センバツには出られなかった強豪5選
センバツに出場する32校が決まった。
今日は惜しくもセンバツには出場できなかったものの、個人的に力があると思うチームのトップ5を紹介します。
5位 常総学院
2年夏にはエース格として活躍し、東洋大牛久戦では150㌔もマークした菊地に加えて、188㎝からのしなやかな腕の振りからの143㌔のストレートが武器の一條というプロも注目する2枚看板を擁していた常総学院。野手陣も1番主将正捕手の中山らを中心に選手がそろっていて、秋季茨城大会では日立一、土浦日大、石岡一そして決勝ではライバル霞ヶ関に快勝して茨城を制覇。しかし関東大会では初戦で、(結果的に関東を制する)健大高崎から最終回までリードを奪っていたものの、足をつった一條が小沢に逆転弾を浴びてしまい初戦敗退。投手としての調子があがらない菊地は3番レフトで出場し、窮地で一條をリリーフできなかったのも厳しかった。

復活が期待される常総学院の150㌔右腕菊地
4位 横浜
秋季大会後には暴力騒動で平田監督と金子部長が解任されるなどチームとしては窮地に立たされている横浜。ただ個々の選手でみると、前チームからエース格の右腕木下、2年生ながらU18日本代表候補に選ばれた左腕の松本の2枚看板に加えて、たぐいまれなる打撃センスをもつ度会・走攻守揃ったショートの津田・前チームから4番も打つ冨田と下級生のときからレギュラーで、プロも注目するような逸材が揃っている。秋季大会は桐光学園に敗れてしまったが、相手が次に紹介する安達とあればやむを得ないところもあり、来年チームの体制さえ整えば、その実力は十分に全国レベル。ただ夏の甲子園に向けては、現世代でもトップ3には入る力をもつ東海大相模という大きな壁が立ちはだかることになる。

抜群の打撃センスが光る横浜の度会
3位 桐光学園
神奈川大会では上述の横浜を破ったのが桐光学園。チームの中心はエース兼主軸の安達であり、投手としてはロッテ小島を彷彿とさせるフォームと投球で、前チームから谷村・冨田という2人を差し置いてエースを務め、横浜を2失点完投。打者としても1年春から4番を務めるなど、広角に打ち分けられる強打者である。秋は横浜だけでなく、初戦から横浜隼人→鎌倉学園→慶応→横浜→三浦学苑と強豪ひしめくブロックを勝ち上がり、準優勝。ただ安達依存が影響したか、連戦となった関東大会では安達が桐生第一打線につかまり敗退。打撃陣は馬込、仲亀ら選手はそろっているので、あとは安達に次ぐ投手が台頭さえしれくれれば、夏は東海大相模に一泡吹かす可能性も大いにある。

桐光学園の投打の柱である安達
2位 習志野
昨年のセンバツでは準優勝に輝いたチームから、山内・櫻井・小澤・和田・角田・高橋と6人のレギュラーが残る習志野。千葉大会では夏に続いて木更津総合との大激戦を制するなどして優勝。関東大会でも初戦で前橋育英に快勝するなど、その力を示したものの、2回戦では東海大相模に当たるという不運もあって6-12で完敗。それでもセンバツの関東補欠1位に選ばれる当たりはその実力が評価されたのであろう(スコア的には習志野より西武台の方がかなり優勢であった)。ただ野手陣は上述の通りに経験豊富で、勝負強さも兼ねそろえている。投手陣に関してはエース山内に次ぐ存在の台頭に期待したく、140㌔を超える本格派右腕である堀井らに期待したい。

習志野のエース左腕の山内
1位 敦賀気比
昨夏の甲子園では富島を1失点完投、3回戦でも仙台育英相手に3-4と善戦した笠島ー御簗のバッテリーが残る敦賀気比。決勝では敦賀を27-4で破るなど、全試合快勝といえるスコアで福井大会を制した。北信越大会でも、星稜と並んで優勝候補とされていたが、準々決勝では笠島が日本航空石川打線につかまってしまい敗退。それでもスリークウォーター気味のフォームから投げ込むMax145㌔のストレートを武器にした完成度の高いピッチングを展開する笠島への評価は高く、キャッチャーとしての能力に加えて新チームでは4番も務める御簗に加えて、1年生ながら夏の甲子園でもリードオフマンを務めた大島なども含めて戦力が整っていて、評価が下がることはない。

