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伊万里×大阪桐蔭【選抜高校野球大会】

3/26 選抜高校野球大会
伊万里×大阪桐蔭 @阪神甲子園球場

試合スコア
※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください
20180326伊万里×大阪桐蔭

大阪桐蔭は1回裏、先頭の宮崎が2ベースで出塁すると、2番青地のタイムリーであっさりと1点を先制。2死となるも、その後根尾・石川・山田・小泉がレフトへ4連続ヒットを放ち、初回に一挙5点をあげる。続く2回裏もまたもや宮崎の2ベースを皮切りに、中川・根尾のタイムリーで3点を追加。4回裏には伊万里の守備のミスもあり無死満塁となると、6番石川が2点タイムリーを放ち、それをレフトが後逸する間に走者一掃。さらに山田の犠牲フライで12点目を奪う。

投げてはエース柿木が完璧なピッチングで6回まで伊万里打線をヒット2本、2塁を踏ませずに三振を10個奪うピッチング。ただ中盤以降は大阪桐蔭打線の勢いも若干衰え、6回には代打井阪の犠牲フライ、7回には石川のこの日3本目のタイムリーと1点ずつを追加するにとどまる。

すると勢いが出てきた伊万里は8回表、大阪桐蔭2番手の横川から山口瑞が四球で出塁すると、7番末吉がレフトオーバーのタイムリーを放ち(打った末吉が1塁ベースを踏み忘れて戻ったために記録はシングルヒット)、初得点をあげる。9回表にも先頭の犬塚が3ベースを放つと、続く代打前川が左中間にタイムリー2ベース。さらに四球と梶山のヒットで無死満塁と球場の空気も味方につけて大阪桐蔭を攻め込むも、ここからも持ち直した大阪桐蔭3番手の森本が3連続三振を奪ってゲームセット。大阪桐蔭が4回に先発全員安打を記録するなど20安打14得点の猛攻で伊万里に快勝し、春2連覇に向けてのスタートを切った。

20180326大阪桐蔭 根尾
2本のタイムリーで3打点の活躍をみせた大阪桐蔭の根尾

20180326大阪桐蔭 小泉
好リードに加えて、打っては3安打2打点の大阪桐蔭のキャッチャー小泉

20180326伊万里 末吉
伊万里の甲子園初となる打点をあげた末吉


Topic
◆藤原は4番に
昨年痛めた右膝の影響でセンバツ前のオープン戦ではスタメンを外れたり、DHで出場していた藤原。センバツに間に合うのかが注目されていたが、この日はなんと4番でスタメンに名を連ねた。まだ走塁に不安があるので、本来の1番は外れたが、その代わりが4番というのはもはやさすがとしか言いようがない。

そんな4番の藤原であるが、第2打席では1・2塁間を抜けるライト前ヒットを放つと、伊万里の外野陣が後ろを守っていたこともあり、一気に1塁を回って2ベースにしてみせた。続く第3打席にもライト前ヒットを放ち、この日は5打数2安打という成績。回りから見るとやや物足りないが、それでも甲子園で元気な姿を見せたらことが1番の収穫であり、西谷監督も「1番でいけるところまで回復している」とコメントしていた。

20180326大阪桐蔭 藤原
ケガの影響もあり初の4番に座った大阪桐蔭の藤原


◆故郷相手に圧巻のピッチング
大阪桐蔭のエース柿木は佐賀県出身ということで、伊万里の3番古賀とは佐賀東松ボーイズ時代のチームメイトという間柄で、この一戦はまさに故郷に対して投げることとなった。そんな柿木は初回から前回でMax144㌔だがそれ以上にキレのあるストレートとスライダーのピッチングで、伊万里打線を圧倒していく。6回までで許したヒットは2本のみの無四球で、このヒットで出塁した2人のランナーが憤死したために、伊万里に2塁を踏ませずに6回を18人で調理。三振は10個奪い、7番末吉からも三振を奪っていれば先発全員三振という快投であった。

大阪桐蔭のエースとして、故郷相手に圧巻のピッチングをみせた柿木。雰囲気もどこか昨年のセンバツ優勝時のエース徳山に似てきた。スカウト陣の評価も上々で、今日の出来なら大会No1投手という称号もついてくることだろう。

