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浦和実業×浦和学院 【さいたま市民大会決勝】

11/19 さいたま市民大会決勝
浦和実業×浦和学院 @市営浦和球場

試合スコア
※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください
20171119浦和実業×浦和学院

浦和学院は1回裏、連続四球で1・2塁とすると3番蛭間の打球はファーストゴロ。ファーストがベースを踏んで、ゲッツーを狙ってセカンドに送球するもそれが暴投となり2塁ランナーが生還し先制。さらに4番冨岡、エラーを挟んで7番近野とバッテリーにタイムリーが飛び出して初回に3点をあげる。

浦和実業は2回表に馬場のヒットから2死2塁のチャンスを作ると、1番後藤のライト前のポテンヒットで1点を返す。しかしその裏に浦和学院打線が火を噴く。蛭間が四球で出塁すると、4番冨岡の2打席連続タイムリーとなるライトオーバーの2ベース、さらに1・2塁から近野の左中間への2点タイムリー2ベース。ここでまたエラーなども絡みランナーをためると、佐野のタイムリーにとどめは蛭間のレフトフェンス直撃の2点タイムリー2ベースでこの回に一挙8点をあげ、浦和実業のエース英をKOする。

浦和学院は6回裏にも、浦和実業の2番手久野から2死3塁のチャンスを作ると、代打片岡がタイムリー。さらに9番大澤の打球は1度は2ベースと判断されたものの、打球がフェンスを越えてから跳ね返ってきたという判定に変わり2ランとなり、この回3点を追加する。

浦和実業は8回・9回と浦和学院の2番手河北から1点ずつをあげ、最後はエース英がマウンドに戻るなど粘りをみせるも、大量失点が響いてしまった。浦和学院が15-4で大勝し、さいたま市民大会の優勝を果たした。

20171119浦和学院 近野2
打ってもタイムリー2本の活躍をみせた浦和学院の先発近野

20171119浦和学院 大澤
6回裏に2ランを放った浦和学院の9番大澤

20171119浦和実業 後藤
打つ方ではタイムリーを含む2安打の浦和実業の後藤


Topic
◆2年生ばかりの1.5軍浦和学院だが蛭間は出場
この大会の浦和学院のメンバーには、佐野涼・渡邊の2年生投手2枚看板に、核弾頭の矢野といった主力、中前・高倉・畑・後藤といった秋季大会ではレギュラーで活躍した1年生も含まれておらず、2年生のみの1.5軍というレベルのメンバーで大会に臨んだ。

そんな中でも1年夏から4番を打ち、現チームでも打線の中心である蛭間だけは、チームの主将ということもあり、3番センターとして出場。3打席目で放ったレフトフェンス直撃の2点タイムリー2ベースは、ボールを引き付けてしっかりたたくことができていて、もう少しで逆方向へのホームランという素晴らしい打球であった。やはり蛭間は警戒されているのか四球2個で、この日は3打数1安打2打点という活躍であった。

ただチームとしてはまだまだのところもあるようで、5回の整備中には「これで本当に甲子園行けるのか?」という森監督の怒号も飛び交っていた。個人の成績もさることながら、この大会に主力で1人出場しているところを見ると、主将としても秋に関東大会に出られなかったチームの再生が求められているのだろう。

20171119浦和学院 蛭間
レフトフェンス直撃の2点タイムリー2ベースを放つ蛭間


◆少し物足りなかった近野
浦和学院の先発は秋季大会では背番号1を背負っていた近野。1年春からベンチ入りも果たし、本来ならば佐野涼・渡邊との3枚看板として期待されている投手だ。しかしこの大会の近野は背番号10であり、また佐野涼・渡邊はベンチ入りしていないところを見ると、近野の現在位置はこの2人よりは後ろに思えた。

