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高校時代控え投手からドラフト候補へ

分業制が進んできたとはいえ、エースという存在が際立つのが高校野球。力ただ大学野球ともなると、先発は2人は必要ですし、リリーフなども含めて必要な投手の枚数が増えるために投手の活躍の場が増えてくる。さらに高校時代は絶対的エースがいたためにエースでなかった実力者も、そのエースがいなくなれば大学ではエースとなったりもする。

そんなわけで今回は高校時代はいわゆる控え投手であったが、今年のドラフト候補となっている大学生投手を紹介していきます。

まずその筆頭格となるのが、ドラフト1位候補とされている東海大の山崎。明石商では149㌔右腕として注目されていたものの制球などに課題があり、明石商では3年春にセンバツ4強入りを果たしたときはエース吉高が全試合完投で、山崎に登板の機会はなかった。ただセンバツ後には課題を克服し、3年春の兵庫大会決勝では報徳学園から完封勝利をあげるも、ダブルエースとして期待された3年夏は肘痛の影響で外野手のみの出場となる。ただ東海大ではMaxを153㌔にまで伸ばし、カットボールを最大の武器とするなど、そのポテンシャルを開花させ、2年春から先発に定着すると、3年春秋は連続でリーグMVPに輝き、大学日本代表にも名を連ねた。今年は右肘の靭帯を断裂してしまい離脱しているのがプロとしても気がかりだが、プロ入りを希望すれば指名は間違いない。是非とも秋季リーグまでには復帰して、高校時代のエースであった日体大の吉高との投げ合いも見たいものだ。
20191031東海大 山崎


山崎が離脱したことによって、東海大の投手陣の中心として期待される松山も、東邦時代にはエース藤嶋(中日)がいたために、メインは3番ライトであり、投手としては2番手という扱いであった。それでも3年夏は藤嶋が不調気味だったこともあり、甲子園で3試合に登板し、最終回に5点差を逆転した伝説の光星学院戦でも、6回2/3のロングリリーフをみせ勝ち投手となっている。東海大ではサイド気味のフォームからのMax147㌔のストレートとスライダーが武器の左腕として活躍していて、ロングリリーフもこなすなど使い勝手の良さも際立ち、3年秋は5試合に登板して防御率0.79。プロの世界でも左バッターキラーになれそうな存在な投手である。
20190616東海大 松山


4年前の夏の甲子園を制した作新学院は、エース今井(西武)が全試合に先発して栄冠を勝ち取ったが、このとき控え投手であった2人も現在はドラフト候補になっている。このときの甲子園では4番ファーストとして3試合連続ホームランを放った入江は、そもそも春までは今井を抑えてエースであったこともあり、明治大に進学すると投手に専念。186㎝の長身から投げ下ろすMax151㌔のストレートを武器に1年春からリーグ戦で登板を重ね、3年秋には8試合に登板して防御率0.82という活躍をみせ、冬には大学日本代表候補合宿にも参加。今年は明治大のエースとして期待されている。甲子園では背番号10であった左腕の宇賀神も、Max143㌔のストレートにスライダー・チェンジアップを武器として、富士大では3年春に防御率0.61の活躍で、最優秀防御率と優秀選手賞を受賞している。
20181117富士大 宇賀神2


同じく4年前の甲子園では2回戦で履正社×横浜という超強豪対決が実現した。このときの横浜の先発はエース藤平(楽天)でなく、左腕の石川であった。その石川は法政大に進学すると、2年春からリリーフとして活躍し、2年秋にはリリーフながら3勝をあげ、防御率も0.63という活躍。ややシーズンごとに波が激しいが、左腕ながら正真正銘のオーバースローで投げ下ろすMax146㌔のストレートには角度があり、今年の活躍次第では十分に指名もあり得る逸材だ。履正社にはエース寺島(ヤクルト)、さらには日本ハムの指名を拒否した2番手山口(JR東日本)という左腕2人がおり、当時から140㌔を超える右腕であった大畑は何とベンチ外であった。しかし奈良学園大では182㎝90㎏という体格からのMax147㌔のストレートを武器に、2年春には5勝をあげて最優秀投手賞を獲得し、3年秋にもベストナイン(投手)を受賞し、今年はプロ注目の右腕となっている。
20180513法政大 石川


横浜に勝利した履正社であるが、次戦では常総学院のエース鈴木(法政大)の前に打線が沈黙し敗退。常総学院の2番手であったサイド右腕の倉田は、秀岳館戦で5回無失点の好投をみせるなど、履正社戦以外の3試合ではいずれもリリーフで甲子園のマウンドにあがった。倉田はサイドスローからのMax145㌔のストレートに、曲がり幅の異なるスライダーを操り、ツーシームなども駆使する器用な投手であり、立正大では3年秋に開幕投手を務めるなど活躍。3年春にはリーグ3位の防御率1.64をマークしているものの、なかなか打線の援護がなく、ここまでリーグ戦では勝ち星がないものの、舘山のような投手になり得る逸材である。
20190410立正大 倉田


昨年の明治神宮大会では4強入りを果たした城西国際大の舘も、平塚学園ではエースは高田(法政大)であり、3年夏は背番号19で3・4番手という扱いであった。ただ城西国際大では2シームやカットボールを駆使した投球を身に着け躍進すると、3年秋には4勝、防御率0.92でリーグ制覇に貢献。明治神宮大会の出場をかけた横浜市長杯では準決勝で白鴎大を完封し、決勝の東海大戦でも好リリーフをみせ最優秀選手賞を受賞。今年も中島と城西国際大の2枚看板として期待されていて、スカウトも注目している。
20191031城西国際大 舘


最後に紹介したい赤上は、高校時代はもはや投手ですらなかった。角館では絶対的エースとして小木田(TDK)がいたこともあり、赤上は1番ショートとして活躍していた。東北公益文科大にもショートとして入学するも、その肩の強さを見込まれて投手に転向すると、いきなり1年秋にはリリーフとして6試合に登板して防御率0.79といい成績を残す。2年秋からエースとなり、3年春にはリーグ2位の防御率0.09をマークすると、3年秋には4勝をあげてチームを10季ぶりのリーグ制覇に導き、MVPに輝いた。ストレートはMax153㌔をマークするまでになり、まだ投手経験が浅くコントロールなどに課題はあるものの、それがプロから見れば逆に伸びしろでもあり、ポテンシャルも含めて指名されることもありそうだ。


以上です。


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