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雪谷×帝京【秋季東京大会1回戦】

10/6 秋季東京大会1回戦
雪谷×帝京@神宮第二球場

この日に開幕した秋季東京大会では1回戦からいきなり都立の雄である雪谷と、名門帝京が1回戦で激突した。

試合経過

20181006雪谷×帝京
※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください

雪谷は1回表、先頭の永江がいきなりライト線へのベースで出塁してチャンスメイク。1死3塁となってから3番日沼を打ち取ったと思われたが、フラフラと上がった当たりに対して帝京のライトの加田は慌てて前進するも打球はライトの前に落ちて先制。記録はタイムリー2ベースであったが、この時は風が吹いていたわけではないので加田の動きは見ている側からすると…というところであった。また永江の当たりもできればシングルヒットで止めたかった当たり。打力のある加田は背番号3ながらライトを守っていたが、この不慣れな部分が出てしまった形となる。いきなり悪い流れの帝京であったが、続く1死2塁のピンチは先発の1年生左腕の田代が松下・穂積を連続三振に斬って取り、初回を最小失点で凌ぐ。
20181006帝京 田代
初回のピンチを連続三振で切り抜けた帝京の先発田代

するとその裏の帝京は先頭の大内がライト前ヒットで出塁。2死2塁となって迎えた4番松浪はインコースの球にうまく反応すると打球はレフトスタンドに飛び込む逆転の2ランとなった。雪谷のエース穂積はコンパクトなスリークウォーターのフォームからシュートなどで右バッターのインコースをしきりに突こうとしていたので、この1打は穂積の投球を狂わす意味でも大きかった。

帝京は続く2回裏にも、先頭の浜崎が高めに浮いたスライダーを捉えてレフトスタンドへソロホームラン。さらに続く川田が四球で出塁したところで、雪谷は2番手として大澤をマウンドに送る。しかし大澤も流れを止めることができず、1死2塁から1番大内にタイムリーを浴びてしまい。さらに四球とワイルドピッチなどで得点圏にランナーを進められしまうと、4番松波に三遊間を破られてしまい、この回で合計3点を失う。
20181006帝京 大内
タイムリーを放った帝京1番の大内はこの試合4安打の活躍であった

しかし次のイニングに入った大澤は落ち着いたのか、持ち前の縦のスライダーやカーブといった変化球を中心に攻めることで帝京打線に的を絞らせないピッチング。変化球が多いため、最後に来るストレートに帝京はなかなか合わず、3回裏は3者連続三振を喫すると、4回も打者3人で片づけられてしまう。
20181006雪谷 大澤
3回は帝京打線を3者連続三振に仕留めるピッチングをみせた雪谷2番手の大澤

雪谷打線は3回表に2番横尾の3ベースからワイルドピッチで1点を返す。しかし5回から帝京のマウンドに2番手の柳沼が上がると打線は完全に沈黙していまい、大澤が好投で作った流れを掴み切ることができなかった。すると5回裏、2死から5番新垣の放った打球はレフトスタンドの後方のネットに直撃するソロホームラン。沖縄出身の期待の1年生の1発に帝京応援席は、ハイサイおじさんで大盛り上がりをみせた。
20181006帝京 新垣

さらに帝京に流れがいってしまったのが6回裏。帝京は四球と柳沼のヒットで1死1・3塁のチャンスを作るも、1番大内のあたりはレフトとショートの間のフライ。しかし太陽が目に入ったかレフトがボールを見失ってしまい、これが2ベースとなり帝京が1点を追加。確かに序盤は曇っていたところに、中盤以降はいきなり太陽が照りだすという状況ではあったが、帝京のレフトは前の回の途中にタイムをとってサングラスをし始めた。雪谷もこれは見ていたので、雪谷のレフト日沼はサングラスをせずに上記のプレーだったので非常に悔いが残り、流れも悪くしてしまうプレーであった。

