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東海大相模×桐光学園【春季神奈川大会準決勝】

4/28 春季神奈川大会準決勝
東海大相模×桐光学園 @横浜スタジアム

試合スコア
※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください
20180428東海大相模×桐光学園

桐光学園は1回裏、先頭の中澤が内野安打で出塁してバントで送ると、3番山田が左中間にタイムリーヒットを放ち先制。4回裏には桐光学園は、2死ランナー無しから冨田・鈴木の連打と四球で満塁とすると、ストライクが入らなくなった遠藤が天野に押し出しの四球を与えてしまう。さらにワイルドピッチで2点目を献上し、さらに四球を与えたところで遠藤は降板。東海大相模は2番手として青柳をマウンドに送るも、中澤に押し出しの四球を与えてしまい、この回3点目を桐光学園に与えてしまう。

東海大相模の反撃は5回表、小松・山田の連打で無死1・3塁のチャンスを作ると、3森下が左中間へ2点タイムリー2ベース。なおも1死1・3塁のチャンスであったが盗塁失敗など拙攻で追加点が奪えない。すると5回裏には2死から小松のエラーでランナーを許してしまい、続く鈴木の打球もレフト上杉の処理が悪くタイムリー2ベースとなってしまう。

東海大相模は7回表にも1死満塁のチャンスを作るも、リリーフした谷村の前に渡辺が併殺に倒れるなど、桐光学園を上回る10安打を放つも、得点は5回の2点のみ。桐光学園が冨田→谷村のリレーで見事勝利して、関東大会出場を決めた。

20180428東海大相模 森下
5回に2点タイムリー2ベースを放つ東海大相模の森下

20180428桐光学園 鈴木
4回の3得点に繋がる貴重なヒットに、5回にはタイムリー2ベースも放った桐光学園の鈴木

20180428桐光学園 谷村
7回途中からマウンドにあがり無失点リリーフをみせた桐光学園の谷村


Topic
◆桐光学園の4番は1年生
桐光学園にとっては勝てば関東大会出場が決まり、相手は昨秋にコールド負けした東海大相模という重要な1戦で野呂監督が4番に器用したのは何と1年生の安達であった。安達は181㎝74㎏と1年生とは思えない立派な体格で
U-15アジアチャレンジマッチ日本代表にも選ばれた逸材であったが、準々決勝の慶応戦で公式戦初スタメン初出場を飾ったばかりで、この日の4番は大抜擢であったといえる。

安達は1打席目こそ遠藤の前に三振に終わるも、2打席目には強烈なファーストライナーを放つなど片鱗を見せると、第4打席には左中間にヒットを放ち、ここで代走を送られて交代となった。4打数1安打という結果であったが、打席に立つ姿は雰囲気があり、スイングも力強いものであった。慶応に続いて東海大相模とセンバツ出場2校を撃破した桐光学園であるがそのメンバーは2年生中心と若いチームでこの日のスタメンも3年生は山田と渡邊の2人のみであった。そこに1年生というさらに若い戦力が加わったといえそうな安達の活躍であった。

20180428桐光学園 安達
この試合で1年生ながら桐光学園の4番に抜擢された安達


◆エースは温存の東海大相模
東海大相模はセンバツでベスト4に進出したために、春の関東大会へは推薦で出場が決定している。よってすでに夏の第1シードも手にしたので、この試合の重要性は低い。よって夏に向けて桐光学園にエースを見せる必要もなく、センバツで活躍した齋藤・野口ではなく、期待の2年生右腕の遠藤を起用。ダブルエースで継投した桐光学園とは対照的であった。

序盤は快調な遠藤であったが、4回に突如制球を乱し、押し出しにワイルドピッチで降板。2番手の青柳も押し出しを与えるなど決していい内容でなく、3番手として浅海を投入せざるを得なくなった。最後には野口が登板するもいきなり連続四球を与えるなどパッとせず…結局投手陣の温存がそのまま点差となってしまった。

ただエース斎藤は登板がなく、桐光学園には見せておらず、野口も1イニングのみであった。敗北の代償となってしまったこの温存の是非が問われるのは、夏の北神奈川大会である。

