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3/26 早稲田大×日本通運【六大学・社会人対抗戦】

社会人チームVS東京六大学の対抗戦。3/26の2試合目は早稲田大×日本通運です。

スタメン

早稲田大
4 真鍋 (4) 早稲田実 2
2 吉見 (3) 早稲田実 28
8 中澤 (4) 静岡 1
6 石井 (4) 作新学院 10
3 立花 (4) 千葉英和 8
5 木田 (4) 成章 7
9 三倉 (3) 東邦 22
7 八木 (3) 早稲田実 25
1 竹内 (4) 松阪 15



日本通運
5 大谷 上武大 5
8 根岸 日本大 24
9 北川 創価大 33
3 関本 立正大  10
7 藤嶋 関西大 28
4 浦部 神奈川大 1
6 松本歩 早稲田大 2
2 酒井 東洋大 25
1 渡辺 東海大 18



試合展開


日通は初回、2死から1・2塁のチャンスを作ると、5番:藤嶋の左中間へのタイムリー2ベースで2点を先制します。日通は2・3回にも2・3塁のチャンスを作りますが、早稲田先発の竹内からあと1本が出ません(早0-2日)。

4回表、早稲田は中澤・石井の主力2人が四球を選びチャンスを作ると、5番:立花が左中間に2ベースを放ち1点を返します。6番:木田のショートゴロの間に同点とすると、7番:三倉が日通:渡辺のストレートを左中間スタンドまで運ぶ2ランで勝ち越しに成功します(早4-2日)。

早稲田は4回まで投げた竹内が初回の2失点のみで凌ぐと、5回も代わった北濱(3年:金沢桜丘)がピンチを迎えるも、先輩:松本歩をショートゴロに抑えて切り抜けます。6回からは大竹(3年:濟々黌)→吉野(4年:日本文理)→小島(2年:浦和学院)と主力投手のリレーに入ります。3人ともランナーは出しますが、要所を抑え、日通打線を無得点に抑えました。

9回には中澤のタイムリー3ベースで2点を加えた早稲田が6-2で日本通運を破りました

早稲田大 石井
4番に座り、4出塁2盗塁の活躍を見せた新主将:石井

早稲田大 三倉
勝ち越しの2ランを放った三倉

日本通運 藤嶋
2塁打2本と日本通運打線で1人気を吐いた藤嶋


スコア
(都合により8回表までしか見ていません)

早稲田
20160326 早稲田大スコア

日本通運
20130326 日本通運スコア




感想

野手陣では昨年からのレギュラーは中澤・石井のみという新星早稲田。それも昨年の早稲田はほとんどスタメンメンバーだけで戦ったので経験不足は否めないところです。

まず中澤・石井の2人ですが、日通バッテリーもこの2人だけは警戒していたようでした。特に4番の石井は四球を3つ選ぶなど、4番の風格も出てきたかなというところです。目立ったあたりは中澤のタイムリー3ベース1本だけであったものの、2人で計10打席のうちアウトが3つだけという見事な活躍で、昨年と違ってマークが激しくなる中でも、中心的存在としてチームをひぱって言ってくれそうです。

この2人の後を打つ立花・木田・三倉・八木は4回の攻撃は見事でしたが、それ以外ではほとんど活躍はできていませんでした。力はあるけど、まだ安定して発揮できていないという感じですが、まぁまぁでしょう。その一方、真鍋・吉見の1・2番はノーヒットで、開幕までに入れ替えも大いにあり得るという印象でした。

投手陣は順調な仕上がりでした。まぁその前の試合の東大がJX-ENEOS相手に、山本俊(4年:西春)・宮台(3年:湘南)の両エースを使わずに15失点という泥試合を展開していたので、こうやって主力投手を使ってくれただけで嬉しかったですねw


日通は投手陣も含めてほぼフルメンバーだったので、大学生相手に不甲斐ないですね。昨年の大学日本一の主力投手陣がそのままの早稲田なので、社会人と言えども、点をとるのは簡単ではないですが、9回のうち、7回も得点圏にランナーを進めているのに、得点が初回の2点のみというのが原因かと…。好調の3番北川(創価大)にチャンスが回ってきたのは初回のみと、ことごとくクリーンアップ以外でチャンスを迎えるという展開だったので、打順の組み換えとかも必要かもしれませんね。

Pick Up Player

立花玲央(4年:千葉英和)

佐藤(3年:瀬戸内)と熊田(3年:早稲田実)の争いかと思われた早稲田のファーストの座を射止めたのは立花でした。昨年までは外野手ですが、この冬にファーストにコンバートしたようです。この日は5番でスタメン起用されると、第1打席ではバント失敗していまいますが、第2打席では1点差に迫る貴重な2ベースを左中間に放ちました。そのあとにホームランを打った三倉もそうですが、左バッターがレフト方向にいい当たりを打てるのは、昨年の丸子(現:JR東日本)のように高橋監督の指導の賜物でしょうか?

この立花、実はロッテやメジャーなどでも活躍した立花龍司コンディショニングコーチの息子です。そのおかげか185㎝80㎏という立派な体格で、ファーストの捕球の際には華麗な180℃開脚も見せていました。ですが、早稲田には1浪の末加入した苦労人で昨年まで公式戦の出場はありません。

そんなポテンシャル十分な立花が、昨年の丸子のように開花すれば、早稲田打線にやや不足しているパワーというパーツが埋まり、3期連続優勝がより現実的なものとなるでしょう。

早稲田大 立花



余談

早稲田の今日のベンチ入りメンバーです。(まぁ六大学のHPにももう載っていますが…)
20160326 早稲田ベンチ入りメンバー


高橋監督の方針なのか、昨年同様に上級生が多いですね。その中でも唯一ベンチ入りを果たした1年生が、加藤(1年:早稲田実)です。打力を生かすために高校入学時の外野に再コンバートされるのか、今年の早稲田の弱点を補うべく捕手のままでいくのか注目していましたが、シートノックではまさかのファーストを守っていました(ちなみにHPの登録は捕手)。

早稲田大 加藤
1年生ながらベンチ入りし、ファーストでノックを受ける加藤

以上です。
明日は関西へ飛んで、高校野球の世界に戻ります。
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