センバツ出場校紹介② 智弁和歌山
センバツ出場校紹介。
第2回目は智弁和歌山です。
秋の成績
前チームから平田・文元といった投打の主力が残るチームであったが、新人戦では箕島に敗北。しかし本大会ではその箕島に10ー0で勝利するなど圧倒的な力をみせて和歌山大会を制覇。最大の山場となったのは近畿大会の1回戦で相手はなんと履正社。エース平田が8点を奪われながらも完投すると、打線が相手を上回る12得点と打ち勝った。その後法隆寺国際を破ってセンバツ出場を決めると、勢いに乗る乙訓からは9回裏に根来の逆転サヨナラタイムリー2ベースで勝利。しかし決勝では大阪桐蔭に3期連続となる負けを喫してしまった。
秋の基本オーダー
投手陣
大黒柱のエース平田は1年夏から登板を重ねてきた本格派右腕。185㎝84㎏という立派な体格からMax144㌔の重いストレートを繰り出し、スライダー・フォーク・チェンジアップを交える。和歌山大会決勝、近畿大会の1回戦(履正社)、2回戦(法隆寺国際)戦で完投するなどスタミナも十分である一方、秋はやや失点を重ねてしまった感がある。近畿大会の準決勝からは小堀・湯浅・池田といった投手も経験を積んだ。特に小堀は決勝戦で大阪桐蔭相手に5回無失点のピッチングを見せるなどして、平田に次ぐ存在として名乗りをあげた。

智弁和歌山の大黒柱であるエース平田
野手陣
打線は久しぶりに智弁和歌山らしい強力打線が構成された。その中心はクリーンアップを務めた黒川・文元・冨田であり、秋はこの3人で49打点(11試合)を叩き出した。3番の黒川は広角に強い打球を飛ばせる2年生の強打者で、センバツ出場を決める法隆寺国際戦では4打数4安打3打点の活躍を見せるなど秋は打率.439の16打点。5番冨田は打率.417をマークし、ホームラン3本・打点17はいずれもチームトップ。センバツでは夏の甲子園に次ぐホームランを期待したい。4番を務める主将の文元も3本塁打、16打点としっかり仕事を果たした。これに加えて文元と共に1年春からレギュラーとして活躍していたが、秋を骨折で棒に振った林もセンバツには間にある見込みだ。これらクリーンアップの活躍の影にあるのが1番神先・2番西川の活躍であった。6番根来は近畿大会途中からレギュラーとなると乙訓戦では逆転サヨナラタイムリー、7番東妻もチームトップの打率.500を誇る。
守っては1年生ながら夏の甲子園でもショートを守った西川は動きが機敏で非常に守備のレベルが高い。林が復帰して元のサードに就くことで、黒川がセカンドに回ってこの西川と二遊間を組む予定。もし黒川セカンドが実現すれば、大阪桐蔭の山田健に次ぐ大型セカンドの誕生となることだろう。日体大のダブルエースの東妻を兄に持つ。キャッチャーの東妻は遠投125㍍の強肩で。高校入学後にキャッチャーとなったが、元阪神の捕手である中谷コーチのもと急成長を遂げている。

広角に打てるバッティングが武器の3番黒川

4番で主将も務める文元
センバツ制覇へのキーマン
林晃汰 サード 新3年
1年春からレギュラーとなると、1年秋には近畿大会の滋賀学園戦で2打席連続弾。2年夏の甲子園でも興南戦で逆方向の左中間にホームランを放った左のスラッガーの林。強靭な下半身からの力強いスイングで高校通算は29発、ドラフト候補として名が挙がっている。しかしその反面チームが大阪桐蔭に3期連続で敗れる中、その3試合全てで林は欠場していた。咋秋も夏の疲労骨折の影響で全試合欠場したが、センバツには間に合う見込みである。黒川・文元・冨田らが揃う強力打線に、本来であればNo1打者である林が復帰すれば、智弁和歌山の強力打線が完成することだろう。

