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東京ガス新加入選手(2020)

社会人野球の新加入選手の5回目は東京ガスです。

【投手】
高橋佑樹(慶応大)
山下雅善(東洋大)
【捕手】
馬場龍星(日体大)
【内野手】
北本一樹(明治大)
相馬優人(法政大)
【外野手】
加藤雅樹(早稲田大)
冨岡康宏(神奈川大)


即戦力投手としての期待が大きいのは、昨秋に神宮大会を制して日本一となった慶応大のエース高橋。Max144㌔のストレートに加えて、独特の大きな曲がりをみせるスライダー、さらに近年はカットボールも多投するようになり、投球術も高い。3年秋には6勝をあげるなどして、東京六大学では通算16勝4敗という圧倒的な勝率を誇り、神宮大会決勝では関大を7回までパーフェクトの完封勝利をあげるなど実績は十分。1年目から左のエースとしての活躍が期待される。山下は東洋大では1年春からリリーフエースとして活躍したが、それ以降は思うような成績を残せていなかった。ただ右サイドからの143㌔のストレートは魅力的であり、1年時の輝きを取り戻せれば東京ガスのリリーフ陣を担う存在にも十分なれるであろう。
20191130慶応大 高橋佑
↑高橋(慶応大)

馬場は日体大では1年時からマスクを被っていたキャッチャーで、松本(西武)・東妻(ロッテ)・吉田(ヤクルト)らとバッテリーを組み、2年秋には神宮大会を制した経験豊富なキャッチャー。タイプ的にも山内に似ているために、山内をお手本にして、1年目から山内の後継者争いに参戦したい。北本はどちらかというとアベレージヒッタータイプの打者であるが、明治大では昨年4番を務めた。春・秋のリーグ戦ではともに3割以上の打率をマークし、全日本大学野球選手権では.538の活躍で首位打者を獲得し、チームを優勝に導いた。中山の勇退で空いたサードのポジションの筆頭候補といえる。相馬はフットワークがよく守備力の高い内野手で、工なバッティングに、健大高崎らしい走塁も武器。2年春にはショート、3年秋にはセカンドでベストナインを受賞していて、東京ガスでも代走なども含めて使い勝手もよさそうである。もともと激戦区であった外野手には、今年も2人の強者が加入し、そのポジション争いはさらに激しさを究めることになるだろう。加藤は早実時代から清宮とのKK砲として夏の甲子園ベスト4に輝くなど注目されていたスラッガー。早稲田大では2年春から4番を担うと、いきなり首位打者を獲得したが、以後は春はいずれも打率が3割を超えるも、秋は2割台前半と安定して力を発揮できずに、また名門早稲田の主将で4番となると下位で指名しづらいという事情もあってかドラフト会議での指名はなく東京ガスに入社となった。神奈川大の主将であった冨岡も、2年春には打率.477をマークし、3年秋には打点王を獲得した強打をはじめとして3拍子揃った外野で、こちらも普通のチームなら1年目からレギュラーになれる逸材である。
20190616明治大 北本3
↑北本(明治大)
20180513法政大 相馬
↑相馬(法政大)
20191019早稲田大 加藤
↑加藤(早稲田大)

昨年は都市対抗は本戦出場を逃し、日本選手権でも初戦で日本生命に完敗といいところがなかった東京ガス。チームに新しい力が必要だったことに加えて、慶応のエース高橋佑、早稲田大の4番加藤がまさかのドラフト漏れをしたこともあり、計7人もの選手が加わることになった。エース臼井、主砲の笹川も「この成績ではプロに行けない」となったのかドラフトでの指名もなく、中山らが勇退したものの戦力ダウンがほぼないところに、それぞれ即戦力となり得る大学生の4人が加入。昨年のリベンジから一気に、頂点を狙える戦力が揃ったといえるだろう。


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