社会人野球 各チームのドラフト候補筆頭は【東京前編】
社会人野球の各チームの中で、ドラフトでの指名に1番近い(と個人的に思っている)選手を紹介していきます。
2回目は東京のチーム(前編)です。
JR東日本
西田光汰 投手
JR東日本の10年連続でのプロ入り選手輩出の最有力となるのがリリーフエースの西田。大体大浪商では2年夏に大阪準Vを達成すると、JR東日本では1年目に右肘の手術を経験するも、高卒ながら2年目にはリリーフエースに成長し、都市対抗では住金鹿島から5連続三振を奪うなど3試合に登板していずれも無失点。3年目となった昨年も同じくリリーフエースとして活躍し、太田とともにドラフト候補にも上がったが、10月にまたもや右肘の手術を受けたために指名はなし。ただこの春にはすでに復帰を果たして、オープン戦でも順調な仕上がりをみせていた。西田はMax147㌔のストレートに加えて、大きく縦に曲がるスライダーが武器の右腕で、なんといっても度胸満点でピンチの場面でもマウンドに送れるのが強みだ。2度の手術をスカウトがどう評価するかで順位は変わるかもしれないが、高卒4年目ということもあり指名は濃厚であろう。

鷺宮製作所
平川裕太 投手
鷺宮製作所ではドラフト候補としては平川が1つ抜けた存在である。国際武道大では2年春よりリリーフエースとして活躍し、3年春には全日本大学野球選手権準優勝。4年時には伊藤の代わりにエース(先発)としてチームを牽引し、春秋ともに5勝をあげてMVPを獲得し、2年連続で全日本選手権準優勝を果たす。鷺宮製作所でも1年目からリリーフエースとして重要な場面で起用され、日本選手権では2試合で3イニングを無失点に抑え、シティライト岡山戦では白星も手にした。バネのあるフォームからのMax151㌔のストレートに加えて、得意のSFFやスライダーなどを操り、先発もリリーフもこなせる使い勝手の良さもプロから人気がありそう。もともと大学時にも志望届を出していれば…という逸材であり、順調にいければ今年プロ入りとなることだろう。

東京ガス
笹川晃平 外野手
エースの臼井と、主軸の笹川が昨年もドラフト会議で名前が呼ばれなかったのは不思議であった。笹川は浦和学院で主軸を務め、甲子園には3度出場して通算打率.458をマークし、3年夏には大谷・藤浪らとU18日本代表にも参加。東洋大に進学すると、1年春より4番を務め、(3年秋までは2部であったが)東都通算12発、104安打をマークし、1部では4年秋に首位打者・ベストナインを獲得した。東京ガスでも入社直後から4番を務めると、1年目から社会人日本代表でも4番を務めた。53年目の昨年は1番打者を務めることもあるなど0㍍6.1秒の走力、さらには強肩も兼ねそろえている。東京ガスは昨年の楠に続き、今年も加藤・冨岡と大学球界屈指の外野手が加入していて、いよいよ笹川が満を持してプロの世界に飛び込むのかもしれない。

以上です。
東京の残り3チームは次回にさせていただきます。
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2回目は東京のチーム(前編)です。
JR東日本
西田光汰 投手
JR東日本の10年連続でのプロ入り選手輩出の最有力となるのがリリーフエースの西田。大体大浪商では2年夏に大阪準Vを達成すると、JR東日本では1年目に右肘の手術を経験するも、高卒ながら2年目にはリリーフエースに成長し、都市対抗では住金鹿島から5連続三振を奪うなど3試合に登板していずれも無失点。3年目となった昨年も同じくリリーフエースとして活躍し、太田とともにドラフト候補にも上がったが、10月にまたもや右肘の手術を受けたために指名はなし。ただこの春にはすでに復帰を果たして、オープン戦でも順調な仕上がりをみせていた。西田はMax147㌔のストレートに加えて、大きく縦に曲がるスライダーが武器の右腕で、なんといっても度胸満点でピンチの場面でもマウンドに送れるのが強みだ。2度の手術をスカウトがどう評価するかで順位は変わるかもしれないが、高卒4年目ということもあり指名は濃厚であろう。

鷺宮製作所
平川裕太 投手
鷺宮製作所ではドラフト候補としては平川が1つ抜けた存在である。国際武道大では2年春よりリリーフエースとして活躍し、3年春には全日本大学野球選手権準優勝。4年時には伊藤の代わりにエース(先発)としてチームを牽引し、春秋ともに5勝をあげてMVPを獲得し、2年連続で全日本選手権準優勝を果たす。鷺宮製作所でも1年目からリリーフエースとして重要な場面で起用され、日本選手権では2試合で3イニングを無失点に抑え、シティライト岡山戦では白星も手にした。バネのあるフォームからのMax151㌔のストレートに加えて、得意のSFFやスライダーなどを操り、先発もリリーフもこなせる使い勝手の良さもプロから人気がありそう。もともと大学時にも志望届を出していれば…という逸材であり、順調にいければ今年プロ入りとなることだろう。

東京ガス
笹川晃平 外野手
エースの臼井と、主軸の笹川が昨年もドラフト会議で名前が呼ばれなかったのは不思議であった。笹川は浦和学院で主軸を務め、甲子園には3度出場して通算打率.458をマークし、3年夏には大谷・藤浪らとU18日本代表にも参加。東洋大に進学すると、1年春より4番を務め、(3年秋までは2部であったが)東都通算12発、104安打をマークし、1部では4年秋に首位打者・ベストナインを獲得した。東京ガスでも入社直後から4番を務めると、1年目から社会人日本代表でも4番を務めた。53年目の昨年は1番打者を務めることもあるなど0㍍6.1秒の走力、さらには強肩も兼ねそろえている。東京ガスは昨年の楠に続き、今年も加藤・冨岡と大学球界屈指の外野手が加入していて、いよいよ笹川が満を持してプロの世界に飛び込むのかもしれない。

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