FC2ブログ

トヨタ自動車×Honda【スポニチ大会決勝】

スポニチ大会の決勝戦、この日の第1試合で東京ガスを破ったトヨタ自動車、第2試合でNTT東日本をコールドで破ったHondaの自動車ダービーです。

試合スコア

※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください
※ちょっとお試しでスコアを日刊式にしてみました
20170314-3トヨタ×ホンダ
Hondaの先発の斎藤は寒い中149㌔をマークするも、制球が定まらず、また自身のエラーなども絡んでピンチを招く。そのピンチをなんとか凌ぐも無失点のまま3回降板となり、マウンドを吉越に託す。吉越は誤審などの助けもあり、5回まトヨタ打線を0点に抑える。一方トヨタの佐竹は盤石のピッチングで5回までHondaをノーヒットに抑える。

試合が動いたのは6回表。2死塁からトヨタが4番樺澤のタイムリーで先制。Hondaは7回から永野をマウンドに送るも、制球が定まらずにランナーをためて藤岡にタイムリーを浴びてしまう。Hondaは永野をあきらめて幸良を投入するも、北村の犠飛のあと、樺澤に3ランを浴びてトドメを刺されてしまう。8回裏に木浪のタイムムリーで何とか1点を返すも、佐竹の1失点完投勝利でトヨタが勝利してスポニチ大会優勝を決めた。

20170314Honda 吉越
先制点はとられたが4回1失点と好投した吉越

20170314トヨタ 北村
3点目の犠飛だけでなく、守備などでも大きく勝利に貢献した北村

20170314トヨタ 佐竹
圧巻のピッチングで9回1失点完投勝利の佐竹


Topic
◆やっぱり最後は佐竹様
トヨタの先発は昨年は都市対抗優勝・橋戸賞受賞、通年でも8勝0敗、防御率0.81という圧巻の成績で、最多勝・最優秀防御率・ベストナインを獲得したミスター社会人ともいえるべき右腕の佐竹。今大会では他の投手を育成するという方針もあり先発はなく、日本新薬戦でのリリーフのみであったが、決勝のこの大舞台では先発としてマウンドに上がった。

今年初の公式戦での先発、雨が降った後で非常に肌寒いという環境であっても佐竹の投球は健在であり、Honda打線を5回までノーヒットに抑えた。投球もさることながら、5回には連続でバントをセカンドでアウトにするなどハイレベルなフィールディングも健在であった。後半は見方が点をとってくれたこともあり、本人も「バテた」ということで1点を失ったが、それでも被安打6の1失点完投という圧巻の内容であった。

社会人12年目を迎える33歳のベテランであるが、今年も佐竹は健在で、また佐竹が健在である限りトヨタが社会人野球を引っ張っていくチームであることだろう。

20170314トヨタ 佐竹2
今年も社会人屈指のエース佐竹は健在のようです


◆片鱗をみせつけ新人王
Hondaで大事な決勝の先発を任されたのは桐蔭横浜大出身のルーキー斎藤であった。斎藤は184㎝88㎏という体格から、肩の柔らかさを生かして腕をムチのように振る右腕で、今日のかなり寒い環境の中でストレートのほとんどが140㌔後半であり、Max149㌔をマークした。死球を当てられた北村の悲鳴が球場に響き渡るほどの威力であった。

しかしコントロールはいいとはいえず、3回には四球→自らのバント処理エラー→死球で満塁のピンチを招くなど安定しない内容。この投球が響き、無失点ではあったが3回で降板となってしまった。

それでも初戦の予選リーグでは鷺宮製作所を完封、この日も3回無失点とあって、この大会では計12回無失点の好投。同僚の佐藤とともに大会の新人賞に選ばれた。円熟味のあるトヨタの佐竹とは対照的であったが、そのピッチングのインパクトはとても大きく、早くも来年のドラフトでは非常に楽しみな存在だ。

20170314Honda 斎藤
この寒いなかMax149㌔を記録した齋藤


◆早くも二大大会出場決定
トヨタはこのスポニチ大会で優勝したことで、いち早く日本選手権の出場権を手に入れた。昨年は都市対抗で優勝したために都市対抗の出場も確定している。まだ3月、今年初の大会で早くも二大大会の出場確定させたわけだ。

昨年は都市対抗優勝、日本選手権でもベスト8と結果を残したトヨタ自動車。二大大会の出場が確実になったことで、今後の試合ではいろいろ試すことも可能だ。こうしてさらに若手を試して成長させることもでき、総勢39名という巨大戦力に、厚さだけでなく質も加わったら、もう止めようがない。トヨタが社会人野球のトップとして君臨し続ける時代はしばらく続きそうである。


Pickup Player
樺澤健 トヨタ自動車 ファースト
~誤審にもめげない4番打者~

前橋商で3年夏の群馬大会決勝で藤岡(ロッテ)からホームランを放つなどして甲子園出場。甲子園では選手宣誓を務め、強打の3番ショート兼ピッチャーとして活躍した。高校通算38発の実績を引き下げて秋にはプロ志望届を出すも指名漏れして、東農大に進学。東農大では1年春からショートのレギュラー、3年春以降は4番を務めるなどして、東都2部通算12発の実績でトヨタに入社した。トヨタでも1年目からサードのレギュラーでJABA京都大会では打率.526で首位打者を獲得するなどの活躍し、昨年からは4番ファーストとしてチームを牽引している。

この日0-0で迎えた5回表1死1・3塁のチャンスでバッターは4番樺澤とトヨタは先制のチャンスを迎えた。カウント1B1Sから樺澤が打ちあげた打球を追って、Hondaの捕手辻野は1塁側の自軍のベンチ付近へ。ちょうどベンチの真上から見ていたわたしにも、ボールがどこか壁に当たったような音が聞こえた。しかし球審の判定はダイレクトキャッチ。猛抗議するトヨタベンチに対して、平静を装うHondaベンチ…。回が終わってベンチに戻ってきた辻野は苦笑いということで、どうやら誤審のようであった。

これで先制のチャンスが潰れたトヨタ。そのまま0-0で7回表に2死3塁というチャンスで再び4番樺澤に打順が回ってきた。樺澤はカウント2B2Sからのストレートをはじき返すと打球は二遊間を抜けてセンターへ抜けるタイムリーヒット。誤審でアウトにされた前の打席のリベンジを果たす見事な先制のタイムリーヒットであった。

樺澤はそれだけにとどまらず、8回に回ってきた次の打席では、東農大の後輩である幸良からレフトスタンドにトドメとなる3ランを放った。昨年も都市対抗決勝戦で先制ホームランを放った4番が、このスポニチ大会でも先制打を初めとした4打点でチームを見事に優勝に導いた。

20170314トヨタ 樺澤
先制タイムリーを含む4打点の活躍の4番樺澤



にほんブログ村
スポンサーサイト



テーマ : 社会人野球
ジャンル : スポーツ

コメントの投稿

非公開コメント

最新記事
ランキング
おススメ
カレンダー
07 | 2020/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
カテゴリ
プロフィール

ぶるーたす

Author:ぶるーたす
高校野球~社会人野球までアマチュア野球なら何でも好きです

アクセスカウンター
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

注目ブログ