帝京は8回には松波がこの試合2本目となるホームランを放ち6点差。何とかコールドを避けたい雪谷は8回表、これまえ完璧なまでに抑えられていた柳沼から先頭の横尾の左中間への2ベースで出塁すると、4番松下の犠牲フライで1点を返す。しかし反撃もそこまででこの8-3というスコアのまま帝京が逃げ切って初戦突破を決めた。
20181006雪谷 横尾
それぞれ得点に絡む2本の長打を放った雪谷の2番横尾



帝京の新チームは有望株の多い1年生が中心となると言われていた。中でもチームの中心として期待されていたのが、夏に1年生ながら二遊間のレギュラーを掴んだ小松・澤石のコンビであったが、この試合のスタメンにこの2人の名前はなかった。どうやら2人ともケガをしてしまったらしい…。ただ代わりに起用された伊藤や新垣は見事な活躍をみせた。伊藤はレフトでもショートでも見事な守備を見せていて、攻撃面でも2盗塁をマーク。新垣は3・4回と打線が沈黙していたところでの貴重な1発であった。伊藤の他にも、4安打の1番大内や4番で2ホーマーを含む3安打4打点の藤波ら2年生がプレーでチームで引っ張っていたのも印象的であった。
20181006帝京 伊藤
スタメンに抜擢されて攻守に好プレーをみせた帝京の伊藤

この秋に帝京のエースナンバーを背負うのは188㎝92㎏と超がつくほどの大型左腕の田代で、力を抜いたようなフォームからさストレートに加えてスライダー・チェンジアップなどの変化球を操っていた。体格からしたら球威はまだまだであり、抜けるボールが多くてコントロールもまだまだであったが、それでも無四球にまとめあげたのは評価できる。打席に立ってから次の回に交代をしたあたりは打撃も期待されているようだ。そしてこの試合で1番の収穫であったのは2番手としてマウンドに上がった柳沼。柳沼昨年駿台学園中のエースとして山田(二松学舎大附で1年夏から正捕手)とのバッテリーで東京の中学No1に輝きいた投手。サイド気味のフォームからノビのあるストレートにスライダー・シュート(?)などをコントロールよく投げ込んでいき、雪谷打線をテンポよく打ち取っていた。5回から最後まで5イニングをわずか55球で投げ抜いていた。この2人の他に吉田(元ロッテの吉田篤史の息子)や武者もいて、この秋の帝京投手陣はこのタイプのことなる1年生4投手で構成することになりそうだ。
20181006帝京 柳沼
5回1失点の好リリーフをみせた帝京2番手の柳沼


Pickup Player
藤波怜央 帝京2年 サード
~2年生の意地をみせた帝京の新4番~
4ホーマーを放った帝京打線を牽引したのは、2ホーマーを含む4打点の新4番藤波であった。

1年秋に背番号3をつけてベンチ入りを果たした藤波は、主にレフトのレギュラーとして活躍し、創価戦では3安打を放つ活躍をみせたが、2年春・2年夏はベンチ外となってしまった。この秋は背番号5で復帰した藤波は1次予選では5番を打っていたが、4番を打っていた小松が負傷離脱したこともあって、この試合では4番サードでスタメン出場を果たした。

第1打席は1点を先制された後、2死1塁という場面で回ってきた。すると2球目のインコースのストレートをうまく捉えてレフトスタンドに運ぶ逆転の2ラン。続く第2打席でも三遊間を破るタイムリーヒットを放つ。極め付けが8回の第4打席で初球のまたもやインコースのストレートを腕をたたんでうまく捉えると打球はまたもやレフトスタンドに消えていった。藤波はスタンスはやや狭く力を抜いた構え(田中悠に似ていてる)からコンパクトにバットを出すために対応力もあり、体近くのインコースにもうまく手を出すことができいた。結局4打数3安打4打点の大活躍であった。

1年生が中心と言われた新チームであるが、その1年生の主軸である小松・澤石が離脱。代わりに4番を務めた2年生の松波が上記のような活躍。特に1年生のミスもあって先制を許した後に、すかさず逆転弾を放ったあたりもさすがであった。帝京が久しぶりの甲子園出場を目指すうえではやはり最高学年となった2年生の活躍が必須のようだ。

20181006帝京 藤波
2ホーマーを含む3安打4打点の活躍をみせた帝京の藤波



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