FC2ブログ

専修大×駒澤大 【東都大学野球連盟フレッシュトーナメント】

8/29 東都大学野球連盟フレッシュトーナメント1回戦
専修大×駒澤大 @神宮球場


試合スコア
※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください
20170830専修大×駒澤大

駒澤大:竹本、専修大:佐藤優の両先発の好投で始まった試合は4回表まで0-0.しかし4回裏に駒澤大は4番小西が右中間へ3ベースを放って出塁すると、続く若林がタイムリーを放って先制した。しかし専修大は5回裏に2死から古谷が四球を選び、白倉の2ベースで2・3塁のチャンスを作ると、2番大畑が逆転の2点タイムリーを放つ。

専修大は6回表に中の犠飛で、7回表には大畑のこの日2本目となる2点タイムリーで加点していく。駒澤大は8回裏に若林のソロで1点を返すも、試合は18時を過ぎても照明が点灯しないという暗闇の中、専修大が5-2と3点リードした展開で最終回を迎える。

専修大は最終回のマウンドに高原を送るも、高原は死球と岡田友のヒットで1・3塁のピンチ。すると6番谷本は追い込まれながらもストレートを振り抜くと打球は暗闇のレフトスタンドに飛び込む同点ホームランとなる。さらに駒澤大は連続四球を選び、これを越智が送って2死2・3塁とサヨナラのチャンスを作ると、最後は小林がサード内野安打を放ちサヨナラ勝ち。照明がなかなか点灯せず、明らかに打者が不利な環境の中、駒澤大が最終回に大逆転勝利を収めた。


20170830駒澤大 若林
先制タイムリーにソロホームランの活躍をみせた駒大:若林

20170829専修大 佐藤優
7回2失点と試合をつくった専修大の先発:佐藤優

20170830駒澤大 小林
サヨナラ打を放った駒大:小林


Topic
◆1番アピールできたのは?
来週からリーグ戦が始める東都大学野球連盟において、この時期のフレッシュリーグは選手たちにとって恰好のアピールの場となる。そんな試合で、この日1番アピールができたといえるのは専修大の2番ショートを務めた大畑であった。

大畑は2死2・3塁で迎えた5回の第3打席でライト線へ逆転のタイムリー2ベース、1死2・3塁で迎えた7回の第4打席でもセンター前に2点タイムリーを放った。第5打席ではサード内野安打→盗塁と自慢の俊足も披露するなど、5打数3安打4打点1盗塁の活躍で、アウトになった1・2打席も左方向にいいライナー性の打球を飛ばせていた。三遊間の打球を素早く正確に送球してアウトにするなど、守備でも機敏な動きを見せていた。

専修大には池間という俊足巧打の左バッターという同じタイプのショートがいるが、春は池間は主にDHで、ショートは本職サードの岡本が守ったりしていた。2部降格になってしまったチームに新しい風を吹かせる意味でも、リーグ戦でのショート大畑の起用に期待したい。

20170829専修大 大畑
2点タイムリー2本を放ち3安打4打点とアピールに成功した専修大:大畑


◆苦しむU18日本代表投手
この試合駒大の3番手として登板したのは上野。高校野球界ではちょうど甲子園が終わり、U18日本代表が結成されて注目されているが、上野は2年前には中京大中京で甲子園ベスト8に入り、U18日本代表でも小笠原(東海大相模→中日)・佐藤(仙台育英→オリックス)とともに先発3本柱として活躍した。回転のいいストレートにコントロールも抜群である完成度の高いピッチャーであったために、進学した駒澤大でも1年目から神宮での活躍が大いに期待された。しかし上野は1年目から神宮での登板こそあったものの、リリーフで少しというのみで戦力とはいいがたい状態であった。それは2年になった春も同じような状態であった。

この日は7回に追加点を奪われた後、3番手としてマウンドに上がった上野。やはり持ち味のストレートがMx140㌔でほとんどが130前半~中盤であり、常時140前後をマークしていた高校時代から比べると物足りなさを感じた。それでも回転がいいからかストレートで三振を奪うことはできていて、またランナーを背負っても粘りのピッチングをみせて最後まで無失点リリーフを見せ、チームの大逆転により勝ち投手となった。

