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大阪桐蔭×日体大【オープン戦】

5/27 オープン戦
大阪桐蔭×日体大 @日体大健志台球場

試合スコア

前日に明石で近畿大会初戦を戦った大阪桐蔭が、関東に移動してきて行った大学との異例のオープン戦。大阪桐蔭が来るとあって日体大健志台球場は試合開始40分前に着いたわたしでも立見となるほどの超満員。迎え撃つ日体大は、4年生は教育実習などで不在らしいですが、3年生以下ではほぼフルメンバー。大阪桐蔭が金属バット、日体大が木製バットというハンデの中での試合となった。

日体大は1回裏、制球の定まらない大阪桐蔭の先発横川から連続四球でチャンスを作ると、4番高垣が左中間に先制のタイムリーヒット。宮木のヒットで2死満塁とすると。8番橋本がカウント3B2Sから3球ファールで粘った末に押し出しの四球を選んで日体大が2点目をあげる。

大阪桐蔭の反撃は3回表、普段は控え捕手であるがDH有ということで打力を生かして先発出場した飯田が左中間を破る2ベースを放ち出塁すると、1番藤原も左中間にタイムリー2ベース。日体大の先発の森の前はキレのあるスライダーで藤原・中川から三振を奪うなど「さすがは大学生」というピッチングで初回は大阪桐蔭を圧倒していたが、その藤原が2打席目には完璧な当たりを放つなど適応力の高さを見せる形で1点を返した。
20180527大阪桐蔭 藤原
適応力の高さを見せつけ2打席目にはタイムリーを放った大阪桐蔭の藤原

日体大は4回から、3年生以下であればエースといえる吉田をマウンドに送るもこの吉田が大誤算。先頭の根尾に粘られて四球を与えてしまうと、石川のライト前ヒットで無死1・3塁。山田にうまくライト前に落とされて同点とされると、続く井阪には左中間を破る2点タイムリー2ベースを浴びて逆転を許すと、飯田のヒットを挟んで、小泉にも右中間へ2点タイムリーを浴びてしまい(3塁を狙った小泉はタッチアウト)、まさかの1死とるまでに5失点であった。吉田の球も甘いところはあり、この日の出来はいいとはいえなかったし、大阪桐蔭が使っているのは金属バットである。それでも吉田は春のリーグ戦では防御率0.43をマークしたプロ注目の右腕に対して、しっかりと自分のスイングをしてこれだけの結果を残したのはさすが大阪桐蔭というところである。

リードされた日体大は5回裏。大木がエラーで出塁すると、3番三野原が右中間にタイムリー3ベース。2死3塁となってから5番エドポロも強烈な打球のレフト前ヒットを放ち、この回2点目。6回裏には橋本がライトフェンスを越えるソロホームランを放ち、5-6と1点差に迫る。
20180527日体大 橋本
6回裏にホームランを放った日体大の橋本

しかし大阪桐蔭は7回表、先頭の藤原がこちらもライトフェンスを越える特大のホームラン。前の回からマウンドにあがっていた日体大の左腕春田の変化球を見事に捉えた1発であった。春田はこの後、連続四死球にボークとペースを乱したところで降板。4番手としてはMax150㌔を誇る北山がマウンドに上がるが、5番石川は北山の威力のあるストレートを弾き返すと打球は前進守備のセンターの頭を越える2点タイムリー2ベース。石川はこれでこの試合4安打目で、レフト・ライト・センターと全方向にヒットを放ったこととなる。この春のセンバツからやっと大阪桐蔭のレギュラーを掴んだ石川であるが、センバツ以降の活躍で西谷監督の信頼を見事に勝ち取ったようで、この試合では5番とクリーンアップで起用されると、2試合目も1番打者として含めてフル出場するなどチーム内では根尾・藤原・中川・山田という前チームからのレギュラー陣に次ぐ評価を獲得しつつある。
20180527大阪桐蔭 石川
2点タイムリー2ベースを含む4安打を放った大阪桐蔭の石川


