21世紀枠の地区推薦校+予想
来春のセンバツの21世紀枠の地区推薦校が発表になった。
この中から東日本1校、西日本1校+全体から1校の計3校がセンバツ出場となる推薦校は以下の通り↓
この中で最有力なのは熊本西。熊本地震では被害を受け、さらにこの秋には練習試合で頭部に死球を受けた部員がなくなる不幸もあった。後者に関しては表立って選考理由にはならないものの、選ぶのは人である限り、そんな苦境を乗り越えたチームを落とすとは考えにくいし、さらに落とせば世間からの批判も必須であろう。実力面でも熊本大会では準決勝で熊本工を破っての準Vで、九州大会では佐賀学園(佐賀1位)を破り、あと1勝で実力面でもセンバツ当確と言うラインまで進出した。この2つの面から隈本西は事実上の当確と個人的には思っている。
西日本枠が熊本西で確実な一方、東日本で最有力なのは古川。東北大会ではエース千坂の好投で、秋田修英・弘前東を破ってベスト4まで進出した。秋田修英戦では8回に2点を勝ち越し勝利、弘前東戦ではサヨナラ勝ちと終盤での強さも際立った。これは東日本の中では随一の成績であり、他に21世紀枠として際立った高校も東日本にはないために最有力といえる。
3校目として注目なのは富岡西。徳島3位から接戦での強さを発揮して、四国大会では高知・帝京五という強豪を撃破。準決勝では松山聖陵に敗れたものの3-5と2点差であり、同じくベスト4だが6点差をつけて敗れた高知商よりも上とみられている。つまり四国3校前が有力であり、中国3校目との比較になるが21世紀枠以前に一般枠での出場の可能性も大いになる。選考の順番は21世紀枠→一般枠の順番なので、このことは21世紀枠の選考には影響しないが、21世紀枠で富岡西が選ばれるか否かで中国・四国の5校目に大きく影響を与える。ただ富岡西は上記の成績に加えて、創部118年での甲子園初出場ということもあり、21世紀枠としてのポイントも非常に高い。熊本西がいて、西日本の1枠目は厳しいが、全体としての3枠目の最有力である。
富岡西と3枠目を争うと思われるのが、石岡一・清水桜が丘・金津の東日本3校。石岡一は茨城ベスト4ながらMax147㌔右腕のエース岩本を擁し、水戸工・明秀日立・土浦日大という強豪を相次いで撃破した実績はかなり評価したいところ。清水桜が丘と金津はともに地区大会では初戦敗退も、清水桜が丘は静岡大会では東海大静岡翔洋、加藤学園という強豪を撃破して、決勝も御殿場西に1点差の敗北、金津も福井大会では敦賀気比・啓新(北信越準VでVでセンバツ確定)を撃破しているためにポイントは高い。この3校に関しては、東日本1枠目での選出の可能性もある。
逆に札幌大谷が神宮大会で優勝したことにより選ばれれば北海道3校目となってしまう釧路湖陵、大阪では履正社の出場が確実な中でベスト16と成績にも乏しい八尾、ややインパクトに欠ける平田の選出は厳しそうだ。
ということで個人的には
◎熊本西
〇古川、富岡西
△石岡一、清水桜が丘、金津
という予想とさせていただきます。
昨年のセンバツでも全校が初戦敗退と、ここ5年計15チームで1勝のみ(しかもそれは初戦で21世紀枠どうしが対戦したため)と、近年は成績的にはかなり厳しい状況の21世紀枠。是非とも今年は一般枠の出場チームを脅かし、センバツを盛り上げてくれるチームを選出して欲しいものです。
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この中から東日本1校、西日本1校+全体から1校の計3校がセンバツ出場となる推薦校は以下の通り↓
地区 | 高校 | 都道府県 | 秋の成績 |
北海道 | 釧路湖陵 | 北海道 | 北海道ベスト4 |
東北 | 古川 | 宮城 | 宮城準V、東北ベスト4 |