現状まだ上野は苦しんでいるという状態であるが、それでも1つの結果は残した。これをもとに秋のリーグ戦でも是非とも結果を残して欲しい投手である。

20170830駒澤大 上野
ストレートに威力はなかった無失点リリーフをみせた上野


◆なぜ照明をつけないのか?
この日は神宮球場で4試合が予定されていて、専修大×駒澤大の試合は第4試合で始まったのは16:30であった。試合終盤になると陽も落ちていったが、なかなか照明は点灯せず…守備から戻ってくる選手からは「全然見えね~」という声が上がり、タイミングが合わないバッターには味方ベンチからも「さぁ電気が欲しいな~、電気が~」と声が飛び交っていた。

18:00を過ぎても照明がつかないまま迎えた9回裏などはもう野球できたもんじゃないという暗さであった。暗い状況では明らかにバッター不利であり、駒大ベンチも諦めムードが感じられた。ただ最終回に登板した専修大の高原はやはり暗いと投げづらいのかコントロールが定まらず、ランナーを溜めてしまうと谷本に同点3ランを浴びた。照明がついについたのは18:30過ぎ、場面は2死2・3塁で駒大がサヨナラのチャンスという場面であった。そして照明がついた直後に小林がサヨナラ安打…何とも言えないタイミングであった。

照明をつけるということは大きなコストであるし、多少はもう終わるまでやってしまえというケースもある。ただそれでもこの日はやりすぎであり、最後の方はもはや野球をやれる環境ではなかった。リーグ戦で出場機会の少ない選手に神宮を経験させるという意味でもあるフレッシュトーナメントなのに、経験した神宮が真っ暗というのはあまりにも可哀そうだ。また勝負という点では駒大にも専修大にも同等にやりづらさが生じたわけで不公平ではないが、ちゃんと照明つけていたら結果は変わっていたであろう。

Pickup Player
谷本大晟 駒澤大1年 セカンド
~暗闇を引き裂く見事な同点3ラン~
圧倒的劣勢の中、まさに一振りで試合を振り出しに戻し、勢いを駒大にもってきたのは途中からセカンドに入った谷本であった。

強打の内野手である谷本は京都外大西では2年時よりショートのレギュラー。3年時には主将にも就任し、最後の夏は4番セカンドとしてチームを牽引した。京都外大西で二遊間を組んだプロ注目の緒方とともに駒大に進学すると、この試合では7回表からセカンドの守備に就き、緒方よりも早く神宮デビューを果たした。

7回裏の1打席目は死球であり、2打席目は3点を追う9回1死1・2塁という場面で回ってきた。ただこのとき時間はすでに18:20を回っていたが、まだ神宮の照明はつかずに明らかにボールが見づらく、圧倒的に打者不利な状況。ベンチからも「もういいから狙い球絞って振り抜け」という言葉が聞こえるような状態であった。しかし谷本はこの言葉通り、カウント2B2Sからのストレートを振り抜くと、打球は(暗すぎて全然見えなかったが…)暗闇を引き裂いてレフトスタンドに飛び込む同点の3ラン。この一打で真っ暗の中完全に諦めムードであった駒大は息を吹き返し、そこからまたチャンスを作りサヨナラ勝ちに繋げた。

まさに一振りで試合の形成を逆転させる見事な一打を放った谷本。フレッシュリーグでもスタメンでなかったところを見えると、簡単にレギュラーとはいかないかもしれないが、リーグ戦でも代打などで起用してみたい選手だ。

20170830駒澤大 谷本
9回に起死回生の同点3ランをはなった谷本



ランキングに参加しています。
よろしければクリックをお願いします↓
にほんブログ村 野球ブログ 大学野球へ
にほんブログ村

スポンサーサイト



テーマ : 大学野球
ジャンル : スポーツ

コメントの投稿

非公開コメント

最新記事
ランキング
おススメ
カレンダー
07 | 2020/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
カテゴリ
プロフィール

ぶるーたす

Author:ぶるーたす
高校野球~社会人野球までアマチュア野球なら何でも好きです

アクセスカウンター
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

注目ブログ