敦賀気比のエース笠島
5校中4校が関東という結果になってしまったが、最近の傾向として関西は強いところは強いが、強豪チームに偏る傾向があり、さらに今年はトップ6といっても過言でないほど強豪が順当にセンバツに出場した。それに対して関東は、突出しているのは東海大相模くらいなものの、強豪といわれるチームが多く、また関東大会で波乱が起きたこもあり、このような結果になった。他にも木更津総合、帝京、日大三、創志学園あたりは(あくまで自分の中ですが)ノミネートされていた。
まだセンバツも始まっていない時期だが、これらのチームに関しては春、そして夏と是非とも注目していきたい。
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今日は惜しくもセンバツには出場できなかったものの、個人的に力があると思うチームのトップ5を紹介します。
5位 常総学院
2年夏にはエース格として活躍し、東洋大牛久戦では150㌔もマークした菊地に加えて、188㎝からのしなやかな腕の振りからの143㌔のストレートが武器の一條というプロも注目する2枚看板を擁していた常総学院。野手陣も1番主将正捕手の中山らを中心に選手がそろっていて、秋季茨城大会では日立一、土浦日大、石岡一そして決勝ではライバル霞ヶ関に快勝して茨城を制覇。しかし関東大会では初戦で、(結果的に関東を制する)健大高崎から最終回までリードを奪っていたものの、足をつった一條が小沢に逆転弾を浴びてしまい初戦敗退。投手としての調子があがらない菊地は3番レフトで出場し、窮地で一條をリリーフできなかったのも厳しかった。

復活が期待される常総学院の150㌔右腕菊地
4位 横浜
秋季大会後には暴力騒動で平田監督と金子部長が解任されるなどチームとしては窮地に立たされている横浜。ただ個々の選手でみると、前チームからエース格の右腕木下、2年生ながらU18日本代表候補に選ばれた左腕の松本の2枚看板に加えて、たぐいまれなる打撃センスをもつ度会・走攻守揃ったショートの津田・前チームから4番も打つ冨田と下級生のときからレギュラーで、プロも注目するような逸材が揃っている。秋季大会は桐光学園に敗れてしまったが、相手が次に紹介する安達とあればやむを得ないところもあり、来年チームの体制さえ整えば、その実力は十分に全国レベル。ただ夏の甲子園に向けては、現世代でもトップ3には入る力をもつ東海大相模という大きな壁が立ちはだかることになる。

抜群の打撃センスが光る横浜の度会
3位 桐光学園
神奈川大会では上述の横浜を破ったのが桐光学園。チームの中心はエース兼主軸の安達であり、投手としてはロッテ小島を彷彿とさせるフォームと投球で、前チームから谷村・冨田という2人を差し置いてエースを務め、横浜を2失点完投。打者としても1年春から4番を務めるなど、広角に打ち分けられる強打者である。秋は横浜だけでなく、初戦から横浜隼人→鎌倉学園→慶応→横浜→三浦学苑と強豪ひしめくブロックを勝ち上がり、準優勝。ただ安達依存が影響したか、連戦となった関東大会では安達が桐生第一打線につかまり敗退。打撃陣は馬込、仲亀ら選手はそろっているので、あとは安達に次ぐ投手が台頭さえしれくれれば、夏は東海大相模に一泡吹かす可能性も大いにある。

桐光学園の投打の柱である安達
2位 習志野
昨年のセンバツでは準優勝に輝いたチームから、山内・櫻井・小澤・和田・角田・高橋と6人のレギュラーが残る習志野。千葉大会では夏に続いて木更津総合との大激戦を制するなどして優勝。関東大会でも初戦で前橋育英に快勝するなど、その力を示したものの、2回戦では東海大相模に当たるという不運もあって6-12で完敗。それでもセンバツの関東補欠1位に選ばれる当たりはその実力が評価されたのであろう(スコア的には習志野より西武台の方がかなり優勢であった)。ただ野手陣は上述の通りに経験豊富で、勝負強さも兼ねそろえている。投手陣に関してはエース山内に次ぐ存在の台頭に期待したく、140㌔を超える本格派右腕である堀井らに期待したい。

習志野のエース左腕の山内
1位 敦賀気比
昨夏の甲子園では富島を1失点完投、3回戦でも仙台育英相手に3-4と善戦した笠島ー御簗のバッテリーが残る敦賀気比。決勝では敦賀を27-4で破るなど、全試合快勝といえるスコアで福井大会を制した。北信越大会でも、星稜と並んで優勝候補とされていたが、準々決勝では笠島が日本航空石川打線につかまってしまい敗退。それでもスリークウォーター気味のフォームから投げ込むMax145㌔のストレートを武器にした完成度の高いピッチングを展開する笠島への評価は高く、キャッチャーとしての能力に加えて新チームでは4番も務める御簗に加えて、1年生ながら夏の甲子園でもリードオフマンを務めた大島なども含めて戦力が整っていて、評価が下がることはない。

敦賀気比のエース笠島
5校中4校が関東という結果になってしまったが、最近の傾向として関西は強いところは強いが、強豪チームに偏る傾向があり、さらに今年はトップ6といっても過言でないほど強豪が順当にセンバツに出場した。それに対して関東は、突出しているのは東海大相模くらいなものの、強豪といわれるチームが多く、また関東大会で波乱が起きたこもあり、このような結果になった。他にも木更津総合、帝京、日大三、創志学園あたりは(あくまで自分の中ですが)ノミネートされていた。
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