【センバツ出場校紹介③】東海大相模
センバツ出場校紹介の3回目は、東の優勝候補筆頭の東海大相模です。
秋の戦いぶり
鵜沼・山村・西川を筆頭に前チームの主軸が残ったチームは、前評判が高かった。さらに秋の神奈川大会では横浜・桐光学園・慶応といったライバルが全て逆のブロックに入るなど組み合わせにも恵まれ、山場となるはずだった桐蔭学園戦も11-0と圧勝して、決勝でも6-2で桐光学園を破って優勝を果たした。関東大会でも初戦で駿台甲府に大勝すると、続く準々決勝では昨年のセンバツを制したレギュラーが多く残る習志野にも快勝してセンバツの切符を手に入れた。準決勝では守備の乱れなどから健大高崎に敗れたが、練習試合でも強豪相手に38勝3敗という圧倒的な強さを誇っていて、センバツでも優勝校の筆頭である、
戦力分析
前チームに続いて今年のチームも多彩な投手陣が揃っている。秋は背番号1を背負った諸隈は左のスリークウォーターでキレが抜群の好投手であり、中学時代にも日本一に輝くなど経験も豊富。これに続くのが左右の2年生投手であり、2年夏の甲子園の中京学院大中京戦では5回1失点の好投をみせた石田は角度のあるストレートが武器の左腕で奪三振率が高く、金城(巨人の金城コーチの次男)は度胸満点の投球が持ち味の右腕で、習志野戦では乱調のエース諸隈を救った。タイプの異なる3投手がいるのは羨ましい一方、エースと言い切れる存在がおらず、若干物足りなさを感じる。そこで期待がかかるのが3番ファーストで主将も務める山村で、関東大会の健大高崎戦でも先発した、Max142㌔を誇る本格派右腕は冬の間に投手練習を増やし、前チームの遠藤(阪神)のように二刀流での活躍が期待される。

センバツでは投手としての活躍も期待される山村
打線はなんといっても、高校通算ホームランが27本の1番鵜沼、32本の2番加藤、44本の3番山村。53本の4番西川という150発カルテッドが魅力。2年生ながら昨年はU18日本代表に選ばれた俊足強打の鵜沼、アベレージヒッターとパワーヒッターの両方の要素を兼ね揃えて1番頼りになる山村、西川は186㎝95㎏という体格からのスイングはまるで清原を彷彿とさせるスラッガーで秋は打率.529と確実性も加わってきた。この3人はもともと有名であったが、関東大会で12打数7安打7打点と大爆発した加藤がこれに加わった。5番吉沢は秋はチームトップの打率.615をマークしていて、内外野をこなす松本は勝負強く打点も多い。控え選手の層も厚く、攻撃面でいえばセンバツ出場校の中でもNo1と言える。守備力もセカンド加藤。ショート大塚、センター鵜沼らはハイレベルであるり、新チームからキャッチャーに転向した神里(DeNAの神里の弟)も強肩捕手と手の存在感がありセンターラインは強固だ。ただ秋の関東大会では、夏の甲子園と同様に投手が乱れたところに守備の乱れが重なって大量点を許して敗れているので、ここ1番での守備力は強化したい。

高校通算53ホーマーを誇る4番西川

高校通算32ホーマーの強打の2番加藤
センバツ制覇へのキーマン
諸隈惟大 投手
中学時代には佐倉シニアのエースとして西川や度会(横浜)らとともに全国制覇を成し遂げ、U15日本代表にも選ばれた逸材は、東海大相模でも入学当初より登板機会を得ていた。左のスリークウォーターから繰り出す球はキレが抜群で、スライダーをはじめとした多彩な変化球も武器である。しかし2年夏の甲子園の中京学院大中京戦では6回からリリース登板すると、7回には3失点を喫したところで降板…後続も打たれてしまい結局この回に7点を奪われ敗れた。新チームでは背番号1を背負い、神奈川大会では優勝の立役者となるも、関東大会の習志野戦では2回に四球を連発して降板してしまった。
実力的には十分であるが、東海大相模のエースとしてはここ1番で結果を出しておらず、この冬は山村が投手練習を増やすような形となっている。ただ打線はセンバツ出場校の中でもNo1といえる実力だけに、諸隈がエースとして降臨して投手陣が安泰となれば、東海大相模のセンバツ制覇は大きく近づくことだろう。

