もう大阪選抜でなくて大阪桐蔭でええやん
今日12/25~、千葉・岐阜・和歌山・大阪の4府県の高校野球選抜チームが台湾に遠征して、台湾の強豪高校4チームと試合をする。ということで各県の選抜メンバーには注目が集まるところで、先週には千葉県選抜の壮行試合も観戦してきた→(観戦記)
千葉・岐阜・和歌山の各県の選抜メンバーは、各高校から万遍なく選ばれているのに対し、大阪の選抜チームはだけは少し異なっている。
大阪選抜のメンバー↓
とまぁこのようにメンバー20人中18人が大阪桐蔭の選手。これに近大附属のエース大石と、大体大浪商のエース立石が加わったというだけだ。ただここまで来たらもう大阪桐蔭のピッチャー2人追加して、大阪選抜じゃなくて大阪桐蔭で参加すればええやん!というツッコミがしたくなる有様だ。
ちなみに昨年は9/18と半分が履正社の選手が中心で、大阪桐蔭の選手は0人(詳細はコチラ→履正社という名の大阪選抜)。どうやら大阪選抜はその秋の優勝校を中心に構成されるようであるが、今年はさらにその傾向が激しくなったようだ。
大阪選抜だけがこのような構成となっているキーワードがおそらくまた「公平性」でないだろうか?選抜チームに参加ことは選手にとっては励みになる一方、投手ならライバルチームの捕手相手に投球することとなり、手の内を知られてしまうこともあり、場合によっては選手を出したチームにとって後々不利になってしまうこともある。しかし今回の大阪選抜ではメインの大阪桐蔭は北大阪、それに対してエースを出した近大附属・大体大浪商は南大阪なので、この両エースが大阪桐蔭に手の内を知られても、甲子園出場には関係ないのだ。履正社をはじめとした北大阪の選手が1人もいないということはここら辺の事情が関係しているように思える。
このようなほぼ単独チームでの出場は、選抜チームのメンバー構成を楽しみにしている人間にとっては残念な一方、楽しみもある。まずは大阪桐蔭のメンバーの現在地が知れることだ。大阪桐蔭ともなるとレギュラーはおろか、だれがベンチ入りするかということすら焦点となる。今回の18人はおそらく現在のベストの18人ではないかと考えられ、秋にはベンチ外であったが今回はメンバー入りを果たしている宮本・中野・榎木といった1年生は、センバツにかけても注目していきたい存在だ。また単独チームということで、チームとしての一体感はあり、戦い方などは洗練されていると思われる。ひょっとしたら強者たちの集まりとはいえ、寄せ集めのチームよりも強いということも考えらえるのだ。そもそも大阪桐蔭=各県からセンバツされた強者たちの集まりでもあるし…。
というわけでそんな他県とはちょっと異なった選抜チームの大阪。もはや大阪桐蔭と言いたくなるが、ちゃんと大阪選抜のユニフォームを着て戦っているようで、17日には大阪桐蔭のメンバー外の選手相手に壮行試合をやっていたようです→大阪選抜、台湾遠征へ 大阪桐蔭を母体にライバル2投手も。その相手となった大阪桐蔭のメンバー外の選手に、春のセンバツ優勝バッテリーである3年生の徳山ー福井とかが含まれているということで、この試合見てみたかったですね…。春から早稲田に進学の徳山、慶応に進学の福井がバッテリーというのも感慨深いですし…。
そんな大阪桐蔭、いや大阪選抜。台湾でどのようなプレーを見せてくれるのか注目です。

