近畿大の谷川は真の二刀流
関西学生野球連盟も土曜日に開幕し、いきなり春優勝の近畿大と2位の立命館大の対戦となった。
1勝1敗で迎えた今日の第3戦は近畿大が圧勝したのだが、その9回にマウンドに上がったのは、4番ライトでスタメン出場していた谷川(2星稜)であった。
谷川は星稜高では1年春より投手兼外野手としてベンチ入りし、1年秋よりセンターのレギュラー。2年夏には1番センターとして、またリリーフ投手として甲子園に出場した。2年秋からは4番主将エースと星稜のまさに要になったが甲子園出場を果たせなかった。投げてはMax148㌔、打っては高校通算18発に加え、1番を務めた俊足も武器でまさに野球センスの塊といったような選手だ。プロも注目したが、近畿大に進学すると1年春より5番ライトのレギュラー(この時点で大学は野手1本だと思っていた)。1年時は春秋ともに打率1割台に終わってしまったが、4番を務めることになった2年春は打率.292、1本塁打6打点の活躍でリーグ制覇に貢献した。
この秋は開幕2戦は5番であったが、打順を4番にあげた立命館大との第3戦は4番に座るとタイムリー2本を放ち4打点の活躍。チームにまずはバットで貢献すると、9回裏にはライトからマウンドに上がり1回を1安打2奪三振無失点に抑えた(関西学生野球連盟のTiwtterに動画アリ)。
ライトからマウンドに行って抑えるというのは高校野球ではよくある光景だが、大学野球となるとそうはない。大学野球でも一部二刀流と呼ばれる選手はいるが(参照:大学球界で活躍する二刀流たち)、これらも試合やシーズンにより投手・野手をこなしているケースが多く、1試合の中で投手と野手を両方こなす真の二刀流はかなりのレアケースだ。
近畿大は春は投手力で優勝したと言えるが、その中心は岡田(4南陽工)、小寺(3岡山理大付)、横山(3上宮太子)という左腕3人が中心である一方、右投手は伊波(3美里工)しかベンチ入りしていないという始末。右投手が不足しているとうことで谷川に白羽の矢が立ったようで、谷川は夏の間にはオリックスとの試合にもライトから登板してしていた。
まだ2年生ということもあり、谷川の今後の「真の二刀流」としての活躍に注目していきたいです。


投打で活躍が期待される近畿大の谷川
※写真は全日本大学野球選手権のときのもの
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1勝1敗で迎えた今日の第3戦は近畿大が圧勝したのだが、その9回にマウンドに上がったのは、4番ライトでスタメン出場していた谷川(2星稜)であった。
谷川は星稜高では1年春より投手兼外野手としてベンチ入りし、1年秋よりセンターのレギュラー。2年夏には1番センターとして、またリリーフ投手として甲子園に出場した。2年秋からは4番主将エースと星稜のまさに要になったが甲子園出場を果たせなかった。投げてはMax148㌔、打っては高校通算18発に加え、1番を務めた俊足も武器でまさに野球センスの塊といったような選手だ。プロも注目したが、近畿大に進学すると1年春より5番ライトのレギュラー(この時点で大学は野手1本だと思っていた)。1年時は春秋ともに打率1割台に終わってしまったが、4番を務めることになった2年春は打率.292、1本塁打6打点の活躍でリーグ制覇に貢献した。
この秋は開幕2戦は5番であったが、打順を4番にあげた立命館大との第3戦は4番に座るとタイムリー2本を放ち4打点の活躍。チームにまずはバットで貢献すると、9回裏にはライトからマウンドに上がり1回を1安打2奪三振無失点に抑えた(関西学生野球連盟のTiwtterに動画アリ)。
ライトからマウンドに行って抑えるというのは高校野球ではよくある光景だが、大学野球となるとそうはない。大学野球でも一部二刀流と呼ばれる選手はいるが(参照:大学球界で活躍する二刀流たち)、これらも試合やシーズンにより投手・野手をこなしているケースが多く、1試合の中で投手と野手を両方こなす真の二刀流はかなりのレアケースだ。
近畿大は春は投手力で優勝したと言えるが、その中心は岡田(4南陽工)、小寺(3岡山理大付)、横山(3上宮太子)という左腕3人が中心である一方、右投手は伊波(3美里工)しかベンチ入りしていないという始末。右投手が不足しているとうことで谷川に白羽の矢が立ったようで、谷川は夏の間にはオリックスとの試合にもライトから登板してしていた。
まだ2年生ということもあり、谷川の今後の「真の二刀流」としての活躍に注目していきたいです。


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