20180326大阪桐蔭 柿木
6回2安打10奪三振無失点と完璧なピッチングをみせた大阪桐蔭のエース柿木


◆心配なのは柿木との格差
柿木がマウンドを降りた7回からは、左のエースである横川が登板。しかし横川はMaX135㌔と自己最速には9㌔も及ばない状態で、2イニング目となる8回には四球でランナーを出すと、7番末吉にレフトオーバーのタイムリーを浴び失点を喫してしまった。

最終回のマウンドには同じく左腕の森本が上がるが、こちらもいきなり連続長打で失点してしまうと、その後も四球とヒットで無死満塁というピンチ。ここから持ち直して3連続三振を奪ってゲームセットとしたが、なんとも後味の悪い甲子園デビューとなってしまった。

大差のついた試合、球場の雰囲気は完全に伊万里頑張れという状態でやりづらい部分もあったとは思う。それでも横川・森本のピッチングは決して褒められるものでなかった。根尾に関していえばこの試合は登板がなかったので何とも言えないが、横川は今日の試合を見える限りは不安なところがあり、柿木のレベル差は顕著であった。昨年も大阪桐蔭には140超えがベンチに5人と言われながらも、エース徳山頼みでセンバツを制覇した。今年も徳山が柿木に代わっただけで、そんな雰囲気が出てきたのは不安である。

20180326大阪桐蔭 横川
大阪桐蔭の3本柱の一角として期待されている横川であったがこの日のピッチングはイマイチであった


◆大阪桐蔭相手に見事に無四球完投
伊万里のエース山口修はストレートの最速は119㌔ながらも、100㌔前後のカーブと、110㌔前後のスライダーと緩急を駆使したピッチングで大阪桐蔭打線に立ち向かった。しかし初回にいきなり6安打を浴びて5点を失うなど、大阪桐蔭打線に捕まった。それでも5回以降の4イニングでは2失点のみで、8回裏は大阪桐蔭を3者凡退に抑えてみせた。結局20安打を浴びて14失点したものの、最後まで投げ切った。

この山口修に関して1つ凄い点があり、それは無四球であったことだ。強打の大阪桐蔭打線となると、ピッチャーが委縮してしまったり、甘くならないようにとコースをついた結果が外れたりとするので四球はおのずと増えてしまうものである。そんな中で無四球というのは本当に立派であり、ここ最近の大阪桐蔭相手に無四球で完投した投手はいるのか?というレベルであった。

20180326伊万里 山口修
14点をとられながらも大阪桐蔭相手に無四球で投げ切った伊万里のエース山口修


Pickup Player
石川瑞貴 大阪桐蔭3年 ファースト
~タイムリー3本と結果を出した新レギュラー~
レギュラー争いの激しい大阪桐蔭において、この春新たにレギュラーの座を掴んだ石川が、センバツの初戦でタイムリー3本と結果を出した。

中学時代はボーイズ日本代表の4番を務めるなど実績のあった石川であったが、大阪桐蔭では昨秋に初めて背番号14としてベンチ入り。主に外野の控えとして、代打などで出場していたが、秋の公式戦通算.214と結果を出すことはできなかった。しかし年末の台湾遠征などで結果を出すなど打力アップに成功すると、このセンバツでは背番号3を獲得した。

この試合は6番ファーストでスタメン出場を果たした石川。昨年のセンバツ優勝で.571の8打点と優勝の立役者となった山田を7番に差し置いての6番であった。そんな石川の第1打席は1回裏2死3塁という場面でカウント3B1Sから甘く入った変化球をライナー性の打球でレフト前に運ぶタイムリーヒット。第2打席は変化球をこすってしまいライトフライに倒れるが、無死満塁で迎えた第3打席では今度はストレートをレフト前に運ぶ2点タイムリー。第5打席でも2死1・3塁から初球をレフト前に運んで、この日タイムリー3本。5打数3安打4打点という活躍で、大阪桐蔭の新レギュラーとしての存在感を発揮した。

この日の石川のヒットは3本ともにライナーでレフト前といういい打球であった。打った球はそれぞれ異なったのに、同じ打球が打てるというのはしっかり自分のバッティングができている証だと思う。レギュラーとして迎える初の公式戦でしっかりと自分の仕事をしてくるあたりが、大阪桐蔭の選手層のレベルの高さを感じた。

20180326大阪桐蔭 石川
タイムリー3本で4打点の活躍をみせた大阪桐蔭の6番石川


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