大阪選抜でも投手にショートに打撃に期待のかかる根尾

近大附属のエース大石は、秋に2度敗れた大阪桐蔭とチームメイトとなる
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千葉・岐阜・和歌山の各県の選抜メンバーは、各高校から万遍なく選ばれているのに対し、大阪の選抜チームはだけは少し異なっている。
大阪選抜のメンバー↓
背番号 | 選手名 | ポジション | 高校 |
1 | 柿木 蓮 | 投手 | 大阪桐蔭 |
2 | 小泉 航平 | 捕手 | 大阪桐蔭 |
3 | 井阪 太一 | 内野 | 大阪桐蔭 |
4 | 山田 健太 | 内野 | 大阪桐蔭 |
5 | 中川 卓也 | 内野 | 大阪桐蔭 |
6 | 根尾 昂 | 投手/内野 | 大阪桐蔭 |
7 | 宮崎 仁斗 | 外野 | 大阪桐蔭 |
8 | 藤原 恭大 | 外野 | 大阪桐蔭 |
9 | 青地 斗舞 | 外野 | 大阪桐蔭 |
10 | 横川 凱 | 投手 | 大阪桐蔭 |
11 | 石川 瑞貴 | 内野 | 大阪桐蔭 |
12 | 飯田 光希 | 捕手 | 大阪桐蔭 |
13 | 山田 優太 | 内野 | 大阪桐蔭 |
14 | 大石 晨慈 | 投手 | 近大附属 |
15 | 立石 健 | 投手 | 大体大浪商 |
16 | 青木 大地 | 捕手 | 大阪桐蔭 |
17 | 中田 唯斗 | 投手 | 大阪桐蔭 |
18 | 宮本 涼太 | 内野 | 大阪桐蔭 |
19 | 中野 波來 | 外野 | 大阪桐蔭 |
20 | 榎木 貫太 | 内野 | 大阪桐蔭 |
とまぁこのようにメンバー20人中18人が大阪桐蔭の選手。これに近大附属のエース大石と、大体大浪商のエース立石が加わったというだけだ。ただここまで来たらもう大阪桐蔭のピッチャー2人追加して、大阪選抜じゃなくて大阪桐蔭で参加すればええやん!というツッコミがしたくなる有様だ。
ちなみに昨年は9/18と半分が履正社の選手が中心で、大阪桐蔭の選手は0人(詳細はコチラ→履正社という名の大阪選抜)。どうやら大阪選抜はその秋の優勝校を中心に構成されるようであるが、今年はさらにその傾向が激しくなったようだ。
大阪選抜だけがこのような構成となっているキーワードがおそらくまた「公平性」でないだろうか?選抜チームに参加ことは選手にとっては励みになる一方、投手ならライバルチームの捕手相手に投球することとなり、手の内を知られてしまうこともあり、場合によっては選手を出したチームにとって後々不利になってしまうこともある。しかし今回の大阪選抜ではメインの大阪桐蔭は北大阪、それに対してエースを出した近大附属・大体大浪商は南大阪なので、この両エースが大阪桐蔭に手の内を知られても、甲子園出場には関係ないのだ。履正社をはじめとした北大阪の選手が1人もいないということはここら辺の事情が関係しているように思える。
このようなほぼ単独チームでの出場は、選抜チームのメンバー構成を楽しみにしている人間にとっては残念な一方、楽しみもある。まずは大阪桐蔭のメンバーの現在地が知れることだ。大阪桐蔭ともなるとレギュラーはおろか、だれがベンチ入りするかということすら焦点となる。今回の18人はおそらく現在のベストの18人ではないかと考えられ、秋にはベンチ外であったが今回はメンバー入りを果たしている宮本・中野・榎木といった1年生は、センバツにかけても注目していきたい存在だ。また単独チームということで、チームとしての一体感はあり、戦い方などは洗練されていると思われる。ひょっとしたら強者たちの集まりとはいえ、寄せ集めのチームよりも強いということも考えらえるのだ。そもそも大阪桐蔭=各県からセンバツされた強者たちの集まりでもあるし…。
というわけでそんな他県とはちょっと異なった選抜チームの大阪。もはや大阪桐蔭と言いたくなるが、ちゃんと大阪選抜のユニフォームを着て戦っているようで、17日には大阪桐蔭のメンバー外の選手相手に壮行試合をやっていたようです→大阪選抜、台湾遠征へ 大阪桐蔭を母体にライバル2投手も。その相手となった大阪桐蔭のメンバー外の選手に、春のセンバツ優勝バッテリーである3年生の徳山ー福井とかが含まれているということで、この試合見てみたかったですね…。春から早稲田に進学の徳山、慶応に進学の福井がバッテリーというのも感慨深いですし…。
そんな大阪桐蔭、いや大阪選抜。台湾でどのようなプレーを見せてくれるのか注目です。

大阪選抜でも投手にショートに打撃に期待のかかる根尾

近大附属のエース大石は、秋に2度敗れた大阪桐蔭とチームメイトとなる
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