センバツではエースとしての働きを期待したい諸隈
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秋の戦いぶり
鵜沼・山村・西川を筆頭に前チームの主軸が残ったチームは、前評判が高かった。さらに秋の神奈川大会では横浜・桐光学園・慶応といったライバルが全て逆のブロックに入るなど組み合わせにも恵まれ、山場となるはずだった桐蔭学園戦も11-0と圧勝して、決勝でも6-2で桐光学園を破って優勝を果たした。関東大会でも初戦で駿台甲府に大勝すると、続く準々決勝では昨年のセンバツを制したレギュラーが多く残る習志野にも快勝してセンバツの切符を手に入れた。準決勝では守備の乱れなどから健大高崎に敗れたが、練習試合でも強豪相手に38勝3敗という圧倒的な強さを誇っていて、センバツでも優勝校の筆頭である、
戦力分析
守備 | 選手名 | 学年 | |
1 | CF | 鵜沼 | 3 |
2 | 2B | 加藤 | 3 |
3 | 1B | 山村 | 3 |
4 | LF | 西川 | 3 |
5 | 3B | 吉沢 | 3 |
6 | RF | 松本 | 3 |
7 | C | 神里 | 3 |
8 | SS | 大塚 | 2 |
9 | P | 諸隈 | 3 |
前チームに続いて今年のチームも多彩な投手陣が揃っている。秋は背番号1を背負った諸隈は左のスリークウォーターでキレが抜群の好投手であり、中学時代にも日本一に輝くなど経験も豊富。これに続くのが左右の2年生投手であり、2年夏の甲子園の中京学院大中京戦では5回1失点の好投をみせた石田は角度のあるストレートが武器の左腕で奪三振率が高く、金城(巨人の金城コーチの次男)は度胸満点の投球が持ち味の右腕で、習志野戦では乱調のエース諸隈を救った。タイプの異なる3投手がいるのは羨ましい一方、エースと言い切れる存在がおらず、若干物足りなさを感じる。そこで期待がかかるのが3番ファーストで主将も務める山村で、関東大会の健大高崎戦でも先発した、Max142㌔を誇る本格派右腕は冬の間に投手練習を増やし、前チームの遠藤(阪神)のように二刀流での活躍が期待される。

センバツでは投手としての活躍も期待される山村
打線はなんといっても、高校通算ホームランが27本の1番鵜沼、32本の2番加藤、44本の3番山村。53本の4番西川という150発カルテッドが魅力。2年生ながら昨年はU18日本代表に選ばれた俊足強打の鵜沼、アベレージヒッターとパワーヒッターの両方の要素を兼ね揃えて1番頼りになる山村、西川は186㎝95㎏という体格からのスイングはまるで清原を彷彿とさせるスラッガーで秋は打率.529と確実性も加わってきた。この3人はもともと有名であったが、関東大会で12打数7安打7打点と大爆発した加藤がこれに加わった。5番吉沢は秋はチームトップの打率.615をマークしていて、内外野をこなす松本は勝負強く打点も多い。控え選手の層も厚く、攻撃面でいえばセンバツ出場校の中でもNo1と言える。守備力もセカンド加藤。ショート大塚、センター鵜沼らはハイレベルであるり、新チームからキャッチャーに転向した神里(DeNAの神里の弟)も強肩捕手と手の存在感がありセンターラインは強固だ。ただ秋の関東大会では、夏の甲子園と同様に投手が乱れたところに守備の乱れが重なって大量点を許して敗れているので、ここ1番での守備力は強化したい。

高校通算53ホーマーを誇る4番西川

高校通算32ホーマーの強打の2番加藤
センバツ制覇へのキーマン
諸隈惟大 投手
中学時代には佐倉シニアのエースとして西川や度会(横浜)らとともに全国制覇を成し遂げ、U15日本代表にも選ばれた逸材は、東海大相模でも入学当初より登板機会を得ていた。左のスリークウォーターから繰り出す球はキレが抜群で、スライダーをはじめとした多彩な変化球も武器である。しかし2年夏の甲子園の中京学院大中京戦では6回からリリース登板すると、7回には3失点を喫したところで降板…後続も打たれてしまい結局この回に7点を奪われ敗れた。新チームでは背番号1を背負い、神奈川大会では優勝の立役者となるも、関東大会の習志野戦では2回に四球を連発して降板してしまった。
実力的には十分であるが、東海大相模のエースとしてはここ1番で結果を出しておらず、この冬は山村が投手練習を増やすような形となっている。ただ打線はセンバツ出場校の中でもNo1といえる実力だけに、諸隈がエースとして降臨して投手陣が安泰となれば、東海大相模のセンバツ制覇は大きく近づくことだろう。

センバツではエースとしての働きを期待したい諸隈
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