センバツ出場校紹介③ 明徳義塾
センバツ出場校紹介。
第3回目は秋の王者(明治神宮大会優勝)の明徳義塾です。
秋の成績
高知大会では山場となったのは準決勝の高知商で逆転サヨナラ勝ちを納めると、決勝では高知も破り、高知県のライバルを破って優勝。続いて四国大会でもエース市川を中心とした安定した戦いぶりで優勝。明治神宮大会でも初戦で中央学院を破ると、準決勝では静岡から8回に4点を奪って逆転勝ち。決勝では市川の完封劇で創成館を破って明治神宮大会を制し、見事に秋の日本一に輝いた。
投手陣
秋の公式戦を1人で投げ抜いたエース市川が大黒柱となる。1年秋にも本格派右腕として北本の2枚看板として四国大会優勝。しかしその後に制球の問題などで2年夏前にサイド気味フォームに変更すると、2年夏の甲子園では14回3失点の好投をみせた。エースとなった昨秋はコーナーをつくMax145㌔のストレートにスライダー・カーブ・SFFなどを混ぜた安定したピッチングで高知商戦以外は全ての試合で3失点以下。特に明治神宮大会決勝で創成館を3安打完封したピッチングは圧巻であった。市川に次ぐ投手がいないのか課題だが、この春の甲子園前のオープン戦でも市川が滝川二を完封するなど、ほぼ全ての試合を1人で投げているように馬淵監督はすでに市川と心中する覚悟はできているようだ。

秋の大会を1人で投げ抜いて明治神宮大会を成し遂げたエース市川
野手陣
スタメン中6人が左バッターと左の巧打者が多いのが今年のチームの特徴である。秋は1番眞鍋が.412、2番田中が.419、3番菰渕が.323と左の1~3番でヒットを稼ぎ、さらに走力もあるのでチャンスメイクに優れ、その結果4番打っていた渡部はチーム最多の10打点をあげた。ただ渡部もどちらかというとこの3人と似たようなタイプであり、センバツでは3番に入ることが濃厚。そして4番には1年夏から4期連続の甲子園出場となる右のスラッガー谷合が座ることになるだろう。5番の安田もまだ2年生ながら1発のある打者で谷合に次ぐスラッガーとして期待される。その他下位打線にもしっかりと仕事のできる打者が揃い、また全体として高知商戦や静岡戦で見せたように土壇場での強さもある。
守備も10試合で9失策と安定していて、市川のピッチングを支えた。とりわけ弱点などもなく、藤森・菰渕の二遊間は非常に固く、中隈もファーストにはもったないなほどのうまさがあり、、よっぽどのことがない限りはピッチャーの市川も含めて秋の9人がそのままで続けることになるだろう。あえて言うとすれば2年生捕手の安田がリード面ではさらに経験を積んで市川のピッチングの完成度をさらに高めて欲しいところだ。

秋は打率.419をマークした2番田中

さらなる成長が期待される2年生捕手の安田
優勝へのキーマン
谷合悠斗3年 外野手
左の巧打者が多いチームにおいて、高校通算23発を誇る貴重な右のスラッガーの谷合。1年夏から5番を打つなど甲子園を経験すると、2年春には4番として早実戦でホームランを放つなど入学以来全ての甲子園をレギュラーとして迎えている。ただしまだ好不調に波があり、これにケガの影響などもあって昨秋はずっと6番を打っていた。しかし明治神宮大会の準決勝で値千金の3ランを放ち復調の兆しを見せると、決勝戦では4番に復帰し3安打を放った。結局終わってみて秋はチームトップの打率.441という成績であった。
疲労骨折で明治神宮大会後に手術をしたものの、センバツには間に合い、4番を打つことが濃厚。明治神宮大会もそうであったように谷合が打ち出すと、明徳義塾打線が一気に波に乗るのでまさにキーマンである。守備面でも馬淵監督から「外野守備は1番」との評価をもらうまでに成長したので外野の要として期待したい。

