駒大苫小牧×大阪桐蔭 【明治神宮野球大会(高校の部)2回戦】

11/11 明治神宮野球大会2回戦
駒大苫小牧(北海道代表)×大阪桐蔭(近畿代表)

試合スコア
※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください
20171111駒大苫小牧×大阪桐蔭

大阪桐蔭は3回裏、横川の2ベース、藤原のレフト前ヒットで1・3塁とすると2番宮崎の強烈なショートゴロをショート石川がダイビングキャッチ。3塁ランナーも動けなかったが、その一方1塁もセーフとなり満塁となる。続く中川はセカンドゴロを打つが、これをセカンド大槻が2塁に暴投してしまい2者生還。なおも1死1・3塁で根尾の打球は強烈なファーストゴロで、ファーストが1塁ベースを踏んで2塁もアウトというタイミングであったが2塁への送球が逸れてゲッツーとならず、その間に3塁ランナーの宮崎がホームイン。この回大阪桐蔭が3点を先制する。

駒大苫小牧の反撃は5回表、白田・横地・小林の3連打で1点を返し、さらに2死1・3から盗塁のセカンド送球の間に3塁ランナーの小林がホームを突き1点差に迫る。さらに同点を狙って2塁から大西がワイルドピッチで一気にホームを狙うもタッチアウト。すると大阪桐蔭はその裏に2番宮崎がレフトスタンドにホームランを放ち2点差にリードを広げる。

大阪桐蔭は6回からエースの柿木を投入すると、この柿木が安定した投球が最後まで無失点。打線は大西の前に追加点が奪えなかったが、何とか逃げ切ってベスト4入りを果たした。

20171111駒大苫小牧 小林
タイムリーヒットに加えて、好走塁で2点目を獲得した駒大苫小牧の小林

20171111大阪桐蔭 宮崎
5回裏にソロホームランを放った大阪桐蔭の宮崎

20171111大阪桐蔭 横川
5回2失点と何とか試合もまとめあげ勝ち投手となった大阪桐蔭の先発横川


Topic
◆コースをつけば抑えられると証明した大西
駒大苫小牧のエース大西はストレートは130㌔行くかいかなかというスピードであったが、これにスライダーを交えて、丁寧にコースをつくピッチング。基本アウトコースではあったが、要所でインコースもつくことができていていた。おそらく春のセンバツを制したメンバーが多く残り、黄金世代と言われる大阪桐蔭の強力打線も、この大西の前に凡打の山を築いた。

結局大西は完投して、9回被安打8の4失点というピッチング。ただこの4失点もエラー絡みのものが多く、まともに打たれたのは宮崎のソロホームランのみ。奪った三振は2個のみというのが物語るように決して凄い球を投げるような投手ではないが、それでも丁寧にコースを突けば高校最強と言われる打線も抑えることができるということを証明した。これは打倒大阪桐蔭に燃える全国のチームにとっても非常に参考になる投球であったことだろう。

20171111駒大苫小牧 大西
9回まで敢闘した駒大苫小牧のエース大西


◆残念であった守備の乱れ…
上記のように大西が素晴らしいピッチングをしていただけに、3回の3失点というのは駒大苫小牧にとっては非常に悔いの残るものであった。1死満塁とされたところで駒大苫小牧は前進守備を選択。しかしセカンドゴロでセカンド大槻は2塁で併殺をとれると踏んだか、2塁へ送球するも、ショートのベースカバーも遅れ、送球も逸れてしまい、ゲッツーどころか1個もアウトをとれずに2点を献上してしまった。送球が逸れたという技術的なところもさることながら、前進守備という戦術とプレーが一致しなかったのは非常に残念である。

さらに続く根尾の打球も早くゲッツーをとれるものであったが、ベースを踏んだファーストの2塁への送球が逸れてしまい、ゲッツーが完成せずにもう1点。この回の3失点は全てエラーが絡んだものとなった。大阪桐蔭相手に大健闘をみせた駒大苫小牧であったが、それだけにこのエラー絡みで失った3失点は余計に悔いが残る。



◆不完全燃焼な大阪桐蔭打線
大西の見事なピッチングもあったが、大阪桐蔭打線としては自力でとった得点は宮崎のホームランによる1点のみというのは。受け入れがたい結果であろう。また神宮球場の内野スタンドを満員にしたファンにとっても期待外れであったことだろう。

この日の大阪桐蔭はクリーンアップの3人でヒットは中川の1本のみ。それでも中川・根尾は出塁を2度ずつしていたが、4打席全てがランナーのいる場面で回ってきた山田健が2三振を含む4タコと完全に当たりがなかった。その後を打つ6番井阪も4タコで、この2人により上位と下位が完全に分断されてしまい、打「線」とならなかったことが上記の要因といえる。

近畿大会決勝でもエース平田が投げなかった智弁和歌山から根尾のホームランの1点のみと元気のなかった大阪桐蔭打線。この神宮の地で是非とも復活して欲しいところだ。

20171111大阪桐蔭 山田健
残念ながらこの日は打線のブレーキとなってしまった大阪桐蔭の5番山田健


Pickup Player
柿木蓮 大阪桐蔭2年 ピッチャー
~出てきてたエースとしての貫禄~
上記のように点のとれいない試合でも、大阪桐蔭が負ける気はしなかった。その最大の要因は6回から登板したエース柿木のピッチンングであろう。

柿木は大阪桐蔭では2年春のセンバツで、直前に負傷した岩本に代わってベンチ入り。岩本の代わりであったので投手ながら背番号2をつけて、初戦の宇部鴻城戦に登板すると、143㌔をマークするなどして周囲の度肝を抜いた。そのまま2年春の大会ではエース徳山を温存したまま、横川との左右2枚看板で勝ち上がり、近畿大会Vを達成。2年夏は背番号11を背負ってエース徳山に次ぐ2番手として活躍。甲子園3回戦の仙台育英戦では先発を任され、9回2死まで無失点の好投を見せた。

新チームでは背番号1をつけた柿木であったが、この日は背番号10の横川が先発のマウンドに上がり、柿木は6回からマウンドに上がった。柿木はいきなり先頭打者に四球を与えてしまうも、そこからなんと9回2死までパーフェクトピッチングを展開。柿木といえばMax147㌔の力強いストレートが武器であるが、この日の最速は140㌔止まり.。噂によると肩にやや張りがあって状態は万全ではなかったそうだ。それでも打者の様子を冷静に見ながら、コースにきっちりと投げることができていて、ちょうど前エースの徳山に似てききて、エースとしての貫禄も感じられた。

結局4イニングを投げて被安打1四死球1の無失点と完璧なリリーフを見せた柿木。これで近畿大会から続く無失点を継続された。この大事な初戦の先発が横川であったことから、エース争いもまた混沌としているのかと思ったが、今日のピッチングを見る限りではエースは柿木といって問題なさそうだ。

20171111大阪桐蔭 柿木
6回から最後まで無失点リリーフをみせた大阪桐蔭のエース柿木


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