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三菱重工名古屋×JR東日本【都市対抗野球大会】 ~JR東日本が田嶋の2試合連続完封でベスト8進出~

7/20 都市対抗野球大会2回戦
三菱重工名古屋×JR東日本 @東京ドーム

都市対抗も2回戦。1回戦では田嶋の1安打完封で2年ぶりに初戦突破を果たしたJR東日本と、初戦で前回準Vの日立製作所を破るという番狂わせを演じた三菱重工名古屋の対戦です。

試合スコア
※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください
20170720三菱重工名古屋×JR東日本

20170720三菱重工名古屋 安田
打っては2安打、守備も巧みなリードで主将としてもチームを支えた安田

20170720JR東日本 丸子
先制タイムリーを放った丸子

20170720JR東日本 松本
8回に貴重な2点タイムリー2ベースを放った松本


三菱重工名古屋は2回表に中田の死球→盗塁などで2死1・2塁のチャンスを作ると、8番主将の安田がセンター前ヒット。中田は一気にホームを狙うがセンター拜崎の好返球でホームタッチアウトとなり先制ならず。JR東日本は3回裏に先頭の嘉数がヒットで出塁→バントで1死2塁とすると、ここで2番東條がサード前に絶妙なセーフティを決めて1・3塁。続く3番丸子がセンター前にはじき返して先制する。

三菱重工名古屋は直後の4回表に吉田承のヒットと2個の死球で無死満塁のチャンス。しかしここで6番小栁は三振、続く伊藤隆は4-6-3のゲッツーとなり、粘りのピッチングをみせる田嶋の前に得点が奪えない。

試合は0-1のまま終盤を迎えて8回裏、JR東日本は小室のヒットなどから1死1・2塁のチャンスを作ると、4番松本が左中間を破る2点タイムリーを放ち、貴重な追加点をあげる。投げては田嶋が最後まで無失点で投げ切り、2試合連続完封でJR東日本がベスト8進出です。


Topic
◆スタイル変えて2試合連続完封
JR東日本のエース田嶋はMax152㌔を誇る左腕であるが、この日のストレートのほとんどが130㌔後半。勝負どころで力を入れて投げるストレートは140㌔中盤をマークしていたが、ファンからすると球速的には物足りなさを感じた。その分冷静に打者を見ながら、カットボールやスライダーなどの変化球を有効に使って打ち取るという大人なピッチングであった。

この日の最大の見せ場は4回表、ヒットと連続死球で無死満塁のピンチを迎えるも、ここで6番小栁をスライダーで三振、続く伊藤隆もスライダーを打たせてセカンドゴロゲッツーでピンチを凌いだ。そのまま9回を投げ抜いて、4安打8奪三振の完封勝利。ストレートで押すのは違った新たなスタイルで2試合連続となる完封をあげた。

20170720JR東日本 田嶋
2試合連続となる完封勝利をかざった田嶋


◆田嶋連続先発の是非
田嶋は1回戦に続いて2試合連続の先発。正直これは意外であった。都市対抗の場合は優勝まで5勝が必要であり、これを1人先発投手で達成するのは不可能であるため、少なくとも先発が2枚必要となる。そうなるとエースは1回戦・3回戦(準々決勝)・決勝と先発をしたりするのが定石である。ピッチャーの枚数が少ないチームであればしょうがないが、JR東日本のような戦力層が厚く、常に優勝を狙っているようなチームであれば、複数投手の起用は当たり前だ。

この日の対戦相手は昨年準Vの日立製作所が有力であった。その日立製作所を破った三菱重工名古屋も下記のように補強選手も加えて強力な打線であるが、都市対抗のレベルからいえば上の方とはいかない。これは初戦の伏木海陸運送に関しても同じである。

つまりJR東日本としては他のピッチャーの使いところでエース田嶋を連投させてしまったのだ。予選も5試合中4試合が田嶋であったように他の投手陣の課題もあるが、同じくドラフト候補にあげられる板東もいるし、補強で古田・三宮・加藤という経験も実績もある3投手も加わっている。という状況なので、この試合の田嶋先発は意外であった。

まぁ結果的には田嶋が完封したのでこの起用はよかったのかもしれないが、本当の是非が問われるのはこれからの試合ではないか?


◆補強で強力打線も沈黙
三菱重工名古屋はヤマハから佐藤、JR東海から中田と2人の元プロスラッガーを補強。初戦ではそれぞれタイムリーを放つなど、日立製作所撃破に大きく貢献した2人はこの日も4番佐藤、5番中田で出場した。

中田に関しては昨年は王子の補強選手として、初戦でJR東日本とも対戦している。昨年は田嶋に見事に抑えられてしまった中田であるが、田嶋も中田を警戒していたのかこの日は3四死球。それでも中田は相変わらず体格に見合わない走力で盗塁を決めるなどチームに貢献した。ただその一方佐藤・中田に対してヒットは許さず、また後続をきっちりとしとめて三菱重工名古屋打線を封じた。佐藤・中田という都市対抗ならではの豪華な共演であったが、見られたのは2回戦までとは残念だ。

20170720三菱重工名古屋 中田
3四死球と打棒を発揮できなかった中田


Pickup Player
東條航 JR東日本 ショート
3個のバントで勝利に貢献したまさに2番な活躍
この日

桐光学園でも2番ショートのレギュラーとして活躍。当時の同期には、JR東日本でもチームメイトであった東條大(現:ロッテ)、松本(JX-ENEOS)らもいたものの神奈川ベスト4が最高成績であった。早稲田大では2年春よりベンチ入りを果たし、3年春からショートのレギュラーとして活躍。打順は1・2番または下位であった。打率は高くなかったものの、その守備力をはじめとしてチームへの貢献度は高く、4年時には主将も務め、春・秋それぞれ1本ずつホームランも放っている。

JR東日本ではちょうど田中広輔(広島)がプロ入りした年に入団したこともあり、1年目からショートのレギュラーを獲得。9番打者ながら都市対抗でホームランを打つ活躍をみせ、以降社会人名門のショートして君臨。今季も2番ショートの座を確固たるものとしていた。

この日の東條の1番の見せ場は第2打席。1死2塁で迎えたところで、サード前に絶妙に転がして内野安打として、1死1・3塁のチャンスを作りだし、丸子の先制タイムリーに繋げた。8回の第4打席でもきっりち送りバントを決め、松本の2点タイムリーに繋げている。この日のJR東日本の3得点はいずれも東條のバントが絡んだものであった。第1打席でもきっちりと送りバントを決めていて、この日はバント3個を成功させた。うち送りバントの2個はきっちりとストライク1球目で決めているところも素晴らしい。持ち前の守備だけでなく、打撃面でも2番打者としてきっちりと仕事を果たした。

田嶋ばかりが注目されているJR東日本ですが、きっちりと仕事を果たしている2番打者にも注目してみてはいかがでしょうか?

20170720JR東日本 東條
見事3個のバントを決めて勝利に貢献した東條


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