利をあげました。
中(上武大)は全試合4番で出場し、西川と同じく新人賞を受賞。初戦は濱田(専修大)、その後は正木(創価大)もサードのスタメンで出場しました。
準優勝:かずさマジック
エース加藤(日本ハム)が抜けた分、投手陣には苦しむかと思いましたが、投打ともに配置転換が功を奏して、準優勝です。
昨季はそれぞれリリーフ登板の多かった本多(白鴎大)と玉井がそれぞれ先発に回ってゲームを作り、
新リリーフ陣の新ケ江(国学院大)・橘(日本文理大)・山川(城西国際大)・谷口(鳥取城北高)らが受け継ぐというスタイルが確立していました。特に玉井は2戦2勝で、このままいけば今年のドラフトも大いにあり得ると思います。また渡辺(元ロッテなど)も2試合で無失点ピッチングとまだ十分すぎるほどにやれることを証明しました。
打線は4番に座った土門が2本塁打と、高卒2年目ながらチームを引っ張る打者に成長しました。その前の3番には、それまで1番を打っていた米田が座り、.462で首位打者を獲得しました。
JR東日本
予選リーグを合計3失点と圧倒的な投手力で3戦全勝で勝ち上がりました。
先日紹介した田嶋(JR東日本×ジェイプロジェクト【第71回東京スポニチ大会】)に加えて、
ベテランの片山が完封勝利、田嶋と同じく高卒3年目の坂東が1失点完投勝利と、予選リーグではリリーフを使う必要すら、ありませんでした。
準決勝では吉永(早稲田大)・鈴木(立教大)の両新人が日大三甲子園優勝以来のバッテリーを形成して、挑みましたが、まだ時期早々といったところで序盤にノックアウトされてしまいました。
打線は松本(横浜商大)や畑中(横浜商大)を時には温存して臨みました。3番に抜擢された高卒2年目國松や新人の渡辺・丸子はいい経験を積んだと思います。

JR東日本 國松
全体として
日本新薬の優勝の要因は、
・新人の活躍
・エースの仕上がり
の2点にあると思います。
日本新薬の今年の新人は、もともと評判は高かったのですが、これがしっかりと機能するとなると、都市対抗優勝や日本選手権の優勝も大いにあり得るレベルになると思います。
その一方、JR東日本やJX-ENEOSなどはまだ新人を試しながらで、フルメンバーではないという印象です。
JR東日本では松本・畑中の温存や、準決勝での吉永の先発
JX-ENEOSでは大城(名桜大)・山田(早稲田大)という投打の柱が出ていないあたりがその所以です。
富士重工・東京ガス・大阪ガスといった当初の優勝候補は、それぞれ小野(桐蔭横浜大)、山岡(瀬戸内高)、酒居(龍谷大)といあったエースの仕上がりが今一つであったのが、優勝できなかった要因かと思います。ここがエースが2完封した日本新薬との差でそう。
まとめますと、
日本新薬の力は今大会では抜きんでていたが、その他の強豪チームは仕上がっていないために、今後チーム力がまだまだ上がって来る見込みです。
以上
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