20180428東海大相模 遠藤
東海大相模の先発を託された遠藤であったが、4回に突如乱れ降板となってしまった


◆点がとれなかった東海大相模
門馬監督が「今日に関しては攻撃の問題~」と語ったように、この試合の東海大相模は10安打を放ちながらも2点のみと、とにかく攻撃がうまくいかなかった。

まず先頭打者が出てもバントで送ることができず、2回~4回はいずれもノーアウトのランナーを出すも、遠藤が3バント失敗で三振、2番山田もバントファールの後に打たせて三振、渡辺もセカンドゴロといずれもランナーを進めることができなかった。

5回には森下の2点タイムリー2ベースで反撃を開始し、なおも1死1・3塁というチャンスを作るも、ここで1塁ランナーの梶山が盗塁死で2死となり一気に反撃ムードが消沈した。7回にも2四球で満塁のチャンスをもらい、さらにリリーフした谷村もしたやや不安定という状況であったが渡辺がセカンドゴロ併殺と自らチャンスを潰してしまった感が強かった。

上述のようにすでに関東大会出場が決まっていて、センバツ後でモチベーションを維持するのも難しい東海大相模であったが、このような攻撃をしていては関東大会はおろか、夏の北神奈川大会も危うくなってしまう。


Pickup Player
冨田冬馬 桐光学園2年 ピッチャー
~粘り強く投げ抜いて東海大相模にリベンジ~
人一倍のリベンジの思いをもって先発のマウンドにあがった冨田がランナーを出しながらも7回途中まで2失点と粘りのピッチングを見せた。

ちょうど1年目の春、「松井裕樹2世」「スーパー1年生」としてデビューを果たした冨田。確かにフォームは松井裕樹そっくりであり、大きく曲がるスライダーを武器とするところも同じであった。1年夏から先発にリリーフに登板を重ねて神奈川ベスト4に貢献すると、1年秋は背番号1を背負い谷村とのダブルエースとして活躍していた。しかしそんな冨田にとっての落とし穴が昨秋の神奈川大会準決勝の東海大相模戦であり、5回の途中からリリーフ登板すると、6・7回に2点ずつを奪われるなどしてコールド負け。それまでは谷村→冨田のリレーはほぼ半分ずつ投げていたが、関東大会をかけた3位決定戦では先発した谷村が完投勝利。関東大会では谷村に背番号1を奪われ、投手陣は完全に谷村中心となってしまった。

そんなわけで桐光学園の中でもひときわ東海大相模へリベンジしたいだろう冨田。この春は背番号10を背負っていたが、東海大相模打線に左バッターが多いこともあり、この試合の先発のマウンドを託された。冨田は勢いのあるストレートと持ち前の大きく曲がるスライダーに加えて、チェンジアップ(?)なども交えたピッチング。3者凡退が0回という実績が物語る通り、初回から毎回ランナーを背負うも、ピンチで粘り強く投げ抜いて4回まで無失点。冨田は投げるボールの割には簡単に点を取られてしまうというイメージがあったが、一冬越えてしっかりと勝てる投手に近づいてきていると感じた。5回には森下にタイムリーを浴び2点を失うも、相模打線の拙攻もあり、その後のピンチも凌いで結局失点はこの2点のみ。7回にピンチを招いたところで谷村のリリーフを仰ぐ形となってしまったが、7回途中2失点と結果を残した。

さらに投球以上に成長が見られたのが打撃で、なんとこの日は5番でスタメン出場。第1打席では綺麗に1・2塁間をライナーで破り、2死ランナー無しで迎えた第2打席ではレフト前にうまく落として、このヒットをきっかけに桐光学園は3得点。3打席目でも
小松のエラーを誘い、5点目のホームを踏んだ。

投打で見事に成長を遂げて、東海大相模にリベンジを果たした冨田。次は昨秋は1イニングの登板のみとなってしまった関東大会でのリベンジに期待したい。

20180428桐光学園 冨田
7回途中まで2失点の好投で見事東海大相模にリベンジを果たした桐光学園の冨田



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