【センバツ出場校紹介②】中京大中京
センバツ出場校の2回目は、秋の神宮大会を制した中京大中京です。
秋の戦いぶり
高橋・印出・中山・西村といった前チームからの主力が残っているチームは、前評判が高強豪ひしめく愛知でも大本命とされていた。その評判通りに1次予選でいきなり東邦と当たるもコールドで下すと、本大会でも初戦で再び東邦と激突するも再度コールドで返り討ちにしてみせた。2回戦の愛知戦は3-2と苦戦したものの、それ以降は圧倒的な戦いぶりで決勝でも高橋が愛工大名電を完封して愛知を制した。東海大会でも初戦では高橋が準完全試合を達成するスタートを切ると、藤枝明誠・県立岐阜商を下して東海大会も制覇。神宮大会でも初戦で明徳義塾をコールドで下すと、準決勝では天理との壮絶な打撃戦を制して、決勝では健大高崎とのシーソーゲームを制した。本命として迎えるセンバツでは、神宮大会の優勝チームはセンバツでは優勝できないというジンクスを打ち払ってほしい。
戦力分析
予想オーダー
エース高橋宏はMax148㌔のストレートを武器とした右腕であり、神宮大会で完封敗けを喫した明徳義塾の馬淵監督は「松坂以上~」と評した右腕。昨秋は愛知大会で東邦・愛工大名電を完封すると、東海大会では津商相手に(7回ながら)準完全試合を達成。神宮大会の決勝ではリリーフで4回無安打無失点だったが、三振は0個など、これまでの剛のイメージだけでなく、打たせて取るすべなども身に着けて勝てる投手になってきたのが大きい。2番手の左腕松島は164㎝と小柄ながら、Max147㌔を誇り、高橋との左右2枚看板として期待されていて、元U15日本代表でMax145㌔を誇る2年生右腕の畔柳も楽しみだ。

Max148㌔を誇るエース高橋宏
キャッチャー印出、ショート中山、センター西村とプロも注目する逸材が揃う、超強力なセンターラインがチームを牽引する。印出は1年夏から5番も務めた打力で4番を打ち、守備ではセカンド送球1.8秒の強肩と好リードで高橋を支え、さらにはチームの主将も務めるまさに扇の要。中山は神宮大会の決勝では決勝打となるタイムリー3ベースを放つなど、秋は公式戦19試合で脅威の33打点んをマークした打力に加えて、軽快な動きと三遊間からの正確な送球が魅力のショートストップである。西村は秋はチームトップの打率.464をたたき出した俊足のリードオフマンであり、身長173㎝と小柄ながらパンチ力もあり、東海大会の津商業戦では場外弾を放った。この3人のレベルが際立っているが、中山と鉄壁の二遊間を形成して、神宮大会の天理戦ではサヨナラ打を放つなど打率4割を超える2番中嶌、秋は打率.370をマークしていて、「こういうバッターが9番にいるのは本当に嫌」と言いたくなる村上など他のレギュラーメンバーもレベルは高い。あえていえば、そのせいでレギュラーが固定化されてしまっているのが難点であり、これを脅かすような控えメンバーの台頭がセンバツまでには欲しいところだ。

4番主将正捕手として中京大中京を牽引する印出

秋はチームトップの33打点をマークした3番中山
センバツ制覇へのキーマン
松島元希 投手
松島は身長は164㎝ながらがっしりとした体格の左腕でストレートはMax147㌔を誇り、スライダー・チェンジアップといった変化球もしっかりと操ることができている。ただ神宮大会では天理戦に先発するも5回5失点、決勝の健大高崎戦でも5回3失点と結果を残すことができず、いずれの試合もエース高橋宏の好リリーフでチームが勝利している。秋の公式戦で防御率4.03は非常に物足りない。
センバツを制するにはピッチャーは高橋宏1人というわけにはいかず、どこかでこの松島が先発する必要がでてくるために、そこで松島がどれだけの投球を見せるかが大きなカギとなってくる。球自体はすでに全国で通用するレベルにあるだけに、本来の力をセンバツのマウンドでも発揮できれば、高橋宏を助けるどころか高橋監督から期待通りに全国でのトップレベルの左右2枚看板を構成することもできるだろう。