大阪桐蔭は投げては、根尾・柿木が前日の近畿大会で投げてしまったこともあり、先発の横川が162球完投。初回は制球が定まらない場面もあったが、その後は安定したピッチングを展開。センバツあたりからストレートは物足りないが、それでもスライダー・カーブ・チェンジアップといったところで相手打線のタイミングを外すことができていたので早く見せるということはできていたと思う。打線に関してはほぼレギュラーといえる日体大を5失点完投というのは1つ十分な結果であった。ということで試合は大阪桐蔭が金属バットというハンデはあるものの10ー5で勝利した。
20180527大阪桐蔭 横川
162球の力投で5失点完投勝利をあげた大阪桐蔭の横川


20180527大阪桐蔭×日体大
※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください


まず大阪桐蔭であるが、金属バットというハンデはあるものの、この結果は評価できるものだ。特に打線でいえば、対戦した投手は森・吉田・北山といった高校球界ではお目にかかれないレベルの投手であったにも関わらず、積極的にバットを振っていき、しっかりとそのボールを打ち返すなど対応力の高さが目立った。それも打線の中軸だけでなく、井阪や飯田といったセンバツではレギュラーでなかった選手までそれができているのだから本当に大したものだ。

4年生を除けばフルメンバーといえる布陣で臨んだ日体大はとって結果は寂しいものであったが、早くも来年のチームの姿が垣間見えたという意味では興味深かった。この試合のキャプテンは馬場が務めていて、リーグ戦ではセカンドを務めていた高垣がショートに回って4番ショートとまさにチームの中心を担っていた。現在の日体大の野手はレギュラーにもともと3年生以下が多く、投手陣も森・吉田・北山と揃っているので来年のチームも戦力が非常に充実していると感じた。
20180526日体大 馬場
3年生以下のこのチームで日体大の主将を務めた馬場

その中でも非常に元気な姿を見せたのが三野原・橋本という1年生の2人。三野原はリーグ戦後半からスタメン出場の機会も増えていたが、非常にミート力の高い選手であり、この日も右中間へのタイムリー3ベースを含む3打数2安打で四球も2個選んでいた。一方春はリーグ戦での出場機会のなかった橋本は1打席目に粘った末に押し出し四球を選ぶと、第3打席ではライトスタンドにホームランを放つなど3打数2安打2打点(1四球)。2人とも左腕である横川を苦にせずしっかりと結果を出していて、秋に向けてのスタメン争いはさらに激化しそうである。
20180527日体大 三野原
高いミート力でタイムリー3ベースを含む2安打を放った日体大の3番三野原


Pickup Player
井阪太一 大阪桐蔭3年 ファースト
~2本のタイムリーで早くもアピール~

井阪は178㎝85㎏というがっちりとした体格で、強靭な下半身から力強いスイングを繰り出す左の強打者である。2年秋から背番号3でベンチ入りを果たすと、主に6番ファーストを務めた。秋ただ持ち前のパンチ力を生かしたホームランはなく、打率も3割ちょっとというのは大阪桐蔭の打線においては決して満足できる数字ではなかった。冬場には石川が台頭してきて、センバツでは背番号11。主に根尾がピッチャーのときにファーストを務めたが、9打数ノーヒットとセンバツでヒットを放つことができずに、優勝はしたものの井阪個人としては不満の残る大会となってしまった。

センバツ後は大阪大会では藤原が、そして近畿大会+この日は宮崎がそれぞれメンバー外となったために石川が外野に回り、ファーストのレギュラーとして活躍している井阪は、この試合も7番ファーストでスタメン出場した。この日の井阪の最大の見せ場は同点に追いついた後に無死1・2塁で回ってきた第2打席で、初球はバントに失敗(ファール)したもののヒッティングに切り換えると
、2球目のストレートを逆らわずにうまく左中間にもっていく勝ち越しの2点タイムリー2ベース。7回の第4打席でも北山の威力のあるストレートを詰まりながらもライト前に運ぶタイムリーヒット。結果的にこの試合で2本のタイムリーを放ち、4打数2安打3打点であった。

現状では宮崎が復帰すればスタメンからまた外れてしまうという立場にある井阪にとっては西谷監督に対する大きなアピールとなったことであろう。またスタンドにいた日体大部員の話によると「1試合目のファーストはうちに来るらしい」とのことなので、それを信じるならば井阪は日体大への進学が決まっていることとなり、来年からの首脳陣に対しても早くもアピールをできたことにもなるだろう。

20180527大阪桐蔭 井阪
タイムリー2本を放って両首脳陣へのアピールに成功した大阪桐蔭の井阪



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