2018年度国学院大新入部員
国学院大の来年度のスポーツ推薦合格者を発表した。
まず投手陣でいうと棚原は大胆なフォームから大きく縦に曲がるスライダーなどをコントロールよく投げ込む右腕で滋賀学園で2年春に控え投手としてセンバツベスト8。その立役者である同期のエース神村が不調に陥ると、2年秋の近畿大会では報徳学園を完封するなどして2年連続での選抜出場の立役者となり、3年春のセンバツでは東海大市原望洋戦では14回2失点、続く福岡大大濠戦でもリリーフで7回2/3を無失点に抑える活躍をみせた。切れ味のいいスライダーを武器とするサイド右腕の石井は投手層の厚い山梨学院において、夏の山梨大会ではチーム最多の21イニングを投げて4失点。同じく済美の影山も体勢を低くして投げ込むサイド右腕であり、夏の愛媛大会では12回無失点、甲子園では盛岡大付戦で先発を務めた。高橋とダブルエースとして活躍した関東一の小川は重くて140㌔という球速以上に感じるストレートが武器で、個人的にはこのメンバーの中でもイチオシの選手だ。
野手では超高校級の外野手2人が目玉。山本はアメリカとのハーフで身体能力が高く走攻守揃っている。大阪桐蔭では4番を務めたが、ベンチ入りは2年秋からとあって、まだまだ伸びしろがありそうな選手である。対照的にミート力とパンチ力を兼ねそろえたバッティングで日本文理で1年春から4番を務めたのが川村。甲子園の鳴門渦潮戦では3安打5打点の活躍を見せ、高校通算は39発。最終的には外野手となったが、1年春から正捕手になるなどキャッチャーとしての能力も高い。そのキャッチャーとしての能力ならば、横浜で1年秋からマスクを被り、2年秋からは主将も務めた強肩捕手の福永。高校日本代表候補に選ばれた逸材で、今年キャッチャーが固定できなかった国学院大にとっては大きな補強となるだろう。星稜の川岸も2年時から多彩な投手陣をリードして名門の正捕手を務めたレベルの高いキャッチャーである。内野手では中学時代に3番清宮のあとを打つ4番としてリトルリーグ世界一に輝いたのが桐光学園の逢澤。高校ではレベルの高い守備を武器として1年夏からベンチ入りを果たし、1年秋より正ショートとして活躍。3年春には3番も務めたが、守備はすでに大学でも通用するレベルだけに、打力がどこまで向上するかがキーとなる。
この秋は4位と健闘したが、ここ最近は戦国東都で安定した成績を残して常に上位争いをしている国学院大。その成績が評価されてか、近年は次々に超がつくほどの名門から選手が入学している。横浜・大阪桐蔭・桐光学園といったあたりはもうお得意様状態で、それぞれの高校から主力が入学している。ただそんな有望な1年生も今年は活躍したといえる選手はおらず、来年の1年生には1年目から活躍する選手が出てきて、上位には位置するもののなかなか優勝にはたどり着けないチームの起爆剤となってほしいものだ。

関東一:小川

横浜:福永

大阪桐蔭:山本

日本文理:川村
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選手名 | ポジション | 出身校 |
棚原 孝太 | P | 滋賀学園 |
小川 樹 | P | 関東第一 |
満行 智洋 | P | 大村工 |
石井 友樹 | P | 山梨学院 |
池内 瞭馬 | P | 津商 |
北山 大毅 | P | つくば秀英 |
影山 尭紀 | P | 済美 |
福永 奨 | C | 横浜 |
川岸 正興 | C | 星稜 |
逢阪 倫充 | SS/3B | 桐光学園 |
山崎 晃太 | SS | 宇都宮工 |
安里 大心 | 2B | 沖縄尚学 |
野村 蓮 | 2B | 宮崎学園 |
菊池 佑威 | O | 八戸工大一 |
山本 ダンテ武蔵 | O | 大阪桐蔭 |
高山 匠 | O/1B | 修徳 |
川村 啓真 | O/C | 日本文理 |
瀬戸 成一郎 | O | 鳥取城北 |
まず投手陣でいうと棚原は大胆なフォームから大きく縦に曲がるスライダーなどをコントロールよく投げ込む右腕で滋賀学園で2年春に控え投手としてセンバツベスト8。その立役者である同期のエース神村が不調に陥ると、2年秋の近畿大会では報徳学園を完封するなどして2年連続での選抜出場の立役者となり、3年春のセンバツでは東海大市原望洋戦では14回2失点、続く福岡大大濠戦でもリリーフで7回2/3を無失点に抑える活躍をみせた。切れ味のいいスライダーを武器とするサイド右腕の石井は投手層の厚い山梨学院において、夏の山梨大会ではチーム最多の21イニングを投げて4失点。同じく済美の影山も体勢を低くして投げ込むサイド右腕であり、夏の愛媛大会では12回無失点、甲子園では盛岡大付戦で先発を務めた。高橋とダブルエースとして活躍した関東一の小川は重くて140㌔という球速以上に感じるストレートが武器で、個人的にはこのメンバーの中でもイチオシの選手だ。
野手では超高校級の外野手2人が目玉。山本はアメリカとのハーフで身体能力が高く走攻守揃っている。大阪桐蔭では4番を務めたが、ベンチ入りは2年秋からとあって、まだまだ伸びしろがありそうな選手である。対照的にミート力とパンチ力を兼ねそろえたバッティングで日本文理で1年春から4番を務めたのが川村。甲子園の鳴門渦潮戦では3安打5打点の活躍を見せ、高校通算は39発。最終的には外野手となったが、1年春から正捕手になるなどキャッチャーとしての能力も高い。そのキャッチャーとしての能力ならば、横浜で1年秋からマスクを被り、2年秋からは主将も務めた強肩捕手の福永。高校日本代表候補に選ばれた逸材で、今年キャッチャーが固定できなかった国学院大にとっては大きな補強となるだろう。星稜の川岸も2年時から多彩な投手陣をリードして名門の正捕手を務めたレベルの高いキャッチャーである。内野手では中学時代に3番清宮のあとを打つ4番としてリトルリーグ世界一に輝いたのが桐光学園の逢澤。高校ではレベルの高い守備を武器として1年夏からベンチ入りを果たし、1年秋より正ショートとして活躍。3年春には3番も務めたが、守備はすでに大学でも通用するレベルだけに、打力がどこまで向上するかがキーとなる。
この秋は4位と健闘したが、ここ最近は戦国東都で安定した成績を残して常に上位争いをしている国学院大。その成績が評価されてか、近年は次々に超がつくほどの名門から選手が入学している。横浜・大阪桐蔭・桐光学園といったあたりはもうお得意様状態で、それぞれの高校から主力が入学している。ただそんな有望な1年生も今年は活躍したといえる選手はおらず、来年の1年生には1年目から活躍する選手が出てきて、上位には位置するもののなかなか優勝にはたどり着けないチームの起爆剤となってほしいものだ。

関東一:小川

横浜:福永

大阪桐蔭:山本

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