高橋宏との2枚看板として期待される147㌔左腕の松島
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秋の戦いぶり
高橋・印出・中山・西村といった前チームからの主力が残っているチームは、前評判が高強豪ひしめく愛知でも大本命とされていた。その評判通りに1次予選でいきなり東邦と当たるもコールドで下すと、本大会でも初戦で再び東邦と激突するも再度コールドで返り討ちにしてみせた。2回戦の愛知戦は3-2と苦戦したものの、それ以降は圧倒的な戦いぶりで決勝でも高橋が愛工大名電を完封して愛知を制した。東海大会でも初戦では高橋が準完全試合を達成するスタートを切ると、藤枝明誠・県立岐阜商を下して東海大会も制覇。神宮大会でも初戦で明徳義塾をコールドで下すと、準決勝では天理との壮絶な打撃戦を制して、決勝では健大高崎とのシーソーゲームを制した。本命として迎えるセンバツでは、神宮大会の優勝チームはセンバツでは優勝できないというジンクスを打ち払ってほしい。
戦力分析
予想オーダー
守備 | 選手名 | 学年 | |
1 | CF | 西村 | 3 |
2 | 2B | 中嶌 | 3 |
3 | SS | 中山 | 3 |
4 | C | 印出 | 3 |
5 | 1B | 吉田 | 3 |
6 | LF | 南谷 | 3 |
7 | RF | 桑垣 | 2 |
8 | P | 高橋宏 | 3 |
9 | 3B | 村上 | 3 |
エース高橋宏はMax148㌔のストレートを武器とした右腕であり、神宮大会で完封敗けを喫した明徳義塾の馬淵監督は「松坂以上~」と評した右腕。昨秋は愛知大会で東邦・愛工大名電を完封すると、東海大会では津商相手に(7回ながら)準完全試合を達成。神宮大会の決勝ではリリーフで4回無安打無失点だったが、三振は0個など、これまでの剛のイメージだけでなく、打たせて取るすべなども身に着けて勝てる投手になってきたのが大きい。2番手の左腕松島は164㎝と小柄ながら、Max147㌔を誇り、高橋との左右2枚看板として期待されていて、元U15日本代表でMax145㌔を誇る2年生右腕の畔柳も楽しみだ。

Max148㌔を誇るエース高橋宏
キャッチャー印出、ショート中山、センター西村とプロも注目する逸材が揃う、超強力なセンターラインがチームを牽引する。印出は1年夏から5番も務めた打力で4番を打ち、守備ではセカンド送球1.8秒の強肩と好リードで高橋を支え、さらにはチームの主将も務めるまさに扇の要。中山は神宮大会の決勝では決勝打となるタイムリー3ベースを放つなど、秋は公式戦19試合で脅威の33打点んをマークした打力に加えて、軽快な動きと三遊間からの正確な送球が魅力のショートストップである。西村は秋はチームトップの打率.464をたたき出した俊足のリードオフマンであり、身長173㎝と小柄ながらパンチ力もあり、東海大会の津商業戦では場外弾を放った。この3人のレベルが際立っているが、中山と鉄壁の二遊間を形成して、神宮大会の天理戦ではサヨナラ打を放つなど打率4割を超える2番中嶌、秋は打率.370をマークしていて、「こういうバッターが9番にいるのは本当に嫌」と言いたくなる村上など他のレギュラーメンバーもレベルは高い。あえていえば、そのせいでレギュラーが固定化されてしまっているのが難点であり、これを脅かすような控えメンバーの台頭がセンバツまでには欲しいところだ。

4番主将正捕手として中京大中京を牽引する印出

秋はチームトップの33打点をマークした3番中山
センバツ制覇へのキーマン
松島元希 投手
松島は身長は164㎝ながらがっしりとした体格の左腕でストレートはMax147㌔を誇り、スライダー・チェンジアップといった変化球もしっかりと操ることができている。ただ神宮大会では天理戦に先発するも5回5失点、決勝の健大高崎戦でも5回3失点と結果を残すことができず、いずれの試合もエース高橋宏の好リリーフでチームが勝利している。秋の公式戦で防御率4.03は非常に物足りない。
センバツを制するにはピッチャーは高橋宏1人というわけにはいかず、どこかでこの松島が先発する必要がでてくるために、そこで松島がどれだけの投球を見せるかが大きなカギとなってくる。球自体はすでに全国で通用するレベルにあるだけに、本来の力をセンバツのマウンドでも発揮できれば、高橋宏を助けるどころか高橋監督から期待通りに全国でのトップレベルの左右2枚看板を構成することもできるだろう。

高橋宏との2枚看板として期待される147㌔左腕の松島
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