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近畿大×岡山商科大【全日本大学野球選手権】 ~プロ注目の岡山商科大:近藤が2失点完投勝利~

6/5 全日本大学野球選手権1回戦
近畿大×岡山商科大 @神宮球場

全日本大学野球選手権の初日。関西学生野球連盟で8季ぶりとなる優勝を完全優勝で飾った近大に、プロ注目のエース近藤率いる岡山商科大が挑みます。

試合スコア
※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください
20170605近大×岡山商科大

1回裏、近大の先発の小寺は制球が定まらずに2四死球で満塁としてしまうと、5番槇に先制のタイムリーを浴びる。さらに小寺はボークをとられて、初回に計2点を失う。岡山商科大は3回裏にも近大2番手の伊波から戸村がタイムリーを放ち1点を追加する。

近大は5回表にサードエラーからチャンスを作ると9番山本がライト前に運んで1点を返すも、その裏に3番手横山が岡山商科大主将の一安にセンターオーバーのタイムリー3ベースを浴びて、点差を再び3点に戻される。

近大は6回、7回と近藤からビックチャンスを作るもあと1本が出ず…8回には牧野のホームランで1点を返すも反撃はそこまで。近藤は最後まで粘り強く投げ抜いて2失点完投。岡山商科大が大学野球選手権で19年ぶりの勝利をあげて、初戦を突破した。

20170605岡山商科大 槇
先制タイムリーを放った槇

20170605近大 牧野
3安打1ホーマーと近大打線で1番気を吐いた牧野

20170605岡山商科大 近藤2
完投勝利をあげてガッツポーズを見せる近藤


Topic
◆エース岡田が登板なく敗退
初戦の近大の先発はエースは、春のリーグ戦で4勝0敗、防御率0.26という圧倒的な数字を残してMVPにも輝いた岡田。しかしこの日は岡田でなく、同じ左腕の小寺であった。

しかし小寺は初回に制球が定まらずに3四死球を与え、タイムリーに自らのボークも絡んで2失点。2回に四球を与えてピンチを広げたところで早くも降板となった。代わった2番手の伊波はそのピンチは凌ぐも、3回に戸村にタイムリーを浴び、4回にこちらもピンチを招いたところで降板となった。3番手の横山はまたデジャブかというくらいにこのピンチは凌ぐも、続く5回には一安にタイムリーを浴びた。登板した3投手がそれぞれパッとしない内容で、4失点という結果以上に流れをなかなか近大に呼び込めないパッとしない内容であった。

その後は横山が持ち直して6~8回はパーフェクトピッチングを見せたこともあり、結局エースの岡田は登板なし。岡田の調子が悪いとかいう内情などもあったかもしれないが、ブルペンでは普通に投げていたし、代わりにピッチャーがこの内容では非常に悔いの残る全国大会となってしまった。


◆代役捕手が大健闘
この春近大の正捕手は川上であったが、その川上が離脱してリーグの終盤からマスクを被っていたのが山本。この全日本大学野球選手権でも川上ベンチ外で、山本がスタメンマスクを被った。

山本はこの日は9番打者であったが、近藤の球に対してうまく対応できていた。第1打席では鋭いライトライナー、2打席目はライト前へタイムリー、3打席目も粘った末に四球を選ぶなど、この日の近大打線では牧野に次ぐ好成績だったといえる。投手陣はイマイチな内容であったが、原因は四死球にあり、これはキャッチャーというよりはピッチャー自身の責任によるところが多いと思われる。

そんな感じで正直よく知らない選手だったのが、個人的には非常にいい選手だと思った。山本が和歌山東高で4番キャッチャーを務めていたが、そのときのエースが津森(東北福祉大2)。早くも大学球界で成績を残して、今回も大学日本代表にも選ばれた元相棒に追いつくべく頑張ってほしい。

20170605近大 山本
川上に代わってスタメンマスクを被った山本


◆近藤だけじゃなかった岡山商科大
岡山商科大は近藤が7勝もあげてリーグ制覇を果たしたこともあり、正直近藤のチームで、打力は高いチームではないのかな?と思っていた。だがフタを開けてみると、近大投手陣の不調もあったが、初回に3連続四死球のあとのカウント2B0Sから槇がタイムリーを放つなど積極的な打撃で主導権を握った。結果的には4得点であったが、序盤は4点だけという内容であったし、今季関西学生野球リーグでは近大は4点までしかとられていないということを考えると十分な出来であろう。

タイムリーを放った槇・戸村・一安の3人もさることながら、チャンスメイクで貢献した4番佐々木、9番高橋もいい働きをしていた。佐々木は藤との高校時代からのチームメイト。安佐北高時代は1番ショートであったが、大学ではパンチ力をアップさせて4番にまで上り詰めた。今日の試合でも3出塁2得点で、近藤の全国初勝利をアシストした。

近藤だけでない岡山商科大に次戦も注目していきたいです。

20170605岡山商科大 佐々木
岡山商科大の4番を務めるのは高校から近藤とチームメイトの佐々木


Pickup Player
近藤弘樹 岡山商科大4年 投手
~プロ注目の右腕が変化球も有効に使い完投勝利~
プロ注目の右腕である近藤だが、高校時代は安佐北で岡山ベスト8が最高とまさに無名の存在であった。岡山商科大では1年春から登板機会を得るなど、そのポテンシャルが一気に開花すると、2年春にはリーグ最多となる5勝をあげるなど岡山商科大のエースとして降臨。この春は7勝というまさに大車輪の活躍で、チームをリーグ戦優勝に導き、自らもMVPを獲得した。

近藤は190㎝86㎏という立派な体格から投げ下ろすMax152㌔の角度のあるストレートが武器。190㎝というだけでも十分だが、右肩を左より低いい位置にしてか投げ込むオーバースローの投手なので、その角度は想像以上であった。基本球速は140中盤以降で、5回にこの日最速の150㌔をマークし、その後は終盤になっても球威が落ちることはなかった。

変化球やコントロール面でも非常に能力が高い(失礼だが、これらはストレートの角度よりも想像以上であった)。この日は9回投げて四死球は2個だけ。変化球は130㌔を超えるフォークに、120㌔後半のスライダー、100㌔台のカーブと球速の異なる3種類をもち、それぞれで安定してストライクをとることができていた。そしてこれらの変化球が威力抜群のストレートをさらに際立たせていた。

中国地区大学野球連盟では成績を残している近藤であったが、もっとレベルの高いチームに対して同様のピッチングができるかというのは1つ焦点であった。この日は計14球団のスカウトが近藤を見に来ていたらしいが、近大という全国でも名の通ったチームを抑えたことで、スカウトの株はまだ1ランク上のものになったのではなかろうか?

20170605岡山商科大 近藤
Max150㌔の角度のあるストレートを武器に完投勝利をあげた近藤



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