関東・東京 | 石岡一 | 茨城 | 茨城ベスト4 |
東海 | 清水桜が丘 | 静岡 | 静岡準V、東海初戦敗退 |
北信越 | 金津 | 福井 | 福井準V、北信越初戦敗退 |
近畿 | 八尾 | 大坂 | 大坂ベスト16 |
中国 | 平田 | 島根 | 島根準V、中国初戦敗退 |
四国 | 富岡西 | 徳島 | 徳島3位、四国ベスト4 |
九州 | 熊本西 | 熊本 | 熊本準V、九州ベスト8 |
この中で最有力なのは熊本西。熊本地震では被害を受け、さらにこの秋には練習試合で頭部に死球を受けた部員がなくなる不幸もあった。後者に関しては表立って選考理由にはならないものの、選ぶのは人である限り、そんな苦境を乗り越えたチームを落とすとは考えにくいし、さらに落とせば世間からの批判も必須であろう。実力面でも熊本大会では準決勝で熊本工を破っての準Vで、九州大会では佐賀学園(佐賀1位)を破り、あと1勝で実力面でもセンバツ当確と言うラインまで進出した。この2つの面から隈本西は事実上の当確と個人的には思っている。
西日本枠が熊本西で確実な一方、東日本で最有力なのは古川。東北大会ではエース千坂の好投で、秋田修英・弘前東を破ってベスト4まで進出した。秋田修英戦では8回に2点を勝ち越し勝利、弘前東戦ではサヨナラ勝ちと終盤での強さも際立った。これは東日本の中では随一の成績であり、他に21世紀枠として際立った高校も東日本にはないために最有力といえる。
3校目として注目なのは富岡西。徳島3位から接戦での強さを発揮して、四国大会では高知・帝京五という強豪を撃破。準決勝では松山聖陵に敗れたものの3-5と2点差であり、同じくベスト4だが6点差をつけて敗れた高知商よりも上とみられている。つまり四国3校前が有力であり、中国3校目との比較になるが21世紀枠以前に一般枠での出場の可能性も大いになる。選考の順番は21世紀枠→一般枠の順番なので、このことは21世紀枠の選考には影響しないが、21世紀枠で富岡西が選ばれるか否かで中国・四国の5校目に大きく影響を与える。ただ富岡西は上記の成績に加えて、創部118年での甲子園初出場ということもあり、21世紀枠としてのポイントも非常に高い。熊本西がいて、西日本の1枠目は厳しいが、全体としての3枠目の最有力である。
富岡西と3枠目を争うと思われるのが、石岡一・清水桜が丘・金津の東日本3校。石岡一は茨城ベスト4ながらMax147㌔右腕のエース岩本を擁し、水戸工・明秀日立・土浦日大という強豪を相次いで撃破した実績はかなり評価したいところ。清水桜が丘と金津はともに地区大会では初戦敗退も、清水桜が丘は静岡大会では東海大静岡翔洋、加藤学園という強豪を撃破して、決勝も御殿場西に1点差の敗北、金津も福井大会では敦賀気比・啓新(北信越準VでVでセンバツ確定)を撃破しているためにポイントは高い。この3校に関しては、東日本1枠目での選出の可能性もある。
逆に札幌大谷が神宮大会で優勝したことにより選ばれれば北海道3校目となってしまう釧路湖陵、大阪では履正社の出場が確実な中でベスト16と成績にも乏しい八尾、ややインパクトに欠ける平田の選出は厳しそうだ。
ということで個人的には
◎熊本西
〇古川、富岡西
△石岡一、清水桜が丘、金津
という予想とさせていただきます。
昨年のセンバツでも全校が初戦敗退と、ここ5年計15チームで1勝のみ(しかもそれは初戦で21世紀枠どうしが対戦したため)と、近年は成績的にはかなり厳しい状況の21世紀枠。是非とも今年は一般枠の出場チームを脅かし、センバツを盛り上げてくれるチームを選出して欲しいものです。
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