4番谷合が打つかどうかで明徳義塾の出来が大きく変わってくる
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第3回目は秋の王者(明治神宮大会優勝)の明徳義塾です。
秋の成績
高知大会では山場となったのは準決勝の高知商で逆転サヨナラ勝ちを納めると、決勝では高知も破り、高知県のライバルを破って優勝。続いて四国大会でもエース市川を中心とした安定した戦いぶりで優勝。明治神宮大会でも初戦で中央学院を破ると、準決勝では静岡から8回に4点を奪って逆転勝ち。決勝では市川の完封劇で創成館を破って明治神宮大会を制し、見事に秋の日本一に輝いた。
守備 | 選手名 | 学年 | |
1 | RF | 眞鍋 | 3 |
2 | 3B | 田中 | 3 |
3 | SS | 菰渕 | 3 |
4 | CF | 渡部 | 3 |
5 | C | 安田 | 2 |
6 | LF | 谷合 | 3 |
7 | 1B | 中隈 | 3 |
8 | P | 市川 | 3 |
9 | 2B | 藤森 | 3 |
投手陣
秋の公式戦を1人で投げ抜いたエース市川が大黒柱となる。1年秋にも本格派右腕として北本の2枚看板として四国大会優勝。しかしその後に制球の問題などで2年夏前にサイド気味フォームに変更すると、2年夏の甲子園では14回3失点の好投をみせた。エースとなった昨秋はコーナーをつくMax145㌔のストレートにスライダー・カーブ・SFFなどを混ぜた安定したピッチングで高知商戦以外は全ての試合で3失点以下。特に明治神宮大会決勝で創成館を3安打完封したピッチングは圧巻であった。市川に次ぐ投手がいないのか課題だが、この春の甲子園前のオープン戦でも市川が滝川二を完封するなど、ほぼ全ての試合を1人で投げているように馬淵監督はすでに市川と心中する覚悟はできているようだ。

秋の大会を1人で投げ抜いて明治神宮大会を成し遂げたエース市川
野手陣
スタメン中6人が左バッターと左の巧打者が多いのが今年のチームの特徴である。秋は1番眞鍋が.412、2番田中が.419、3番菰渕が.323と左の1~3番でヒットを稼ぎ、さらに走力もあるのでチャンスメイクに優れ、その結果4番打っていた渡部はチーム最多の10打点をあげた。ただ渡部もどちらかというとこの3人と似たようなタイプであり、センバツでは3番に入ることが濃厚。そして4番には1年夏から4期連続の甲子園出場となる右のスラッガー谷合が座ることになるだろう。5番の安田もまだ2年生ながら1発のある打者で谷合に次ぐスラッガーとして期待される。その他下位打線にもしっかりと仕事のできる打者が揃い、また全体として高知商戦や静岡戦で見せたように土壇場での強さもある。
守備も10試合で9失策と安定していて、市川のピッチングを支えた。とりわけ弱点などもなく、藤森・菰渕の二遊間は非常に固く、中隈もファーストにはもったないなほどのうまさがあり、、よっぽどのことがない限りはピッチャーの市川も含めて秋の9人がそのままで続けることになるだろう。あえて言うとすれば2年生捕手の安田がリード面ではさらに経験を積んで市川のピッチングの完成度をさらに高めて欲しいところだ。

秋は打率.419をマークした2番田中

さらなる成長が期待される2年生捕手の安田
優勝へのキーマン
谷合悠斗3年 外野手
左の巧打者が多いチームにおいて、高校通算23発を誇る貴重な右のスラッガーの谷合。1年夏から5番を打つなど甲子園を経験すると、2年春には4番として早実戦でホームランを放つなど入学以来全ての甲子園をレギュラーとして迎えている。ただしまだ好不調に波があり、これにケガの影響などもあって昨秋はずっと6番を打っていた。しかし明治神宮大会の準決勝で値千金の3ランを放ち復調の兆しを見せると、決勝戦では4番に復帰し3安打を放った。結局終わってみて秋はチームトップの打率.441という成績であった。
疲労骨折で明治神宮大会後に手術をしたものの、センバツには間に合い、4番を打つことが濃厚。明治神宮大会もそうであったように谷合が打ち出すと、明徳義塾打線が一気に波に乗るのでまさにキーマンである。守備面でも馬淵監督から「外野守備は1番」との評価をもらうまでに成長したので外野の要として期待したい。

4番谷合が打つかどうかで明徳義塾の出来が大きく変わってくる
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