FC2ブログ

国際武道大×上武大【全日本大学野球選手権】 ~国際武道大がタイブレークを制して決勝進出~

6/10  全日本大学野球選手権 準決勝
国際武道大×上武大 @神宮球場

全日本大学野球選手権も準決勝。昨年は準決勝で中央学院に敗れた上武大が、同じく千葉野球連盟の代表の国際武道大と対戦します。

試合スコア
※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください
20170610国際武道大×上武大


国際武道大:伊藤将、上武大:西村の先発で始まった試合は、4回まで両チームとも1安打のみという投手戦。しかし伊藤将は5回裏の打者に追い込んでから不用意に死球を与えてしまうと、バントとタッチアップで2死3塁。ここで迎えた9番山脇の打球はショートゴロであったが、山脇の俊足が光り内野安打となって上武大が先制する。

上武大は6回に1安打無失点と好投していた西村から、寺沢にピッチャーを交代。寺沢は7回に1死1塁から9番赤木の打球はライトフライかと思ったが、これが風に乗りライトスタンドに飛び込む逆転2ランとなる。

上武大打線は7回まで内野安打2本に抑えられていたが、8回裏に2死から島田が四球で出塁すると、2番田中が左中間フェンス直撃の2ベースを放って同点に追いつく。9回上武大:宮川哲、武道大:平川の両リリーフエースがそれぞれ3人で抑えて、試合はタイブレークへ。

1死満塁から始まるタイブレークで武道大は4番服部から。服部のライナー性の打球をセカンド山脇がダイビングキャッチするも、ボールはわずかにグラブからこぼれ落ちて武道大が1点を勝ち越し。しかし続く磯網はセカンドゴロ併殺で武道大は1点止まりとなる。

その裏、上武大は1番島田からの攻撃を選択するも、平川が島田・代打の阿部を連続三振に斬って取りゲームセット。国際武道大がタイブレークで上武大を破り、決勝進出を決めた。

20170610上武大 西村
5回1安打無失点の好投をみせた西村

20170610国際武道大 赤木
7回に逆転2ランを放つ赤木

20170610国際武道大 平川2
最後に三振をとって吠える平川


Topic
◆アクシデントの影響を感じさせないエース
国際武道大の先発は大学日本代表にも選出されたエースの左腕伊藤将。しかし伊藤将は6/7の中部大戦でベースカバーに入った際に打者走者に右足小指を踏まれるアクシデントがあり、次の回に降板していた。

しかしこの日の伊藤将はそんなアクシデントの影響を感じされないピッチング。ボールを低めに集めて内野ゴロを量産するピッチングで、7回まで上武大打線を内野安打2本のみの1失点に抑える。しかし8回に2死から島田に四球を与えてしまうと、俊足の島田が気になったか続く田中の初球が甘く入ってしまい、同点のタイムリー2ベースを浴びて、この回を抑えたところでマウンドを抑えの平川に譲った。

とはいえ8回を投げて、被安打3の2失点という十分な内容のピッチング。伊藤将がアクシデントの影響を感じさせないピッチングでチームを決勝に導いた。

20170610国際武道大 伊藤


◆東海大相模勢は不調?
1番矢後、4番服部、5番磯網、6番豊田と国際武道大のスタメンの中核を担うのは、この日も4人の東海大相模出身の選手であった。しかし矢後は4打数ノーヒット、磯網はタイブレークも含めて5打数ノーヒット2併殺、不調でこの日打順を下げた豊田も2三振を含む3打数ノーヒットで4打席目には代打を送られてしまった。服部は2安打も2本とも内野安打で、この日の東海大相模勢は計13打数2安打。国際武道大打線自体が全体的に打てなかったわけではあるが、その中軸を担う東海大相模勢が打てなかったのはその大きな要因だ。

それでも岩井監督はタイブレークを4番服部、5番磯網に託し、結果的に服部のヒットが決勝のタイムリーとなった。それでも優勝へはこの中軸を担う4人の出来が大きく影響することだろう。

20170610国際武道大 服部
タイブレークで決勝のタイムリーを放った服部


◆タイミングのあっていなかった主将
福井工大戦でもタイブレークまでもつれ込んだ上武大。その際は3番の主将鳥巣からの打順を選択して、鳥巣が見事にサヨナラ打を放った。しかしこの日は上武大は1番島田からの打順を選択。その結果島田は三振でチームの敗退へとつながった。島田もいい打者であるが、普段なら関甲越学生野球リーグで首位打者を獲得するなど通算77安打を誇る屈指の好打者であり、主将の3番鳥巣から始めたいところであった。

しかしこの日の鳥巣は、伊藤の変化球に対して全くタイミングが合っておらず、泳ぎながらのバッティングが目立って4打数ノーヒット。ピッチャーが代わったので鳥巣からという選択肢もあっただろうが、それでも島田からの攻撃を選択したのはこの日の鳥巣の不調が影響していたことは間違いないだろう。

20170610上武大 鳥巣
この日はタイミングが合わずに4タコに終わってしまった鳥巣


Pickup Player
平川裕太 国際武道大2年 ピッチャー
~タイブレークで最高の結果を出したリリーフエース~
平川は東海大浦安でエースを務め、3年春に防御率0.90という安定感抜群の投球で千葉大会準V。関東大会では東海大相模から2失点完投勝利をあげた。当時は典型的な先発タイプの投手であったが、球速がアップした国際武道大では今季からリリーフエースを務める。この春も全てリリーフで21イニングを投げて防御率は0.00で国際武道大のリーグ制覇に大きく貢献。この全日本大学野球選手権でも中部大戦、九産大戦でともに好リリーフを見せていた。

この試合でも1点取られればサヨナラ負けという9回裏から登板した平川。9回を3人で打たせてとると、延長10回は今度は1死満塁スタートで1点取られれば同点、2点取られればサヨナラ負けという絶体絶命のピンチ。ここで自己最速タイとある147㌔のストレートを軸に島田・代打の阿部を連続三振。タイブレークで最高の結果を出して、チームを決勝に導いた。

明日の決勝戦でも平川の登板があることは、ほぼ間違いないなく、胴上げ投手となる可能性も大いにあるあろう。

20170610国際武道大 平川
タイブレークで連続三振を奪った平川


ランキングに参加しています。
よろしければクリックをお願いします↓
にほんブログ村 野球ブログ 大学野球へ
にほんブログ村

スポンサーサイト



テーマ : 大学野球
ジャンル : スポーツ

コメントの投稿

非公開コメント

最新記事
ランキング
おススメ
カレンダー
07 | 2020/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
カテゴリ
プロフィール

ぶるーたす

Author:ぶるーたす
高校野球~社会人野球までアマチュア野球なら何でも好きです

アクセスカウンター
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

注目ブログ