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仙台大×石巻専修大【東北地区大学野球選手権】

7/1 東北地区大学野球選手権 準々決勝
仙台大×石巻専修大 @仙台市民球場

仙台六大学野球連盟、北東北大学野球連盟、南東北大学野球連盟の6チームずつ計18チームで争う東北の大学野球No1を決め塁トーナメント。仙台六大学野球連盟2位の仙台大と、南東北大学野球連盟1位で全日本大学野球選手権では共栄大を破った石巻専修大の対戦です。

試合スコア
※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください
20160701仙台大×石巻専修大

仙台大は1回表に2番吉澤がレフトオーバーの2ベースで出塁すると、3番辻本が右中間を破るタイムリーを放ち先制。このまま一気にいくかと思われたが、4番鳥井の止めたバットに当たるファーストゴロでサードランナーの辻本が憤死するなどしてこの回1点にとどまると、それ以降は調子をあげていった石巻専修大の先発:松澤の前に得点が奪えない。

一方仙台大の先発稲毛田は4回まではほぼ完璧なピッチンであったが、5回以降はランナーを得点圏に進められるピッチング。それを何とかしのいできたが、7回裏に2死1・3塁から伊藤甲にタイムリーを浴びてしまい、つぎに石巻専修大が同点に追いつく。

しかし仙台大はその直後に、振り逃げ→バントヒット→進塁打で1死2・3塁のチャンスを作ると、またもや辻本がライト線に2点タイムリー2ベースを放ち勝ち越し。石巻専修大打線は8回に仙台大の2番手の海老原から連打でチャンスを作るも、後続が3番手の浅沼に抑えられて無得点。9回も先頭打者を四球で出すも、その後4番手宇田川の前に3連続三振でゲームセット。仙台大が準決勝にコマを進めました。

20170701仙台大 辻本
先制のタイムリーを放つ辻本

20170701石巻専修大 伊藤甲
7回に同点タイムリーを放つ新主将の伊藤甲

20170701仙台大 稲毛田
7回1失点の好投をみせた稲毛田


Topic
◆4年生投手は使わずに
仙台大の投手陣といえばMax155㌔を誇るプロ注目の馬場が有名だが、エースは低めにボールを集めて打たせるピッチングが持ち味で、この春ベストナインにも選ばれた岩佐。この2人の4年生が投手陣の要である。

しかしこの日の先発は稲毛田。稲毛田は2年生ながら咋秋には4勝あげ、この春も馬場離脱時には先発を務めるなお実績のある投手。この日も威力のあるストレートにツーシーム・スライダーを絡めたピッチングで5回までは石巻専修大打線を2安打無失点に抑える。しかしその後はランナーを背負うことが目立ち、それでも勝負どころでは力をいれたストレートで抑えていたが、7回にはついに同点打を浴びてしまった。

すると8回からは2番手として1年生左腕の海老沢が登板。海老沢が連打とバントで1死2・3塁のピンチを招くと、すぐさま3年生サイド右腕の浅沼へとスイッチ。浅沼は外野フライ2個でピンチを凌ぐと続く9回はまたもや1年生の宇田川がマウンドにあがった。

正直稲毛田の先発はまぁアリかと思っていたが、その後の投手起用は意外中の意外であった。本来であれば岩佐や馬場を投入するところだろうが、これが秋に向けてという話なのだろうか、リーグ戦で経験が0試合の海老原、3試合の浅沼、1試合の宇田川とリレーした。ただ結果的にこの3人は期待に応えて無失点リレー。貴重な経験を積ませ、勝利も手に入れるという大成功の継投であった。

20170701仙台大 宇田川
最終回に3三振無失点に抑えた宇田川


◆東京ドームで輝いた1年生は健在
この春は久しぶりに南東北大学野球連盟で優勝し、全日本大学野球選手権ではいきなり共栄大を破ったことは記憶に新しい石巻専修大。しかし4年生メンバーはここで引退のようで、この東北地区大学野球選手権のベンチ入りメンバーは全て3年生以下であった。

その中で先発のマウンドに上がったのは、共栄大から1失点完投勝利をあげた1年生サイド右腕の松澤。松澤はインステップ気味に足を踏み出すことでより右バッタから見るとボールに横の角度を感じさせるサイドスローのフォーム。ストレートは140を超えくるものもあるがそれ以上に威力がありそうであり、打者の手元で曲がるスライダーが武器だ。この日は初回こそ1点を失うも、その後はだんだんと調子をあげていき3~6回は仙台大打線をノーヒットに抑える好投をみせた。

結局7回に勝ち越しタイムリーを浴びてしまうが、このランナーも振り逃げとバントヒットによるもの。東京ドームで共栄大相手に見せたピッチングが本物であるとことを証明し、新チームとなった石巻専修大を1年生エースとして引っ張っていってくれることだろう。

20170701石巻専修大 松澤
8回途中まで3失点とその力をみせつけた松澤


◆仙台大なのに栃木オールスターズ?
仙台大のこの日のスタメンには
・作新学院:鈴木将、吉澤
・佐野日大:柿澤
・青藍泰斗:野口翔
・国学院栃木:野口祥
と栃木の強豪校出身の選手が5人を締め、さらに8回からは文星芸大付出身の佐藤がマウンドにあがる。

作新学院・佐野日大・青藍泰斗・国学院栃木・文星芸大付…現在の栃木の高校で上から5つとってきたと言っても過言でない5チームの選手が出場したことになる。仙台大なのに、出場選手の出身校をみると宇都宮大とでも名付けたくなるほどだ。


Pickup Player
辻本勇樹 仙台大3年 キャッチャー
全打点をたたき出した好守の要
この試合、仙台大の3得点は全てこの3番キャッチャーの辻本のバットから生まれた。

辻本は北海高出身のキャッチャー。同期には戸川(西武)、吉田(駒沢大)、佐藤龍(富士大)といった選手がおり、なかなかのチームであったが2年春は清水(現:慶応大)率いるラサールに敗れ、夏も札幌南に敗れて地区大会敗退となってしまった。仙台大では1年秋より正捕手となり、2年春には捕手としてベストナインを受賞。しかし2年秋はチームはリーグ優勝も、辻本は控え捕手。3年春(今季)に再び正捕手となると、打撃面でもチームトップの10打点をたたき出すなどして2度目のベストナインを受賞した。

この日の辻本は1回表1死3塁で迎えた第1打席に粘った上で8球目のストレートを見事に捉えると右中間を破る先制のタイムリー3ベース。同点に追いつかれた直後の8回表に1死2・3塁からはライト線に勝ち越しの2点タイムリー2ベースを放った。結局辻本のあげたこの3打点で仙台大は3-1と勝利。

守っても経験の少ない投手陣をうまくリード。強肩はもちろんのこと、頻繁に投手に声をかけに行く姿も見られ、リード面でも大きく勝利に貢献した。まさに好守の要となった辻本。あとは残念なことに高校時代から正捕手として経験できていない優勝に向かって突き進むのみである。

20170701仙台大 辻本2
全打点をたたき出すなど攻守にわたってチームを牽引した辻本


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