【センバツ出場校紹介②】日大三
2回目はギリギリで完投最終枠としてセンバツに滑り込んだ日大三です。
秋の成績
東京大会準優勝(6-8早稲田実業)
秋の基本オーダー
投手力
エース格は清宮から5連続三振を奪ったことでも有名な左腕桜井。Max145㌔のストレートに鋭く落ちるスライダーが武器で、秋の奪三振率は脅威の13。中学時代は投手であったらしいが高校で投手を始めたのは昨夏からという経験の浅さもあり、球種はほぼストレートとスライダーのみ、決勝の早実戦の終盤はスタミナ切れと完成度が低いのも、冬を越えたことを想像するとプラスの材料である。秋に背番号1をつけていた岡部は足を高く上げる躍動感のあるフォームから140㌔を超えるストレートに多彩な変化球を操る実力のある右腕である。咋夏にエース小谷野のケガにより台頭したこの2人が投手陣の中心となる。さらにほぼストレートだけで三振が奪える左腕田口、もともとは投手であった金成も140㌔を超える193㎝左腕で制球さえ安定すれば面白い存在だ。

秋は桜井に差をつけられたが、右のエースとしての実力は十分の岡部
攻撃力
注目されているのは巨漢スラッガーの金成であるが、前チームからの唯一のレギュラーでもある桜井。秋は3番を打った桜井は創価戦で3ランを打つなど、秋の公式戦で3ホーマー11打点の活躍。4番を打った比留間もパンチ力がある右のスラッガーである。1番の井上は俊足強打で、秋は東大和戦での2打席連続ホームランを含むチーム1位の4ホーマーを放った。津原は打順は9番ながらパンチ力があり、日置は走攻守にセンスがあり期待である。ただそれ以外のところはレギュラーが固定されていないこともあり、例年の三高打線に比べればやや迫力不足か?クリーンアップは強力なだけにその前を打つ2番大西の成長に期待したい。
守備は桜井の鋭いスライダーを止めるキャッチャー津原は固く、センターorライトの八木は創価戦でホームに返ればサヨナラというピンチを救った俊足強肩の外野手である。セカンドとライトのレギュラーだけが固定できておらず、早実との決勝戦では打力のあるピッチャーの岡部をライトとして起用した。

打ってもチームの中心の3番桜井

秋は4番を務めた右のスラッガー比留間
センバツ制覇へのキーマン
金成麗生 3年 ファースト
東京大会の準決勝・決勝で2試合連続で3ランを放つなど、一躍日大三打線の主役となった金成。しかし昨夏に投手から野手に転向したばかりであり、準々決勝まではスタメンを外されることもあるほどの不調ぶりであった。それでも193㎝101㎏のアメリカとのハーフ、背筋力は測定不能の300㎏という怪力スラッガー、小倉監督からもパワーは教えた中で歴代2位ということで、そのポテンシャルは十分で、メディアが注目するのも納得である。
秋の決勝のあとの練習試合では4番を務めてもいるそうだが、その実力の真価はセンバツで問われるという状態だ。それでも金成が打てば日大三打線は本物と言えるし、清宮のように人気者が打てば甲子園の空気はより一層日大三に傾くことであろう。

金成が本物であるかが日大三打線のカギとなる
その他
日大三といえば打のチームという印象が強いが、今年の日大三の投手陣のレベルは非常に高い。やはり打線は水物という言葉がある通り、打線よりも投手が安定すると負けは少なくなる。それを表しているのは日大三の練習試合の成績。新チーム発足以降32勝0敗3分という驚異の成績を誇っている。東京2位ということでセンバツ出場はギリギリであった日大三だが、その成績・実力はともに優勝候補である。
秋の成績
東京大会準優勝(6-8早稲田実業)
秋の基本オーダー
1 | 3B | 井上 | ③ |
2 | 2B | 大西 | ③ |
3 | P | 桜井 | ③ |
4 | LF | 比留間 | ③ |
5 | 1B | 金成 | ② |
6 | SS | 日置 | ③ |
7 | LF | 溝口 | ③ |
8 | CF | 八木 | ③ |
9 | C | 津原 | ③ |
投手力
エース格は清宮から5連続三振を奪ったことでも有名な左腕桜井。Max145㌔のストレートに鋭く落ちるスライダーが武器で、秋の奪三振率は脅威の13。中学時代は投手であったらしいが高校で投手を始めたのは昨夏からという経験の浅さもあり、球種はほぼストレートとスライダーのみ、決勝の早実戦の終盤はスタミナ切れと完成度が低いのも、冬を越えたことを想像するとプラスの材料である。秋に背番号1をつけていた岡部は足を高く上げる躍動感のあるフォームから140㌔を超えるストレートに多彩な変化球を操る実力のある右腕である。咋夏にエース小谷野のケガにより台頭したこの2人が投手陣の中心となる。さらにほぼストレートだけで三振が奪える左腕田口、もともとは投手であった金成も140㌔を超える193㎝左腕で制球さえ安定すれば面白い存在だ。

秋は桜井に差をつけられたが、右のエースとしての実力は十分の岡部
攻撃力
注目されているのは巨漢スラッガーの金成であるが、前チームからの唯一のレギュラーでもある桜井。秋は3番を打った桜井は創価戦で3ランを打つなど、秋の公式戦で3ホーマー11打点の活躍。4番を打った比留間もパンチ力がある右のスラッガーである。1番の井上は俊足強打で、秋は東大和戦での2打席連続ホームランを含むチーム1位の4ホーマーを放った。津原は打順は9番ながらパンチ力があり、日置は走攻守にセンスがあり期待である。ただそれ以外のところはレギュラーが固定されていないこともあり、例年の三高打線に比べればやや迫力不足か?クリーンアップは強力なだけにその前を打つ2番大西の成長に期待したい。
守備は桜井の鋭いスライダーを止めるキャッチャー津原は固く、センターorライトの八木は創価戦でホームに返ればサヨナラというピンチを救った俊足強肩の外野手である。セカンドとライトのレギュラーだけが固定できておらず、早実との決勝戦では打力のあるピッチャーの岡部をライトとして起用した。

打ってもチームの中心の3番桜井

秋は4番を務めた右のスラッガー比留間
センバツ制覇へのキーマン
金成麗生 3年 ファースト
東京大会の準決勝・決勝で2試合連続で3ランを放つなど、一躍日大三打線の主役となった金成。しかし昨夏に投手から野手に転向したばかりであり、準々決勝まではスタメンを外されることもあるほどの不調ぶりであった。それでも193㎝101㎏のアメリカとのハーフ、背筋力は測定不能の300㎏という怪力スラッガー、小倉監督からもパワーは教えた中で歴代2位ということで、そのポテンシャルは十分で、メディアが注目するのも納得である。
秋の決勝のあとの練習試合では4番を務めてもいるそうだが、その実力の真価はセンバツで問われるという状態だ。それでも金成が打てば日大三打線は本物と言えるし、清宮のように人気者が打てば甲子園の空気はより一層日大三に傾くことであろう。

金成が本物であるかが日大三打線のカギとなる
その他
日大三といえば打のチームという印象が強いが、今年の日大三の投手陣のレベルは非常に高い。やはり打線は水物という言葉がある通り、打線よりも投手が安定すると負けは少なくなる。それを表しているのは日大三の練習試合の成績。新チーム発足以降32勝0敗3分という驚異の成績を誇っている。東京2位ということでセンバツ出場はギリギリであった日大三だが、その成績・実力はともに優勝候補である。
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