近野は左腕を大きくあげた大胆なフォームである。正直このフォームだけを見えるとコントロールが悪そうに見えるが、そこからストレートを低めに集め、小さく曲がるスライダーと大きく曲がるカーブを織り交ぜるピッチンングであった。ただ序盤はその低めを意識しすぎていたか、ボール球が多くなる傾向にあった。しかし中盤以降は高さよりも、左右を意識したのか、インコースとアウトコースにストレートをきっちりと投げ分けることができていて、徐々に調子も上がってきた。特にアウトコースを投げた後に、インコースにきっちりと投げられるのが近野のいいところで、中盤以降浦和実業はこのインコースにとことん詰まっていた。

ただこの時期ということもありスピード自体はもうひとつ…しっかりと自分のスイングができていた浦和実業の後藤・水谷・荒井といった主力打者にはヒットを打たれてしまっていた。結果として6回2失点という内容。先発としての仕事はきっちり果たしたといえるが、佐野涼・渡邊に追いつくという意味では少し物足りない内容であったかもしれない。

20171119浦和学院 近野
6回2失点とまとめあげた浦和学院の先発近野


◆守備の乱れが響いて連覇ならず…
昨年のこの大会では決勝で浦和学院(ただし2軍であったが…)を破り、優勝を果たした浦和実業。この試合もエース英を先発のマウンドに立てるなど、ほぼフルメンバーで浦和学院に臨んだ。

しかし初回にファーストの暴投、ショートのエラーが絡んで2失点。3回のビックイニングに関してもショートのエラーに、セカンドフライを落とすなど守備の乱れが見られてた。結局英は3回途中11失点で降板してしまうのだが、そのうち自責点は4のみ。3回までにいずれも得点に絡む2個のエラーを犯してしまったショート後藤は、1番打者として2打席連続ヒットを放っていたにも関わらず代えられてしまった。

浦和実業は昨年の秋は県ベスト4までいくほどの実力のあるチーム。そのときの3本柱の一角であった英が先発をしていることもあり、浦和学院相手であっても15失点というのは普段であれば考えづらく、序盤に守備の乱れリズムを掴めずに大量失点してしまったことが大きく響いたといえる。

20171119浦和実業 英
浦和実業の先発のエース英


Pickup Player
冨岡夏樹  浦和学院2年 キャッチャー
~4番の仕事を果たし打では正捕手に向けて大きくアピール~

大量得点を奪った浦和学院であるが、その中でも4番の冨岡の放った2本のタイムリーは非常に効果的であった。

冨岡はこの秋からベンチ入り。秋季大会の予選では背番号12であるが2試合ともスタメンマスクを被ると、本大会では背番号2に昇格。しかし実際の試合では1年生捕手の畑との併用が続き、秋の県大会では3試合中スタメンは1試合の途中出場は1試合であった。

このさいたま市民大会では畑がベンチ入りしていないこともあり、全試合でマスクを被り、打っても4番を務めている冨岡。第1打席では初球をセンター前に綺麗にはじき返すタイムリーヒット。第2打席でもライナーでライトの頭を越すタイムリー2ベースを放つと、第3打席では1塁が空いていたこともあり、半ば勝負を避けられた感じの四球。打撃面では4打数2安打2打点の活躍で、2本のタイムリーはともに大量得点の中でも効果的な場面であり4番としての仕事は果たせていたかと思う。

守備面ではキャッチングなどは問題なかった。序盤近野は低めのボールが多かったが後ろに逸らすこともなかったので、この調子でエース佐野涼のワンバンスライダーも止めることができれば合格であろう。ただ回の練習のときの送球を見ていると浦和学院のキャッチャーとしてはもう1つかなという印象を受けた。

秋に4番を打った上野を押しのけて、この大会で4番を務めていることからも打撃はなかなかのものがある。畑の方はまだ直接見れてはいないが、冬の間に送球を含めた守備を鍛えれば、春には正捕手冨岡となれるのではないだろうか。

20171119浦和学院 冨岡 20171119浦和学院 冨岡2
浦和学院の4番キャッチャーとしてタイムリー2本を放つ活躍をみせた冨岡



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