昨夏の甲子園でホームランを放つ林
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第2回目は智弁和歌山です。
秋の成績
前チームから平田・文元といった投打の主力が残るチームであったが、新人戦では箕島に敗北。しかし本大会ではその箕島に10ー0で勝利するなど圧倒的な力をみせて和歌山大会を制覇。最大の山場となったのは近畿大会の1回戦で相手はなんと履正社。エース平田が8点を奪われながらも完投すると、打線が相手を上回る12得点と打ち勝った。その後法隆寺国際を破ってセンバツ出場を決めると、勢いに乗る乙訓からは9回裏に根来の逆転サヨナラタイムリー2ベースで勝利。しかし決勝では大阪桐蔭に3期連続となる負けを喫してしまった。
秋の基本オーダー
守備 | 選手名 | 学年 | |
1 | CF | 神先 | 3 |
2 | SS | 西川 | 2 |
3 | 3B | 黒川 | 2 |
4 | 1B | 文元 | 3 |
5 | LF | 富田 | 3 |
6 | RF | 根来 | 2 |
7 | C | 東妻 | 2 |
8 | 2B | 高瀬 | 3 |
9 | P | 平田 | 3 |
投手陣
大黒柱のエース平田は1年夏から登板を重ねてきた本格派右腕。185㎝84㎏という立派な体格からMax144㌔の重いストレートを繰り出し、スライダー・フォーク・チェンジアップを交える。和歌山大会決勝、近畿大会の1回戦(履正社)、2回戦(法隆寺国際)戦で完投するなどスタミナも十分である一方、秋はやや失点を重ねてしまった感がある。近畿大会の準決勝からは小堀・湯浅・池田といった投手も経験を積んだ。特に小堀は決勝戦で大阪桐蔭相手に5回無失点のピッチングを見せるなどして、平田に次ぐ存在として名乗りをあげた。

智弁和歌山の大黒柱であるエース平田
野手陣
打線は久しぶりに智弁和歌山らしい強力打線が構成された。その中心はクリーンアップを務めた黒川・文元・冨田であり、秋はこの3人で49打点(11試合)を叩き出した。3番の黒川は広角に強い打球を飛ばせる2年生の強打者で、センバツ出場を決める法隆寺国際戦では4打数4安打3打点の活躍を見せるなど秋は打率.439の16打点。5番冨田は打率.417をマークし、ホームラン3本・打点17はいずれもチームトップ。センバツでは夏の甲子園に次ぐホームランを期待したい。4番を務める主将の文元も3本塁打、16打点としっかり仕事を果たした。これに加えて文元と共に1年春からレギュラーとして活躍していたが、秋を骨折で棒に振った林もセンバツには間にある見込みだ。これらクリーンアップの活躍の影にあるのが1番神先・2番西川の活躍であった。6番根来は近畿大会途中からレギュラーとなると乙訓戦では逆転サヨナラタイムリー、7番東妻もチームトップの打率.500を誇る。
守っては1年生ながら夏の甲子園でもショートを守った西川は動きが機敏で非常に守備のレベルが高い。林が復帰して元のサードに就くことで、黒川がセカンドに回ってこの西川と二遊間を組む予定。もし黒川セカンドが実現すれば、大阪桐蔭の山田健に次ぐ大型セカンドの誕生となることだろう。日体大のダブルエースの東妻を兄に持つ。キャッチャーの東妻は遠投125㍍の強肩で。高校入学後にキャッチャーとなったが、元阪神の捕手である中谷コーチのもと急成長を遂げている。

広角に打てるバッティングが武器の3番黒川

4番で主将も務める文元
センバツ制覇へのキーマン
林晃汰 サード 新3年
1年春からレギュラーとなると、1年秋には近畿大会の滋賀学園戦で2打席連続弾。2年夏の甲子園でも興南戦で逆方向の左中間にホームランを放った左のスラッガーの林。強靭な下半身からの力強いスイングで高校通算は29発、ドラフト候補として名が挙がっている。しかしその反面チームが大阪桐蔭に3期連続で敗れる中、その3試合全てで林は欠場していた。咋秋も夏の疲労骨折の影響で全試合欠場したが、センバツには間に合う見込みである。黒川・文元・冨田らが揃う強力打線に、本来であればNo1打者である林が復帰すれば、智弁和歌山の強力打線が完成することだろう。

昨夏の甲子園でホームランを放つ林
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